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*ΒEΤTΕRFLY*
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1:
マリア ◆b3549jSUig
アンタは
染まってしまったんやね
真っ黒な
この街の色に...
揚羽蝶の羽みたいな
この街の色に...
人の欲が渦巻いてる
この街の欲に...
溺れてしまったんやね
だけどウチにとって
アンタは誇リや
この街で必死に生きて
きたアンタはウチの誇リや
2006-01-30 02:05:00 -
201:
マリア ◆b3549jSUig
10分もたたないうちに司が走ってくるのが見えた。ウチは泣いてたのがバレないように涙を拭いた。
マ「あんたそんな走ってどないしたんな?笑」
司「オマっ・・急いっで・・来たったのに・・なんっやねん?」
司は息が切れてる。ウチはこんな朝にこんな場違いな所で、しかもスーツ姿で全力疾走してきた司がなんか可笑しくて笑った。2006-03-04 13:27:00 -
202:
マリア ◆b3549jSUig
マ「アハハ?あんたあほやろぉ〜?笑」
司「あほちゃうわっ?車むこうに止めてるから行くぞっ??」
ウチはちょっと怒り気味な司の後ろをついてった。車に乗り司の家に着くまでウチらは無言やった。2006-03-04 13:32:00 -
203:
マリア ◆b3549jSUig
部屋に入り、司は思ったより怒ってた。
司「・・オマエなんで俺に電話してこんかってん?」
マ「・・ってゆうかなんで怒ってんのよ?」
司「そら怒るわ!俺どんだけ探した思ってんな!!」
マ「・・・もしかしてまた美奈からなんか聞いたん?」2006-03-04 13:41:00 -
204:
マリア ◆b3549jSUig
司「・・ちょっとだけな。」
マ「・・そっか。ウチは大丈夫やしっ?心配してくれてありがとう?」
ウチはできるだけ明るい声で言うた。
司「・・オマエ大丈夫ちゃうやん。」2006-03-04 13:45:00 -
205:
マリア ◆b3549jSUig
マ「・・・え?」
司「だからぁ〜別に我慢せんでええやん。オマエ強がりすぎな。」
司はウチを自分の肩に引き寄せ髪を撫でた。ウチは我慢してた涙が一気に溢れ出した。2006-03-07 02:26:00 -
206:
マリア ◆b3549jSUig
ウチはそれから司の家に泊まる日が増え美奈んちにあった荷物がだんだん司んちに移動し、いつのまにか一緒に住んでた。
司を好きというよりか寂しさを埋めたかった。髪を撫でてくれてくれる存在ならそれが司ぢゃなくても良かったんかもしらん。ただ一人は嫌やった。2006-03-07 02:35:00 -
207:
マリア ◆b3549jSUig
りょうからはあの後電話があった。ウチは少し躊躇いながら電話にでた。この前の事を問いただす気はない。そんな事しても仕方ないから。
マ「・・・はい。」
り「あっ・・マリア?やっぱ俺な・・」
ウチはりょうが最後まで言い終わる前に言うた。
マ「ウチもう彼氏おるから!りょうも幸せなりな!」2006-03-07 02:42:00 -
208:
マリア ◆b3549jSUig
り「・・・ホンマ?」
マ「嘘ついてどうすんの?」
り「・・せやな。幸せなりや。」
マ「うん?りょうも頑張りなっ?バイバイ。」
それ以来、りょうからの電話はパッタリなくなった。当然やんな。それでもウチが携帯かえても番号かえへんのはどっかでりょうからの電話を期待してたんかもしらん。2006-03-07 02:48:00 -
210:
マリア ◆b3549jSUig
ウチが司んちに転がりこんですぐに告られてウチらは付き合った。司はなるべく家に帰ってきてくれて将来の話とかもしてウチはこれも幸せなんかなと思った。だけどそんな日も長くは続かんかった。
2006-03-07 02:57:00