小説掲示板色・枕・・・・それでもあなたが好きでした。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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色・枕・・・・それでもあなたが好きでした。

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  • 1:

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    あぼ~ん
  • 101:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私は携帯を握り締め眠った。

    〜〜♪
    【着信 良牙くん★】

    2005-09-05 18:27:00
  • 102:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私は眠い目をこすりながら電話に出た。
    『・・・・もしもしぃ?』
    『分かる?良牙ゃけど。。。』
    『分かるよー☆笑』

    2005-09-05 18:29:00
  • 103:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『寝てた?ごめんなぁ↓』
    『全然ぃいで☆終わったん?お疲れー!』
    『ぁりがとー☆今日はバイト?』
    私は少し期待して一応こう答えた。

    2005-09-05 18:32:00
  • 104:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『今日は休みゃで♪』
    『ぃいなー☆今から出て来れる?』
    『今から?!寝起きゃから時間かかるよ?』
    『飯食って待ってるわ!』
    そう言って電話を切った。

    2005-09-05 18:34:00
  • 105:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    《・・・・?今からって事はデートゃんな?》
    仕事は終わったって言ってたし、プライベートで会える♪・・・と勢い良く
    ベットから飛び出した。何の疑いも持たずただ純粋に良牙くんの
    行動を受け止めてしまった。

    2005-09-05 18:36:00
  • 106:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ルンルン気分で用意をした。急いでメイクも済ませクローゼットの中から、
    服を引きずり出し、お気に入りの服を着た。
    家の近くでタクシーを拾い、良牙くんの元へ向かった。

    2005-09-05 18:40:00
  • 107:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    店の近くに着くと電話をして迎えに来て貰った。
    明るい所で見ると目の下に薄く隈が出来ていたが、やっぱりカッコ良かった。
    『おはよー☆』
    『結構早かったなぁ!』

    2005-09-05 18:43:00
  • 108:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『そぉ?何処行くん?』
    『とりあえず家帰っていい?』
    『ぅん。良いけど?』
    『スーツ着替えたいねん。』

    2005-09-05 18:45:00
  • 109:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そういう事か・・・と納得した。
    変な事を考えていた自分が恥ずかしい。。。
    タクシーを拾って良牙くんの家に向かった。

    2005-09-05 18:47:00
  • 110:

    まぁさ

    この小説バリスキ?続き読みたぁぁぃ?

    2005-09-06 00:42:00
  • 111:

    ?くみ?

    早くょみ+ニァィ??
    メッチャぉもろィ∪なァ???
    頑張っτ完結∪τねン??
    更新するの
    楽∪みレニ∪τますッッ???

    2005-09-06 01:15:00
  • 112:

    名無しさん

    頑張ッτ?+ょaaa????

    2005-09-06 02:56:00
  • 113:

    名無しさん

    2005-09-06 03:22:00
  • 114:

    名無しさん

    ????????????

    2005-09-06 03:26:00
  • 115:

    ?舞梨子?

    しぉり??

    2005-09-06 08:19:00
  • 116:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    こんにちゎ★
    まぁさsanぇ→好きとか言ってもらえてめちゃ嬉しいです♪ありがとぉ!
    くみsanぇ→ぉりがとぉ!完結まで頑張りますね☆
    112sanぇ→頑張ります!!ありがとぉ(*^-^*)
    113san*114sanぇ→ありがとぉございますm(__*)m
    舞梨子sanぇ→2回目のしぉりぁりがとぉ♪本当に励みになります。。。。

    2005-09-06 15:06:00
  • 117:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    *続き*
    タクシーの中では殆ど会話はなかった。たまに目が合うとニコッとされ、
    ドキドキしていた。走る事10分―
    良牙くんの住むマンションの前に着いた。タクシーから降りると、足早に歩く
    良牙くんに着いて歩いた。

    2005-09-06 15:09:00
  • 118:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    エレベーターに乗り12階のボタンを押した。
    チーン―
    扉が開き、廊下を歩く。一番奥まで来ると鍵を開けて玄関に入った。
    『お邪魔します。』
    緊張で上手く靴が脱げなかった。

