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1:
愛理
1985年6月3日大阪で産声とともに愛理は生まれた…
片岡家の長女として…話しはとぶが片岡家は五人家族、父、母 、兄、妹そして愛理だ…長女愛理を主に愛理の中学時代からの話しをしよう…
2005-05-20 01:40:00 -
2:
愛理
愛理は自分は強いとそして誰からも嫌われたくないと日頃から思っていた…そんな風に考えるせいか気をつかい続け自分の殻にこもってしまったのわこの辺からだろう…
2005-05-20 01:41:00 -
3:
愛理
愛理は中一の頃から恋愛話が多かった…しかし愛理からすれば無理をしているのだ…彼氏がいる事で自分を大きくかっこよく周りとわ違うと表現していたんだ…中二にもなると性の話しに誰よりも興味を持ち誰よりも早く経験したかった…
2005-05-20 01:42:00 -
4:
愛理
「愛理はもう彼氏とキスした?」そんな友達からの問いに愛理は決まって「当たり前やん」そうまた嘘をついた…周りからは経験豊富で流行りものにわ目がなく少しやんちゃでその頃でゆえば不良とさえ呼ばれたかった愛理の見栄…本当はすごく一途で今の彼氏を小さいながら純粋に愛してる…キスなんかしなくてもただ側にいればと…
2005-05-20 01:43:00 -
5:
愛理
愛理の彼氏(光輝)は同じクラスだ…また光輝も学年ではやんちゃっ子で有名であった…愛理は友達からの性に対しての質問に経験者として語りたく一日も早くセックスを経験したかった…本当の純な心を見栄のせいで失っていたのだ…
2005-05-20 01:45:00 -
6:
愛理
そんなある日愛理は授業をさぼり校庭にいた…そこへ光輝が後ろからいきなり「今日お前襲うからな」といってどこかへ行った…
愛理は(やったぁ!ついに)とその言葉が頭から離れず一日を過ごした…そして放課後…「愛理帰るで〜」光輝の声だ…2005-05-20 02:10:00 -
7:
愛理
愛理と光輝は手をつなぎ光輝の家まで向かった…家についた途端、光輝が抱き着き「今日お前の事襲うゆうたよな」そういい光輝はかなり慣れた手つきで愛理の服をぬがしていく…
愛撫もなく即挿入してきた…「痛いって…まじまって」愛理が言った…光輝は「美佳もそうやったけど一気に入れた方がええねん」その言葉に愛理は疑った…そう美佳とは愛理の親友なのだ…2005-05-20 02:11:00 -
8:
愛理
「はっ?どうゆう意味?」愛理の言葉に光輝がしまったという顔をしながらも覚えたてのサルのように腰をふった…
愛理も今やめては未遂で終わると思い痛さを我慢しながらされるがままだった…
事が終わり光輝は気まずそうに「帰っていいで」それだけ言い家を出た…
2005-05-20 02:26:00 -
9:
愛理
愛理は関係を壊したくないために美佳との事は聞かなかった。同時に美佳にも何もゆわなかった…
それから何ヶ月も何ヶ月も光輝は美佳と愛理を性欲を満たすおもちゃにして中三の二学期東京へ引越した…2005-05-20 02:27:00 -
10:
愛理
そうしてる事で自分の精神を落ちつかせそうゆう事してる自分が好きだった…
今日も学校をさぼりサイトで知り合ったおじさまと梅田で会う…それわもう慣れたものだった…「三万やで!先払いな!」そしてホテルへ直行…
愛理は光輝とのセックス以来おじさま達としかしていない…2005-05-20 02:29:00 -
11:
愛理
「あっあっんっ」
気持ちよくもないセックスに愛理は自分は問題児なんだと注目されたいために喘ぎ演技する…
そんな毎日が続き本当の愛理と殻をかぶった愛理との戦争でどんどん愛理は精神不安定になってゆく…2005-05-20 02:30:00 -
12:
愛理
いつからか愛理は妹の加奈に暴力を奮うようになった…イライラする度加奈を殴っては自分を抑えた…
殴ってしばらくすると冷静になり「加奈ごめんね、ごめんね、もうしやんから」この繰り返しだ…
加奈はもう愛理に恐怖を覚えていた…2005-05-20 02:31:00 -
13:
愛理
父や母は愛理の心情の変化に少しずつ気づいていたし加奈の愛理に対する態度でも気づいていた…
しかし父は毎日酒に溺れ、仕事仲間とケンカし警察沙汰を何回も巻き起こし、その度に母が迎えに行きそして家へ帰れば夫婦喧嘩がはじまる…
そんなやりとりは愛理が小さい頃からでその度愛理はお腹が痛くて泣いた…2005-05-20 02:33:00 -
14:
愛理
片岡家は近所では仲良し家族で有名であった…
(外面だけやのに…)愛理はいつも思っていた…
愛理は父も母も大好きだったし家族も好きだった…
しかしどこか淋しさを感じていたんだろう…2005-05-20 02:36:00 -
