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人を愛するコト。
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2:
ヒナ
ヒナ当時18歳3月――。私の人生を180度変える人に出会った。そして初めて人を愛する事を知った。――春翔――ハルト。21歳
2006-02-27 06:50:00 -
3:
ヒナ
私はその時北のキャバクラで働いていた。仕事に行って帰って寝る。たまに地元の友達と飲みに行ってバカみたいに騒いでた。適当に彼氏なんかをいつも2人は抱えてた―。今思えば淋しさ紛らわしにすぎひん。
1人が会ってくれないならあと1人に・・・あたしは、1人が嫌いで中2の時から彼氏がいない時がなかった。2006-02-27 06:55:00 -
4:
ヒナ
当時はきっとこの人【好き】と思ってた。けど今は違う。人を好きになるって、愛するってこんな事なんや。
春翔に出会う前に付き合ってた男を
【好き】やった――――2006-02-27 06:58:00 -
5:
ヒナ
‐そいつ‐は、女遊びがひどく、本間にヤリチン(ΘιΘ)私は、そいつの事を信用してたし、遊ぶわけないかっ☆みたいに思ってた。そんな時私に尋ねて来た女がいた。
2006-02-27 07:02:00 -
6:
ヒナ
『ちょー待ちや!!』これがその女が発した第一声。私は私を呼んでるん違うなって思って何も無かったかのよぅに歩いた。
『おぃっ!聞いとんかぃや…ダボ!』振り返ると私を見ていた。2006-02-27 07:06:00 -
7:
ヒナ
ヒナ「あ〜私?」
『お前じゃ。人の男に手ださんといてくれへん?迷惑!!』 私の頭の中は??????????????だった。
『ヒサ知っとんやろ!?あたしがーヒサの彼女なの!あんたはただの遊び〜!』????????????2006-02-27 07:10:00 -
8:
ヒナ
次の【?】は私が遊ばれた?みたいな【?】やった。面倒やったし、【意地】みたいな物があった。
『あ〜ヒサ?あのヤリチンの彼女なんや?笑ご馳走様☆もー関わらないから大丈夫よ?私急いでるからごめんね〜』―ドンッッ――女の肩におもいっきりぶつかって前に進んだ。2006-02-27 07:15:00 -
9:
ヒナ
「ちょー待ちや!」
そぉ言って私の肩に触れた…
『何?急いでるねん!自分がちゃんと管理したえぇやんか。私も悪いかもやけど私なんも知らんし、私からしたらあんたアホやで?』それだけ言い進んだ――2006-02-27 07:21:00 -
10:
ヒナ
‐女‐はそれ以上追い掛けてこなかった。
本当は、私だって《ヒサ》の事【好き】――やった。 心臓がドキドキして体が震えた。2006-02-27 07:24:00 -
11:
ヒナ
【好き】やった。体が震えた。泣いた。ケド今思えば本間に【好き】なんかじゃなかった――。だから、きっと‐女‐にあんな事言えたんやな。
2006-02-27 07:26:00 -
12:
ヒナ
それから私は変わらず遊んだ。忘れる事も出来ない、――――3月5日――――私は仕事帰りいつも送りで送ってもらうコンビニで降ろしてもらい、雑誌を立ち読みしてた。
2006-02-27 07:29:00 -
13:
ヒナ
立ち読みをし、ふと前を見るとサングラスに全身バーバリー男が鏡ごしに見えた。この辺にもバリバリのお兄おるんや〜へぇ〜!!と思い雑誌とコーヒーとタバコを買いコンビニを出た。
2006-02-27 07:33:00 -
14:
ヒナ
いつになれば暖かくなるかな?―春―は来るかなぁ?なんて思いポケットに手を突っ込み歩いた――
「なぁ〜なぁ〜!」
振り向くとグラサンバーバリー男がいた。これが【春翔】との出会い。2006-02-27 07:37:00 -
15:
ヒナ
春翔?あの時私に話し掛けてくれてありがとぅ。きっとねあそこで出会う、
【運命】
やよね?私は本間にそー思う。2006-02-27 07:39:00 -
16:
ヒナ
私はドキッッとした。二重でクッキリでキツイ目―。 【一目惚れ――】こんな言葉私にはない。と思ってた…。でも・・・あったの。【一目惚れ――】
2006-02-27 07:43:00 -
17:
ヒナ
「あっ!振り向いてくれるんや?あんな〜この変に××町てある?」な〜んや。ナンパじゃないんや。
『…ありますよ。2つ目の信号曲がった辺りが××町☆』
「ありがと〜☆」そー言われ私はまたポケットに手を突っ込み家へ歩いた。2006-02-27 07:47:00 -
18:
ヒナ
あと一つ曲がれば私のマンションは見える。
――ファ〜ン――!!
