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╂ 蜂蜜HONEY ╂

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  • 1:

    ───甘く滴る黄金色。
    とろりと豊かな螺旋を描く蜂蜜はこんがり焼いたトーストに這って染みる。
    大好きな香りが鼻をつつく。

    「焼けたょー。起きてー」

    2006-04-04 20:13:00
  • 3:


    「で!?どんなだったの。」

    ───最近出来た、お洒落な喫茶店で
    昔から切れる事の無い友情に満ちた友達【スミレ】が目を煌めかせ唇を動かす。

    2006-04-04 20:19:00
  • 4:

    『どんなって?別に至って普通だよ。』
    なんて少しすまして答える。

    三咲ヨシノ。22歳。
    .

    2006-04-04 20:21:00
  • 5:

    ヨシノはお洒落な喫茶店の
    お洒落なカプチーノに描かれた、これまたお洒落な白い泡に目を凝らしながら、
    昨夜の出来事をぼんやりと思い出し始める。

    2006-04-04 20:24:00
  • 6:


    ━━━前日・PM9時━━━

    「はいこれ。俺の女。」
    『はじめまして、シュンの彼女の三咲ヨシノで・・す。こんばんわ・・?』

    2006-04-04 20:27:00
  • 7:

    「この子かァァ!!ヨシノチャンよろしくー!!ケンジでぇっす☆」
    「何歳〜!?」
    「どこの子なんー?」

    質問やらご愛嬌の交わる空間にヨシノは居た。大好きな彼氏、シュンの隣。

    2006-04-04 20:29:00
  • 8:

    「てかお前らウルサイから。はいヨシノ。これ飲んどき。ちょっと俺、新郎んトコ行ってくるし。」

    ----その空間は、シュンの友達の結婚披露宴の二次会。

    『え!?ちょっとシュン・・困る!!ちょっ・・・と!!』

    2006-04-04 20:32:00
  • 9:

    シュンはすたすたと人波を掻き分けて見えなくなる。
    知らないシュンの友達達に囲まれて動けないヨシノがポツリ。
    『もー・・・ハァ。』
    ──小さいため息をつくもつかの間。

    2006-04-04 20:35:00
  • 10:



    ━━━━ドンッッッ!!!

    .

    2006-04-04 20:36:00
  • 11:

    『ゥわッッ!!』
    ──ヨシノは木打ちの床に転げる。
    「え゛!?ごめんッッ!!」
    謝られても持っていたシャンパンにビシャビシャに濡れてしまった新品5万のワンピは無惨。
    黙って立ち上がるヨシノ。
    顔には苛立ちがくっきり浮き彫り。

    2006-04-04 20:40:00
  • 12:

    ビシャビシャに滴る水滴を垂らしながら
    シフォンのフリルが足に張り付く。
    「ほんまごめん!!」
    声が後ろから聞こえる。

    2006-04-04 20:42:00
  • 13:

    『いえ。』
    振り返る事もなく、ドスドスとトイレ目掛けて足を鳴らす。
    さっきまで群がって来ていた、チャラっちい男の子達は余りの形相だからか
    そそくさと道を開ける。

    2006-04-04 20:45:00
  • 14:

    ━━━ガチャッッ!!!

    『はッ!!』

    いきなり開いたトイレの入口にびっくりしたヨシノは、湿ったハンカチで口を紡ぐ。

    2006-04-04 20:52:00
  • 15:

    「・・てか見たぁ!?シュンの女!!まじ微妙〜」
    「見た見たッッ!!っちゃけ可愛くないやんなぁ〜ギャハハッッ」

    ──入口付近の大きな鏡の方から聞こえるのは、
    ヨシノの、悪口。´∀`)))

    2006-04-04 20:55:00
  • 16:

    《微妙やと!?ほっとけ!!》

    心の中で活火山を噴火させながら、ワンピを搾る手先に力をこめこめ。

    「ナオリは〜!?見た〜シュンの女!!!」

    2006-04-04 20:59:00
  • 17:

    「…うん見たよ。普通に可愛いかった。」
    ━━掠れた声が聞こえる。
    「可愛くないって!!てかぁー、ナオリはシュン好きだったんじゃないっけ?」
    ・・・・・?(ΦДΦ。)
    その一言が気になるヨシノ。そろっとドアを少し開いた。

    2006-04-04 21:03:00
  • 18:


    キィ─────ッッ・・・

    《ん?あの黒いのと黒いのは違うな明らか。んー・・・ぁ!!》

    2006-04-04 21:05:00
  • 19:



    *>>1-20*

    .

    2006-04-04 21:05:00
  • 20:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 21:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 22:

    名無しさん

    別に21荒らしてなぃやん。ヮラ

    2006-04-05 09:29:00
  • 23:

    《あれ!!あれかっ!!》
    ──ヨシノの目に写る可愛い女の子は水で手を洗う。
    「でもまじシュンが女連れてくるとはね〜」
    「あんな程度かよって感じ」
    黒い女の子が二人、キャラキャラと悪口に花をさかす。

    2006-04-05 13:52:00
  • 24:

    「ナオリはぁ〜あの女どうでもィィ訳?」
    黒いのがナオリをつつく。
    「んー。まぁ、シュンがィィならって話やん。あたしとシュンは友達やし。」
    トイレから見えるその表情に少し違和感を覚えながら
    ヨシノはパンパンとワンピの裾を叩いて立ち上がる。

    2006-04-05 13:56:00
  • 25:


    『ョシッッ!!』

    ━━━ガチャッッ!!!
    .

    2006-04-05 13:58:00
  • 26:

    ━━カツン・・・カツン・・・!!

    ヒールをわざとらしく鳴らし、ヨシノは女の子が無駄に流す蛇口まで歩いて行く。
    「ぁ!!・・・・・・」
    気まずい表情は眉をしわ寄らす女の子二人。

    2006-04-05 14:00:00
  • 27:

    ニコッとわざとがましい笑顔を作るとエクボが掘り込まれたヨシノの顔。
    『あらぁ〜。ハンカチも持って無いのー?はいッッ☆よかったら使って?』
    そう言ってヨシノはワンピを拭いたびしょ濡れのハンカチをヒラヒラ。
    「・・・いらんしッッ。行こ!!」

    2006-04-05 14:04:00
  • 28:

    黒いのが去って行く。
    振り過ぎた香水の匂いに鼻がひん曲がりそう。
    『はぁ。』
    また出たため息に呆れながら
    目の前に有るでかい鏡を見上げる。

    2006-04-05 14:06:00
  • 29:

    ヨシノはハッとする。
    『あ!!居たんや!!えっ…と、ナオリチャン??』
    鏡に写るのは可愛い女の子。

    ──このナオリとの出会いが、後のヨシノを取り巻く波乱の幕開けだとは、まだ知るよしもなかった───・・・

    2006-04-05 14:09:00
  • 30:


    「はじめまして。ナオリです…って、知ってるの?」

    カジュアルな感じ。
    細くて、静かだが愛想のいい感じの女の子。ナオリ。

    2006-04-05 14:13:00
  • 31:

    『さっき聞こえたから。こちらこそはじめまして☆』

    自然に笑えた気がした。
    ヨシノはナオリに微笑むと流れる蛇口を閉める。
    ───キュッッ!!!