    2005-09-06 15:13:00
  • 119:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『疲れたぁ↓優菜ちゃんこっちおいで!』
    リビングに置かれた大きなソファーにボスッと座り私を手招きした。
    間取りは2LDKで1人暮らしには広すぎるくらいだった。
    『一人で住んでるん?』
    私は良牙くんから少し離れてソファーの隅っこに座った。

    2005-09-06 15:15:00
  • 120:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『今は一人ゃで☆ってか警戒してる?笑』
    『そんな事なぃで!』
    『もっとこっちおいでや↓』
    『ぅん。失礼します・・・。』
    すこし近づいて座り直した。

    2005-09-06 15:18:00
  • 121:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ここ元カノと住んでてん。』
    『そうなんや・・・。』
    結構ショックだった。前に彼女がいた事ぐらい珍しくも何ともない。
    でも何だかやりきれない気分になった。

    2005-09-06 15:19:00
  • 122:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『風呂入ってくるわ!』
    『分かった〜☆』
    『一緒に入る?笑』
    『何言ってるん?!』
    耳まで熱くなった。良牙くんは「冗談やって♪」と鼻歌混じりでお風呂へ向かった。

    2005-09-06 15:21:00
  • 123:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私はその間ソワソワしてたまらなかった。
    大人しくソファーに居なきゃいけないと思う反面、部屋を物色したくて
    たまらなかった。元カノがどんな人だったのかが気になり、
    何かないものかと頭をひねった。

    2005-09-06 15:23:00
  • 124:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    とりあえずテレビを付け、辺りを見渡した。
    物が殆どなく、どれも大きな家具ばかりだった。色は白に統一され、
    窓を開ければ涼しい風が入って来る。
    家賃幾らなんゃろ?・・・そんな事を考えていた。

    2005-09-06 15:25:00
  • 125:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    リビングの奥にある扉が気になった。
    寝室かな?・・そう思いしのび足で扉の前まで言った。
    ドアノブに手を伸ばした。
    『優菜ちゃん?』
    ビクッー

    2005-09-06 15:30:00
  • 126:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    振り返ると良牙くんは首にタオルを掛けて立っていた。
    『ご、ごめんなさい!!』
    私は素早くソファーのほうへ戻った。すると良牙くんは笑いながら言った。
    『あの部屋何もないで?俺の部屋はこっち☆』

    2005-09-06 15:32:00
  • 127:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    玄関から直ぐの扉を開けると中を見せてくれた。
    『気になったん?笑』
    『ぅん。。。』
    『めっちゃビックリしてたなぁ!顔凄かったで☆笑』
    『すごいってヒドッ!!』

    2005-09-06 15:33:00
  • 128:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    良牙くんは笑いながらクローゼットを開けると、何着ようと悩んでいた。
    『どんなんが好きなん?』
    『ぅーん。。。何でもぃい。』
    『何でもが一番悩む↓』
    私は男の人のファッションとかはあまり気にしない方だったし、よく分からない。

    2005-09-06 15:37:00
  • 129:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『これにしよっ♪』
    10分位悩んだあげくようやく決まったようだった。
    私はその光景を良牙くん愛用ベットの上で見ていた。
    タオルを首から取り、来ていたTシャツを脱いだ。髪の毛がまだ濡れていて、
    とてもセクシーだった。見とれてしまう程だった。

    2005-09-06 15:39:00
  • 130:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『見んといて〜☆笑』
    『見てないしっ!』
    『見てもぃいで?笑』
    『見ない!!』
    顔を反対方向に向け喋った。

    2005-09-06 15:42:00
  • 131:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そうこうしている内に着替え終わった良牙くんは、
    隣に座って言った。
    『優菜ちゃんって分かりゃすいな☆』
    『何がっ?!』
    からかわれているのが嫌で強く言った。

    2005-09-06 15:43:00
  • 132:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『別に〜♪』
    『何なんそれっ!』
    『んじゃ行こかぁ!』
    かなり焦った。このままやっちゃうのかと思った。

    2005-09-06 15:46:00
  • 133:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    駆け引きと言うものだろうか・・・。
    確実に私は良牙くんの虜になっていた。扱いやすかったに違いない。
    良牙くんに連れられ今度は車で移動した。
    『免許持ってるんや♪凄いなぁ〜!』
    『別に普通ゃん!笑』

