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色・枕・・・・それでもあなたが好きでした。

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  • 1:

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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 2:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私は当時18歳になったばかりでした。
    付き合っていた彼氏に不満を抱く毎日に嫌気がさしていた。
    その日も友達の紗江に愚痴を聞いてもらいストレス発散にカラオケへ行き、
    ゲーセンでプリクラを取り、居酒屋へ足を運んだ。

    2005-09-04 15:04:00
  • 3:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    案内された席へ着くなり注文をした。

    『ぅち生〜☆』
    『んじゃ紗江も生にしよ☆』
    『生中2つ!!』

    ビールが運ばれて来るまで、さっき取ったばかりのプリクラをハサミで切り分けた。

    2005-09-04 15:09:00
  • 4:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『これ可愛く取れてるゃん☆』
    『どれ?こっちのが可愛いゃん☆』

    この頃は何もなくても自信に満ち溢れていた。
    ナルシストもいい所・・・綺麗に写ったプリクラを見ていると何だか満たされた。

    2005-09-04 15:12:00
  • 5:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ビールと付き出しのポップコーンが運ばれて来た。

    『お疲れ〜☆』

    乾杯を済ませるといつもの話題に入った。

    2005-09-04 15:15:00
  • 6:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ってか本間ウザイねんけど!』
    『別れたらいいやん!男なんか腐る程おるって☆』

    毎回同じ話しを紗江はいつも付き合ってくれた。

    2005-09-04 15:17:00
  • 7:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    隣の町に住むタメの彼氏・・・・先輩の紹介で付き合ったものの、
    3回ほどしかあった事がない。それでも毎日の電話で繋がっていた私達だった。
    束縛が激しく、その割りに相手をしてくれない彼に嫌気がさしていた。

    2005-09-04 15:22:00
  • 8:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私は別れ話が苦手だった。ズルイとは思うけど、自分からそういう話を
    するのが嫌でその彼にも別れを告げられずにいた。

    『好きちゃうんちゃったら気にする事ないゃん!』
    『そうやけど、何か言いにくいねん。。。。』

    2005-09-04 15:24:00
  • 9:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    紗江は私とは真逆で、はっきり言えるタイプだった。
    きっとこんな話しを聞いていた紗江はイライラしていたと思う。
    そんな話しをしているとお酒のペースも上がる。
    居酒屋に入って2時間ほどすると気持ちよくなり、ほんのり酔って来た。

    2005-09-04 15:27:00
  • 10:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    終電の時間まで後1時間くらいの所で私たちは居酒屋を出ると、
    フラフラと千鳥足で駅へ向かった。

    『帰ったら爆睡やぁ。。。』
    『本間ゃれ!また化粧したままや〜。』
    ギャハハハハッ☆・・・・意味もなくバカ笑いをしながらトロトロと歩いていた。


    2005-09-04 15:35:00
  • 11:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『お疲れ〜☆今から何処行くん??』
    『帰るに決まってるゃろ!』
    『えぇー!ちょっと止まってやぁ!』

    キャッチには慣れていた。正直ウザイ・・・いつもなら足早に切り抜け
    帰るのに、その日は違った。

    2005-09-04 15:39:00
  • 12:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    男の子は中々諦めてはくれず、何処までも着いて来る。
    それでも止まる事のない私達に男の子は、前に立ちはだかった。
    仁王立ちで両手を左右に広げ、私達を足止めした。

    『ちょっと話しだけでも聞いてや!』

    そんな行動に出た男の子に思わず笑ってしまった。

    2005-09-04 15:43:00
  • 13:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ってか自分ひつこいなっ。』
    『でもオモロイなぁ☆』
    『やっと止まった!本間泣きそうやったわ〜。』

    今まではキャッチにあっても無視をすれば大概諦めていった。
    こんな人は始めてだった。

    2005-09-04 15:45:00
  • 14:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    男の子は別にかっこよくもなかったが、
    必死に話しをする彼に仕方がなしに着いて行く事にした。

    『ぼったくりちゃうちゃろなぁ?』
    『ちゃうって!!本間楽しいし損はせんで☆』

    2005-09-04 15:49:00
  • 15:

    のぁ

    優菜ちぁん?
    最後まで読むから頑張って完結させてね??
    楽しみ??

    2005-09-04 15:49:00
  • 16:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    のぁちゃん初レスありがとぉ!!
    めちゃ嬉しい☆☆☆絶対完結させるから、これからもヨロシクお願いします♪

    2005-09-04 15:50:00
  • 17:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    この時、私はかなり緊張していた。表面では結構大きな態度を取り
    余裕な顔をしていたけど、実際ホストクラブに行った事はなかった。
    舐められてはいけないと強気な対応をしつつ怖くてたまらなかった。
    ホストの印象はあまり良いものでは、なかった。
    イメージが先行してとてもいけない所に行く気分だった。

    2005-09-04 15:54:00
  • 18:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そんな気持ちに襲われながら紗江の方を見ると結構乗り気だった。
    紗江は何でも興味深々で、怖いもの見たさみたいな所がある子だった。
    臆病な私にとって紗江は心強い限りだった。

    2005-09-04 15:57:00
  • 19:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ここのビルゃで☆』
    『何階?』
    『5階ゃで。』

    男の子はエレベーターのボタンを押しながら言った。
    私は無言で光るボタンを眺めていた。

    2005-09-04 15:59:00
  • 20:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『名前なんて言うん?俺はヒカル☆』
    『紗江ゃで!』
    『優菜・・・』

    警戒心が取れない私はそっけなく答えた。
    すると男の子がいきなり笑い出した。

    2005-09-04 16:01:00
  • 21:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃん緊張してる?』
    『しっ、してないし!!』

    見透かされて恥ずかしいと思った。

    『口数めっちゃ減ってるゃん!』
    『優菜大丈夫ゃって☆』

    2005-09-04 16:03:00
  • 22:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    男の子の横で紗江も一緒になって笑い出した。
    余計に恥ずかしくなって私は膨れるしかなかった。

    『紗江までなんなん?!』
    『だってオモロイねんもん☆』

    そんなやり取りをしている内に5階へ到着した。

    2005-09-04 16:06:00
  • 23:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    チーン―
    エレベーターの扉が開くと大きなフロアが広がっていた。
    黒くて重そうな扉が一つだけあり、そこがホスツクラブなんだと嫌でも分かった。

    『そんな緊張せんでも大丈夫ゃって!』

    男の子はそう言いながら扉に手を伸ばし、大きく息を吸い込んだ。

    2005-09-04 16:08:00
  • 24:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ぃらっしゃいませぇーー!!』