うっさい車やな〜!?と思うだけで無視すると黒の車が横に止まった。
「なぁ〜?」さっきのグラサン男。2006-02-27 07:51:00 -
19:
ヒナ
「む〜っちゃ気になってナンパしに来た!!」って言った。『あはは〜♪ナンパって言うんや〜?笑××町行かなくていいの?』
「行ってきたで〜!!」
私はこの時からずっと春翔しか見てないし見えない。2006-02-27 07:54:00 -
20:
ヒナ
名前は【春翔】年は私の4歳上当時22歳。
××町には次引っ越すマンションの外装を見にきただけ。仕事はトビ。車は黒のセダン。この日はこれだけだけわかった。後は
―メールアドレスと番号―それだけでバイバイした。2006-02-27 07:58:00 -
21:
ヒナ
少し休憩します??〃
2006-02-27 07:59:00 -
22:
?
むっちゃ気になりゅ??
2006-02-27 11:51:00 -
23:
ヒナ
22さんぁりがとぅござぃます?少し手が空いたので??ます?
2006-02-27 12:22:00 -
24:
名無しさん
http://6hp.jp/?id=coolnail
2006-02-27 12:22:00 -
25:
ヒナ
家に着いた私は毎日の日課【半身浴】をする為湯槽にお湯を張る―――
〈♪〜♪〜♪〜♪〉無造作に置かれたカバンの中から、携帯が鳴る――。
―――春翔かもっ!――と思いカバンの中に手を突っ込み、ガサガサと携帯を探した2006-02-27 12:27:00 -
26:
ヒナ
携帯を手に取り〈メール〉を開く。
【春翔】やっぱり・・・ドキドキッッ―――。
《ヒナっぺたらいまん?運転疲れた?》こんなたわいもないメールがすごく嬉しかった。この時から、春翔は私にいつもドキドキをくれたね?2006-02-27 12:45:00 -
27:
ヒナ
なぁ〜春翔?春翔はいつから私に【本気】になってくれたん?
春・・・信じてていいよね?
春は私を裏切らない。2006-02-27 12:48:00 -
28:
ヒナ
それから毎朝《おはろん??》とおはようメールをくれた。私はおやすみメールを返した。
すぐにメールが返ってこない時、春翔が何してるのか誰と遊んでるのか、気になって仕方なかった。2006-02-27 12:51:00 -
29:
ヒナ
春翔に聞いたよね?春翔の女の子の《タイプ》――。顔でもないし、スタイルでもない。
―嘘つかない―――――
―汚くない――――――
はる?ごめんなさい…。2006-02-27 12:55:00 -
30:
ヒナ
私は春翔に見てほしくて、少しでも私を見てほしくて【私だけ】を・・・
春翔に出会って1週間が過ぎようとした3月11日。
2006-02-27 13:00:00 -
31:
ヒナ
仕事前の美容院で営業用電話を片手に睡魔に犯されてた――。
《♪〜♪〜♪〜♪〜♪》 春翔専用の着メロが流れる。この音が鳴ると私の心臓はドクン―ドクン―と早くなる2006-02-27 13:04:00 -
32:
ヒナ
《いってらっしゃい?? 頑張れ??てか今日何時まで働くん?》
[行ってきます??テカ今美容院??ん???今日はたぶんラストやなぁ???]今でも覚えてる。いくら物忘れ激しい春でも覚えてるかな?
