小説掲示板月が輝く夜に…のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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月が輝く夜に…

• 1:

  志織 ◆/XEMn6EWfk

  １度だって忘れた事なんてないよ。１度だって諦めた事なんてなかったよ。人生って君が思う程悪くはないかもね…。。。

  2006-03-20 08:42:00
• 2:

  志織 ◆qFYu.08Nps

  「あっ！うん。わかったぁ…１０時に行くから」私、志織、キャバクラ嬢。１８才から始めて４年…２２才になっていた。この時、運命…いや、人生を変える出来事になるとはこの時誰も思わなかった。

  2006-03-20 08:48:00
• 3:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「しおりぃ〜早くせな、タクシーくるでぇ〜」大声で私を呼んでるのが一緒に住んでいる愛。ずっと４年間共に働いている子。。「愛さぁ〜今日誰も来やんわぁ」「志織もやし、いいやんかぁ♪そんな日もあるょ」そんな話しをしながら店に到着〜

  2006-03-20 09:50:00
• 4:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「今日もガラガラだべぇ」「本間やなぁ」私と愛以外の古いナンバー入っている子がほとんど辞めてしまって、店は活気がなくなってしまってた。。。「詩織と愛、今日予定あるん？」後ろから肩を叩いて来たのは私達の担当のささやん。ささやんとはうちらが働いてた時からの付き合いでかれこれ４年になる。

  2006-03-20 09:55:00
• 5:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  ２人そろって「微妙〜」とだけ答え、更衣室に向かう。この店が居心地いいのは多分ささやんが主任の時から知っていて今でわこの店のトップである事が１番大きい。

  2006-03-20 10:05:00
• 6:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「おはよーございまぁす」最近新人が２０人程入ってきている。「おはよう」愛想いいのか分からないような声で挨拶をする。「あーダルイ、早く帰れるかなぁ？」愛はいつになくやる気がない。。

  2006-03-20 10:08:00
• 7:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「まぁ！！今日は早く帰れるやろぅ」店全体を見渡した私が答えた。。。こんなにも何も変わりのない毎日に突然光があっとゆう間に輝きが見えたのは、その数時間後の話…

  2006-03-20 10:11:00
• 8:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  客予定のない私達は、待機場所で話し込んでいた。。「キャハハハ〜」周りの目なんてお構いなしに好き勝手しゃべってた。。合間に従業員トイレでメイクを治したり…

  2006-03-20 10:32:00
• 9:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  新人の子達は、みんな緊張しているのかケータイとにらめっこ状態…
  そんな中、時計の針も今日から明日へと変わっていった。

  2006-03-20 10:34:00
• 10:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  厨房にウーロン茶をもらいに行くその時にささやんと話し込んでいる１人の男に目がいった。「あれ誰〜？めっちゃイキってそうな奴やなぁ〜」愛が見ていた。

  2006-03-20 10:38:00
• 11:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「新しい従業員じゃなぃ？女の子とも普通にしゃべってるし、ささやんの部屋がでてきたし」ささやんの部屋と言うのはミーティングルームの事だ。。。

  2006-03-20 10:40:00
• 12:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「かもな〜！もう従業員いらんって程おるのにまた雇うとかささやん何考えてるんやろ〜」私達は好き勝手言ってた。ささやんが私達を見つけて手招きしてきた。

  2006-03-20 10:42:00
• 13:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「あっ！こいつら、うちの店の古株、こいつらには嫌われんなよ（笑）」「そんでこっちが大阪から来た健太、若いけど仕事できるから仲良くしたれよ」そう…健太と出会ったのは、この時だった。。。

  2006-03-20 10:47:00
• 14:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「初めまして〜健太って言うねんけどよろしく。」
  私達「…………」この初めての挨拶の印象がものすごく最悪やったから。。。
  この時の私達はこの店では１番えらいと思い込んでいたから敬語を使わない健太にイメージダウンしていた。

  2006-03-20 10:51:00
• 15:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  私達は更衣室で「まぢ無理ぃぃ〜めっちゃエラそうやし従業員いらんし〜」と更衣室で愚痴っていた。。一方健太は、新人の女の子達と打ち解けているようで笑っていた。。。

  2006-03-20 10:55:00
• 16:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  その笑顔を見た私は健太にすごく興味を持ってしまった。。。あんなにも笑顔が素敵な人に出会った事がなかったから…！！！でも…私の嫌いなタイプ、馴れ馴れしい男…！！！

  2006-03-20 10:57:00
• 17:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  今日はヒマすぎて更衣室を出るトキには、ドレスから私服に着替え終わっていた私達は厨房で座っていた。「あれぇ〜もぅ帰んの？さっき聞いたけど自分らって結構売れっ子やのに〜」

  2006-03-20 20:58:00
• 18:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「うんっ。今日予定ないカラ」必要最小限の言葉を口にした。「アハハ〜！めっちゃおもろいなぁ〜その返しとかぁ」えっ！なんもおもしろい事ゆってなぃのに…

  2006-03-20 21:01:00
• 19:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  健太の笑顔にまた興味がわいた。あれ！？この胸騒ぎは何！？もう初めて会った瞬間から分かっていたのかもね。。
  それからそそくさと家に帰って愛に健太の話しをしてみた。

  2006-03-20 21:04:00
• 20:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  「なぁ〜。あのさぁ〜今日来た従業員って何歳やろ〜？」即答で愛は「興味ないから知らんわぁ。うちらの同じ歳か年下ちゃうん！？」部屋着に着替えながら寝る準備をしている愛を見ながらボーｯｯと考えていた。

  2006-03-20 21:08:00
• 21:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  なんで出会った瞬間最悪やと思った男の事を気になるんやろぅ？？でも少なからず私は、あいつに興味がある。気になる。いやいや〜ただの思い違いやわぁ。絶対に…そー自分に不信感を覚えながら寝た。

  2006-03-20 21:12:00
• 22:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  次の日は同伴！！！なぜか健太にできる奴って思われたかったから……店に到着！！！周りを見渡しても、彼の姿はどこにもなかった。

  2006-03-21 00:01:00
• 23:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  そう、彼は、大阪の店とうちらの店を見ているから、今日は大阪の店にいるらしい。それを知った私はなぜかすごくショックだった。せっかくいい所を見せれる場面やのに「くそっ！！」心の中で思い働いた。

  2006-03-21 00:04:00
• 24:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  今思うと、それは単なる昨日言われた事のプライドだったのか、それとも健太に惹かれていたのかはわからない。。

  2006-03-21 00:06:00
• 25:

  志織 ◆0GRDRtxbzE

  お客さんが帰って、テンションが上がらないまま、私も帰った。「今日の志織やる気ないよなぁ。しんどいんやったら今日は帰っていいけど明日は頼むな」ささやんはすぐに私を帰らしてくれた。

  2006-03-28 03:22:00