    扉が開かれた。男の子に続き中から無数の声が飛び込んでくる。
    ここがホストクラブ・・・・そんな事を思いながら扉の前で立ったままの私達だった。

    2005-09-04 16:10:00
  • 25:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『どーぞ♪』
    『う、うん。』

    ゆっくりと足を前に踏み出し、中へ入った。
    照明は薄暗く、お酒と煙草の臭いが充満していた。あちこちから聞こえる
    掛け声、笑い声に圧倒されつつも何とか男の子の後に着いて行った。

    2005-09-04 16:13:00
  • 26:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

     

    ☆☆一旦休憩します☆☆

    2005-09-04 16:19:00
  • 27:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    案内された席まで着き、黒いソファに腰を下ろした。
    辺りをキョロキョロと見回す紗江・・・初めてってバレるゃん!っと人目を気にしながら
    私もつられて横目で辺りを見渡した。

    『えっと、紗江ちゃんと優菜ちゃんゃんな?何呑む?』
    『メニュー見せてゃ!ってお金あんま持ってないで?』

    紗江が言う横で私は始めに言っとくべきよなぁ。。。なんて考えて申し訳なくなった。

    2005-09-04 17:07:00
  • 28:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『お金気にせんでいいで☆ハウスボトルやったら呑み放題ゃし!』
    『ふ〜ん。。。』

    私と紗江は声をそろえて言った。そもそもハウスボトルって何かを知らない。
    とりあえずメニューを開いた。

    2005-09-04 17:11:00
  • 29:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『とりあえず生中☆』
    『えっ?んじゃぅちも。』

    紗江が言った後に続いた。正直料金を見て驚いた。居酒屋で飲めば半額位だと思う。
    他にも色々書いてあったが怖くて見れなかった。

    2005-09-04 17:14:00
  • 30:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『んじゃ改めまして・・・ヒカルです☆』
    『改まるなよっ!』
    『一応名刺渡しとくわ☆捨てんといてなっ!』

    そんなやり取りをしている二人を見て帰りたくなった。私には不似合いな場所だ。
    中々打ちとけられない性格の私は、無言のままビールが来るのを待った。

    2005-09-04 17:21:00
  • 31:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    一人の男の子がビールを持って来てくれ、そのまま席に着いた。
    どうやらメンバーが揃ったようだった。

    『晃って言います!ヨロシク〜☆』
    『晃も来たし・・・・かんぱーい♪』

    ヒカルの掛け声でグラスを鳴らしホストクラブ初体験の幕が上がった。
    紗江は相変わらず楽しそうに喋っていた。誰とでも仲良くなれる紗江を
    羨ましく思う。

    2005-09-04 17:28:00
  • 32:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私はと言うと、やっぱり口下手で弾む会話には進展しなかった。
    時計を見て時間を気にする私だった。早く帰りたい・・・その一心だった。

    『終電何時なん?』
    『あと20分くらい・・・』

    時間を気にしていたのがバレてしまい、私は余計に小さくなった。

    2005-09-04 17:32:00
  • 33:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『んじゃ後10分位やなぁ↓ちょっと待っててな!』

    そう言うと晃は席を立ち、何処かへ行ってしまった。
    気悪くしたかな・・・と落ち込んでいると違う男の子がやって来た。

    『ぃらっしゃいませ☆良牙です!』

    2005-09-04 17:36:00
  • 34:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    来なくても良いのにと思いながら、顔を上げた。

    『横いい?』
    『えっ?はぃ、どーぞ・・・』

    それが彼との出逢いでした。

    2005-09-04 17:38:00
  • 35:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    彼はとても綺麗な顔立ちをしていた。
    笑うと可愛いくて、でも少し冷めたような目つきの彼にドキッとした。

    『時間ないんゃろぉ?』
    『ぅん電車んくなるねん。』

    まともに顔を見れず、残ったビールをゴクリと飲み干した。

    2005-09-04 17:50:00
  • 36:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc


    『ぅん電車なくなるねん。』
    ミスったぁ。。。。すみませんm(__)m

    2005-09-04 17:51:00
  • 37:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『何か呑む?』
    『ぅうん、もぅ帰らなアカンし。』
    『そやなぁ。』

    それからは他愛もない会話を数分だけした。時間になり会計を済ませて
    店を後にする。エレーベーターで下まで送って貰い、初体験は幕を下ろした。

    2005-09-04 18:32:00
  • 38:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『なんか疲れた↓』
    『優菜めちゃ大人しかったなぁ?』
    『紗江が元気過ぎゃねん!』

    思い思いを口にしながら駅まで向かった。

    2005-09-04 18:35:00
  • 39:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『面白かったぁ☆』
    『そぉか〜?』
    『ヒカル君と番号交換したし♪』
    『・・・・そぉなん?』

    私と紗江の感想は真逆だった。私は全く興味も沸かず、2度と行く事はないだろうと
    思っていた。良牙くんはカッコイイけど、所詮ホスト・・・やっぱり何の対象にもならない。

    2005-09-04 18:38:00
  • 40:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    駅に着くと反対方向の私達は改札を抜けた所でバイバイした。
    地元の駅まで15分ほど掛かる。一人電車に揺られながら今日の出来事を
    思い返していた。

    《それにしてもカッコ良かったなぁ。。。》

    2005-09-04 18:42:00
  • 41:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    《あんな彼氏ゃったら自慢やな。嫌無理あるって・・・》

    一人でそんな事を考えていると地元の駅に着いた。
    家まで駅に止めて置いた原付を飛ばすこと5分、玄関に入るなり
    部屋へ駆け込みベットへダイブした。その時になって興奮して来てしまった。

    2005-09-04 18:46:00
  • 42:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そのまま良牙くんの事をあれこれ考えながら眠りについた。

    翌朝―
    切っても切っても鳴り続ける携帯の音で目が覚めた。寝ぼけながら電話に出た。

    『はぃ?』
    『お前昨日何しとってん!!』

    2005-09-04 18:49:00
  • 43:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『朝っぱらから何?』
    『電話するゅーてかけて来てへんゃんけ!』
    『・・・・・・・・。』

    コイツをすっかり忘れていた。

    2005-09-04 18:52:00
  • 44:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『お前聞いてんかいゃ!』
    『もぉごめんって!』
    『逆ギレか?』
    『ちょー今起きたから、又掛け直すわ。』

    そう言って一方的に切った。それから私は速攻で紗江にメールを打った。

    2005-09-04 18:54:00
  • 45:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    【おはー☆今達也の電話で起きた↓めちゃウザイねんケド・・・。
    何様って感じゃわ。もう本間別れたい(>_

    2005-09-04 18:57:00
  • 46:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『お前なんやねん!!!』
    『はぁ?何が?』
    『別れたいんやったら別れたるわ!』

