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それでも好きやった四年間
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1:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あゆみは今22歳で、これから書くのは四年前に出逢ったサイテーな男とバカな女《あゆみ》の現在までのことを書いていきます。現在もまだ完結してない状態ですが書き終わる頃にはどんな結果になるかわかりませんが完結させます(v_v?)
他の方の小説も参考に読みやすく書いていくように気をつけますが、至らないところはアドバイスお願いします!よかったら読んでくださいm(*._.)m2005-09-15 15:39:00 -
2:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
四年前、私は大学2回生で大学行きながらキャバで働いてた。キャバは大学入ってすぐの頃から始めてたから、この時はもう大学生とキャバ嬢をうまく両立しながら毎日忙しかった。ほんまは機会があればいつでも辞めたかったんやけど、いろんな事情があって《後々話すと思います》辞めれずって感じで。
2005-09-15 15:51:00 -
3:
名無しさん
大学とキャバを両立しながら彼氏と同棲もしてた時期があった。仕事もしないで毎日朝まで遊んで毎日誰か連れて帰ってくる。うちらの間に愛情なんてなかった。ただアイツからしたら私は都合のいい女、私は一人になりたくなくて離れられんかった。たまに私がおらん間に女連れ込んでたのも知ってる。ひどい時には私に紹介したり。それでもアイツを追い出すこともできずに都合のいい女やった。
2005-09-15 16:07:00 -
5:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そんな時、初めて働いたキャバで仲良くなって以来ずっと親友の美穂からめっちゃいい話を持ってきてくれた!
美穂はその時3年くらい同棲してる彼氏がいた。でもその彼氏の浮気がきっかけでお互いに愛情がなくなってずっと家を出たかったらしい。二人で住もうって話もあったけど、私は二つも家借りる余裕なんてなかったし。でもある日美穂が言ってくれてん。
「めっちゃいい人見つけたで!ばり金持ってるし若いねんケド分譲マンション住んではって美穂が家出たいって言ったらうちに住みやって言ってくれてん!で、あんたの話もしたらあんたも住んでいいって言ってくれてんで!」
ほんまにそんなおいしい話あるん!?大丈夫なんそれ!!ってめっちゃ不安やったケドそんなことも言ってられん状態。せっかく家を出るチャンス!!行くしかない!2005-09-15 16:21:00 -
6:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
とりあえずここまでにします丶(゚∨゚`)ィヨッまだ肝心のサイテーな男は登場しませんが前触れをさっさと終わらせて早めに登場させたいと思いますd(*`∇゚)今日はそのサイテーな男が働いてる店に呼ばれたので夜から行きます(*ノ_<*)店は4ヶ月ぶりに行きます。ちょくちょく現状も書いていきます(o'∀^o)
2005-09-15 16:33:00 -
7:
名無しさん
?まりあのしおり?
2005-09-15 16:36:00 -
8:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
まりあ?初?しおり?ありがとうございます?なるべく更新していくので読んでやってください?読んでくれる方がいてめっちゃうれしいです?頑張ります??
2005-09-15 17:17:00 -
9:
名無しさん
もしかしかてあゆみん?新大阪の
2005-09-15 17:50:00 -
10:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あゆみんですが新大阪じゃないデス??私と同じような子いるんですか?めっちゃバカなんで読んでいってもらえば新大阪のあゆみんさんとは違うと確信されると思いますガ?ワラ
よかったら続きも読んでくださいネ??2005-09-15 19:33:00 -
11:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
サイテーな男の店に行くまで少しだけ更新します☆
2005-09-15 21:26:00 -
12:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
住んでいた家を飛び出して美穂とその見知らぬ男の人との3人の生活が始まった。3LDKの部屋の一部屋を私と美穂に与えられた。6畳の部屋に二人はさすがに狭い。。でもあの家で我慢して暮らすことに比べたら贅沢なんて言ってられんかった。
2005-09-15 21:35:00 -
13:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でもわたる《今更すみません。同棲してた男デス》と縁が切れたわけじゃない。部屋はそのままだし、引き払わなければ。でも引き払ったらわたるには家がない。あんな男にまだ情という一番厄介な気持ちが残ってた。
「お前がマンション引き払ったらオレはどないするねん!お前と住んだおかげで今更実家なんか帰れへんやんけ!」
はぁ??って思う。。情けない男…それやのに何の情があるの??あいつは私に情のカケラもないのに。バカな女や。
美穂と一哉さんとの生活は毎日がほんまに楽しかった。美穂は美容師をしながら夜もたまに働いてた。私は大学行きながら相変わらず夜も働いてた。一哉さんはほんまに優しい人で昼間働いてる人やったから夜は毎日のように仲間が遊びにくる。うちらも夜の仕事が休みの時にはよく一緒に遊んでた。いろんなところに連れてってくれてずっとこんな生活が続けばいいと思ってた。わたるのことも次第に考える時間が日に日に少なくなっていった。2005-09-15 21:49:00 -
14:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でも3週間くらい過ぎた頃から毎日のように電話がかかってくるようになった。
「勝手に出ていったんはいいけど金ないし食べて行けへんし学校帰りにでも食料買って持ってきてや」って。ありえへん…でも気になる。
《仕方ないな。明日学校帰りに寄ったろ。部屋散らかしてるやろなぁ。選択どうしてんねんやろ。同じバスタオルばっかり使ってるんやろなぁ》
それから3日に一回くらいは学校帰りに寄るようになった。掃除をしてご飯作って少しのお金だけ置いて帰ってた。2005-09-15 21:58:00 -
15:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それがある時1週間くらい行けへんかった日があった。わたるからも催促の電話がない。
なんでなん??女??