    2005-09-06 15:49:00
  • 134:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    私にしてみれば凄い・・というよりカッコイイ。
    しかも車も持っているのだから、やはり凄いと思う。
    助手席に乗り込み、上機嫌な私は弾んだ声で喋った。
    『何処行くん〜?』

    2005-09-06 15:51:00
  • 135:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『行きたい所ある?』
    『特にない・・・。』
    『そか☆んじゃ適当で!』
    どこでも良かった。良牙くんと一緒ならなんだって楽しいに決まっていた。

    2005-09-06 15:52:00
  • 136:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃんってもっと根暗ゃと思ったわ。』
    『根暗って↓人見知りするからなぁ。』
    『そゃろ?最初見た時、大人しかったもんな。』
    『すっかり良牙マジックに掛かったわ☆笑』
    『なんやそれっ!』

    2005-09-06 15:54:00
  • 137:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    軽快に走る車の中でそんな冗談を言い合った。
    とても幸せだった。そんな幸せも長続きはしないのが現実・・・。
    『とりあえず飯行く?』
    『さっき食べてなかった?』
    『優菜ちゃん待ってたんゃん☆』

    2005-09-06 15:56:00
  • 138:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    車を駐車場に止め、外に出た。洋食バイキングのお店だ。
    元カノと来た所なんかな?・・・と思いながら店に入った。
    そういうのをイチイチ気にする私はやっぱり根暗なのかもしれない。

    2005-09-06 15:58:00
  • 139:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    普通バイキングなんて男の子は来ないはず・・・。
    『こんな所良く知ってるなぁ?』
    『まぁ一応ホストやから☆笑』
    『ふぅ〜ん。。。』
    どう関係があるかなんて分からなかった。

    2005-09-06 16:58:00
  • 140:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    一気に黙り込んだ私を良牙くんは覗き込んだ。
    『何か不機嫌?』
    『別にそんな事ないで。』
    『スネてる?』
    『普通ゃって。』

    2005-09-06 17:00:00
  • 141:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    構われすぎると余計に素直になれなかったりする。
    『何か考えてるゃろ?嫉妬してるとか♪』
    『してなぃし!誰にするん?』
    『ぃや・・・何かに?そんなに信用なぃ?』
    『・・・・・。』

    2005-09-06 17:03:00
  • 142:

    名無しさん

    ????????????

    2005-09-06 17:03:00
  • 143:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『とりあえず何かとって来るわ。』
    その場に居たくなくて席を立った。
    なんて可愛げのない女なんだろう・・・と自己嫌悪に陥った。

    2005-09-06 17:05:00
  • 144:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    142sanぁりがとぉござぃますm(__*)m

    2005-09-06 17:07:00
  • 145:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    少し反省しながら適当に物を取って席へ戻った。
    『はぃ・・・食べよ!』
    『俺のも取って来てくれたん?!』
    『ぅん。』
    お詫びのつもりだった。

    2005-09-06 17:09:00
  • 146:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ありがとー☆ええ嫁さんなるわ!笑』
    そんな些細なことで喜んでくれて、私も嬉しかった。
    『さっきの続きゃねんけど、ゃっぱ信用ない?』
    『そんな事ないで☆』
    その話しをまだするのかと思った。

    2005-09-06 17:11:00
  • 147:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『本間の事言ってくれてぃいで?』
    『ちょっと・・・まだ会ったばっかりゃし!』
    『ホストゃから?』
    私のフォローは無意味だった。勿論ホストだからだ。そんな当たり前の事
    聞いてどうするのだろうと思った。

    2005-09-06 17:13:00
  • 148:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ホストゃからってより、ホストってよく知らんねん↓』
    素直に答えた。よく知らないし、イメージは決して良くない。
    良牙くんだって例外だはなかった。全てを信じれる訳がなかった。
    すると良牙くんは大きなため息を付いた。

    2005-09-06 17:16:00
  • 149:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    食べる事を辞めジッと私を見た。
    『慣れてるねんけどなぁ・・・ゃっぱこういう仕事ゃし。』
    『ただぅちはよく知らへんだけゃで!』
    『でもゃっぱそれが引っかかるんゃろ?』
    『そゃけど・・・。』

    2005-09-06 17:18:00
  • 150:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『しゃーないけどな!でも優菜ちゃんに会いたかってんで?』
    『ぅん。』
    『それは信じてな?』
    『分かった。』
    まんまと罠にハマってしまった。

