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色・枕・・・・それでもあなたが好きでした。
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1:
削除削除されますた
あぼ~ん -
21:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
『優菜ちゃん緊張してる?』
『しっ、してないし!!』
見透かされて恥ずかしいと思った。
『口数めっちゃ減ってるゃん!』
『優菜大丈夫ゃって☆』
2005-09-04 16:03:00 -
22:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
男の子の横で紗江も一緒になって笑い出した。
余計に恥ずかしくなって私は膨れるしかなかった。
『紗江までなんなん?!』
『だってオモロイねんもん☆』
そんなやり取りをしている内に5階へ到着した。2005-09-04 16:06:00 -
23:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
チーン―
エレベーターの扉が開くと大きなフロアが広がっていた。
黒くて重そうな扉が一つだけあり、そこがホスツクラブなんだと嫌でも分かった。
『そんな緊張せんでも大丈夫ゃって!』
男の子はそう言いながら扉に手を伸ばし、大きく息を吸い込んだ。2005-09-04 16:08:00 -
24:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
『ぃらっしゃいませぇーー!!』
扉が開かれた。男の子に続き中から無数の声が飛び込んでくる。
ここがホストクラブ・・・・そんな事を思いながら扉の前で立ったままの私達だった。
2005-09-04 16:10:00 -
25:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
『どーぞ♪』
『う、うん。』
ゆっくりと足を前に踏み出し、中へ入った。
照明は薄暗く、お酒と煙草の臭いが充満していた。あちこちから聞こえる
掛け声、笑い声に圧倒されつつも何とか男の子の後に着いて行った。2005-09-04 16:13:00 -
26:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
☆☆一旦休憩します☆☆2005-09-04 16:19:00 -
27:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
案内された席まで着き、黒いソファに腰を下ろした。
辺りをキョロキョロと見回す紗江・・・初めてってバレるゃん!っと人目を気にしながら
私もつられて横目で辺りを見渡した。
『えっと、紗江ちゃんと優菜ちゃんゃんな?何呑む?』
『メニュー見せてゃ!ってお金あんま持ってないで?』
紗江が言う横で私は始めに言っとくべきよなぁ。。。なんて考えて申し訳なくなった。2005-09-04 17:07:00 -
28:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
『お金気にせんでいいで☆ハウスボトルやったら呑み放題ゃし!』
『ふ〜ん。。。』
私と紗江は声をそろえて言った。そもそもハウスボトルって何かを知らない。
とりあえずメニューを開いた。2005-09-04 17:11:00 -
29:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
『とりあえず生中☆』
『えっ?んじゃぅちも。』
紗江が言った後に続いた。正直料金を見て驚いた。居酒屋で飲めば半額位だと思う。
他にも色々書いてあったが怖くて見れなかった。2005-09-04 17:14:00 -
30:
優菜 ◆qYWEqvM0cc
『んじゃ改めまして・・・ヒカルです☆』
『改まるなよっ!』
『一応名刺渡しとくわ☆捨てんといてなっ!』
そんなやり取りをしている二人を見て帰りたくなった。私には不似合いな場所だ。
中々打ちとけられない性格の私は、無言のままビールが来るのを待った。2005-09-04 17:21:00