    なんで知ってるん?・・・と思った。意味が分からないまま黙っていると
    彼氏が言った。

    2005-09-04 19:00:00
  • 47:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『お前一回メール見てみろ!』

    プチ―ツーツー・・・・
    思いっきり電話を切られイライラしながらメールを見た。
    【受信ボックス】何もなぃやん。。。問い合わせをしてみた。メールは1件も入って来ない。
    【送信ボックス】・・・・送信先 達也・・・・やってしまった。

    2005-09-04 19:03:00
  • 48:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    紗江に送ったつもりのメールを間違って彼氏に送っていた。

    《どうしよ・・・ヤバイ・・・ヤバイ?・・・ヤバクナイゃん!ヤバクナイ。。。》

    そんな感じで私は開き直った。直ぐにメール作成に取り掛かり、彼氏に送信した。
    【間違って送ってんケド、そういう事ゃから・・・・バイバイ!!】

    2005-09-04 19:06:00
  • 49:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    速攻で返事が来た。

    【死ね!】

    直ぐに削除をし、メモリからも消した。
    これで終わったと思うと開放感に満ち溢れていた。

    2005-09-04 19:08:00
  • 50:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    その事を紗江に報告すると笑いながら「良かったなぁ。」と言ってくれた。
    それから数週間、私はバイト一色の生活になった。バイト先はパチ屋―
    なんの色気もない生活には直ぐに飽きた。
    さしぶりに紗江と遊ぼうと思い、電話をかけた時の事だった。

    2005-09-04 19:11:00
  • 51:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ほぼ毎日メールのやり取りはしていたが、あの日以来遊ぶのは初めてだった。

    『もしぃ?さしぶりに遊んでやぁ☆』
    『いいけど、今、前来たホストやから来る?』
    『ぇ”っ?!また行ってるん?』

    紗江はあれからちょくちょく行っているようだった。

    2005-09-04 19:15:00
  • 52:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ぅん。ヒカルもおいでって〜☆』
    『・・・・・。』

    ヒカルって!!前は君付けしてたゃん!!
    正直少し引いてしまった。

    2005-09-04 19:17:00
  • 53:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『どうする〜?』
    『まだ出てこーへんの?』
    『もうちょっとぉる☆』

    きっとまだまだ居る気ゃろな・・・。

    『ぅちお金ないからぇえわ〜。』
    『お金ゃったらうちが出したるし、良牙も待ってるって〜♪』

    2005-09-04 19:19:00
  • 54:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ピクッ―
    良牙?今「良牙」って言ったゃんな。。。そんな嫉妬心が芽生えた。

    『んじゃ行く〜☆』
    『待ってるから駅付いたら電話してー!』
    『分かったぁ。』

    2005-09-04 19:22:00
  • 55:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    電話を切ると猛スピードで用意をした。あれから良牙くんの事は忘れていたに等しい
    ほど考えなくもなっていた。でもいざ会えると思うと止まらなくなった。
    途中ふっと我に帰り、何してるんゃろ?と思う事もあったけど、
    でも良牙くんに会いたいと言う気持ちが膨れ上がる一方だった。

    2005-09-04 19:24:00
  • 56:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    家を飛び出し、駅までダッシュした。1本でも早い電車に乗りたかった。
    この時すでに私はハマっていたのだろうか・・・・。

    お店のある駅に着き改札を抜けると、言われた通り紗江に電話をした。

    『もしぃ?着いたでぇ☆』
    『分かったぁ。。迎えに行くから待ってて〜!』

    2005-09-04 19:28:00
  • 57:

    咲姫

    頑張って完結させてね?
    でもちょっと略が多くて読みにくい・・・
    ????しおり?????

    2005-09-04 19:29:00
  • 58:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    紗江の声がさっきまでと変わっていた。電話越しにでも分かるくらい
    酔っていた。迎えに来るなんて珍しい・・・でも酔っているせいだろうと思い、
    駅の分かりやすそうな所で待つ事にした。

    2005-09-04 19:30:00
  • 59:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    咲姫さんレスありがとぉ!
    すみませんm(__)m略なくすように気をつけます☆これからも
    ヨロシクお願いします。。。。

    2005-09-04 19:32:00
  • 60:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃん!』『んっ?』『こっち!こっち!』
    声のする方を見ると良牙くんがニッコリ笑って立っていた。
    『良牙くん!何で???紗江は?』『店おるで☆俺が代わりに来た!』
    何かよく分からなかったけど、紗江に感謝をした。

    2005-09-04 19:35:00
  • 61:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    店に着くまでに色々話しをした。
    『名前良く覚えてたなぁ?』『ぅん。』当たり前ゃん・・・と思いつつ、
    微笑んでみた。『何歳なん?俺20歳なってん!』『おめでとー☆ぅち18歳ゃで。』
    『わっか!』『変わらんゃん!』すっかり良牙くんのペースに乗せられ、
    会話も順調に進んだ。良牙マジックだ・・・と訳の分からない事を思った。

    2005-09-04 19:39:00
  • 62:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『そうや!後でいいから番号教えてや☆』『ぅん・・・・。』
    返事をしたものの迷った。ホストよく知らない世界にいる人。
    恋愛の対象にしてはいけないと分かっていた。
    でもこの日から良牙くんにハマって行くのに時間は掛からなかった。

    2005-09-04 19:42:00
  • 63:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『2回目ゃんなぁ?』『そやでー☆』『紗江ちゃんあれから結構着てるで?』
    『そうらしいなぁ・・知らんかってんけど↓』そんな話しをしていると
    あっと言う間に店の前に着いた。扉の前で深呼吸をした。
    『ぃらっしゃぃませーー!!』

    2005-09-04 19:53:00
  • 64:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc


    今日はここまでにします☆
    略が多くてすみませんm(__)mPCゃから気づきませんでした↓
    気をつけます。。。。

    2005-09-04 19:55:00
  • 65:

    名無しさん

    頑張ってなぁ☆★早く続き読みたい♪

    2005-09-04 21:39:00
  • 66:

    名無しさん

    読んでます!頑張って☆

    2005-09-05 01:27:00
  • 67:

    しげ子

    主さん頑張ってね♪最後まで読むからに〜

    2005-09-05 02:47:00
  • 68:

    ?舞梨子?

    しぉり??