    2005-09-06 17:20:00
  • 151:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    惚れた男に「会いたかった」なんて言われて、迷惑な女が居るだろうか。
    私は飛び上がる程嬉しく、疑ってしまった事ですら申し訳ないと思った。
    『俺の事全部信じて貰えるように頑張るわ☆笑』
    そう言って食事を再開した。おいしそうに食べる良牙くん・・・愛おしくて仕方がなかった。

    2005-09-06 17:22:00
  • 152:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    食べ終えるとアイスコーヒーを2つ頼み、
    それを飲みながら次の行き先を相談した。
    結局飲み終えるまでに決めることが出来ず、そのまま店を後にした。

    2005-09-06 17:27:00
  • 153:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    車に乗り込むと良牙くんは煙草に火をつけた。
    『幾らゃった?』
    私は財布を出していった。彼氏でもない人におごって貰うのは悪い。
    それにそんな経験が私にはなかった。
    『ぃいで!女は素直に甘えなさい!笑』

    2005-09-06 17:29:00
  • 154:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『悪いし・・・。』
    『デートゃからいいねん!笑顔でご馳走さまは?笑』
    『・・・ご馳走様でした。』
    軽く頭を下げて言った。すると大きな手で頭をヨシヨシされた。

    2005-09-06 17:31:00
  • 155:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『髪の毛グチャグチャなるちゃん!』
    と精一杯の照れ隠しをし、窓の外を見た。
    クスクスと笑う良牙くんの声が心地良かった。
    『そういえば優菜ちゃんは煙草吸わんの?』
    『えっ?何で?』

    2005-09-06 17:33:00
  • 156:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『店来た時吸ってたゃんな?』
    『・・・・うん。』
    『吸ってぃいで?』
    ちゃっかり覚えられていたとは、不覚だった。ゃっぱり煙草は吸わない方が、
    いいだろうと我慢していたのに、無駄な行為だった。

    2005-09-06 17:36:00
  • 157:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『女ゃから吸わんほうがいい思たん?』
    『何で分かるん?』
    『本間オモロイなっ!ってか優菜ちゃんって古い?笑』
    『古いって何よっ!ぶりっ子が台無しゃわ↓笑』

    2005-09-06 17:38:00
  • 158:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    基本的に私は古い・・・男のが上に立っていないと嫌だ。
    亭主関白な感じが好きだし、初対面に近いのに女の子が煙草を吸うのだって、
    下品ではないかと思った。でもこの人の前では何をしても無駄なのだと
    思った。

    2005-09-06 17:39:00
  • 159:

    名無しさん

    ????????????

    2005-09-06 18:13:00
  • 160:

    咲姫

    ????しおりぃ????

    2005-09-06 19:47:00
  • 161:

    ?舞梨子?

    ???∪ぉり???

    2005-09-06 21:29:00
  • 162:

    名無しさん

    しぉり

    2005-09-06 23:26:00
  • 163:

    まぁさ

    頑張ってねぇぇ??待ってます?

    2005-09-07 02:19:00
  • 164:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    159sanありがとぉ☆
    咲姫sanぃつもしおりぁりがとぉござぃます(*^-^*)
    舞梨子san毎回レスくれてぁりがとぉ!!
    162sanしおりありがとぉござぃます♪
    まぁさsanありがとぉ!頑張ります☆

    2005-09-07 18:42:00
  • 165:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    続き→
    私はシートに座り直し、背もたれに膨れ顔で持たれかかった。
    良牙くんに差し出されたセブンスターを1本貰うと火をつけて煙を吐いた。
    綺麗な横顔を眺めこの人が私を愛する事なんてあるのだろうか・・・と考えた。

    2005-09-07 18:45:00
  • 166:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ゲーセンでも行く?』
    『ぅん!』
    そのまま車はスピードを上げゲームセンターに入っていった。

    2005-09-07 18:47:00
  • 167:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『こんな大きい所あったんゃ?!』
    私は変にテンションが上がり騒いでいた。
    コインゲームをしたり、UFOキャッチャーでぬいぐるみを取って貰った。
    良牙くんはUFOキャッチャーが苦手らしく、中々取れなかった。

