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  • 1:

    名無しさん

    世間で言う『不倫』…
    私たちの関係はまさしくソレ。未来なんてあるわけないけど、それでも離れることが出来ない…。
    だけど私なりの未来を作っていく。一生愛人生活。

    2006-03-29 19:50:00
  • 2:

    アキ

    彼と出会ったのは3年前…私は水商売をして四年ほど経った頃だった。
    それまでキャバクラやクラブで働き給料を貰っては
    スグに使いブランド物はカナリな数を持ち時にはホストクラブで何十万も使い貯金はゼロと情けない生活を送っていた。

    2006-03-29 19:57:00
  • 3:

    アキ

    それでもお金を貯めることなんて頭にない…。
    今、楽しけりゃ何も問題なんてない。
    私はお酒を飲むのが大好きで客のアフターなんかも
    好き好んで行っていた。
    お客さんの中には『アフターに着いてくる』と言う期待を持つ人も居ただろう。

    2006-03-29 20:03:00
  • 4:

    アキ

    そりゃそうだろう…。
    特に私はお酒を飲むとカナリ乱れてしまう。ただお客さんの期待に答えなかったのはカナリ飲むからだ。
    酔っ払うのは早い私だが、飲みだすと長い長い…。
    そんな私に付き合い続ける体力の持ち主が中々いないのだ。時には『この人いいかなぁ〜』なんてお酒の力で、そんな風に思うこともあったのだけど…。

    2006-03-29 20:11:00
  • 5:

    アキ

    今になって考えると、何かいただいておいても良かったかもしれない…。
    勿体ない事をした…。

    2006-03-29 20:23:00
  • 6:

    アキ

    まぁその時は何も考えてない、ただの馬鹿女だった。彼に出会ってからは後悔することが沢山ありすぎた。出会ったときは、『ただの客』でしかなかった彼であったが、次第に私にとって最愛の…そして最悪の相手になっていく。

    2006-03-29 20:29:00
  • 7:

    アキ

    彼は初対面から私を気に入ってくれたみたいだ。
    だけど私の中では一客でしかない。彼はその中でも
    ランク下の客だと、その時私は格付けしていた。
    ランクと言うのは勿論お店でどれだけ使ってくれるだろうか…。と言う私の予想ランクだ。それまでの水商売で身につけた客を見る目には結構自信があった。
    この時は違ったみたいだ。

    2006-03-29 20:37:00
  • 8:

    アキ

    彼はその日から時々店に飲みにくるようになった。
    だけどランク下の彼に対して私は時間を裂く気にはなれなかった。営業電話と言われるものも普通以下の量だったし休みの日を裂く気なんてサラサラあるわけない。だけど彼は、たまにいる
    『使わないくせに文句ばかり言う安客』ではなかった。どちらかと言うと文句なんて一言も言わないマナーの良いお客さんだった。
    後になって思うと彼は
    マナーの無い客と思われたくなかったのだろうか。

    2006-03-29 20:45:00
  • 9:

    アキ

    何度か飲みに来る日が続き私のお誕生日が来週に迫った日の事だった。
    お客さんに手当たり次第
    連絡をし誕生日に来てもらう営業をしていた。
    もちろんランク上から下まで手当たり次第だった。
    とりあえず数打ちゃ当たるってもんでしょう。

    2006-03-29 20:51:00
  • 10:

    アキ

    お誕生日なんだから沢山使っていただきましょう!
    変わらずお酒大好き人間な私はワインやシャンパンは大好物だ!だけどお誕生日にはプレゼントなんてものも頂いてもバチは当たらないでしょう!!けど安いものを頂戴するくらいなら店でワインやシャンパンを卸して貰うほうが、こっちからしてもイメージを悪くすることも無く都合が良い。だからプレゼントおねだりは選ばれし者にだけだ。

    2006-03-29 20:59:00
  • 11:

    アキ

    お客さんのほうから希望のプレゼントを聞いてくれる優秀なお客さんもいた。
    まぁほとんどが関係ももっていない私にブランド物をプレゼントするのは腑に落ちないってお客さんが多かっただろうに…。
    けどお誕生日だしね!頑張っちゃってください

    2006-03-29 21:08:00
  • 12:

    アキ

    そんな中ランク下の彼は、お店で1、2本卸してくれたら十分だと思っていた。誕生日を目前にしたある日彼は私にこう言った。
    『誕生日の日同伴しぃひん?』って…。当日はプレゼントを買いに付き合わされる為同伴は決まっていた。けど何故かこの時彼を可哀想に感じた私。何故だったのだろうか…。
    当日の約束を何とか断り、彼と同伴することになった。勿論最初の約束のお客さんからはプレゼントを頂戴さしてもらいましたけど…

    2006-03-29 21:24:00
  • 13:

    アキ

    お誕生日当日…。
    いつもより早めに起き、いつもより念入りに化粧をして美容院にむかった。
    セットをしてもらいながら、いつも頼む喫茶店のカフェオレを飲み本日の鴨さんたちに最終確認メールをしていた。本当に良く出来たお客さま達だわ!!

