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Lose Memory…
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1:
杏奈
前回、水商売の変貌を書いて杏奈です。
また小説書こうと思うのでよかったら呼んで下さい。2006-01-03 03:52:00 -
96:
杏奈
それからもそのままで、ほんまにテレビ見たかったんか知らんけど、2時間近くずっとテレビ見て笑ってた。
「ほんまに見たいテレビやったんやぁ」
「だからゆうたやん」
「…」
「何を期待してたん?」2006-01-05 01:36:00 -
97:
杏奈
「きっ、期待なんかしてないし」「顔赤いで(笑)やらしいなぁ」
何なんめっちゃからかわれてるやん…。
「亜希ーこっちこいや」2006-01-05 01:38:00 -
98:
杏奈
「なんで」
「いーからこいって」
「拓也が来たらいいやん」私は何か分からんけど恥ずかしかった。
「分かった分かった」拓也はそう言いながらも私のそばまで来ると、後ろにまわって私の背中から囲うみたいに座ってた。2006-01-05 01:40:00 -
99:
杏奈
それから後ろから手を回して私の手を触りながら抱きしめてきて…。
頭にチュッてする音が聞こえたけど、それ以上は何もしてこなかった。
逆にそれがめっちゃドキドキしてた。じらされてるような感じがして。2006-01-05 01:44:00 -
100:
杏奈
「亜希…」
耳元で聞こえる声が優しく感じた。あんなに無愛想で怖かった拓也が、今はこんなになってる。
「俺な、ほんまのことゆうと前から亜希のこと気になっててん。さっきゆうたやろ?電車で見たことあったって」2006-01-05 01:48:00 -
101:
杏奈
「うん…」
「だから帰りに乗る駅もおりる駅も同じやしよく時間とか合わして乗ったりしてた。でも亜希いつも時間バラバラやろ?俺あほやけど待ったりしてたもん」
「ストーカーや(笑)」
「そうやな」2006-01-05 01:52:00 -
102:
杏奈
「亜希は拓也のこと最初怖かったで。愛想も悪いし口悪いし第一印象最悪やった。でも二回も助けてくれたし優しいとこあるなぁと思った」
「なんもでーへんぞ」
「でな、亜希も気になっててん。だから今日も公園で見た時ちょっと嬉しかったから声かけてんで」2006-01-05 01:58:00 -
103:
杏奈
「そっか…よかった」
「てゆうか地震めっちゃ怖くなかった?久しぶりにビックリしたってー」
「は?何ゆうてるん?あ、そういえば昨日そんなことゆうてたよなぁ…そんなビビる地震なんかなかったやん。」
拓也は冷静な声で答えた。2006-01-05 02:01:00 -
104:
杏奈
「えーっ?嘘やん?めっちゃ揺れてたのに」
「夢でも見てたんちゃうか?それか亜希の頭がおかしいかやな(笑)」
「もぉ!」
拓也は笑ってた。私も笑ってた。うん、笑ってられた。何も知らなかった頃は…笑ってられたのに…。2006-01-05 02:05:00 -
105:
杏奈
私の頭はおかしい時があった。勘違いの地震、仕事でのミス、真奈との約束破り、洗顔と歯磨き粉の間違い、お金の精算も…
物忘れや勘違いが…多かった。
私はまだ若い。この時の私には病気なんてこと想像もつかへんかった。2006-01-05 02:09:00