    2005-09-07 18:50:00
  • 168:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    負けず嫌いなのか意地になってお金を入れる良牙くんを
    必死に応援し、やっとの事で取れると二人で大喜びした。
    1つのぬいぐるみに5000円近く使っていたと思う。
    それでも得意げな顔をする良牙くんはホストと言う事を忘れてしまう位、
    可愛かった。

    2005-09-07 18:52:00
  • 169:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ありがとぉ!』
    私は取って貰ったぬいぐるみを大事そうに抱えていった。
    『おぉ・・プリクラ取っとく?』
    『ぅーん。。。』
    『ぃいやん!記念に☆』

    2005-09-07 18:54:00
  • 170:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    勿論良牙くんとのプリクラは欲しかった。けど、一緒に写る事に
    抵抗があった。こんなに自信を持たせてくれない男の子は初めてだ。
    気がつけばプリクラ機の中にいた。良牙くんは慣れた手つきで
    選択ボタンを押すと、顔を近づけた。

    2005-09-07 18:57:00
  • 171:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    心臓が飛び出るかと思った。ドキドキしすぎて顔が引きつる。
    なんとか笑顔を作ろうと努力をした。
    プリントされたプリクラには綺麗に写った良牙くんと、
    何かにおびえる私・・・・引きつっているのが良く分かった。

    2005-09-07 18:59:00
  • 172:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃん写真恐怖症とか?笑』
    『違うわっ!もう見んといて!』
    いつまでもそれを見て笑う良牙くんから取り上げた。
    『もうすぐ時間ゃな↓』
    『仕事・・?』

    2005-09-07 19:02:00
  • 173:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『そゃねん。今日も仕事ですわ!笑』
    『寝てないのに大丈夫なん?』
    『多分大丈夫☆』
    『・・・・・。』

    2005-09-07 19:04:00
  • 174:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    こんな時どうすればいいのだろう・・・と考えた。
    私は何をして上げられるだろう。
    『とりあえず家帰ろっか☆』
    『ぅん。。。』

    2005-09-07 19:06:00
  • 175:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    車を走らせ20分ほどで家に着いた。
    『今日はありがとう。』
    『改まってどうしたん?』
    『何か悪い事した気分↓』
    『何でゃねん!俺もありがとうゃし!』

    2005-09-07 19:08:00
  • 176:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『とりあえず家上がって行きゃ?』
    『いいん?』
    もうお別れだと思っていたから、嬉しかった。
    もう少し良牙くんと一緒にいれる。

    2005-09-07 19:09:00
  • 177:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    玄関のドアが重い音をたてて閉まった。
    ソファーへ倒れこむように座る良牙くん・・・・私は隣にチョコンと座った。
    『ちょっともたれてぃぃ?』
    『えっ・・どーぞ。』
    良牙くんの頭が肩に触れた。

    2005-09-07 19:12:00
  • 178:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    静まり返った部屋の中で私の胸の音だけが激しく鳴った。
    『なぁ?』
    ビクッ―
    急に声を掛けられてビックリした。

    2005-09-07 19:14:00
  • 179:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『やっぱ分かりゃすいな☆笑』
    『な、何が?!』
    耳まで赤くなっているのが自分でも分かった。
    良牙くんは私の肩から頭を上げ、ジッと私を見つめた。

    2005-09-07 19:16:00
  • 180:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    しばらくの沈黙に耐え切れなかった。
    『・・・どうしたん・・?』
    『俺の事好き?』
    『・・・っ急になんで?!』

    2005-09-07 19:18:00
  • 181:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ドクン・・・ドクン・・・
    まともに目を見れない。
    全てを見透かされているようで、裸にされたようで、
    この人には敵わないと思った。

    2005-09-07 19:21:00
  • 182:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃん?』
    『・・・なに?』
    ドクン・・・・ドクン・・・
    『俺は好きゃで。』
    そう言ってニッコリと笑った。

    2005-09-07 19:22:00
  • 183:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    目が合う・・・もう逸らせない。良牙くんの顔が近づいて来た。
    私は黙って目を閉じた。
    ドクンッ―
    唇が触れた瞬間、体の力が抜けた。

    2005-09-07 19:25:00
  • 184:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 185:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    偽りのない愛ならばどれだけ幸せだっただろう。
    この時の私には分からなかった。ただただ良牙くんを愛してしまった。
    このまま時間が止まればいいと何度も願った。

