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1:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
?実話に少し肉付けしてかき?ます?下手ですが、意見あればかきこんでください?
2006-03-30 01:43:00 -
150:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人とはしょっ中遊んだ。私はコンビニで、隼人は引っ越しのバイトが決まった。大変だったけど、隼人がいれる事が幸せやった。
でも、段々隼人の性格が変わっていった…2006-04-04 00:08:00 -
151:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人が→隼人とでした。すみません
2006-04-04 00:24:00 -
152:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
バイトが終わって、携帯をみると隼人からの着信とメールの荒らし…。[今何しとん!?][ほんまにバイトか?][男と遊んでるんか?][はよ連絡せえボケ][サオリ寂しい?]メールだけではおさまならかった
2006-04-04 00:45:00 -
153:
???
頑張って?
2006-04-04 01:00:00 -
154:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
???さん、すごい励まされます?
2006-04-04 13:12:00 -
155:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
友達と遊びに行くと告げると、[誰とどこで?8時までに帰れよ]て言われたし、会った時は次の日の予定を細かく書かされ、携帯が鳴ると隼人が先にチエックした。━何もやましくないのに。隼人がスキだから耐えた
2006-04-04 13:15:00 -
156:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
学校の友達から花火の誘いが来た。どーやら学校の男の子も来るみたい。
━行きたいな。久々に学校の友達に会いたかった…[ゴメン。その日無理や?]
隼人の顔が浮かぶ。行けるはずがない2006-04-04 13:18:00 -
157:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
[最近サオリ付き合い悪い?]友達からの返信で悲しくなった。友達と遊ぶにしても細かく尋問を受ける。男友達なんて、一人もいなくなった…涙が止まらない。それでも隼人を失う悲しみよりはましだった
2006-04-04 13:20:00 -
158:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
自分の思う通りにならないと、隼人はキレた。私は一度手をあげられているから強く反抗できなかった。━怖かったから…私が半泣きになっていると、優しく抱きしめてくれた。『ゴメン。スキやから…』隼人も泣きそうになっていた
2006-04-04 13:31:00 -
159:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人は私ナシでは生きていけない。隼人を見捨てられる訳がなかった。
ブーッブーッ。私の携帯が鳴り、当然のように隼人が見る。学校の友達やったらしい。『サオリ花火こーへんの?てどぅゅぅ事?ユウナって誰?』
━隼人の顔がみるみる険しくなる2006-04-04 13:43:00 -
160:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『学校の子…花火誘われたけどチャント…断った』恐る恐る言った。『そんなん聞いてへん。隠れて行くつもりやったんちゃうんけ』
『違っ…ゴメンなさい。』必死で謝まった。よみがえる記憶━2006-04-04 15:17:00 -
161:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『誘われた事もチャントはなさんかい!』ガシャ━━
私の部屋の机の上がぐちゃ?になった。ジュースはこぼれ、ペンや本が散乱した『やめッ…隼人っ』
隼人の行動は日に日にエスカレートしていった2006-04-04 19:14:00 -
162:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
何でこんなんするん?私が悪いん?隼人がわからない…私達はヤッパリ一緒にいるべきじゃないんやろか。
部屋の隅で泣いている私を上から睨みつけ、『帰る』隼人が玄関の方に歩きだした2006-04-04 19:16:00 -
163:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『隼人、待って!一人にせんといて』━バタン…
一人になって、声をあげて泣いた。その時、携帯が鳴った。隼人?