    2005-09-05 04:41:00
  • 69:

    咲姫

    直してくれてありがとうございます(>_

    2005-09-05 06:33:00
  • 70:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    65san*ぁりがとぉ★遅くなってごめんなさいm(__*)m
    66san*読んでくれてぁりがとぉ!頑張ります♪
    しげ子san*最後までヨロシクおねがしします(*^-^*)
    舞梨子san*しぉりありがとぉ。。。。
    咲姫san*また?レスぁりがとぉ!注意してくれてぁりがとぉございました(>_ω)ノでゎ、今から更新します・・・・。

    2005-09-05 14:28:00
  • 71:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    気持ちいいくらい大きな声で向かえ入れられた。
    やっぱり緊張はするものの、前よりは少し落ち着けた。
    『優菜遅いぃぃ〜!』
    『紗江酔ってるゃん。。。』
    私はソファに腰を降ろしなら言った。

    2005-09-05 14:30:00
  • 72:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃん助けて↓↓』
    『ぃゃ・・頑張って☆笑』
    ヒカルが紗江に苦戦中だった。でも紗江の面倒を見に来た訳ではない。
    良牙くんに会いにきたのだ。

    2005-09-05 14:32:00
  • 73:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『お待たせ〜☆生で良かったゃんな?』
    『ぅん!ありがとー♪』
    良牙くんが隣に座った。ドキドキしながら乾杯をすると、
    グラス一杯に注がれたビールを喉の奥へと流しこんだ。

    2005-09-05 14:35:00
  • 74:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私は口下手な上に人見知りが激しい。仲良くなってしまえばバカも出来る
    けど、そうなるまでには時間が掛かる。お酒の力でも借りないと
    上手く話せない程だった。早く緊張状態から逃れる為、ピッチを上げて
    ビールを呑み続けた。

    2005-09-05 14:37:00
  • 75:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃん呑むなぁ?笑』
    『ぅん!呑まなゃってられん!』
    そろそろいい感じにお酒が回って来た。今日は時間もたっぷりある。
    良牙くんの事を少しでも知りたいと、気合が入っていた。

    2005-09-05 14:46:00
  • 76:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃんって学生なん?』
    『違うで〜。フリーターしてる↓』
    『そうなんや?彼氏おるん?』
    突然そんな事を聞かれて焦った。
    私にとって彼氏・彼女おる?は気になる子に聞くものだと思っていた。

    2005-09-05 14:51:00
  • 77:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    当然私は少し勘違いをした。うぬぼれもいい所だ。
    『おらへんよぉ↓』
    『うっそやぁ〜!絶対おるゃろ?』
    『本間ゃし!良牙くんは?』

    2005-09-05 14:53:00
  • 78:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『おらへん↓(泣)』
    『そっちこそ嘘ゃろ?仕事ゃもんなぁ☆』
    『ぃやマジゃって!』
    そんな会話でいい気分になっていた。

    2005-09-05 14:55:00
  • 79:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『絶対モテルゃん。作らへんの?』
    『ホスト始めたらフラれてん。』
    良牙くんみたいな人をフル女を見てみたいと思った。贅沢な奴だと
    勝手に怒り、そんなもんなん?と考えたりもした。

    2005-09-05 14:57:00
  • 80:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『すぐ彼女出来るって☆笑』
    『めっちゃ適当に言ってるゃろ?』
    『本気で言ってるって!うちも頑張ろ〜☆』
    『彼氏欲しいん?』

    2005-09-05 15:01:00
  • 81:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『そりゃっ『優菜〜!トイレ。。。』』
    私の中ではいい感じだった雰囲気を壊された。紗江はお構いなしに
    トイレ、トイレと騒いでいた。
    『トイレぐらい自分で行きやぁ!』

    2005-09-05 15:03:00
  • 82:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    イライラしながら紗江の体を支える。
    『歩けんくなるまで呑むなよ↓』
    『ごめん〜!だってなぁ・・ヒカルがなぁ・・・』
    『ハイハイ。分かったから。』
    とりあえずトイレに連れていった。

    2005-09-05 15:04:00
  • 83:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    長い間出てこない紗江が心配になってきた。
    ドンドン―
    『紗江!紗江生きてる?!』
    最初は少し冗談まじりで言った。でも返事がない。

    2005-09-05 15:06:00
  • 84:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ちょっと!紗江?大丈夫なん?!』
    ドンドンと荒ただしく扉を叩きながら叫んだ。さすがに倒れてるんじゃ
    ないかと思い、焦った。
    私は席まで戻りヒカルに助けを求めた。

    2005-09-05 15:07:00
  • 85:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『紗江が出て来んねん!返事ないし!!』
    私の慌てようにビックリしながらヒカルはトイレに向かった。
    良牙くんと一緒に私も戻った。
    『紗江!紗江!』

    2005-09-05 15:09:00
  • 86:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    幾ら叫んでもやっぱり反応がない。
    ガタッッ―
    何か物音がした。ヒカルは外からトイレの鍵を開けた。
    『紗江!!』

    2005-09-05 15:11:00
  • 87:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『・・・・・。』
    『あんた何してるん?』
    勢いよくトイレの中を覗くと床に座り込みシクシクと泣いていた。
    さすがに頭に来た。
    『あんた何考えてん?!』

    2005-09-05 15:13:00
  • 88:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私は紗江の前にしゃがみ込み怒鳴った。すると紗江はいきなり大声で泣き出した。
    『優菜〜っ。。。け、携帯がっ・・・トイレ落ちたぁぁぁ!!』
    『はっ??』
    トイレに落として携帯が壊れたらしかった。

    2005-09-05 15:15:00
  • 89:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    さすがに飽きれた。酔っ払いはこれだから嫌いだ。
    私もほんのり酔っていたが一気に冷め、気分も台無しだった。
    『ごめん。今日は紗江連れてもう帰るわ。』
    『マジで?大丈夫か?』

    2005-09-05 15:17:00
  • 90:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    大丈夫じゃないよ(汗)本当はほって帰りたいし・・・内心はかなり迷惑だった。
    でも未だ泣き止まない紗江をほっとく訳にはいかなかった。
    『ぅん大丈夫☆ごめんなぁ↓』
    『こっちは全然大丈夫ゃで!』

    2005-09-05 15:19:00
  • 91:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『心配ゃから帰ったら連絡して!』
    会計を済ませようと伝票を待っている間に番号とアドレスを交換した。
    『そういえば口座ゃねんけど・・。』
    『口座って何?』
    当然何の事かさっぱり分からなかった。銀行?とも思ったくらいだ。

    2005-09-05 15:23:00
  • 92:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『担当の事ゃねんけど、紗江ちゃんはヒカルにしてんねん。』
    『そうなん?んじゃ良牙くんにしといて☆』
    理解出来ないままそう言った。伝票が届くと自分の分を先に支払った。
    この時はまだ1万円でおつりがくる程度だった。

    2005-09-05 15:26:00
  • 93:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『紗江ちゃんの分どうしよ?』
    ヒカルが困った顔で言った。
    『幾らなん?』
    『5万2千円。。。』

    2005-09-05 15:27:00
  • 94:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『5万?!』
    思わず聞き返した。さすがに私が払っておける額ではなかった。
    『紗江?帰るからお金払って!』
    『ぅんぅん!分かってるってー☆』