    2005-09-07 19:28:00
  • 186:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そのまましばらく手をつないで、ソファーに座っていた。
    夢の中に居るようで、時が本当に止まっているかのようだった。
    〜〜♪
    良牙くんの携帯が鳴った。あっさりと現実へ引き戻された。

    2005-09-07 19:33:00
  • 187:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『アラームゃわ・・。』
    『そっか用意しなね!』
    『そゃな↓』
    そう言いながらなぎ間携帯を触っていた。きっとお客さんから沢山の連絡が
    あったに違いない。

    2005-09-07 19:35:00
  • 188:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    携帯を閉じると、伸びをした。
    『風呂入ってくるかぁ!優菜は待っててな?』
    『ぅん。』
    今「優菜」って言った?「優菜ちゃん」じゃなくなった?
    そんな単純な事で幸せを感じれた。

    2005-09-07 19:39:00
  • 189:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    シャー・・・
    静かな部屋にシャワーの音が響いていた。
    もう帰らなきゃいけないんだ・・・みんなの良牙くんに戻ってしまう。
    次はいつ会える?近いうち会えるよね?信じていいんだよね?

    2005-09-07 19:41:00
  • 190:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    そんな事をずっと考えていた。
    『・・・菜?優菜?!』
    『ごめん、ぼぉっとしてた☆笑』
    『ビックリするわ↓笑』
    良牙くんは何も思わないのかな?私だけ寂しいのかな?

    2005-09-07 19:44:00
  • 191:

    咲姫

    ?しぉりん?

    2005-09-07 23:49:00
  • 192:

    名無しさん

    そんなん優菜って?ヮラ

    2005-09-07 23:58:00
  • 193:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    スーツに着替え良牙くんはホストの姿になった。
    黒いスーツが良牙くんを1っそう男前にした。
    『んじゃ行くかぁ〜。』
    『ぅん・・・。』
    私は俯き加減で玄関へ向かった。

    2005-09-09 13:07:00
  • 194:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    咲姫sanいっつもありがとぉ!昨日は更新できませんでした↓
    またヨロシクお願いしますm(__*)m
    192sanダジャレ?!笑 

    2005-09-09 13:08:00
  • 195:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    その日はタクシーで駅まで送って貰い、良牙くんと別れた。
    夢から覚めた気分だった。現実であることを願いながら電車に乗った。
    家に着くと携帯をしきりに気にした。でも良牙くんからの連絡はない。
    《仕事中ゃし・・・》自分に言い聞かせながらも不安でいっぱいだった。

    2005-09-09 13:16:00
  • 196:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    その日から3日間はたまにメールが送られてくるだけだった。
    私は少しでもやりとりが続くようにと手の込んだメールを作成しては送信した。
    でもそれは無意味なものだった。良牙くんの生活に私は入っていないのだと
    痛感した。

    2005-09-09 13:31:00
  • 197:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    それから私がお店に顔を出すまでには時間が掛からなかった。
    良牙くんのデートから1週間、私はお店があるビルの前に立っていた。
    《急に行ったら怒られるゃろか・・?》
    そんな事を思い中々エレベーターのボタンを押せずにいた。

    2005-09-09 13:33:00
  • 198:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『優菜ちゃんちゃん?!』
    振る向くとヒカルが驚いた顔をして立っていた。
    『ぼぉ〜としてどうしたん?』
    『別に・・。』
    『店来たんゃろ?一緒に入る?』

    2005-09-09 13:35:00
  • 199:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    ヒカルと一緒にエレベーターに乗り込んだ。
    その間私は良牙くんの事を相談しようかと悩んだ。
    でもヒカルに言っって良いものか分からず、
    結局そのままお店の前に着いてしまった。

    2005-09-09 13:37:00
  • 200:

    優菜 ◆qYWEqvM0cc

    『ぃらっしゃいませーー!!』
    扉が開かれた。目で良牙くんの姿を探した。でも姿は見当たらなかった。
    『優菜ちゃんが1人で来るんとかビックリしたわ!』
    『ちょっとね。』
    ヒカルはわざとらしく言った。きっと全て知っていたんだろう。

    2005-09-09 13:38:00
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