15:
愛理
援交を始めてから何人か彼氏はできた愛理だったが本気ではなかった…
友達も信用していない愛理は自分の手でどんどん孤独の扉を開けてゆく…
愛理は心に大きな淋しさを感じていた…2005-05-20 02:37:00 -
16:
愛理
しばらくして健二が引越してきた…
健二の家は複雑だったらしく姉と健二の二人暮らしだった…健二が引越しした日に愛理は健二に家に呼ばれた…
広いとはいえないが二人で住むには調度いい…
健二の姉(たかちゃん)がヤキソバを作ってくれた…たかちゃんは元ヤンって感じの人だ…
だけど悪い人ではないと思った…そのまま健二の家に泊まる事にした…2005-05-20 02:41:00 -
17:
愛理
当たり前のように健二と愛理はセックスをした…そこから愛理は健二の家にいりびたりになった…
そんな生活がはじまってから、愛理は寂しさをうめられる場所が見つかったせいか少しずつ変わっていった…2005-05-20 02:46:00 -
18:
愛理
家に帰らないせいか、加奈に会えば嬉しかったし殴ったりもしなくなった…
父と母は私が援交をしていた時の心情に気づかなかったくせに、家に帰らなくなり男の家に入り浸っていると知り、狂ったように怒った…
愛理はそれでも家には帰らなかった…
愛理にとって健二は本気で愛せる男であって必要であった…2005-05-20 02:47:00 -
19:
愛理
毎日のようにセックスをし、健二が学校に行く日は必ず愛理も行くようになったので、愛理は出席日数が随分増えた…
学校が終わって健二の家に帰るとたかちゃんとたかちゃんの彼氏(たっくん)がいた…
なんだか様子がおかしい…いってる…そぅ…二人は薬をしていた…2005-05-20 02:49:00 -
20:
愛理
健二はすぐさま釘つけになり「姉ちゃん!それ何?俺もやりたい!」
たかちゃんは試験官みたいなのの先にストローみたいなんがついた物体と小さな箱とライターを渡した…
「こんなか入ってるから入れてあぶって吸うねん」健二は説明を聞いたのか聞いてないのか狂ったようにとりついた…
しばらくして「愛理〜ちゅきちゅきエッチしよ〜」頭がいってきたみたいだ…
そんな不思議な光景に愛理もひかれていき、どんどん愛理もハマッた…2005-05-20 02:50:00 -
21:
愛理
一週間くらい連続でやみつきになり、愛理は気づかないうちにその一週間まるまる寝ていない…
学校へももちろん行っていない…愛理の目の下は真っ黒になっていた…
そう、もう遅いのだ…愛理は薬なしではやっていけなかった…2005-05-20 02:53:00 -
22:
愛理
たかちゃんは薬のせいでよく「死にたい」といい、いつしかたかちゃんの右腕には深い深いリストカットのあとがひじあたりまでに何箇所にもあった…
またその腕を見て愛理も「やったらスカッとするん?」たかちゃんに言った2005-05-20 03:55:00 -
23:
愛理
「私死にたい思ってるねん。だから…」
たかちゃんの言葉に愛理は薬をヤル度共感し、愛理もリストカットを始めた…
らりってるせいか痛くない…どちらかと言えば気持ちいい…
愛理の傷が増える度に愛理はどんどん闇の中へ入っていく…
2005-05-20 03:57:00 -
24:
愛理
そしていつものように健二の家で薬をやってる時に健二の電話がなった…
「健二でーす。なんでちゅか?」電話の向こうから女の声がする…愛理は不安に襲われた…
健二は違うと…、健二は自分しか愛していないと信じすぎていたせいで…
しかしその期待を裏切るかのように健二には何人も女がいた…
愛理はその中の一人だったのだ…2005-05-20 03:58:00 -
25:
愛理
しかし愛理はまた光輝の時と同じように(失いたくない)という思いで何人もの女の中の一人になっていったのだ…
ほぼ一緒にいるし、半同棲のような感じなので何人かの1番だろうと愛理は考えていたのだ…
健二とは薬をやってはセックスをし、毎日それの繰り返しだ…2005-05-20 03:59:00 -
26:
愛理
そう、健二は愛理を都合のいい女としか思っていなかった…
他に女がいると知っても毎日家に来てやらしてくれる…
ただそれだけで愛理と過ごした…
しかし、愛理は健二にひかれていく一方であった…
健二と出会ってから援交もやめた…しかし不安になる度リストカット、薬に手を出した…2005-05-20 04:00:00 -
27:
愛理
父と母は愛理が学校に行っていないと知り愛理を無理矢理家に帰した…
愛理は「学校辞めたい」それだけ言ってまた家を出た…
次の日愛理は久しぶりに学校へ行き担任に「学校をやめる」
そういい学校へ二度と顔を見せなかった…2005-05-20 04:04:00 -
28:
