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Anytime I believe your smile

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  • 1:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    みんなの笑顔が大好きだ。その笑顔が消えてしまうことや、その笑顔の裏側を知ることになろうとは予測もしなかった。
    人ってそうゆう生きものってことを忘れ人を信じてきた。
    今のあたしは人の笑顔が恐い

    2006-02-07 22:22:00
  • 5:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    仁美は気が強く、毎回喧嘩をしていた。でもいつも一緒だった。
    仁美と二人でよく幸奈にちょっかい出してたなぁ。
    小学5年。亜梨沙(アリサ)が輪に加わった。この時、幸奈は恵の方に居たので亜梨沙は幸奈の代わりだった。

    2006-02-07 22:42:00
  • 6:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    これから中学入学まであたしは亜梨沙をイジめたんだ。
    亜梨沙、あんたとの出会いはタイミング悪かった。
    あたしの家は兄貴と父、母の4人家族。父はサラリーマンをしながら兄貴の野球のコーチをしていた。お酒が大好きで毎日飲んでは説教から始まり暴力に発展、落ち着けば潰れていた。母は過保護で何事にも干渉してきた。パチンコ好きでいつも帰りが遅く、「妹やから。お兄ちゃんがこう言ってるでしょ!」が口癖だった。兄貴は親の期待もあり野球に没頭。女癖が悪く金使いも荒い。しかしごく一般家庭だった。

    2006-02-07 22:50:00
  • 7:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「今からおばあちゃんち行くから!」母の声に起こされたあたしは小学に「法事で…」と欠席連絡をする母の言葉に(なぁんや、法事かぁ)としか思ってなかった。
    おばあちゃんちは親戚も住んでいて親戚の家族もあたしの家族構成と同じだった。あたしはおじさんが大好きだった。

    2006-02-07 22:54:00
  • 8:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    車に乗り込んだあたしは変な感じがした。小学生ながら嫌な予感を察知していた。そして、その予感は的中した。
    おばあちゃんちに着いて母、父、おばあちゃん、おじさん、おばさんが何やら話し込みはじめた。退屈なあたしは兄貴にちょっかいを出す。あたしは楽しかった。久しぶりに親戚にも会って楽しかったんだ。

    2006-02-07 22:58:00
  • 9:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    そして夜、我が家に帰るなり夫婦喧嘩勃発!いきなりの事で戸惑うあたしを理由を理解している兄貴は自分の部屋に連れて行き静かに口を開いた。
    「なち?なちはお父さんとお母さんどっちが好き?」『お母さん』素直な気持ちだった。酔った父しか印象に無いあたしは父が大嫌いだった。

    2006-02-07 23:02:00
  • 10:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「そっか。もしもお父さんがおらんくなったら二人でお母さんを助けような?」 『お父さん…おらんくなるん?』 「お父さんな、借金あるねんて。」 『借…金?』あたしには一気に全てを理解する事は簡単だった。
    その後、何を話したかは覚えてないが、翌朝兄貴の布団で目が覚めた

    2006-02-07 23:07:00
  • 11:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    (学…校)あたしは体を起こした。(??!)天井がぐるっと回りベッドから床に落ちた。あの時のことは鮮明に覚えている。
    ドターンッッッ!!物凄い音にびっくりして母親が飛んできた。
    「なち!なち!な…!…ち!な……!………!」母の声がどんどん遠ざかっていく。

    2006-02-07 23:11:00
  • 12:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    「あんた!丸1日も起きやんかってんよ?!」そう、あたしの見た明るい空は1日後の朝だった。医者によると精神的なショックを受け入れきれなかったのでしょう、とゆうことだった。検査は何とも無いので自宅療養となった。家に帰ってその晩、あたしは食欲を無くしベッドから起き上がる事が出来なくなっていた。トイレは母親に担がれた。これこそ無気力だったのかなと思う。

    2006-02-07 23:23:00
  • 13:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    頭が痛い、吐き気がする。平熱だがだるかった。寝込んでるのに夫婦喧嘩の声が響いていた。
    3日目の夜、父が部屋にきた。あたしは無意識に父に寝たフリをした。部屋の明かりを付け、あたしを起こした父。そしていきなり父はあたしに土下座をした。自分のせいでなちをこんなに苦しめていると謝る父の声は震えていた。そしてあたしの頬にも涙が流れた。話し合いの結果、おじさんの家は離婚、あたしの家は保留となった。穏やかな生活が戻ったがあたしは毎年正月におじさんに会える楽しみを奪われた。

    2006-02-07 23:30:00
  • 14:

    なち ◆IWSq4hWLgI

    父の帰宅後、あたしは決まって『お帰りなさい』と言い、傍に寄る。(また酒の匂い…)そして寝静まった頃に起きだしてガレージに行き父の車の中を覗く。(また日本酒…)あたしはあの父が謝るとき「酒をやめる」と言ったことが信用しきれなかった。(あのお父さんが辞めれるわけない)確信していた

    2006-02-07 23:33:00
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