[理香]…理香!助けて━『もし…もし。ズズッ』"サオリ?何?泣いてるん?"2006-04-04 19:19:00 -
164:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『理香ぁ…ぅッ。』"彼氏となんかあったん!?待って!すぐ行くから"
理香の家は3駅程ムコウ。一度泊まりに来た事があった
プーップーッ…携帯は一方的に切れた。『…ふぇ……』一人泣き続けた2006-04-04 19:22:00 -
165:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
━しばらくして再び携帯が鳴る。『はぃ…』"着いたから空けて"
『サオリ!どーしたん?』理香は息を切らしていた。急いで駆け付けたんだろう。『何!?この部屋…』グチャ?の部屋を見て理香は驚いている2006-04-04 19:25:00 -
166:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『……彼氏。』私はやっと口を開いた。『彼氏って隼人クン?何で?サオリ何したん?…とにかく涙ふき』
私はティッシュで涙をふき、鼻をかみまくった。『落ち着いたら話てな?』
理香は部屋を片付け始めた2006-04-04 19:31:00 -
167:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
理香の優しさに又涙が出た。『ぅッ……』理香がその様子に気付いた。『え!?何で泣いてるん!?』理香が手をとめた。
『理香が…優しいから』『意味ワカラン★普通やん笑!』理香は照れて又片付け始めた2006-04-04 19:38:00 -
168:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私はゆっくり、今まであった事を話始めた…理香は心配そうにしていたけど、私が話終わるまで何も言わなかった。
そして静かに言った。『サオリ、別れー』
当然の意見。でも胸が締め付けられた2006-04-04 19:55:00 -
169:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『私、隼人がスキ…』『スキでも幸せになれへんやろ!?』又、泣きそうになった。
その時、携帯が鳴った。[隼人]
『彼氏や…』『もーでんとき!』理香が怒り気味に私から携帯を奪おうとした2006-04-04 20:10:00 -
170:
名無しさん
リアルやん?
しかも名前一緒?ワラ2006-04-04 20:13:00 -
171:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
175さん、読んで貰ってウレシイです??サオリって名前なんですか?
2006-04-04 20:20:00 -
172:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『ぃゃゃ…』私は無理矢理電話にでた。"サオリゴメン…開けて"隼人の悲しそうな顔。隼人の声は、理香にも聞こえたらしい。
『彼氏呼びぃや。』
しばらくして隼人が部屋に入ってきた。反省している様子…しかし理香に気付いて態度が豹変した2006-04-04 20:23:00 -
173:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『お前、俺騙したな!?』
『騙してないもん!』隼人はイライラし始めた。『隼人クン!?私が勝手に来ただけやから文句あるなら私に言って』『はぁ?お前誰やねん』二人とも睨み合っている。強気な理香は、隼人を挑発した2006-04-04 20:27:00 -
174:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『相沢理香。サオリの友達…話は聞いた。サオリが泣いてたから心配できた』
『へ〜…わざ?どうも。お前関係ナイやろ?でてけや』『あんたサオリを傷つけて、えぇ加減にしいや。謝りーや』━ヤバイ。きっと隼人は強気な態度を嫌うはず…2006-04-04 20:32:00 -
175:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『なんやねん。しらん癖に調子のんな』隼人は、理香の襟元を掴んだ。『隼人!!』理香は歯をくいしばっている。
『やめて、友達に手だすんだけはやめて!』泣き叫んだ。『ちっ!』
…隼人は壁を殴った2006-04-04 20:36:00 -
176:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…もう別れてあげて』『お前関係ないやろが!』
私はただ泣くしかできなかった。私が理香の立場だったら、きっと同じ事を言うだろう。でも、自分の事となると何で勇気がでないんやろ…幸せになれへんてわかってるのに2006-04-04 20:52:00 -
177:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『ほんまなんなん、この女…殴っていい?』隼人は貧乏ゆすりをし始めた。『大切な友達やからやめて』
『ふーん。大切ね…安い友情やな。んなら、俺かその女決めろや』━はっ!?2006-04-04 20:54:00 -
178:
?
よんでます?頑張ってください?
2006-04-04 21:11:00 -
179:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
?さん、うれしいです??暗い話でゴメンなさい?
2006-04-04 22:20:00 -
180:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『どーゆう事よ!?』
『俺が大事やったらその女と縁切れや。その女が大事やったら俺が消えたる★』━究極の選択。何をされても隼人の事嫌いになれない。隼人を嫌いになる方法があるなら教えて欲しい…2006-04-04 22:22:00 -
181:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
理香は黙っている。『私にとっては二人共大切や…』『そんなんキレイゴト。俺は一緒にいたいけど、ツレは別れて欲しいらしいし意見分かれてるからな☆』
どーしよう。ほんまに決められへん。2006-04-04 22:46:00 -
182:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
しばらく沈黙が続く。隼人は煙草を吸い始めた━『私帰るわ!サオリなんてしらん』理香が口を開いて、玄関の方に小走りで歩きだした。『理香。待って…』
どうしよう…理香を傷つけた。理香は私をいつも心配して支えてくれたのに2006-04-04 22:55:00 -
183:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は理香を追い掛けた。『待って!』
隼人は、見向きもしないで煙草を吸い続ける━靴をはき、理香は振り返ってそっと私を抱きしめた。えっ…そして笑顔で言った『サオリなんてしらん!』隼人に聞こえるように。2006-04-04 22:57:00 -
184:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
そのまますぐに出て行った…バタン。
━理香。これは、理香の優しさ!?涙が流れる。私何してるんやろ。しばらくその場に立ち尽くしていた。『はよこい。俺を選んだんやろお前…』隼人が呼ぶ2006-04-04 23:00:00 -
185:
名無しさん
むっちゃ気になるから続き読ませてください☆
2006-04-04 23:01:00 -
186:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
190さん、ありがとうございます('ー^☆気まぐれに更新してしまってるけど、読んでください!