愛理
それを知った父と母は愛理の事での喧嘩が絶えなくなった…
そして離婚…愛理の知らない間に起きていた…
愛理はそれを知り、少し反省した…2005-05-20 04:05:00 -
29:
愛理
愛理は家族は好きだ…
ただ寂しさや心のすき間を埋めたかっただけ…それがこんな結果を生んだ…
また愛理の心に穴がふえた…2005-05-20 04:06:00 -
30:
愛理
それでも健二との関係は続き、ほぼ毎日生でセックスしていたので、愛理のお腹に命が芽生えた… 愛理は産むつもりだった…
健二に「赤ちゃんできた」
そう言うと健二は冷静に「あ〜おろしに病院いかなあかんなぁ今金ないから待って」
それだけの言葉で終わった…2005-05-20 04:42:00 -
31:
愛理
愛理はまた絶望感に襲われた…
薬にまた溺れた…
「一人でも産む」そう決めた…2005-05-20 04:44:00 -
32:
愛理
そうなれば父、母に話さなければならない…
「あんな赤ちゃんできてん…相手は下ろせゆうてるから一人で産むわ」愛理は父にいった。
「その男呼んでこんかぁ!無責任すぎるねん」父は激怒した…
愛理は自分の心の傷を埋めてくれなかったくせに偉そうにと思った…2005-05-20 04:44:00 -
33:
愛理
結局、健二とは連絡がとれなくなり、父、母の猛反対、愛理の経済力のなさで愛理は下ろす事にした…
しかしどこかで産みたいという気持ちが強く、薬もたばこもやめた…
そんな事は無駄であった…
産婦人科で愛理は「私産むからな」
そう言うと医師は「残念やけど健康な赤ちゃんは無理やわ…今三ヵ月の時点でこんな小さくて出血してるから」2005-05-20 04:47:00 -
34:
愛理
愛理は言葉を失った…
薬やってたからなん?たばこのせい?
愛理は自分を強くせめた…2005-05-20 04:48:00 -
35:
愛理
その日の夜、愛理は赤ちゃんが死ぬなら自分も…そう思い風邪薬を大量に飲んだ…
(あー意識が薄れていくわ…心臓が破裂しそうなくらい脈うってる…本間に死ぬんや)
愛理はそのまま意識がなくなった…2005-05-20 04:49:00 -
36:
愛理
なぜか目が覚めた…
「なんで?」
病院だ… 母が気づいて救急車で運ばれたらしい…
しばらくして父と母がすごい顔をして愛理の病室にきた…
「なんで死なせてくれやんかったん!?死なせてや」2005-05-20 04:52:00 -
37:
愛理
父は愛理の頬を思いっきり叩いた…
「お願いやから死にたいなんかゆわんといてくれ!ちゃんと生きて笑っといてくれ」
父が生まれてはじめて私の前で涙を見せた…母もくしゃくしゃになって泣いていた…2005-05-20 04:53:00 -
38:
愛理
「本間に赤ちゃんに悪いと思ってるなら生きて罪償いなさい…生きて…一生赤ちゃんを愛してあげなさい!」
母が言った… 愛理の目に涙がこぼれる…
こんなに感情的に父と母が自分にぶつかってくれた嬉しさと自分の無能さに…
それから愛理はしばらく母の家で暮らしていた…少しずつ変わっていった…純な愛理に…
2005-05-20 04:54:00 -
39:
愛理
そんな中また事件が起きた…父が元々持っていた病気C型肝炎に襲われたのだ…
父も昔、注射器の使いまわしでこの病気になったのだ…
父の体はどんどんむくみ足はパンパンに腫れ悪化していった…
それと同時に、父は酒にまた溺れ肝硬変をわずらった…
「あと一年やな」医師は言った…2005-05-20 04:55:00 -
40:
愛理
母と離婚し父は酒を飲む量が一段と増え、やめなかった…
そして医師からの宣告をうけて二ヵ月…父は倒れ入院した…
もうあかんのかなぁ?愛理は毎日毎日泣いた…2005-05-20 04:56:00 -
41:
愛理
今思えば、父と母が仲良かった頃家族は笑顔が絶えなかった…
父も優しかった…
愛理は自分を責めた…私がもっとちゃんとしとったら…2005-05-20 04:58:00 -
42:
愛理
「ちゃんと生きてよ!私なんも父さんにしてあげてないやん!もっかい家族五人で笑おうや!死ぬなんか嫌!お願いやから生きて」
いつか父が愛理に言った言葉のように愛理は父に言った…
そして愛理の父は、その二日後、二度と帰らぬ人となった…2005-05-20 04:58:00 -
43:
愛理
愛理は父に最後の手紙をかいて棺の中へ入れた…
愛理の19年間の思いの手紙…
2005-05-20 04:59:00 -
44:
愛理
「大好きなお父さんへ
愛理は本間に困った子やったね…ごめんなさい…本間はめっちゃ寂しかってん…今思ったら父さん愛理が援交してた事もリストカットも薬も全部知ってたんやね…
父さん強がりやから怒ったら泣いてまうん嫌やったんやろ?
