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Anytime I believe your smile

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  • 1:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    みんなの笑顔が大好きだ。その笑顔が消えてしまうことや、その笑顔の裏側を知ることになろうとは予測もしなかった。
    人ってそうゆう生きものってことを忘れ人を信じてきた。
    今のあたしは人の笑顔が恐い

    2006-02-07 22:22:00
  • 2:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「なち、なちが幼稚園の頃、園長先生に“この子は世渡り上手になりますよ。人によって顔を使い分けてる”って言われたことがある。」
    あたしは明かりの消えた部屋で小さなタバコの火を眺めながら母親に聞かされた言葉を思い出していた。

    2006-02-07 22:28:00
  • 3:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    あたしは八方美人。周りに合わせて言葉を選び、常に人の下に立つ事で自分を守ってきた。その事でたくさん傷ついたけど、それがあたしの生き方だった。

    2006-02-07 22:30:00
  • 4:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    小学生の頃、幼なじみの幸奈(ユキナ)、仁美(ヒトミ)と仲が良かった。
    幸奈は気が弱く自分の意見をはっきりと言えない子で母親は過保護。何かあるとすぐ泣いて母親に報告し、母親は飛んで来る。
    幸奈はあたしより下の立場であたしと平等な恵(メグミ)の間を行ったり来たりしていた。あたしはよく恵と衝突した

    2006-02-07 22:36:00
  • 5:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    仁美は気が強く、毎回喧嘩をしていた。でもいつも一緒だった。
    仁美と二人でよく幸奈にちょっかい出してたなぁ。
    小学5年。亜梨沙(アリサ)が輪に加わった。この時、幸奈は恵の方に居たので亜梨沙は幸奈の代わりだった。

    2006-02-07 22:42:00
  • 6:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    これから中学入学まであたしは亜梨沙をイジめたんだ。
    亜梨沙、あんたとの出会いはタイミング悪かった。
    あたしの家は兄貴と父、母の4人家族。父はサラリーマンをしながら兄貴の野球のコーチをしていた。お酒が大好きで毎日飲んでは説教から始まり暴力に発展、落ち着けば潰れていた。母は過保護で何事にも干渉してきた。パチンコ好きでいつも帰りが遅く、「妹やから。お兄ちゃんがこう言ってるでしょ!」が口癖だった。兄貴は親の期待もあり野球に没頭。女癖が悪く金使いも荒い。しかしごく一般家庭だった。

    2006-02-07 22:50:00
  • 7:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「今からおばあちゃんち行くから!」母の声に起こされたあたしは小学に「法事で…」と欠席連絡をする母の言葉に(なぁんや、法事かぁ)としか思ってなかった。
    おばあちゃんちは親戚も住んでいて親戚の家族もあたしの家族構成と同じだった。あたしはおじさんが大好きだった。

    2006-02-07 22:54:00
  • 8:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    車に乗り込んだあたしは変な感じがした。小学生ながら嫌な予感を察知していた。そして、その予感は的中した。
    おばあちゃんちに着いて母、父、おばあちゃん、おじさん、おばさんが何やら話し込みはじめた。退屈なあたしは兄貴にちょっかいを出す。あたしは楽しかった。久しぶりに親戚にも会って楽しかったんだ。

    2006-02-07 22:58:00
  • 9:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    そして夜、我が家に帰るなり夫婦喧嘩勃発!いきなりの事で戸惑うあたしを理由を理解している兄貴は自分の部屋に連れて行き静かに口を開いた。
    「なち?なちはお父さんとお母さんどっちが好き?」『お母さん』素直な気持ちだった。酔った父しか印象に無いあたしは父が大嫌いだった。

    2006-02-07 23:02:00
  • 10:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「そっか。もしもお父さんがおらんくなったら二人でお母さんを助けような?」 『お父さん…おらんくなるん?』 「お父さんな、借金あるねんて。」 『借…金?』あたしには一気に全てを理解する事は簡単だった。
    その後、何を話したかは覚えてないが、翌朝兄貴の布団で目が覚めた

    2006-02-07 23:07:00
  • 11:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    (学…校)あたしは体を起こした。(??!)天井がぐるっと回りベッドから床に落ちた。あの時のことは鮮明に覚えている。
    ドターンッッッ!!物凄い音にびっくりして母親が飛んできた。
    「なち!なち!な…!…ち!な……!………!」母の声がどんどん遠ざかっていく。