    2005-09-05 15:28:00
  • 95:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そう言った物の中々財布を出そうとしない紗江に又苛立ってしまった。
    結局紗江の分は次回払うと言う事になり未収にされていた。
    私はこの日、2度と紗江とは来ないと誓い店を後にした。
    『連絡待ってるで☆気をつけてなぁ!』

    2005-09-05 15:31:00
  • 96:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    良牙くんとヒカルに見送られ、紗江を抱えて歩き出した。
    タクシーを捕まえると紗江を押し込んだ。
    紗江を送りと届けるとドッと疲れが襲ってくる。ため息交じりで
    携帯を広げると、1件のメールが届いてあった。

    2005-09-05 15:34:00
  • 97:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    【今日はぁりがとぉ!大丈夫かぁ?心配(>_

    2005-09-05 15:36:00
  • 98:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    コールが鳴るたびに緊張してくる。ドキドキしながら出るのを待った。
    『もしぃ〜?優菜ちゃん?』
    『ぅん。今日はごめんなぁ↓忙しかった?』
    『大丈夫ゃで☆紗江ちゃんどない?』
    『もうベロベロで話しにならんかった(泣)』

    2005-09-05 15:38:00
  • 99:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『お疲れさんゃな!もう寝るん?』
    『ぅん寝るー☆』
    『そっか↓仕事終わったら電話していい?』
    『えっ?ぅん!ぃいよ☆』

    2005-09-05 15:40:00
  • 100:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    焦って答えると笑われてしまった。
    恥ずかしい反面嬉しさで飛び上がりそだった。
    『んじゃまた掛けるなぁ☆』
    『待ってるー☆おやすみなさぁぃ。。。』

    2005-09-05 15:41:00
  • 101:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私は携帯を握り締め眠った。

    〜〜♪
    【着信 良牙くん★】

    2005-09-05 18:27:00
  • 102:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私は眠い目をこすりながら電話に出た。
    『・・・・もしもしぃ?』
    『分かる?良牙ゃけど。。。』
    『分かるよー☆笑』

    2005-09-05 18:29:00
  • 103:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『寝てた?ごめんなぁ↓』
    『全然ぃいで☆終わったん?お疲れー!』
    『ぁりがとー☆今日はバイト?』
    私は少し期待して一応こう答えた。

    2005-09-05 18:32:00
  • 104:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『今日は休みゃで♪』
    『ぃいなー☆今から出て来れる?』
    『今から?!寝起きゃから時間かかるよ?』
    『飯食って待ってるわ!』
    そう言って電話を切った。

    2005-09-05 18:34:00
  • 105:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    《・・・・?今からって事はデートゃんな?》
    仕事は終わったって言ってたし、プライベートで会える♪・・・と勢い良く
    ベットから飛び出した。何の疑いも持たずただ純粋に良牙くんの
    行動を受け止めてしまった。

    2005-09-05 18:36:00
  • 106:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ルンルン気分で用意をした。急いでメイクも済ませクローゼットの中から、
    服を引きずり出し、お気に入りの服を着た。
    家の近くでタクシーを拾い、良牙くんの元へ向かった。

    2005-09-05 18:40:00
  • 107:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    店の近くに着くと電話をして迎えに来て貰った。
    明るい所で見ると目の下に薄く隈が出来ていたが、やっぱりカッコ良かった。
    『おはよー☆』
    『結構早かったなぁ!』

    2005-09-05 18:43:00
  • 108:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『そぉ?何処行くん?』
    『とりあえず家帰っていい?』
    『ぅん。良いけど?』
    『スーツ着替えたいねん。』

    2005-09-05 18:45:00
  • 109:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そういう事か・・・と納得した。
    変な事を考えていた自分が恥ずかしい。。。
    タクシーを拾って良牙くんの家に向かった。

    2005-09-05 18:47:00
  • 110:

    まぁさ

    この小説バリスキ?続き読みたぁぁぃ?

    2005-09-06 00:42:00
  • 111:

    ?くみ?

    早くょみ+ニァィ??
    メッチャぉもろィ∪なァ???
    頑張っτ完結∪τねン??
    更新するの
    楽∪みレニ∪τますッッ???

    2005-09-06 01:15:00
  • 112:

    名無しさん

    頑張ッτ?+ょaaa????

    2005-09-06 02:56:00
  • 113:

    名無しさん

    2005-09-06 03:22:00
  • 114:

    名無しさん

    ????????????

    2005-09-06 03:26:00
  • 115:

    ?舞梨子?

    しぉり??

    2005-09-06 08:19:00
  • 116:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    こんにちゎ★
    まぁさsanぇ→好きとか言ってもらえてめちゃ嬉しいです♪ありがとぉ!
    くみsanぇ→ぉりがとぉ!完結まで頑張りますね☆
    112sanぇ→頑張ります!!ありがとぉ(*^-^*)
    113san*114sanぇ→ありがとぉございますm(__*)m
    舞梨子sanぇ→2回目のしぉりぁりがとぉ♪本当に励みになります。。。。

    2005-09-06 15:06:00
  • 117:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    *続き*
    タクシーの中では殆ど会話はなかった。たまに目が合うとニコッとされ、
    ドキドキしていた。走る事10分―
    良牙くんの住むマンションの前に着いた。タクシーから降りると、足早に歩く
    良牙くんに着いて歩いた。

    2005-09-06 15:09:00
  • 118:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    エレベーターに乗り12階のボタンを押した。
    チーン―
    扉が開き、廊下を歩く。一番奥まで来ると鍵を開けて玄関に入った。
    『お邪魔します。』
    緊張で上手く靴が脱げなかった。

    2005-09-06 15:13:00
  • 119:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『疲れたぁ↓優菜ちゃんこっちおいで!』
    リビングに置かれた大きなソファーにボスッと座り私を手招きした。
    間取りは2LDKで1人暮らしには広すぎるくらいだった。
    『一人で住んでるん?』
    私は良牙くんから少し離れてソファーの隅っこに座った。

    2005-09-06 15:15:00
  • 120:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『今は一人ゃで☆ってか警戒してる?笑』
    『そんな事なぃで!』
    『もっとこっちおいでや↓』
    『ぅん。失礼します・・・。』
    すこし近づいて座り直した。

    2005-09-06 15:18:00
  • 121:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ここ元カノと住んでてん。』
    『そうなんや・・・。』
    結構ショックだった。前に彼女がいた事ぐらい珍しくも何ともない。
    でも何だかやりきれない気分になった。

    2005-09-06 15:19:00
  • 122:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『風呂入ってくるわ!』
    『分かった〜☆』
    『一緒に入る?笑』
    『何言ってるん?!』
    耳まで熱くなった。良牙くんは「冗談やって♪」と鼻歌混じりでお風呂へ向かった。

