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ロード
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1:
☆
人は誰もがないものねだりなんだとこの歳になってようやく分かった気がした。あーしてればよかった、こーしてればこーだったのに…って。
過ぎたことを振り返って後悔することは何の意味もないのに。
だったらどうして最善な道を選ばなかったのか。結局は自分の決めた道なのにね…2006-03-20 09:48:00 -
3:
☆
『なによ!歩夢が悪いんやんか!だいたいあんた子供のこととか自分の過去のこと棚に上げて人によくそんなこと言えるよな』
『どうゆう意味やねん!お前は全部分かった上で付き合ったんちゃうんか!』2006-03-20 10:00:00 -
4:
☆
つまらないことから喧嘩がエスカレートして関係のない話までに発展…。
歩夢と付き合って四ヶ月目のことでした。
四ヶ月前…私は圭吾と別れてすぐに歩夢と付き合った。正確にいえば、乗り換えたと言ったほうが早い。2006-03-20 10:04:00 -
5:
☆
圭吾とは約六年間付き合ってたけど、後半の三年間は二人で同棲していた。
もちろん圭吾のことは好きだった。結婚を見据えて付き合っていたし、互いの両親にも紹介済みだった。
だけど人間の不思議なとこなんだよね。マンネリで倦怠期を迎えた末、いつのまにか圭吾を好きだと思えなくなっている自分に気付いた。2006-03-20 10:10:00 -
6:
☆
『ちょっと別れて距離置きたいねん。私ももう若いわけちゃうし。先のことゆっくり考えたいねんやん』
悩んだ末に私は圭吾に別れを切り出した。過去にも同じようなことは何度かあった。だけど今までと違うことが一つだけあった。
圭吾以外の『男』に私は惹かれ始めていた…2006-03-20 10:15:00 -
7:
☆
『えーでどうせお前は俺んとこ戻ってくんねんから。お前は俺と結婚する運命やねん。だから離れても俺は桜のことずっと好きやし何も変わらんから』
私が同棲していたマンションから出て行く日、最後に圭吾にそう言われた。2006-03-20 10:17:00 -
8:
☆
『ごめんな…』
私はそれしか言えなかった。圭吾は口ではああ言いながらも、顔がすごく寂しそうだったから…。
今まで何十回、何百回と喧嘩をしてきたことはあったけど、全ての荷物をまとめて出ていくのは初めてのことだった。
笑ったりおちゃらける圭吾のいつもの余裕もなかった。2006-03-20 10:22:00 -
9:
☆
ずっと大切で大好きだった圭吾と別れようと思ったキッカケは、将来を考えた時の不安だった。
圭吾はホストクラブのオーナー兼代表だったけど、とにかく計画性のない性格でいきあたりばったりという言葉がピッタリなお調子者で、27歳だというのに宙ぶらりんな奴だった。2006-03-20 10:26:00 -
10:
名無しさん
何でもないような事が幸せだったと思う by虎舞竜
2006-03-20 11:21:00 -
11:
名無しさん
2006-03-21 02:10:00 -
12:
名無しさん
?
2006-03-25 07:42:00