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ワンコ?
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1:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
ユッコの家族は犬好き?
そんな家族と愛犬
クロとチャコの毎日2006-03-21 01:21:00 -
2:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
ワン!ワンッ!ワフゥッ!
朝早くから吠えて家族を起こすのは恐がりなチャコ(♂)そんなチャコの隣でうっとおしそうにチャコを見るクロ(♀)二匹の今日の散歩当番はユッコの姉のミカ。恐がりなチャコは、家族以外には誰かれかまわず吠えまくる。近所のおっちゃん、おばちゃん、兄ちゃん、姉ちゃん、子供カンケーなくとにかく朝からうるさいくらい吠える。2006-03-21 01:28:00 -
3:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
けど、誰も文句や苦情は言ってこない。それにはちゃんとわけがあるから。
チャコが我が家にやってきたとゆうより我が町内に現れたのは、二月の寒い日やった。2006-03-21 01:30:00 -
4:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
その日は町内の清掃の日で、近隣の父ちゃん母ちゃん達は、朝からはりきって清掃にかかっていた。もちろん、おばさま方は手より口がよく動く。ユッコは近所の子供達を集め掃除の邪魔にならんよう家の庭先で遊ばせる。そんななか数人の子達がクロの周りに集まる。クロはとくに気にとめるでもなく触らせていた。
ユッコは庭先で走り回る子達が怪我をしないよう目を光らせていた。何せ余所様の子や怪我させたら大変。将来は保母さんになるのが夢なうちは大の子供好き。面倒を見るのは特に苦じゃなかった。
「ユッコこれなにー?」いたずら好き健介(五歳)がグーの手をうちの前に出し嬉しそう。また何か見つけてきたな??ニヤッと笑ううちに意地悪な笑みを返す健介。「う〜んなんやろ?亀?」うちの水槽でかいはじめた亀を思いだし聞いてみる。「ブー!ユッコ目ぇつむって手ぇだして?」健介に言われるがまま目をつむったうちは手を出す。何かヌメッとゆうか気持ち悪い感触がし嫌な予感とどうじに目を開けたうちは一瞬かたまったあと、「ギャァッ」と悲鳴をあげ手をぶんぶん振りながら門まで走る。健介が持ってたもの。いや生き物2006-03-21 15:45:00 -
5:
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あぼ~ん -
6:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
ワンッワンッワフゥンッ!
聞きなれへん犬の声に全員が振り向く。クロなんか子供をはねのけ声のした方へ猛然と走ってたし…清掃に精を出してたおじさんやおしゃべりに夢中になってたうちのお母ちゃんはじめおばさまがたまでもが一斉に振り向く。うちも門から身を乗り出してた。
そこには薄汚れたとゆうよりボロボロのよれよれの犬がだれに吠えるでもなく吠えまくっていた。けどそんなことよりビックリしたんが汚れた毛や口から血がでてることやった。2006-03-21 15:51:00 -
7:
名無しさん
書き方へたで意味不明
2006-03-21 16:01:00 -
8:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
小さい子供が恐がり母親の元へ走るなかうちはその犬のもとへ走り出してた。
犬同士の喧嘩の傷?いやあれはちゃう!あの恐がりようは人に虐められたんや!そう思ったら怒りがこみあげてきた。
そして何より助けてやりたかった。うちの家族も同じ気持ちやったけどうちが真っ先に飛び出したことで大勢で囲んだらますますおびえると思い見守ってた。走りよるうちに牙をむいて吠えながら後ずさる。怯えてる。けどとめどなく口や足や目の近くから流れる血が痛々しくて今にも噛みつかれそうな恐怖より助けたい気持ちの方が大きかった。うちは少し離れた場所で立ち止まり「おいで?」と手を出した。
「―――――ッ!!」噛みつかれ痛みに悲鳴をあげそうになったけどぐっとこらえ噛みつかれてる手はそのままにして反対の手でそっと触れた。「ごめんな?痛かったよね?恐かったよね?」そう言いながら涙があふれた。噛みつかれた痛みより心がいたんだ。人と犬かもしれん。けど犬だっていやどんな生き物だろうと言葉は通じんくても心がある。それをこんな風に虐めるなんか絶対許されへん!長い毛からのぞく首輪から誰かに飼われ2006-03-21 16:11:00 -