    2006-03-29 21:32:00
  • 14:

    アキ

    そんな中…彼からの電話。『ちょっと早めにでてこれる?』って。美容院でのんびりして買い物してから
    出勤1時間半前に彼と会おうと考えていた私は若干
    嫌だったが、まぁ今日はお誕生日!イライラするのはやめよう。『うん。いけるよ』と返事をして待ち合わせ場所にむかった。

    2006-03-29 21:38:00
  • 15:

    アキ

    待ち合わせ場所に到着すると彼は既に来ていた。
    彼はいつも通りスーツを着ているが、まぁ至って普通な格好だ。特にお金持ちって感じでもない…。
    待ち合わせ時間が早かったため車でどこかに向かうのかと思っていた。
    けど車で来た様子も無い。『じゃぁ、いこっか!』

    2006-03-29 21:48:00
  • 16:

    アキ

    どこに行くのか…。
    まぁ気にせず彼に歩いて着いていくことにした。
    歩きながら彼は『今日は一段と気合い入ってんなぁ』なんて言っていた。
    『うん、そうやねん〜』なんて適当に会話をしながら向かったその先は…
    “FRANCK MULLER”だった

    2006-03-29 21:57:00
  • 17:

    アキ

    『入るん?』予想外の場所だった為立ち止まってしまった。《この人この店が何だかわかって無いんちゃうかなぁ…見るだけとかの冷やかしで入りたくないでぇ私…》なんてドキドキしてしまっていた。そんな私の態度に気付いたのか彼は
    『俺には無縁の店やとおもってるやろぉ?』なんて笑って言った。

    2006-03-29 22:06:00
  • 18:

    アキ

    少しの間店内を見た。
    彼は『付けてみる?』って聞いてきた。《ちょっと!冷やかしは嫌だってば!付けさしてくださいなんて頼んだら個室に通されるって!》ここで時計を買ったことは無かったが友達の話によると、『付けたい』と言うと部屋に通されジュースやコーヒーが出されるらしい。そんな中私は冷やかしで付けるだけなんてこと絶対嫌だった。気まずすぎる

    2006-03-29 23:18:00
  • 19:

    アキ

    『いや、いいわ』私は断った。すると彼は『コレ出してもらっていいですか』と言った。本当に迷惑な人!段々とイライラしてきた。
    そんな中『かしこまりました。こちらどうぞ〜』と
    笑顔の店員が奥の部屋の扉を開いた。最悪…。

    2006-03-29 23:24:00
  • 20:

    アキ

    少ししてコーヒーが出てきた。《もぅいいわ。付けたらいいんやろ!何でも持って来い!》そう開き直った私の前に出されたのは、さっき彼が頼んだ時計だ。
    店員さんにはめてもらい
    『可愛いね!似合う?』なんて彼に問い掛けた。
    『いいんちゃう?俺的にはコレが一番好きやな』って言った。《他のん知ってんのかいっ!》なんて思いながら時計を外した。

    2006-03-29 23:34:00
  • 21:

    アキ

    『他の見てみる?』の言葉に『ううん。いい』って返したら『ならサイズ合わしてください』と彼は店員さんに伝えた。
    《えっ!?えっ!?買うつもり?値段知ってんの?》とまどいを隠せない私をみて彼は『誕生日やしな!』と笑いながら言った…。
    お会計などを済まし店を後にした。

    2006-03-30 00:44:00
  • 22:

    アキ

    その日の私のお誕生日は、かなり盛り上がった。
    もちろんお酒の量もいつも以上で私のテンションは上がりっぱなしだった。
    さすがの私もこの日ばかりは酔っ払い疲れ果てて、まっすぐに帰宅した…。
    長い一日だったなぁ。

    2006-03-30 01:19:00
  • 23:

    アキ

    次の日はお休みを貰っていた私は昼過ぎに起きて、とりあえず昨日のお客さま達にお礼電話をかけ続けた。そしてまた眠りに就いた。まだお酒抜けてないんだよねぇ?一眠りしたらサウナに行こうと決め眠った。

    2006-03-30 01:24:00
  • 24:

    アキ

    目覚めたのは夜八時前…
    ボサボサの頭のまま、いつものサウナへ…。
    三時間ほどサウナでのんびりして化粧をし始めた。
    《今日も飲みまくるぞ!昨日頂戴した現金があるしねぇ?》なんて考えながら又夜の町に向かった。

    2006-03-30 01:29:00
  • 25:

    アキ

    こんな事を日々続けている私は当時21才…。
    そして彼は当時34才…。
    この時の私はまだ彼と深く関わることに気付いてなかったのだ。私の人生が彼によって大きく変わっていく

    2006-03-30 01:34:00
  • 26:

    アキ

    この当時私には彼氏と呼ぶ相手はいなかった…。
    勿論以前は居たんだけど、ある相手に大失恋してからはメッキリ居なかった。
    それなりに関係を持った相手は居ても恋愛には発展しなった…。体から始まる恋愛なんて所詮無いのかも…男って勝手な生きものだよね。一度関係持ってみたいとか、連れて歩きたいとか考える相手と本気で好きなる相手と違うんだから…。恋愛と結婚は別ってかぁ?

    2006-03-30 18:45:00
  • 27:

    アキ

    女も恋愛と結婚は別だって人いるけど私には理解が出来なかった。いつだって付き合うときは全力だし、この相手とずっと一緒に居て結婚したいって考えるし…けど大失恋の相手とは叶わなかったなぁ〜。
    今思うとあれから私は軽い女になったのかもしれない。けど気持ちは中々変わらない…案外一途なんだよねぇ今も!って何の得にもならないわ…!

    2006-03-30 18:51:00
  • 28:

    アキ

    そうそう…。今の相手当時34才だった彼の名前は…
    『ゆうちゃん』だ。って言っても、そんな呼び方したことないな…。私たちは付き合って三年以上経つのにお互い名前すら呼び合ったことが無い。意味は無い…ただ何となく呼び損ねただけの話なんだけど。

    2006-03-30 18:57:00
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