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?手紙?

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  • 1:

    ユリア

    長い間お待たせして申し訳無いですm(_ _)m
    これは、ユリアがある方から聞いた実話を元に書きます。

    2005-10-07 19:56:00
  • 2:

    ユリア

    あれから…
    どれくらいの
    月日が通り過ぎたかな?
    流れゆく当たり前の時間
    こんなに愛おしいと教えてくれた
    きみに感謝を込めて…

    2005-10-07 20:03:00
  • 3:

    ユリア

    君と出会ったのは、そう…
    こんなまだ春の兆しさえ見え無い肌寒い冬の日。君は華奢な体に白いコートを纏って、まるで天使のようで僕は、一瞬で心を奪われたんだ。

    2005-10-07 20:06:00
  • 4:

    ユリア

    「ねぇねぇ俊君」
    さっきからひつこくまとわりつく女を疎おしく感じ顔をしかめ俊と呼ばれた男は、突然走り出した。背後で何か罵声を浴びせかけているが、気にすることもなく走り続けた。「ハァ…ハァ…」途切れ途切れに吐いた息が冬の冷えきった空気に白く染まる。
    僕は立ち止まり後ろを振り向きどうやら巻いたことを確認すると、軽い足取りで街中に流れるクリスマスソングに合わせ鼻歌を歌った。
    並木通りの木には、赤や青といった色とりどりの電飾が飾られ、飲み屋の呼び込みの兄ちゃんは、サンタの格好をし、通り過ぎる女の子達は、来月の予定を嬉しそうに頬を赤らめ話し街中がクリスマス一色に染められていた。

    2005-10-07 20:18:00
  • 5:

    ユリア

    浮き足だった雑踏の中、幸せそうに笑う人達を見ていると、自然と顔が綻んでしまっていたが、大きなもみの木を見つけ立ち止まると、しぼんでゆく風船のように、気持ちが沈んでいった。

    2005-10-07 20:23:00
  • 6:

    ユリア

    幼い頃の悲しい記憶が僕の目の前に広がろうとしていた。
    その時だった。何かがキラッと光り、その方向へと視線を移した僕は、そこにこちらを向いて立っている彼女に目を奪われ暫くその場から動けないでいた。
    「天使……?」消えそうな声で聞いた僕に柔らかな笑顔を一瞬向けると、待ち合わせしていたのだろう駆け寄ってきた、女の子に気づくとそのまま、人混みの中へと消えていった。

    2005-10-07 20:32:00
  • 7:

    ユリア

    携帯の電池がヤバイので少し休憩します。また後で書きにきますね。

    2005-10-07 20:34:00
  • 8:

    みぅ

    前のヤツも見てました?
    この小説も楽しみにしてまぷ???レス第1号やぁっ??

    2005-10-08 16:14:00
  • 9:

    ユリア

    みぅさんありがとう(>_

    2005-10-08 19:34:00
  • 10:

    ユリア

    彼女の消えた方を僕は暫く見つめていたが、寒さに身震いをすると、人混みを掻き分け家路へと急いだ。玄関を開けると、静まり返った暗い部屋が僕を出迎える。ここに住み始めた当初は心細さを覚えたが今となっては、一人の空間が居心地の良いものになっていた。
    渡り廊下の電気をつけリビングへと真っ直ぐに向かうと僕はエアコンのスイッチを入れ、冷蔵庫からビールを出し、ドサッとソファに腰かけるとテレビをつけた。特に観るわけでもなくぼんやりとニュースを観ながら僕はいつしかウトウトと居眠りをしていた。

    2005-10-08 19:44:00
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