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Anytime I believe your smile
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1:
なち ◆IWSq4hWLgI
みんなの笑顔が大好きだ。その笑顔が消えてしまうことや、その笑顔の裏側を知ることになろうとは予測もしなかった。
人ってそうゆう生きものってことを忘れ人を信じてきた。
今のあたしは人の笑顔が恐い2006-02-07 22:22:00 -
82:
なち ◆IWSq4hWLgI
そしてさらに、登校したあたさを待ち受けていたもの、それは目の前でバスから降りてくるヒトミとマトコの姿だった。
不思議なもので、この時その光景を目にしても辛くなかった。あたしの感情は壊れていた2006-02-09 00:03:00 -
83:
なち ◆IWSq4hWLgI
教室に入るなり、あたしはトイレへ向かった。頻繁にトイレへ行けばヒトミのクラスの前を通るから
この日も昼までの授業だった。あたしはヒトミとちゃんと話がしたかった。その気持ちだけでヒトミのクラスに足を運んだ2006-02-09 00:06:00 -
84:
なち ◆IWSq4hWLgI
ユリアが話す場を設けてくれた。しかしヒトミは拒んでいた。
『ちゃんと納得いくように話して?このまんまやったら苦しい。ヒトミはいいよ、好きな人が居るからあたしが居なくても幸せやん。あたしはヒトミしか居ない。ヒトミを好きなまま離れて、あたしはこの気持ちをぶつけるとこがないねん』あたしはヒトミに訴えた2006-02-09 00:09:00 -
85:
なち ◆IWSq4hWLgI
それを遮断したのはマトコやった。
「本間見ててネチネチうっとおしい。ヒトミが別れる言うてるのわからんの?ほんまうざいねん!お前、ミカにあたしの文句言うてたらしいなぁ!」
あたしは意味が分からなかった。「あたしを腹立つって言うたんやろ!」確かにミカに『たぶんヒトミはマトコが好きやわ。あたしはずっとヒトミが好きやったのに後から出てきて…腹立つわ』とこぼしていた。それにアレンジを加えてマトコに伝えていた2006-02-09 00:14:00 -
86:
なち ◆IWSq4hWLgI
「腹立つんやったら二度とクラス来るなや!帰れや!学校も来るな!きしょい」
そう言うとマトコはあたしを押し出し教室のドアを勢い良く閉めた
中からは《あははは!》と笑い声が響いてきた2006-02-09 00:17:00 -
87:
なち ◆IWSq4hWLgI
あたしは自分のクラスに戻り教卓の上にあったカッターを握り締めトイレに走った。途中涙が止まらなかった
個室に入り無意識に左手首を切り付けた。何度も何度も切った2006-02-09 00:19:00 -
88:
なち ◆IWSq4hWLgI
無知なあたしは手首を切れば死ねると思ってた。
【ドンドンッ】「なち!?」ユリアの声がした。開けるとユリアが立っていた
「何してんの!?保健室行こう!」 『いい…』 「あかん!こんなに血が出てるやん」 『いいねん!死にたいねん!ヒトミがおらんくなるなら死んだ方がマシやねん。』
【バシッ】ユリアのビンタが飛んできた。痛くなかった。ユリアを見ると泣いていた。2006-02-09 00:24:00 -
89:
なち ◆IWSq4hWLgI
泣きたいのはこっちやわ…
自然に涙は止まっていた2006-02-09 00:25:00 -
90:
なち ◆IWSq4hWLgI
ヒトミ、あんたがあたしに歌った唄。
ポルノグラフィティのアゲハ蝶は今聞いても泣ける。
会えただけで良かったのに愛されたいと願ってしまったね2006-02-09 00:27:00