    2006-02-07 23:11:00
  • 12:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「あんた!丸1日も起きやんかってんよ?!」そう、あたしの見た明るい空は1日後の朝だった。医者によると精神的なショックを受け入れきれなかったのでしょう、とゆうことだった。検査は何とも無いので自宅療養となった。家に帰ってその晩、あたしは食欲を無くしベッドから起き上がる事が出来なくなっていた。トイレは母親に担がれた。これこそ無気力だったのかなと思う。

    2006-02-07 23:23:00
  • 13:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    頭が痛い、吐き気がする。平熱だがだるかった。寝込んでるのに夫婦喧嘩の声が響いていた。
    3日目の夜、父が部屋にきた。あたしは無意識に父に寝たフリをした。部屋の明かりを付け、あたしを起こした父。そしていきなり父はあたしに土下座をした。自分のせいでなちをこんなに苦しめていると謝る父の声は震えていた。そしてあたしの頬にも涙が流れた。話し合いの結果、おじさんの家は離婚、あたしの家は保留となった。穏やかな生活が戻ったがあたしは毎年正月におじさんに会える楽しみを奪われた。

    2006-02-07 23:30:00
  • 14:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    父の帰宅後、あたしは決まって『お帰りなさい』と言い、傍に寄る。(また酒の匂い…)そして寝静まった頃に起きだしてガレージに行き父の車の中を覗く。(また日本酒…)あたしはあの父が謝るとき「酒をやめる」と言ったことが信用しきれなかった。(あのお父さんが辞めれるわけない)確信していた

    2006-02-07 23:33:00
  • 15:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    母は前にも増してパチンコに行きラストまで帰って来なかった。「ストレス溜まるのよ!」母はよく言ってた。
    兄貴は野球で毎晩遅くなり、あたしはいつも一人だった
    淋しいとか言わない。お父さんの事も言わない。何も言わない。あたしは自分の部屋に居る時間が増えた

    2006-02-07 23:37:00
  • 16:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    溜りに溜まった欝憤が爆発した。その相手が亜梨沙だった。
    幸奈は放ってた。亜梨沙も幸奈と同じ様に恵の間を行ったり来たりし始めた。最初は笑ってた。ある日、恵にあたしの秘密をバラした事が発覚。あたしは切れた…学校のトイレであたしは産まれて初めて人を殴った。亜梨沙の顔面にパンチが入る。亜梨沙は鼻血を流しながら必死に謝り続けた。そんな亜梨沙を見ていると余計にイライラした。

    2006-02-07 23:42:00
  • 17:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    その日から本格的ないじめがスタート。パシリ、カツアゲ…毎日一緒にいた。亜梨沙、あんたにとって毎日が地獄やったやろうなぁ。あたしは気付いてたんよ。でも止まれへんかった。罪悪感が一層あたしを止まらせてくれへんかった。

    2006-02-07 23:45:00
  • 18:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    小学6年の冬。仁美と仲良しの亜由美(アユミ)に告られた。あたしは基本バイやから偏見は無かったが付き合うことはなかった。
    しかし、亜由美によってあたしのファーストキスは奪われた…らしい(眠っていたので記憶なし)

    2006-02-07 23:48:00
  • 19:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    春休み、亜梨沙と連絡が取れない日々が続いた。中学に入る目前、あたしは亜梨沙に切られた。
    中学に入り幸奈と同じクラスになり、幸奈と行動するようになった。
    吹奏楽入部。幸奈はフルート、あたしはドラムやった。一年の冬、同じクラスの樋野にバスケ部に誘われた。ここからがあたしの人生が狂った部分。

    2006-02-07 23:56:00
  • 20:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    バスケ部に入ってからを書く前に…

    亜梨沙、本間にごめんなさい。ずっと苦しかったと思う。色んな手を試してあの後、亜梨沙のメアド調べてん。架空の人物で亜梨沙に間違いメールしたよな。あれ、なちって気付いてたやろ?「怒ってないから許すとかはないけどもう関わることもない」って言ってたよな。当然の言葉やと思う。長い間、ほんまにごめんなさい。

    2006-02-08 00:01:00
  • 21:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    あたしはバスケ部に入って、先輩に媚を売った。チームメートで一番気の強い綾乃(アヤノ)、綾乃にくっついて気の強い亀(カメ)ちゃんにも媚を売った。
    キャプテンで頭が良く気の強い猪崎(イザキ)、頭が一番良くとてもスポーツ部をしそうにない井上、そして樋野、最後にあたしの大好きだった可愛い優しい智美(サトミ)。この時の自分は輝いていた。毎日が楽しかった。あたしは智美と大親友になった

