-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
Anytime I believe your smile
-
1:
なち ◆IWSq4hWLgI
みんなの笑顔が大好きだ。その笑顔が消えてしまうことや、その笑顔の裏側を知ることになろうとは予測もしなかった。
人ってそうゆう生きものってことを忘れ人を信じてきた。
今のあたしは人の笑顔が恐い2006-02-07 22:22:00 -
141:
なち ◆IWSq4hWLgI
あたしは八方美人なだけあって人に誘われるとなかなか断ることが出来ない
「カラオケでオールしよー」この日はユカに誘われて初オール。2006-02-10 15:16:00 -
142:
なち ◆IWSq4hWLgI
しかし二人に共通するところは同じ場所に座ってられないとゆう飽き性。
「飽きたー」『なちも飽きたー』この一言がこの先の不幸を呼んでしまった2006-02-10 15:18:00 -
143:
なち ◆IWSq4hWLgI
「何するー?」『わからんー。夜の梅田って結構何もすること無いねんなあ』時刻は0時を回っていた
(終電間に合わんしなぁ)
初のオール。昼とは違い夜の梅田は賑わいもなく、することもなく、あたしとユカは東通りの信号で困り果てていた2006-02-10 15:21:00 -
144:
なち ◆IWSq4hWLgI
「おはよう。」
この時刻にしてはおかしなあいさつだ
視点を声のするほうに向けた
「何してんの?さっきからおるけど…」金髪で髪を立て、スーツを来たお兄さんが立っていた2006-02-10 15:24:00 -
145:
なち ◆IWSq4hWLgI
『ユカぁー…』
あたしはユカに助けを求めようとした。でもユカは相方と思われるスーツの人と何やら話し込んでいた
困ったあたしに「アドレス教えて?」と聞かれ早く疎の場を逃げたくて教えた2006-02-10 15:27:00 -
146:
なち ◆IWSq4hWLgI
ユカも交換が済んだらしく戻ってきた
「ばいばーい」ユカは元気良く手を振った。あたしはぺこりと頭を下げた
そしてアテもなくフラフラしていると煌びやかな世界があたしの前に現われた2006-02-10 15:30:00 -
147:
なち ◆IWSq4hWLgI
夜を夜と思わせない明るさ、建物が密集して空が目立たない、人が流れ、退屈だったあたしの心に素直に入り込んだ街…兎我野(トガノ)。
2006-02-10 15:33:00 -
148:
なち ◆IWSq4hWLgI
なんかワクワクした。すっごい憧れた。でもちょっと恐かった。
その後東通りのファッキンで語り明かした。
「なち、あたしたまになちとおって淋しいときあるねん」『え?』「なち、気持ちがどっか行ってるみたいやし」『そ、そんなことないよ?』あたしは焦った。今いつもおるのはユカ。失うのが恐かった2006-02-10 16:11:00 -
149:
なち ◆IWSq4hWLgI
何だかんだで明け方。
気が付けば朝6時。少しずつ明るくなる空。人気の無い街。コロコロ表情を変える梅田の虜になるのには十分すぎた2006-02-10 16:14:00 -
150:
なち ◆IWSq4hWLgI
その日から頻繁に夜遊びするようになり、家族と顔を合わせない日々が続いた
「あんた!こんな夜にいつもどこ行くの!」痺れを切らしたのは母だった。 『梅田』あたしは一言答えると母親の顔も見ないで玄関に向かった
「いい加減にしない!うちの門限わかってるでしょ!!」 『……うっさいなぁ。家におったら干渉してうるさい、外に出たらうるさい、ほんまにだるい』 「あんた、こんな時間に疾しい仕事してるんちゃうやろなあ?」 『疾しいって?』あたしは冷たく答えるとそのまま出掛けた2006-02-10 16:20:00