9:
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あぼ~ん -
10:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
それから母ちゃんに抱きかかえられ父ちゃんの車に乗せられ知り合いの獣医の元へと向かった。うちは噛みつかれた手からばい菌がはいったらあかんからとお隣の百合子おばちゃんに手を引かれ家で消毒をしてもらうことになった。
2006-03-21 16:15:00 -
12:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
「ちょっとしみるけど」そう言って血を洗い流し消毒薬で傷口を丁寧に消毒してくれる。痛みに顔をしかめたけど痛いなんか言わなかった。「おばちゃんあの子どうなるん?」
助けたのはいいけどどうなるのか心配でたまらんかった。
「そうやなぁ。放っておくわけにもいかんし、だからって保健所で―」
「そんなん嫌や!」いいかけたおばちゃんの言葉を遮り大声をあげ椅子から立ち上がったうちをおばちゃんはもう一度座らせるとなだめるように頭をなで「ユッコちゃんもユッコちゃんの家族も優しいね。飼ってくれる人がいたらいいんやけど―――」2006-03-21 16:28:00 -
14:
名無しさん
よんでるよっ!! あたしの実家で犬かってるんやけど、その子も保健所でもらってきたんよっ☆☆
2006-03-21 18:58:00 -
15:
読んでくれてたんですね。ありがとうございます(;_;)
書き方下手で読みにくいと思うけど頑張って書きます!
そっか☆保健所からもらってきたんですね。どうして捨てたり動物虐待したりするんかと思うと悲しいけどあなたに引き取られたワンちゃんは辛かったぶん幸せだと思う♪2006-03-22 00:58:00 -
16:
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あぼ~ん -
17:
ウゥゥ〜ッ〜ワンッワンッ!
犬の唸り声が響いていた。
父ちゃんが血だらけの彼の口をさんざん咬まれながらも押さえつけると獣医が麻酔を打ちやっとの思いで怪我の治療にとりかかる。
体中に暴行をうけていたためレントゲンを撮ると右の後ろ足が折れてた。2006-03-22 01:05:00 -
18:
名無しさん
がんばって!(*^-^)b
2006-03-22 12:19:00 -
21:
キキーッ
―バンッ―
父ちゃんの車の音が聞こえたユッコは小百合おばちゃんにお礼を言って家を飛び出した。
「ユッコ腕はどないや?」
父ちゃんと母ちゃんが心配そうにユッコの顔をみた。「うん!大丈夫。それより父ちゃんその犬どうすんの?!」2006-03-24 18:19:00 -
22:
ユッコの質問に父ちゃんは困った顔してた。「クロもおるし家の中にもユキとチャーおるしなぁ。これ以上は―」
ユキとチャーはチャコが現れたときにはまだ生きてた老犬でこの子達も飼い主に捨てられ保健所に連れていかれそうなのを、父ちゃんと母ちゃんが二匹とも引き取ったヨークシャテリア。2006-03-24 18:24:00 -
23:
「父ちゃん!一匹くらい増えても一緒やん!うちで飼おう?せやなかったこの子可哀想や!」
ユッコが言おうとしたその時いつからおったんかねぇちゃんが父ちゃんに頼んでくれた。「父ちゃん!お願い!!ユッコとねぇちゃんの二人で見るから!」
ユッコからも父ちゃんにお願いする。
「ほなしゃあないな。お母ちゃんそれでええか?」父ちゃんが母ちゃんに聞くとお母ちゃんは笑ってうなずいてくれた。「ヤッターッ!!」ユッコとねぇちゃんは手取り合って飛んだり跳ねたりして喜んだ。こん時チャコは父ちゃんの腕に抱かれながら小さくパタパタって尻尾を振ったのを覚えてる。2006-03-24 18:30:00 -
24:
ユッコ ◆5FDHbsCYjk
それから家族で名前を決めることになった。新しく家族の一員になった犬を囲みたくさんの名前があがった。
ユッコは相談してる途中で疲れ眠ってしまったらしく起きた時にはチャコと名前が決まっていた。未だになんでチャコってつけられたのかは謎なまんまやけど、そんなわけもあってチャコは人を見ると吠えるけど事情を知ってるだけにご近所は誰も文句を言うどころかチャコと仲良くなろうと吠えられるにも関わらずしょっちゅうチャコに声をかけてくれる。2006-03-24 18:37:00 -
26:
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あぼ~ん -
27:
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あぼ~ん -
28:
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あぼ~ん