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1:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
消えてしまったのでまた書きたいと思います。全て実話です。
2006-03-30 21:55:00 -
11:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
『おるでぇ。ほら。』
彼が差し出した携帯には、仲良さそうに写る…彼と彼女のプリクラが貼ってあった。ズキン、という胸の痛みに気づかないふりをして、綺麗な人ですね、そう笑顔で返した。2006-03-30 22:35:00 -
12:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
『番号教えてや。』
『えっ…彼女いるじゃないですかぁ。彼女可哀想ですよ。』
『嫌ならいいけど。』
これが雅也の口癖。
きっと雅也は、私が好きになりかけている事を気づいていたんだと思う。自分の気持ちを悟られまいと、『赤外線出来ますか?』と笑顔で答えた。2006-03-30 22:41:00 -
13:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
彼女とのプリクラを見ない様にしながら、番号を交換した。
一目惚れだと言われればそうかもしれない。
だけど…忙しい時は注文を待っていてくれたり、雪が降っていて寒いからという理由でマフラーを置いて行ってくれたり…そんな些細な優しさが大好きだった。2006-03-30 22:45:00 -
14:
由佳 ◆tr.t4dJfuU
雅也はキャバクラの代表をしている。水商売歴は長く、店も何店舗も任されているらしい。
『お前この後暇?』
『暇ってゆったら暇ですけど…』
『何時に終わるん?』
『今日は5時ぐらいです』2006-03-30 22:49:00 -
15:
名無しさん
また読めるなんて嬉しい 頑張って完結させてね
2006-03-30 23:42:00