    2005-09-06 15:21:00
  • 123:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私はその間ソワソワしてたまらなかった。
    大人しくソファーに居なきゃいけないと思う反面、部屋を物色したくて
    たまらなかった。元カノがどんな人だったのかが気になり、
    何かないものかと頭をひねった。

    2005-09-06 15:23:00
  • 124:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    とりあえずテレビを付け、辺りを見渡した。
    物が殆どなく、どれも大きな家具ばかりだった。色は白に統一され、
    窓を開ければ涼しい風が入って来る。
    家賃幾らなんゃろ?・・・そんな事を考えていた。

    2005-09-06 15:25:00
  • 125:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    リビングの奥にある扉が気になった。
    寝室かな?・・そう思いしのび足で扉の前まで言った。
    ドアノブに手を伸ばした。
    『優菜ちゃん?』
    ビクッー

    2005-09-06 15:30:00
  • 126:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    振り返ると良牙くんは首にタオルを掛けて立っていた。
    『ご、ごめんなさい!!』
    私は素早くソファーのほうへ戻った。すると良牙くんは笑いながら言った。
    『あの部屋何もないで?俺の部屋はこっち☆』

    2005-09-06 15:32:00
  • 127:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    玄関から直ぐの扉を開けると中を見せてくれた。
    『気になったん?笑』
    『ぅん。。。』
    『めっちゃビックリしてたなぁ!顔凄かったで☆笑』
    『すごいってヒドッ!!』

    2005-09-06 15:33:00
  • 128:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    良牙くんは笑いながらクローゼットを開けると、何着ようと悩んでいた。
    『どんなんが好きなん?』
    『ぅーん。。。何でもぃい。』
    『何でもが一番悩む↓』
    私は男の人のファッションとかはあまり気にしない方だったし、よく分からない。

    2005-09-06 15:37:00
  • 129:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『これにしよっ♪』
    10分位悩んだあげくようやく決まったようだった。
    私はその光景を良牙くん愛用ベットの上で見ていた。
    タオルを首から取り、来ていたTシャツを脱いだ。髪の毛がまだ濡れていて、
    とてもセクシーだった。見とれてしまう程だった。

    2005-09-06 15:39:00
  • 130:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『見んといて〜☆笑』
    『見てないしっ!』
    『見てもぃいで?笑』
    『見ない!!』
    顔を反対方向に向け喋った。

    2005-09-06 15:42:00
  • 131:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そうこうしている内に着替え終わった良牙くんは、
    隣に座って言った。
    『優菜ちゃんって分かりゃすいな☆』
    『何がっ?!』
    からかわれているのが嫌で強く言った。

    2005-09-06 15:43:00
  • 132:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『別に〜♪』
    『何なんそれっ!』
    『んじゃ行こかぁ!』
    かなり焦った。このままやっちゃうのかと思った。

    2005-09-06 15:46:00
  • 133:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    駆け引きと言うものだろうか・・・。
    確実に私は良牙くんの虜になっていた。扱いやすかったに違いない。
    良牙くんに連れられ今度は車で移動した。
    『免許持ってるんや♪凄いなぁ〜!』
    『別に普通ゃん!笑』

    2005-09-06 15:49:00
  • 134:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私にしてみれば凄い・・というよりカッコイイ。
    しかも車も持っているのだから、やはり凄いと思う。
    助手席に乗り込み、上機嫌な私は弾んだ声で喋った。
    『何処行くん〜?』

    2005-09-06 15:51:00
  • 135:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『行きたい所ある?』
    『特にない・・・。』
    『そか☆んじゃ適当で!』
    どこでも良かった。良牙くんと一緒ならなんだって楽しいに決まっていた。

    2005-09-06 15:52:00
  • 136:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃんってもっと根暗ゃと思ったわ。』
    『根暗って↓人見知りするからなぁ。』
    『そゃろ?最初見た時、大人しかったもんな。』
    『すっかり良牙マジックに掛かったわ☆笑』
    『なんやそれっ!』

    2005-09-06 15:54:00
  • 137:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    軽快に走る車の中でそんな冗談を言い合った。
    とても幸せだった。そんな幸せも長続きはしないのが現実・・・。
    『とりあえず飯行く?』
    『さっき食べてなかった?』
    『優菜ちゃん待ってたんゃん☆』

    2005-09-06 15:56:00
  • 138:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    車を駐車場に止め、外に出た。洋食バイキングのお店だ。
    元カノと来た所なんかな?・・・と思いながら店に入った。
    そういうのをイチイチ気にする私はやっぱり根暗なのかもしれない。

    2005-09-06 15:58:00
  • 139:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    普通バイキングなんて男の子は来ないはず・・・。
    『こんな所良く知ってるなぁ?』
    『まぁ一応ホストやから☆笑』
    『ふぅ〜ん。。。』
    どう関係があるかなんて分からなかった。

    2005-09-06 16:58:00
  • 140:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    一気に黙り込んだ私を良牙くんは覗き込んだ。
    『何か不機嫌?』
    『別にそんな事ないで。』
    『スネてる?』
    『普通ゃって。』

    2005-09-06 17:00:00
  • 141:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    構われすぎると余計に素直になれなかったりする。
    『何か考えてるゃろ?嫉妬してるとか♪』
    『してなぃし!誰にするん?』
    『ぃや・・・何かに?そんなに信用なぃ?』
    『・・・・・。』

    2005-09-06 17:03:00
  • 142:

    名無しさん

    ????????????

    2005-09-06 17:03:00
  • 143:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『とりあえず何かとって来るわ。』
    その場に居たくなくて席を立った。
    なんて可愛げのない女なんだろう・・・と自己嫌悪に陥った。

    2005-09-06 17:05:00
  • 144:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    142sanぁりがとぉござぃますm(__*)m

    2005-09-06 17:07:00
  • 145:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    少し反省しながら適当に物を取って席へ戻った。
    『はぃ・・・食べよ!』
    『俺のも取って来てくれたん?!』
    『ぅん。』
    お詫びのつもりだった。

    2005-09-06 17:09:00
  • 146:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ありがとー☆ええ嫁さんなるわ!笑』
    そんな些細なことで喜んでくれて、私も嬉しかった。
    『さっきの続きゃねんけど、ゃっぱ信用ない?』
    『そんな事ないで☆』
    その話しをまだするのかと思った。

    2005-09-06 17:11:00
  • 147:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『本間の事言ってくれてぃいで?』
    『ちょっと・・・まだ会ったばっかりゃし!』
    『ホストゃから?』
    私のフォローは無意味だった。勿論ホストだからだ。そんな当たり前の事
    聞いてどうするのだろうと思った。