    2006-02-08 00:09:00
  • 22:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    あたしは智美が大好きだった。毎日一緒に居た。試合も遊びもいつも一緒
    それはLIKEじゃなくLOVEだった。
    あたしは関係を壊すのが嫌で何も言わなかった。手を繋いで歩くだけで幸せだったから

    2006-02-08 00:11:00
  • 23:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    中2の冬、キャプテンにあたしは告られた。智美が大事だった。智美が大好きで全てだった。あたしは智美を選んだ。
    そして中3の夏、忘れもしない7/29。とても暑い日だった。みんなより出遅れたあたしはスタメンとなっていた。あたしは智美といつものように試合会場に向かっていた。

    2006-02-08 00:15:00
  • 24:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    この日、あたしは幸せだった

    この後に起こることがあたしの人生に大きく影響するなんて想像も付かなかった

    2006-02-08 00:17:00
  • 25:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    智美、あんたはいつもあたしに笑顔をくれた。
    ほんまに大好きだった
    あたしに勇気があれば何か変わってたかも知れへん

    2006-02-08 00:19:00
  • 26:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    智美、卒業式の日にくれた手紙まだ置いてるよ。
    あたしがあんたに書いた『本間は好きやった。でも関係壊したくなくて言われへんかってん。ごめんな』ってゆうのに対して「何で早く言ってくれへんかったん?ばか!あたしもなちが好きやった」って返してくれたなぁ。本間に後悔したし自分を恨んだ。昔に戻りたくても、もう過ぎたこと。
    お互い言ったよな?《幸せになってな!》あんたは今幸せなん?久しぶりに街で会ったら彼氏おるって言ってたな。智美はめっちゃ可愛いからモテるわ!

    2006-02-08 00:25:00
  • 27:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    今でも幸せになって欲しいって願ってる

    なあ、最後ばいばいって言った時、お互い笑顔やったけど正直笑われへんかった。勝手でごめんな。あんたは本気で笑えてた?
    いつかまた街で会ったら幸せって心底笑える二人でありたいな!

    2006-02-08 00:31:00
  • 28:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    接続悪いので今日は終わります???

    2006-02-08 00:33:00
  • 29:

    名無しさん

    華原朋美

    2006-02-08 04:51:00
  • 30:

    なち ◆IWSq4hWLgI

                                                                                        7/29、試合会場に入った。あたしには他校のキャプテンで憧れの人が居た。猪崎がたまたま友達だったのもあり話す機会があった。見た目と違い、冷めた言葉を投げ掛けられたあたしは落ち込んでいた

    2006-02-08 14:52:00
  • 31:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「あいつはああゆう奴やから気にしやんでいいよ」
    笑いながら話し掛けてきた。それが瞳美(ヒトミ)だった。
    瞳美は少しぽっちゃりで髪を立て左耳にボディピ用の大きめな穴が開いていた

    2006-02-08 14:56:00
  • 32:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    瞳美に出会い、あたしはすごく幸せだったよ
    毎日が楽しかった
    毎日素直に笑っていた

    あの日が来るまで

    2006-02-08 15:02:00
  • 33:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    チームメートに交ざりセンターに立つ瞳美はまるで男の子のように見える
    (かっこいい子やなぁ)
    あたしは感心しながら見ていた
    試合はあたしたちは完敗、瞳美のとこは優勝した

    2006-02-08 15:10:00
  • 34:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    『おめでとう!』あたしは笑顔で瞳美に駆け寄った
    瞳美はブロックのオールスターに選ばれるほどの力がある。
    あたしはその日から瞳美にべったりだった
    智美の気持ちも知らないで

    2006-02-08 15:39:00
  • 35:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    何日か試合が続いた。
    その度、あたしは瞳美と一緒に居て帰りは一緒に帰った
    8/5あたしは初めて瞳美と遊んだ。某グループの野外コンサートへ行った。
    人込みに紛れそうなあたしを瞳美の手が引っ張る
    「ほんま頼りないなぁ。ちゃんと捕まっときや」手を繋いで瞳美が笑う

    2006-02-08 15:50:00
  • 36:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    初めてプリクラを撮った。《瞳美 なち 仲良し》

