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月明かりの船
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1:
雪弥
もうすぐ夏が終わる…
出会いは雨だった…。
あの小さなバス停…覚えてる?
あの日から、俺の大切な場所になったんだ…。2005-06-09 11:39:00 -
21:
華は酒好きなのに弱くて
すぐ潰れて寝てしまった。「華には困るよ、ジャジャ馬で」
ため息をつきながら、
渉が言う。すると流はからかうように言った。
「そこが可愛いと思ってるくせに〜」
「ばかっ、ちげー…くないけど、俺は幼なじみでいい。」
渉は昔から華が好きだった。もちろん華は知らない
そして当の華は・・。
ーしゅうが好きだったー2005-06-09 11:57:00 -
22:
華の気持ちなど、しゅうはもちろん知らない。
華が気持ちを伝えないのは、しゅうが異性を避けるのを知ってたから。
【ただの幼なじみ】でいいから傍に居たかった。
それは渉も華に対して言える事だった。
後にこの3角関係は、
郁との出会いで変化を遂げるが、それはまだ少し先の話…。2005-06-09 11:58:00 -
23:
皆が雑魚寝をしている中、しゅうは一人目を覚ました。散らかった部屋…。
“う〜ん…頭が痛い”
飲み過ぎた・・・。
ふと時計を見るとまだ夜中の2時だった。
しゅうは外に出ると、いつもの海へ向かった。寝れない日はいつも海へ行った。2005-06-09 11:59:00 -
24:
浜辺に寝ころがり空を見上げる。星で埋めつくされた夜の空…何秒かの感覚で星が流れた。
誰かが砂を踏み近づいた
「何してるん?」
流が上からしゅうの顔を覗き込んだ。
しゅうはびっくりして固まってしまった。…心臓に悪い…?流は笑った。
「ごめんごめん、びっくりさせて」
“ホント頼むよ…?”2005-06-09 12:00:00 -
25:
「寝れないのか?」
『う〜ん、何でかな』
しゅうは体育座りし
膝を抱えた。
「…郁ちゃんの事?」
しゅうは【んーっ】
と両手を伸ばして、背伸びをすると、そのまま後ろに倒れた。
『…わかんねっ』
そう言い目を閉じた。
流と部屋に戻り眠りについた。2005-06-09 12:01:00 -
26:
夕暮れ時しゅうは
あのバス停に行った。
「しゅ、柊くん!?」
郁はとっさに、何かを
後ろに隠した…が
バレバレだ…。
【トサッ…】と何かが
郁の足元に落ちた。
「あーダメっ!見ない
で!」2005-06-09 12:02:00 -
28:
「びっくりさせようと思ったのに〜」
郁は悔しそうに言った
『・・・これ・・』
「はは…バレちゃった。うん。手話の本なの」
“…やばい…”
「柊君、ノートに書くの大変かなって。」
“反則だ…めちゃくちゃ嬉しい。”2005-06-09 12:04:00 -
29:
郁は親戚がこっちに居て、一人で大阪から出てきたらしい。年は18才、同い年だ。
郁はよく笑う。小っちゃくて可愛らしかった。ドジで天然の郁…
しゅうと郁はノートを使って、時間も忘れ話をした。郁が花火をしたいと言ったので。
しゅうは郁と花火をする約束をし、家に帰った。2005-06-09 12:04:00 -
30:
部屋に帰ると家の前には、華が居た。
「しゅう、お帰り!」
『珍しいな。何かあった?』
部屋のドアを開ける。華は部屋に入るなり、
「渉と喧嘩したの!」
と膨れっ面で言った。
『へぇ、珍しい』
冷蔵庫から缶ジュースを出し華に渡した。
「ありがと・・。あいつ意味わかんない!華、友達に頼まれて仲介しただけなのに!!」2005-06-09 12:05:00