    2005-09-06 17:13:00
  • 148:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ホストゃからってより、ホストってよく知らんねん↓』
    素直に答えた。よく知らないし、イメージは決して良くない。
    良牙くんだって例外だはなかった。全てを信じれる訳がなかった。
    すると良牙くんは大きなため息を付いた。

    2005-09-06 17:16:00
  • 149:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    食べる事を辞めジッと私を見た。
    『慣れてるねんけどなぁ・・・ゃっぱこういう仕事ゃし。』
    『ただぅちはよく知らへんだけゃで!』
    『でもゃっぱそれが引っかかるんゃろ?』
    『そゃけど・・・。』

    2005-09-06 17:18:00
  • 150:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『しゃーないけどな!でも優菜ちゃんに会いたかってんで?』
    『ぅん。』
    『それは信じてな?』
    『分かった。』
    まんまと罠にハマってしまった。

    2005-09-06 17:20:00
  • 151:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    惚れた男に「会いたかった」なんて言われて、迷惑な女が居るだろうか。
    私は飛び上がる程嬉しく、疑ってしまった事ですら申し訳ないと思った。
    『俺の事全部信じて貰えるように頑張るわ☆笑』
    そう言って食事を再開した。おいしそうに食べる良牙くん・・・愛おしくて仕方がなかった。

    2005-09-06 17:22:00
  • 152:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    食べ終えるとアイスコーヒーを2つ頼み、
    それを飲みながら次の行き先を相談した。
    結局飲み終えるまでに決めることが出来ず、そのまま店を後にした。

    2005-09-06 17:27:00
  • 153:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    車に乗り込むと良牙くんは煙草に火をつけた。
    『幾らゃった?』
    私は財布を出していった。彼氏でもない人におごって貰うのは悪い。
    それにそんな経験が私にはなかった。
    『ぃいで!女は素直に甘えなさい!笑』

    2005-09-06 17:29:00
  • 154:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『悪いし・・・。』
    『デートゃからいいねん!笑顔でご馳走さまは?笑』
    『・・・ご馳走様でした。』
    軽く頭を下げて言った。すると大きな手で頭をヨシヨシされた。

    2005-09-06 17:31:00
  • 155:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『髪の毛グチャグチャなるちゃん!』
    と精一杯の照れ隠しをし、窓の外を見た。
    クスクスと笑う良牙くんの声が心地良かった。
    『そういえば優菜ちゃんは煙草吸わんの?』
    『えっ?何で?』

    2005-09-06 17:33:00
  • 156:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『店来た時吸ってたゃんな?』
    『・・・・うん。』
    『吸ってぃいで?』
    ちゃっかり覚えられていたとは、不覚だった。ゃっぱり煙草は吸わない方が、
    いいだろうと我慢していたのに、無駄な行為だった。

    2005-09-06 17:36:00
  • 157:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『女ゃから吸わんほうがいい思たん?』
    『何で分かるん?』
    『本間オモロイなっ!ってか優菜ちゃんって古い?笑』
    『古いって何よっ!ぶりっ子が台無しゃわ↓笑』

    2005-09-06 17:38:00
  • 158:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    基本的に私は古い・・・男のが上に立っていないと嫌だ。
    亭主関白な感じが好きだし、初対面に近いのに女の子が煙草を吸うのだって、
    下品ではないかと思った。でもこの人の前では何をしても無駄なのだと
    思った。

    2005-09-06 17:39:00
  • 159:

    名無しさん

    ????????????

    2005-09-06 18:13:00
  • 160:

    咲姫

    ????しおりぃ????

    2005-09-06 19:47:00
  • 161:

    ?舞梨子?

    ???∪ぉり???

    2005-09-06 21:29:00
  • 162:

    名無しさん

    しぉり

    2005-09-06 23:26:00
  • 163:

    まぁさ

    頑張ってねぇぇ??待ってます?

    2005-09-07 02:19:00
  • 164:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    159sanありがとぉ☆
    咲姫sanぃつもしおりぁりがとぉござぃます(*^-^*)
    舞梨子san毎回レスくれてぁりがとぉ!!
    162sanしおりありがとぉござぃます♪
    まぁさsanありがとぉ!頑張ります☆

    2005-09-07 18:42:00
  • 165:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    続き→
    私はシートに座り直し、背もたれに膨れ顔で持たれかかった。
    良牙くんに差し出されたセブンスターを1本貰うと火をつけて煙を吐いた。
    綺麗な横顔を眺めこの人が私を愛する事なんてあるのだろうか・・・と考えた。

    2005-09-07 18:45:00
  • 166:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ゲーセンでも行く?』
    『ぅん!』
    そのまま車はスピードを上げゲームセンターに入っていった。

    2005-09-07 18:47:00
  • 167:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『こんな大きい所あったんゃ?!』
    私は変にテンションが上がり騒いでいた。
    コインゲームをしたり、UFOキャッチャーでぬいぐるみを取って貰った。
    良牙くんはUFOキャッチャーが苦手らしく、中々取れなかった。

    2005-09-07 18:50:00
  • 168:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    負けず嫌いなのか意地になってお金を入れる良牙くんを
    必死に応援し、やっとの事で取れると二人で大喜びした。
    1つのぬいぐるみに5000円近く使っていたと思う。
    それでも得意げな顔をする良牙くんはホストと言う事を忘れてしまう位、
    可愛かった。

    2005-09-07 18:52:00
  • 169:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ありがとぉ!』
    私は取って貰ったぬいぐるみを大事そうに抱えていった。
    『おぉ・・プリクラ取っとく?』
    『ぅーん。。。』
    『ぃいやん!記念に☆』

    2005-09-07 18:54:00
  • 170:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    勿論良牙くんとのプリクラは欲しかった。けど、一緒に写る事に
    抵抗があった。こんなに自信を持たせてくれない男の子は初めてだ。
    気がつけばプリクラ機の中にいた。良牙くんは慣れた手つきで
    選択ボタンを押すと、顔を近づけた。

    2005-09-07 18:57:00
  • 171:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    心臓が飛び出るかと思った。ドキドキしすぎて顔が引きつる。
    なんとか笑顔を作ろうと努力をした。
    プリントされたプリクラには綺麗に写った良牙くんと、
    何かにおびえる私・・・・引きつっているのが良く分かった。

    2005-09-07 18:59:00
  • 172:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃん写真恐怖症とか?笑』
    『違うわっ!もう見んといて!』
    いつまでもそれを見て笑う良牙くんから取り上げた。
    『もうすぐ時間ゃな↓』
    『仕事・・?』

    2005-09-07 19:02:00
  • 173:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『そゃねん。今日も仕事ですわ!笑』
    『寝てないのに大丈夫なん?』
    『多分大丈夫☆』
    『・・・・・。』