    2006-04-05 14:15:00
  • 32:

    「ヨシノチャンやんね。シュンから聞いてるよ。
    よろしくね。さっきの二人が…嫌な気にさせちゃったよね。ごめんね‥?」
    ──木村カエラにものすごく似たナオリの申し訳なさそうな表情にホッとするヨシノ。
    『ううん!!大丈夫大丈夫!!シュンは人気者?って思った☆笑☆あたしには冷たいのにーッッ』
    「アハハ。人気者かなぁ。でも確かにシュンはみんなに好かれてるよー。」

    2006-04-05 14:19:00
  • 33:

    なぜか違和感を感じながら、
    ナオリと一緒にトイレを出るとすぐに不貞腐れたシュンを見つける。
    「長い。お前こんな時にうんこすんなよ」
    少しアルコールが香るシュンが言う。

    2006-04-05 14:23:00
  • 34:

    『はッッ!?してない!!服が濡れてなぁ・・・!!』
    「はいはいはいはい。わかったわかった。匂ってないから大丈夫やって。」
    『だから!!してないって!!おいッッ!!待ってって!!』

    なんて、たわいない会話をしながらざわめく人波に二人は吸い込まれて行く。

    2006-04-05 14:27:00
  • 35:

    気がつくとナオリの姿は見えなくなっていた。
    『ナオリチャンってィィ子やね』
    摘んだ袖元で囁くと
    「ナオリー?喋ったん?」
    『うん☆』

    2006-04-05 14:29:00
  • 36:


    ━━━━━━━━━━
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━
    『・・・って感じやった。』
    ──ヨシノは昨夜の出来事を喋り終え、お洒落なカプチーノを口元へ運ぶ。

    2006-04-05 14:33:00
  • 37:



    *>>24-37*

    .

    2006-04-05 14:35:00
  • 38:

    名無しさん

    ?

    2006-04-05 21:48:00
  • 39:

    「ナオリチャン気になるね」
    スミレが笑う。
    『・・・・そ?』
    口元まで来ていたカプチーノがふわっと揺れて離される。
    「うん。なんか気になる。」

    2006-04-06 00:04:00
  • 40:

    スミレは昔から勘がィィ。
    冴えると言うか、
    第六感?的なものが有る。

    『気になる…かなぁ‥』

    2006-04-06 00:06:00
  • 41:

    「ま、なんかが有ったら言ってね〜ィィ☆」
    ニヤっと不敵な笑みを零し、
    嫌味っぽく笑うスミレ。
    『期待しといてね〜ィィだ』
    ヨシノはイィーっと歯を見せて笑い返した。

    2006-04-06 00:10:00
  • 42:

    ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪*"・゚.'ある朝──・・・

    2006-04-06 00:11:00
  • 43:


    『ん…ふぁ‥‥んんー?』
    目を擦りながらヨシノは布団から白い腕を出した。
    『んー!!!誰〜』
    眠い顔のまま、携帯を掴む。

    2006-04-06 00:13:00
  • 44:

    ・・・・・パカッッッ!!

    ◇◆着信・シュン◆◇

    ポチッ!!『・・・あーい?』

    2006-04-06 00:15:00
  • 45:

    『‥んぇ?今日?うん開いてるよー・・・
    わぁかったァァ…ふぁぁ。あ、ごめんごめん聞いてマス』

    ・・・・・ポチッ

    2006-04-06 00:17:00
  • 46:

    『8時に家かーぁ。今何時やー?・・・はッッ!?6時!?…寝よ。』

    ポスッッッ・・・!!

    寝息が部屋を満たして行く。

    2006-04-06 00:19:00
  • 47:


    ━━夜・8時━━

    ガチャッッ!!
    『おばんでーす。そしてお邪魔致しまーす』

    2006-04-06 00:21:00
  • 48:

    「あ。来たん」
    いつも通りの無愛想なシュンが部屋に入るヨシノを見上げてまたすぐテレビに目をやる。
    『話ってなに?』
    握っていた色鮮やかなアルマを手元に置いて座るヨシノ。

    2006-04-06 00:25:00
  • 49:

    「ホレ。」

    ──カランカランカラ〜・・・

    何かがガラステーブルに音を鳴らす。

    2006-04-06 00:26:00
  • 50:

    『ん?なになに』
    目の悪いド近眼のヨシノはテーブルを覗き込む。と。

    『?(ΦДΦ。)!!!え゛!?』
    .

    2006-04-06 00:27:00
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