メールの返事を待つけどセットが終わっても春からの《メール》はこなかった2006-02-27 13:09:00 -
33:
ヒナ
東通りをカツカツひたすら前を向いて歩く――。ホストを避ける為。最近ホストでサングラスを掛けてる奴を見るとドキッとする・・・
春翔みたい・・。
店に着きドレスを身にまとう。営業用の携帯をカバンに詰めプライベート用はロッカー前の冷蔵庫の上に放置し私を待つお客様のとこへ〈ヒナ〉から〈ナミ〉に変身する。2006-02-27 13:17:00 -
34:
ヒナ
「ナミ遅いなぁ〜。そんな化粧時間かかるんか?笑」毎週土曜日だけやけどいつも来てくれてかなり落としてくれる《ナミ》の一番の太客けんちゃん。けんちゃんが来てくれる日は時間がすぐにたつのにその日は違った。
『ごめんけんちゃん!ちょっと待ってて〜!』と言い私は携帯を見に行った。2006-02-27 13:22:00 -
35:
削除削除されますた
あぼ~ん -
36:
ヒナ
―――――――
―――――
―――
【春翔】
2006-02-27 13:27:00 -
37:
ヒナ
1件《返事遅れた??今メールきた??》
2件《お〜い?》
春翔らしい・・自分が返事遅れても平気やのに、人が返さなかったらこんなふうにメールしてくる。2006-02-27 13:31:00 -
38:
ヒナ
次のメールに私の心臓はキュンとなった――
《5時に迎えに行くから終わったら電話して?》 春はずるい・・・こんな風に優しくて、ドキドキさせて・・・男前で。2006-02-27 13:33:00 -
39:
ヒナ
その《メール》を見てすぐに携帯を閉じた――。
ラストまで1時間――――この1時間私が夜の世界に入って1番長く感じた時間だった。
2006-02-27 13:35:00 -
40:
ヒナ
4時半―――
「ナミ〜チェックして♪今日もよ〜飲んだわ!ナミ!なんかわからんけどまた来週来るわ!笑」
こーしてけんちゃんはご機嫌で帰って行った。
2006-02-27 13:38:00 -
41:
ヒナ
ありがと??〃またね?
―ガチャン――
エレベーターの扉が締まり急ぎ足で【冷蔵庫】に向った。2006-02-27 13:41:00 -
42:
ヒナ
中断します??
2006-02-27 13:42:00 -
43:
ヒナ
―ガチャッッ‐ドンッッ―――
「おぉぉおい??ナミ??お前もっと静に…『なぁ?清水クン私の携帯鳴ってた???』
ボーイの清水クンが話すのをさえぎって私は聞いた。
2006-02-27 15:32:00 -
44:
ヒナ
清水クンはポカーンとした顔で私を見てたそんな顔をしたと思ったら次はニヤニヤしながら私を見た・・・
「ナミチャン??恋ですか??」―――
清水クンはこんなふざけた奴・・・
『はぁ?もーいいから??〃自分で見るから取ってくれる!?』2006-02-27 15:37:00 -
45:
ヒナ
「う゛ぅぅん↓↓その前にちゃんと自分のお客さんトコ回りなさい???」
私はけんちゃん以外のお客さんの存在さぇ忘れてた・・・〈何やってんやろ私……〉
『ごっ…ごめん!すぐ回るわ!!』先に仕事。もー少し…でもチェックせんかったらどーしよ(;´Д`)2006-02-27 15:41:00 -
46:
ヒナ
残ってるのは、後2組。
―――無事2組共チェックしてくれた。
『ありがとうございました?気をつけて帰ってね?』2006-02-27 15:44:00 -
47:
ヒナ
―バタンッツ―――
―ガチャッツ‐ドンッツ――― 『清水クン?????』2006-02-27 15:46:00 -
48:
ヒナ
清水クンが、ニヤニヤしながら近ずいてきて携帯を渡してくれた―――。
【着信5:10春翔】
すぐに掛け直した。
2006-02-27 15:49:00 -
49:
ヒナ
――プルル‐プルルル―――
「はい。綾野小路です。」えぇぇ?私間違えた?テカ春翔?
『春〜?』
「・・・春でわありません。綾野小路春翔です。」2006-02-27 15:56:00 -
50:
ヒナ
春?あたしあの時ずっとメールで声聞いたのが久しぶりやったからずっとドキドキしてたんよ?
2006-02-27 15:59:00