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雪
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1:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
消えてしまったのでまた書きたいと思います。全て実話です。
2006-03-30 21:55:00 -
6:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
私がキャバクラを辞めるきっかけになった一番の原因。
それは…店ぐるみの色管理。私は昔から散々な恋愛ばかりしてきた。私のポジションは…常に二番目。
『浮気された』なんて言ってはみるものの、最後には自分が浮気相手だったと気づかされた。2006-03-30 22:14:00 -
7:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
“俺を信じろや”
そんな言葉が口癖の店長。心魅かれて行くのに時間はかからなかった。
『店長は浮気なんかしやんよ。』
『基本女嫌いやからなぁ』そんな周りの言葉も手伝って、私はこの人は違う、そう信じきっていた。2006-03-30 22:18:00 -
8:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
そんな店長には奥さんが居て…出産間近だと知った日も雪が降っていた。
もう男なんか信じない、そうは思っても…
温もりを求めずにはいられなかった。2006-03-30 22:21:00 -
9:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
『すみません!注文いい?』
『あっはい!どうぞ。』
これが私と、雅也の出逢い。第一印象は、怪しい男。水商売風の匂いはぷんぷんさせていたけど、ホストではないしただのボーイと言う感じでもない。
“かっこいいなぁ”
初めは本当に…ただそれだけだった。2006-03-30 22:26:00 -
10:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
あの日から雅也は週に二、三度店に顔を出すようになった。
『由佳ちゃんて彼氏おるん?』
カウンターに座りコーヒーを飲みながら雅也はそう尋ねてきた。
『居ないですよぉ。雅也さんは?』2006-03-30 22:30:00 -
11:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
『おるでぇ。ほら。』
彼が差し出した携帯には、仲良さそうに写る…彼と彼女のプリクラが貼ってあった。ズキン、という胸の痛みに気づかないふりをして、綺麗な人ですね、そう笑顔で返した。2006-03-30 22:35:00 -
12:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
『番号教えてや。』
『えっ…彼女いるじゃないですかぁ。彼女可哀想ですよ。』
『嫌ならいいけど。』
これが雅也の口癖。
きっと雅也は、私が好きになりかけている事を気づいていたんだと思う。自分の気持ちを悟られまいと、『赤外線出来ますか?』と笑顔で答えた。2006-03-30 22:41:00 -
13:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
彼女とのプリクラを見ない様にしながら、番号を交換した。
一目惚れだと言われればそうかもしれない。
だけど…忙しい時は注文を待っていてくれたり、雪が降っていて寒いからという理由でマフラーを置いて行ってくれたり…そんな些細な優しさが大好きだった。2006-03-30 22:45:00 -
14:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
雅也はキャバクラの代表をしている。水商売歴は長く、店も何店舗も任されているらしい。
『お前この後暇?』
『暇ってゆったら暇ですけど…』
『何時に終わるん?』
『今日は5時ぐらいです』2006-03-30 22:49:00 -
15:
名無しさん
また読めるなんて嬉しい 頑張って完結させてね
2006-03-30 23:42:00