2006-04-04 23:22:00 -
187:
名無しさん
2006-04-04 23:24:00 -
188:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私は隼人の胸に飛び込んで大泣きした。隼人は、喜んでいたけど、この涙は理香の為やからな━隼人と幸せになる。強く誓った。
理香、これでよかったんかはわからんけど、ほんまにゴメンなさい…2006-04-04 23:28:00 -
189:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
それからは、隼人に何を言われてもできる限り耐えるようにした。寂しがりで強がりな隼人の性格を理解して、うまく付き合っていけるように努力した。
そして、長かった夏休みは終わった…2006-04-04 23:31:00 -
190:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
学校が始まるとヤッパリすれ違いが続く。隼人は三回生。そろそろ就職活動の時期━『就活やから』と、あまり会えなくなった。それでも我慢し、バイトばかりしていた。隼人も私がバイトをしている方が安心らしく、バイトを奨励していた
2006-04-04 23:34:00 -
191:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『なーお前頭いいやろ?ちょい課題手伝って〜☆』
ある日、隼人が家を押しかけてきた。━久々に来たと思ったら、そんな事!?ムカツイたけど、会えた喜びもあった2006-04-04 23:36:00 -
192:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人は経済を勉強していた。私は国文。経済なんて全くわからない…
仕方なくパソコンを開いて調べた事を写す事にした。作業に没頭し、一時間位たっていただろうか。スースー…隼人はベッドで寝ていた2006-04-04 23:39:00 -
193:
???
しおり?
2006-04-05 00:02:00 -
194:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
携帯がなりやんだ。隼人はピクリとも動かない。━何でこんな無防備なんやろ。
受信メール一覧。━女だらけ…悔しいキモチとヤッパリと言うキモチが混じる。
メールを開いた瞬間、驚きを隠せなかった2006-04-05 01:09:00 -
195:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
[明日お店行くね☆]
『…嘘や。』思わず声が出た。隼人は又ホストをしている━口がふさがらない。何通かのメールを見て確信した。携帯を閉じ、元に戻す…どうしよう。前と同じ事を繰り返したくはなかった2006-04-05 01:13:00 -
196:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
???さん、いつもありがとうございます??
2006-04-05 01:14:00 -
197:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
薄々女と連絡はとっているだろうなとは思っていた。まさかホストをしているなんて━メールをみた所、違うお店で始めたらしい。
てか、私は何しているんやろ?目の前のレポートを見てむなしくなった2006-04-05 01:23:00 -
198:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人の事を相談できる友達なんて、もういなかった。段々、隼人から離れていこうというキモチが生まれた。隼人が変わるなんて無理や。諦めなあかん…
2006-04-05 01:29:00 -
199:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『よぅ寝たわ☆』隼人が起きた。『やってくれたん?さすがサオリ♪』
『隼人就活はどうなん?』隼人を責めたくて仕方なかったけど、平常心を保った。『まあ?やなぁ』━嘘つけ!心の中は煮え繰り返っていた2006-04-05 01:35:00 -
200:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『ありがとな☆今から飯おごったるから、準備しいな』隼人のアメとムチの上手い使い分けに、私は踊らされている。
隼人の一言で心が穏やかになった。━アカン?!今まで何回裏切られたか…2006-04-05 01:38:00 -
201:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『あれ、俺の携帯は?』準備ができたので、外に出ようとすると、隼人が言う。『ああ、机の上にあったで☆はいッ〃』
私が靴をはいていると、『ちょい待てや』『…何?』『お前、携帯みたやろが』2006-04-05 01:42:00 -