    家に帰ってプリクラをノートに張り付けた

    2006-02-08 15:51:00
  • 37:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    それから一週間、メールのやりとりで過ごした。
    8/13、瞳美と会い自転車でぶらぶらしていた。
    「あのさぁ。」瞳美が真っすぐ前を見ながら言う。 『ん?』 「好きな人おる?」 『へ?いや…うん』曖昧な返事に対して瞳美はあたしの方を見て苦笑いした。
    あたしは、いつも好きという言葉が出ない。

    2006-02-08 16:08:00
  • 38:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「もしも、自分がなちを好きって言うたらどうする?」 『びっくりする』 「そりゃそうやわな」
    瞳美は前に米屋の子を好きだと言っていた。あたしは瞳美の言葉を深く考えなかった

    2006-02-08 16:11:00
  • 39:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「なち?好きやで?」 『うん。ありがと』笑いながら答えた。二人の間に沈黙が流れた
    「なち、付き合って?」瞳美の言葉で目を丸くしたあたしに「冗談とかで言わんよ。本間に好きや。その辺の男より幸せにするから」 『本間に?うん。あたしも好きやねん。』 「まじで?!めっちゃ嬉しいやんけ!」 『記念にプリクラ撮ろうよ』
    この日から智美とのプリクラがたくさんのノートが瞳美で埋まって行った。疎遠になった智美との距離がまた大きく開いてしまった

    2006-02-08 16:19:00
  • 40:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    毎日瞳美と電話で長電話、メールのやり取りをした。幸せだった。恐いぐらいに…
    そんな幸せが長く続くわけが無かった。ある日、事件が起こった
    些細なことから瞳美と会うことを禁じられた。あたしは泣いた。これでもかとゆうぐらいに狂い泣きまくった。

    2006-02-08 16:23:00
  • 41:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    ─コツッ─
    窓に何か堅いものが当たった。
    (??)気のせいだと思い込み無視した
    ─ゴンッ!─
    さすがにびっくりして窓を開けた

    2006-02-08 16:26:00
  • 42:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    外はうんざりするぐらい横振りの大雨
    憂欝な暗い空
    気温は下がり、道を歩く人が見当たらない
    ただぽつんと一人立っていた。

    2006-02-08 16:29:00
  • 43:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    傘もささずに立っていた
    傍らには折り畳み自転車。
    片道45分の距離を飛ばして、瞳美はあたしの家の前に居た
    「やーっぱりな!絶対泣いてると思ったわ」瞳美はびしょびしょになりながら笑いながら言った

    2006-02-08 16:32:00
  • 44:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「何となく泣いてるなって思ってさ。おまえの電波届いたわ」
    信じられない。これは夢?あたしは直ぐ様、瞳美を部屋に入れた。
    ナイスタイミング!両親共に留守だった

    2006-02-08 16:36:00
  • 45:

    名無しさん

    うわー…?感動?

    2006-02-08 17:09:00
  • 46:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    46さん、ありがとうございます???

    2006-02-08 22:25:00
  • 47:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    受験当日、緊張しながらも二人で会場に向かった
    休憩のときもずっと一緒にいた

    それから合格発表まで生きた心地がしなかった

    2006-02-08 22:27:00
  • 48:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    あたしの学校からの受験者は一人も落ちることが無かった。あたしは自分の番号を見つけた途端、泣いた。
    あの頃は、素直に泣けていた

    しかしこの涙が後に悲しみに変わるとも知らず、あたしはこれから先もヒトミと一緒に居れることが嬉しくて幸せだった

    2006-02-08 22:30:00
  • 49:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    ─中学校卒業式─

    この日、ヒトミも卒業式だった。式が終わりみんなが公園で写真を撮る中、あたしはサトミと話していた

    2006-02-08 22:32:00
  • 50:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「なちがうちから離れていくの気付いてた。すごく淋しかったけど、なちの幸せそうな顔見てたら何も言われへんかったわ」 『ごめんなあ。サトミの気持ち気付かんくて。でもな、本間に好きやってんで』 「あやまらんくていいよ。お陰で友達の大切さに気付いた。なちがうちから離れて淋しいときに、サトミ淋しいやろ?本間はなちとおりたいんやろ?って言ってくれて話しきいてくれる友達がおるのわかったから。」 『そっか』 「うちも好きやったで。お互いもっと早き伝えれてたらよかったな」 『…幸せなってな』 「なちも!ヒトミに幸せにしてもらいや!」

    2006-02-08 22:38:00
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