    2005-09-07 19:04:00
  • 174:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    こんな時どうすればいいのだろう・・・と考えた。
    私は何をして上げられるだろう。
    『とりあえず家帰ろっか☆』
    『ぅん。。。』

    2005-09-07 19:06:00
  • 175:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    車を走らせ20分ほどで家に着いた。
    『今日はありがとう。』
    『改まってどうしたん?』
    『何か悪い事した気分↓』
    『何でゃねん!俺もありがとうゃし!』

    2005-09-07 19:08:00
  • 176:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『とりあえず家上がって行きゃ?』
    『いいん?』
    もうお別れだと思っていたから、嬉しかった。
    もう少し良牙くんと一緒にいれる。

    2005-09-07 19:09:00
  • 177:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    玄関のドアが重い音をたてて閉まった。
    ソファーへ倒れこむように座る良牙くん・・・・私は隣にチョコンと座った。
    『ちょっともたれてぃぃ?』
    『えっ・・どーぞ。』
    良牙くんの頭が肩に触れた。

    2005-09-07 19:12:00
  • 178:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    静まり返った部屋の中で私の胸の音だけが激しく鳴った。
    『なぁ?』
    ビクッ―
    急に声を掛けられてビックリした。

    2005-09-07 19:14:00
  • 179:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『やっぱ分かりゃすいな☆笑』
    『な、何が?!』
    耳まで赤くなっているのが自分でも分かった。
    良牙くんは私の肩から頭を上げ、ジッと私を見つめた。

    2005-09-07 19:16:00
  • 180:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    しばらくの沈黙に耐え切れなかった。
    『・・・どうしたん・・?』
    『俺の事好き?』
    『・・・っ急になんで?!』

    2005-09-07 19:18:00
  • 181:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ドクン・・・ドクン・・・
    まともに目を見れない。
    全てを見透かされているようで、裸にされたようで、
    この人には敵わないと思った。

    2005-09-07 19:21:00
  • 182:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃん?』
    『・・・なに?』
    ドクン・・・・ドクン・・・
    『俺は好きゃで。』
    そう言ってニッコリと笑った。

    2005-09-07 19:22:00
  • 183:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    目が合う・・・もう逸らせない。良牙くんの顔が近づいて来た。
    私は黙って目を閉じた。
    ドクンッ―
    唇が触れた瞬間、体の力が抜けた。

    2005-09-07 19:25:00
  • 184:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 185:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    偽りのない愛ならばどれだけ幸せだっただろう。
    この時の私には分からなかった。ただただ良牙くんを愛してしまった。
    このまま時間が止まればいいと何度も願った。

    2005-09-07 19:28:00
  • 186:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そのまましばらく手をつないで、ソファーに座っていた。
    夢の中に居るようで、時が本当に止まっているかのようだった。
    〜〜♪
    良牙くんの携帯が鳴った。あっさりと現実へ引き戻された。

    2005-09-07 19:33:00
  • 187:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『アラームゃわ・・。』
    『そっか用意しなね!』
    『そゃな↓』
    そう言いながらなぎ間携帯を触っていた。きっとお客さんから沢山の連絡が
    あったに違いない。

    2005-09-07 19:35:00
  • 188:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    携帯を閉じると、伸びをした。
    『風呂入ってくるかぁ!優菜は待っててな?』
    『ぅん。』
    今「優菜」って言った?「優菜ちゃん」じゃなくなった?
    そんな単純な事で幸せを感じれた。

    2005-09-07 19:39:00
  • 189:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    シャー・・・
    静かな部屋にシャワーの音が響いていた。
    もう帰らなきゃいけないんだ・・・みんなの良牙くんに戻ってしまう。
    次はいつ会える?近いうち会えるよね?信じていいんだよね?

    2005-09-07 19:41:00
  • 190:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そんな事をずっと考えていた。
    『・・・菜?優菜?!』
    『ごめん、ぼぉっとしてた☆笑』
    『ビックリするわ↓笑』
    良牙くんは何も思わないのかな?私だけ寂しいのかな?

    2005-09-07 19:44:00
  • 191:

    咲姫

    ?しぉりん?

    2005-09-07 23:49:00
  • 192:

    名無しさん

    そんなん優菜って?ヮラ

    2005-09-07 23:58:00
  • 193:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    スーツに着替え良牙くんはホストの姿になった。
    黒いスーツが良牙くんを1っそう男前にした。
    『んじゃ行くかぁ〜。』
    『ぅん・・・。』
    私は俯き加減で玄関へ向かった。

    2005-09-09 13:07:00
  • 194:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    咲姫sanいっつもありがとぉ!昨日は更新できませんでした↓
    またヨロシクお願いしますm(__*)m
    192sanダジャレ?!笑 

    2005-09-09 13:08:00
  • 195:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    その日はタクシーで駅まで送って貰い、良牙くんと別れた。
    夢から覚めた気分だった。現実であることを願いながら電車に乗った。
    家に着くと携帯をしきりに気にした。でも良牙くんからの連絡はない。
    《仕事中ゃし・・・》自分に言い聞かせながらも不安でいっぱいだった。

    2005-09-09 13:16:00
  • 196:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    その日から3日間はたまにメールが送られてくるだけだった。
    私は少しでもやりとりが続くようにと手の込んだメールを作成しては送信した。
    でもそれは無意味なものだった。良牙くんの生活に私は入っていないのだと
    痛感した。

    2005-09-09 13:31:00
  • 197:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    それから私がお店に顔を出すまでには時間が掛からなかった。
    良牙くんのデートから1週間、私はお店があるビルの前に立っていた。
    《急に行ったら怒られるゃろか・・?》
    そんな事を思い中々エレベーターのボタンを押せずにいた。

    2005-09-09 13:33:00
  • 198:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃんちゃん?!』
    振る向くとヒカルが驚いた顔をして立っていた。
    『ぼぉ〜としてどうしたん?』
    『別に・・。』
    『店来たんゃろ?一緒に入る?』

    2005-09-09 13:35:00
  • 199:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ヒカルと一緒にエレベーターに乗り込んだ。
    その間私は良牙くんの事を相談しようかと悩んだ。
    でもヒカルに言っって良いものか分からず、
    結局そのままお店の前に着いてしまった。

    2005-09-09 13:37:00
  • 200:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ぃらっしゃいませーー!!』
    扉が開かれた。目で良牙くんの姿を探した。でも姿は見当たらなかった。
    『優菜ちゃんが1人で来るんとかビックリしたわ!』
    『ちょっとね。』
    ヒカルはわざとらしく言った。きっと全て知っていたんだろう。

    2005-09-09 13:38:00
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