202:
☆あいり☆
気になる〜(´∀`)♪
楽しみにしてまあす。。2006-04-05 11:17:00 -
203:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
☆あいり☆さん、はじめまして♪読んでくれてうれしいですo(^-^)o
2006-04-05 13:33:00 -
204:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
また、機嫌悪くなった…みたなんて言えない。
隼人をなだめるよーな穏やかな口調で言った。『見てないから。そんなとこに置く隼人も悪いやろ?』隼人は携帯を細かくチェックしているようだ2006-04-05 13:36:00 -
205:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『早く行こうよ☆』怒りと悲しみで爆発しそうなのをこらえた。『…フン』
隼人は食事中も、機嫌が悪くやり切れなかった。『てかな、携帯見られてやましい事でもあるん?』『ないわアホ』━ほんまにダルイ。どーしたら嫌いになれるか。それバッカリ考えるようになった2006-04-05 13:40:00 -
206:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人に対して諦めのキモチが生まれた。何をしても、いつキレられるかとビクビクしていた。携帯も全部見られ、プライバシーもない。
出会わなければ…何度もそう思った━それに、弱い自分が嫌になる2006-04-05 13:43:00 -
207:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『同じ学校の樋口亮☆この近くに住んでて、コンビニ入ったら早藤サンみつけてん』――あぁ。学校とコンビニで何度か見た…
『そっか☆みた事ある〜』彼は私の名札の名前をチエックしていたらしい
『ちょっと話さへん?』2006-04-05 15:10:00 -
208:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人にばれたら殺される…どうしよう。困った顔で彼を見上げた。
彼の整った顔と優しい笑顔にドキドキした。
『━うん☆いいよ』この状態から抜けだしたかったのかもしれない。2006-04-05 15:12:00 -
209:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
近くのモスに入った。亮クンがセットを買って来た。『どうぞ☆』『え…お金』彼はニコニコしている。『いいから食べや♪』『…ありがとぅ』彼の周りは穏やかな空気が流れている。――居心地いいな…
2006-04-05 15:16:00 -
210:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『うん!入学してすぐ位に早藤サンの名前、ユウナに教えて貰ってん…』
―え。そんな前から名前…知ってたん?『コンビニで見つけて結構何回も通ってるのに早藤サン気付いてくれんくてさ笑〃当前やけどな』2006-04-05 15:23:00 -
211:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
それって―――
今まで、隼人以外の男の子の事なんて、考えた事なんてなかった。考える事なんて許されなかった…
隼人にバレたら。そう考えたら段々落ち着かなくなった『そろ?帰る?』亮は、空気を読むように言った2006-04-05 17:49:00 -
212:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『あ、ウン。』『ゴメンね?引き止めて』申し訳なさそうに亮が言ったから、慌てて『気にせんといて☆』笑顔で言った。
『あの…よかったらアド教えて?』えっ!━どうしよう。2006-04-05 17:52:00 -
213:
?
よんでま〜す?
ガンバッテネ?
本間はまる?2006-04-05 21:38:00 -
214:
あいり
はじめまして?
話進んでる‐??
なんか主サンの気持ちめっちゃわかる?
あいりも同じ心境になったコトあリます??
完結まで頑張って下さい?2006-04-05 22:38:00 -
215:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
?さん、前もあげてくれましたよね??ありがとうございます(?´?`)
あいりさん、共感して貰ってうれしいです?今思ったら優柔不断やし、私にも悪いとこ一杯です?
幸せな恋してくださいね?2006-04-05 22:56:00 -
216:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人から逃げ出したかった。『いいょ☆』
それに亮といると落ち着く…隼人以外は天使に見えただけやったんかな笑?