お父さんの携帯のメール未送信の所に愛理に送ろうとしてたメール見たよ…
(ちゃんと家族のとこへ戻ってきなさい…愛理の話しを聞かせてください)
たったこれだけの文章を父さん送られへんかってんな…2005-05-20 05:01:00 -
45:
愛理
略部分
たったこれだけの文章を父さん送られへんかってんな…
2005-05-20 05:03:00 -
46:
愛理
父さんごめんな…心配かけて…もう死にたいなんか思わへん…
赤ちゃんと父さんのぶんも愛理が生きる…
愛理からのお願い聞いて?愛理の赤ちゃん父さん可愛がってくれる?
お願いやからそのこだけは意志の強い子にしてあげて?愛理の赤ちゃんお願いします…
最後に…父さん今でも母さん愛してる?愛してたら一生母さん守ってあげてください…
大好きな父さん天国では元気でね…さようなら)2005-05-20 05:04:00 -
47:
愛理
略部分
大好きな父さん天国では元気でね…さようなら)
2005-05-20 05:05:00 -
48:
愛理
愛理は今、母、加奈、兄と三人で家族五人が幸せだったあの家で暮らしている…
2005-05-20 05:07:00 -
49:
愛理
ここまでもし読んでくれた人がいたら本間にありがとうございました。下手くそな文やし内容もとんだりしてるからわかりにくと思うけど全て事実です。本間に読んでくれた人ありがとう
2005-05-20 05:08:00 -
50:
名無しさん
読みましたよ?
お疲れ様?感動しました?2005-05-20 05:15:00 -
51:
名無しさん
良かったです
2005-05-20 12:47:00 -
52:
名無しさん
おつかれさまです??いっきによみました?
2005-05-22 00:01:00 -
53:
あゆ
本当に涙が出ました。これからは幸せに生きて下さい。祈ってマス?
2005-06-08 04:47:00 -
56:
名無しさん
今いっきに読みました。涙が止まりませんでした…ありがとう…
2005-09-05 02:54:00 -
57:
名無し
一気に読ませてもらぃました☆
素でむっちゃ泣けました゚(゚*´Д⊂2005-09-19 21:32:00 -
58:
名無しさん
名作あげ
2005-11-26 01:25:00 -
59:
名無しさん
あ
2006-01-30 03:43:00 -
60:
名無しさん
名作あげ
2006-03-14 20:24:00 -
62:
名無しさん
小説ってゆぅより作文っぽぃ。
2006-03-22 23:47:00 -
63:
名無しさん
人それぞれ感想は違うやろけど、むっちゃ感動したがな
うちはこの話好きや〜2006-03-23 01:42:00 -
64:
名無しさん
あげ
2007-03-29 04:30:00 -
65:
名無しさん
皇太子様が
2008-01-31 13:34:00 -
66:
名無しさん
ふと、思い出し、かなり久しぶりに読みました。良かったです!
愛理さん、今は幸せにしてるのでしょうか?2012-07-30 00:05:00 -
67:
名無しさん
これを読んで、自分の体と、いつか自分の子供になる子の事を考え、薬をしない又は薬をやめる人がいてくれたらいいなと思いました。
2012-07-30 01:52:00 -
68:
名無しさん
この話好きだった。
久々に読んだアゲ2016-04-05 13:15:04