━でも、この事が亮を巻き込む事になった。
よかった。隼人からは連絡は来ていなかった2006-04-05 22:59:00 -
217:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人にバレないように、女の子の名前で登録し、メールはまめに消した。
ズルイかもしれない――でも、私の安らぎになっていた前より隼人の行動も気にならなくなった…2006-04-05 23:02:00 -
218:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今日も隼人は些細な事でキレだした。
ガシャーン!…私の部屋は又グチャグチャになった。『―隼人!』涙があふれた。もう何度泣いただろうか。
『謝れや。』意味がわからない…『ゴメンなさい』訳もわからず謝った。2006-04-05 23:05:00 -
219:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
部屋を片付け始める私をしばらく眺め、『…サイ。』隼人が呟く。『何?』『ゴメンなさい』
隼人は、本当に何か心の病気なんやと思う。今度は何度も謝り、泣いていた。何がしたいんやろ…2006-04-05 23:07:00 -
220:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
隼人は一日一回は何かにつけてキレていた。
亮とは、学校ではよく話すようになった。何回か遊びに誘われたが、さすがにそれは無理やった―段々、亮に申し訳なくなってきた
でも、亮のおかげで隼人の事を気楽に考えられるよーになった事は感謝している2006-04-05 23:10:00 -
221:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今日もいつものように、亮とメールをしていた。その時電話がかかってきた。[隼人]『…はい?』『今、ドアの外おる。今すぐあけろ』私は言われた通り、すぐにドアをあけた
2006-04-05 23:13:00 -
222:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『サオリ、俺も携帯見せる。正直に話すからお前も携帯見せて?』 ――ヤバイ。
今携帯を見せたら確実殺される。『何で見せなアカンの?嫌やしな』
『何でやねん!俺も見せる言うてるやん』どーしよ…2006-04-05 23:19:00 -
224:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
231さん、ありがとうございます?
2006-04-06 13:30:00 -
225:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何でいきなりそんなん言うん?』
隼人は私から携帯を奪おうとした。『…やめてッ』今絶対携帯を見せる訳にはいかない。私は隼人を振り払った。『何でみたいん!?』泣きながら隼人を睨みつけた2006-04-06 13:33:00 -
226:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『痛いな。お前、あんま調子のってると殴るぞ!』―ビクッ。『…はよ、かせ』
隼人は自分の携帯を机の上に置いた。『貸せ』2006-04-06 13:36:00 -
227:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
覚悟を決めて、隼人に携帯を渡した。机の上の隼人の携帯なんて別に見たくもなかった。
ただ、見られた後殴られる…そう思ったら怖くなった。隼人の顔つきが段々変わる。『おい、こいつ男やろ』2006-04-06 14:42:00 -
228:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『何…の事?』…メールの中で私は亮と呼んでたし、亮も俺って言ってるし――バレバレ…
『ふざけんな。正直に言わな殺す』隼人は私の腕をつかんだ。『いたッ……学校の…子』
なんでここまで言われなアカンのよ2006-04-06 14:45:00 -
229:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『男やな?何でメールしとん!チャントいわんかい。』
『…ヒッ…』『泣くな、ウザイ』今度は足で背中を蹴られた。『―学校の子で、友達になった』『こいつの事スキなんか?』隼人のイライラは増していった2006-04-06 14:49:00 -
230:
ちの
見てまぁぁぁす? 頑張ってね?
2006-04-06 18:56:00 -
231:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ちのさん、ありがとうございますb('?^?)ほんまに暗い話でごめんなさい?
2006-04-06 21:52:00 -
232:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
また、また一人傷つけてしまう…『嫌やッ!関係ない人巻き込むんはやめて―』『お前が悪いんやろ。言えへんのか?スキなんか?遊び人!』━隼人にだけは言われたくない。『…スキとかそんなんちゃうから』
2006-04-06 21:58:00 -
233:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『言う事聞け。』―グイッ。隼人が私の胸倉を掴んで言った。『はよせー。』『ヒッ!!』怖い…
『ほら』隼人が無理矢理私に携帯を握らせた。―仕方ない。覚悟を決めて、メールを送る━━送信━━2006-04-06 22:01:00 -
234:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
送信を確認して、隼人は私から手を離した。
すぐに私の携帯が鳴った…[そうなんや。知らなくてゴメンね。又学校でね]
亮の優しさに、涙が出た。私ヒドイ事したのに…
その瞬間、『…ウッ。』隼人のコブシが又お腹に入った2006-04-06 22:05:00 -
235:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…ハァ、ハァ』『…なん…で』私はお腹を押さえた。『何でそんな顔すんねん!俺は不安やったんや。最近、サオリが冷たいから何かあると思って…』
―あぁ。私が悪いんや。私のせいで、隼人すら傷つけてたんや…『隼人。ゴメン…殴り?』2006-04-06 22:08:00 -
236:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…何で。サオリ』隼人は頭を抱えた。そして、走って出て行ってしまった。
―バタン。乱暴にドアが閉まった。
痛い…私は、何がしたいんやろ。スキやからって、一緒にいる事は隼人にも良くないんかもしれん2006-04-06 22:11:00 -
237:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
―しばらく動けなくて、ベッドに横たわっていた。
私らは、きっとうまくいかへん。隼人は私じゃアカン…周りも巻き込んで。
でも、隼人の事は全く嫌いになれなかった
別れなアカンよな…。その時携帯が鳴った。[隼人]2006-04-06 22:17:00 -
238:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
どうしょう…迷っていたらきれてしまった。しばらくして、又かかってきた。『…はい。』『サオリちゃん?』声の主は、隼人ではなかった。ひどく焦っている様子。『誰…ですか?』『隼人のツレやけど!』何なん?―嫌な予感。
2006-04-06 22:21:00 -
239:
?
早く続きよみたぁい?
アタシも実は同じような
経験あります?
すごいわかります?2006-04-06 22:43:00 -
240:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
?さん、ありがとうございます?そうなんですか??なぜか離れられないんですよね?この時はグダグダでした?
2006-04-07 11:36:00 -
241:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『今すぐ〇〇病院来て?』『…えっ。』『あいつ、呼吸とまってて』何で?――『私はもう関わったらアカン…行けへん』
ほんまは心配でたまらなかった。でも、私は関わらん方がいい。2006-04-07 11:39:00 -
242:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『お願いやから。そんなんいわんと…』しばらく呆然としていた。隼人は、ほんまに病気やったん?『―わかった。すぐ行く』
私は、鞄に最低限の荷物を詰め、タクシーに飛び乗った。私のせい?2006-04-07 11:43:00 -
243:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
病院に着くと、前に男の子が立っていた。『サオリチャンやんな?早くいこ』私は男の子に着いていった。
『隼人…この中やから外で待と?』『―隼人、死ぬん?』『多分大丈夫やで。サオリチャンの事、アイツから聞くけど、今日も喧嘩したん?』2006-04-07 11:46:00 -
244:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『え…うん』隼人にたまたま電話したところ、様子が変やったから駆け付けたら、隼人は倒れていたらしい…『あいつ。睡眠薬大量に飲んだラシイ』―えぇ?『…何でなん』
2006-04-07 11:50:00 -
245:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『俺らと遊んでても自分の意見通らんかったらすねるし、ドタキャンばっかやし呆れてるけど、純粋やし、大切な人は必死で守る。俺も喧嘩に巻き込まれた時何回助けて貰ったか…』
私の知らない隼人。私が1番知っているはずの隼人2006-04-07 11:56:00 -
246:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
今思い出すのは、なぜか隼人との楽しい思い出ばかり―『隼人は正直まぢ遊び人でな、でも感情なんてあらへんねん笑』
俺、誰にも本気にならん―隼人の言葉を思い出す。『隼人家族がスキやったからさ、大切な人がいなくなるが、もぅん嫌やったんかもな』2006-04-07 12:02:00 -
247:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
私が下を向いて泣いていたからか、その男の子が一人で話ている。―でも、頭の中は隼人で一杯になった。『サオリチャンの事聞いた時、俺ら安心してん!それに、やっと俺らが面倒みる必要なくなったし笑』
2006-04-07 12:05:00 -
248:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『…でも、私がいると隼人を傷つけるねん。イライラさせて。私じゃアカンねん』しばらく沈黙が続いた。『―それでも、隼人はサオリチャンがいいんやと思うで☆俺らといてもサオリチャンの事ばっかし!それに楽しい思い出もあるんちゃうん☆』
2006-04-07 12:17:00 -
249:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
ゆっくり、目を閉じた。―悪ふざけする隼人の顔。可愛い隼人…助かって――
『尚志クン!ハァ…隼人は!?』もしかして…『おばさん!大丈夫やから☆』
若くて、綺麗。『隼人のお母さんやで』2006-04-07 17:34:00 -
250:
サオリ ◆8hYz7Ydiuo
『あら、はじめまして☆』笑うと隼人にそっくり…思わず笑ってしまった。『ほんま隼人は迷惑ばっかかけて…後でどついたろ』隼人の口が悪いのは、お母さん似やろな笑
『いつもゴメンな、尚志クン』『気にせんといて下さい』2006-04-07 17:37:00