まさかと思いながら向かった。
やっぱり…入った時は誰もいてなかったけど確実女が頻繁に出入りしてる。すぐにその女が誰かもわかった。前からわたるが好きやって言ってた女や。あの女、彼氏おったはずやのに別れたんか。めっちゃムカついた!私はあの女と生活させるために家出たんじゃない!女もよくもぬけぬけと私の部屋出入りできるなぁ。サイテー男にはサイテー女やな。お似合いやわ。もうあんな男いらん!2005-09-15 22:08:00 -
16:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
さすがにこれは一気に冷めた。もういい。シバかれても何を言われても何が何でも部屋引き払おう。
その次の月に引越しをした。わたるとはモメたけど最後にはわかってくれて《無理矢理わからせたワラ》引越しの手伝いもしてくれた。とりあえずツレのとこに行くらしい。最後にバイバイを言う時は辛かったけど、これで解放されるって気持ちが大きかったし涙ひとつ流すこともなかった。2005-09-15 22:14:00 -
17:
名無しさん
それからは幸せやった。美穂とはほんまに姉妹みたいに仲良くて、お互い彼氏もおらんからクリスマスも二人でひらパーへ行ったし。(^^;;それに夜は一哉さんとかいっぱいでパーティーした。でもそのちょっと前から嫌な予感がしてた。クリスマスの夜、それが確信できた。美穂と一哉さん、付き合ってる。
―何で黙ってたん??
「だってあゆみ、知ったら出ていく言うやろ?うちな、一哉のこと好きやし付き合ってるけど、今はあゆみと三人で暮らしてるのが楽しいねん!だから出ていくとか言わんといて!」
―知った以上ムリやわ。あたしは気まずいわ、やっぱり
「ほんならあんたどうするつもりなん??」
―どうしよう…2005-09-15 22:26:00 -
18:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
[略]
―どうしよう。2005-09-15 22:28:00 -
19:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
いったん終わります。そろそろ準備してバカ女はサイテー男の店に行きます。金払わんでいいとか言ってるけどほんまのところどうなんやろ(v_v?)千円だけポケットに入れて財布置いて行こうかな。ワラ
また報告しますね!ってか誰も読んでくれてなかったらただの独り言やんか(゚∀゚*)ばりマヌケやし(*ノ_2005-09-15 22:36:00 -
20:
名無しさん
読んでるよ!
2005-09-16 01:09:00 -
21:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
実況中継d(*`∇゚)只今サイテー男の店きてます!カフェパリ《シャンパン》おりました!サイテー男のおごりらしいです?(゚ロ゚〃)ほんまかいな…
2005-09-16 02:49:00 -
22:
あき
あたしも読んでる★彼氏に対するってめっちゃ分かるっ(=Д=;)
2005-09-16 04:15:00 -
23:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
只今カフェパリ3本目あきました!!やっぱりあゆみが払うのね
らじゃ(v_v?)2005-09-16 05:27:00 -
24:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
チェック出たょ!59,400円なり!払いますょはぃ!ラブ&ジョイで終了ですゎ丶(゚∨゚`)ィヨッ
2005-09-16 07:12:00 -
26:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
サイテー男が今起きて営業電話始めました。頭悪すぎ…
「俺のこと思うんやったら誠意見せてや」やって。そらナンバー落ちるわなぁ2005-09-16 08:53:00 -
27:
名無しさん
?まりあのしおり?
2005-09-16 10:11:00 -
28:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あきさん、共感してくれてうれしいデス(゚∀゚*)
ほんまに情さえなかったらこんな辛い想いもなかったのにって思います。
今から更新しますね!2005-09-16 17:25:00 -
29:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
>>18の続き
最後の手段、お客さんにお金を借りて、マンションを借りた。私が1番したくなかったこと。お客さんにお金を助けてもらうこと。でも貯金なんてあるわけなかったし。
すぐにトントン拍子に引越しが終わって、久しぶりの本当の独り暮らしが始まった。大学からは遠い場所で電車を何回か乗り換えて1時間半はかかるところ。2005-09-16 17:41:00 -
30:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
後々後悔することになるなんて思ってもなかった。それから2ヶ月くらいは何もなく平凡な毎日だった。たいていは朝6時半に起きて学校へ行き、授業が昼からの日には前日の夜に家の近くのスナックで働いてた。必死に働く必要もない。もうアイツはおらんねんから。わたるとは連絡を取ることもなくて、そんな忙しい日々からあんなに捨てられなかった【情】がなくなっていってた。会わないことが忘れるためには1番いい方法なんだ。なのに、それができなくてズルズルきてた。無理矢理離れる辛さをとるか、一緒にいても辛いのをとるか。あの時の私は前者を選択することができなかった。
2005-09-16 17:53:00 -
31:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
友達といっぱい遊んで、ほんまに充実してた。美穂はその後も一哉さんとうまくやってたし、私は彼氏が欲しいとも思わなくて、友達と遊んでることが楽しかった。いつでも泊まりに来てくれて、今までできなかったことが今できることがすごく嬉しかった。
2005-09-16 17:59:00 -
32:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
3月7日にあのサイテー男に出逢ってなかったら、あのまま幸せになれてたのに。
いつものように学校が終わって駅のホームで電車を待ってた。見るからにヤンチャそうなちっちゃい男のコが声をかけてきた。「何してるん??」
《電車待ってるよ。》他にホームで何をするんですか(^^;;
「遊びに行くん??」
《家帰る。》
「今度遊ぼうや!」
《ムリやわぁ。彼氏おるねん。》あんた確実うちら歩いてたら姉弟ですやん(-。-;)
「ほんまかぁ。残念やわぁ」
ってそれから電車がくるまでの間そんなやりとりをしてた。
「ゆう!誰と話してるん??」
ツレらしき一人が現れた!これが私の人生すら変えたであろう運命の出逢い!
―めっちゃ男前やん!!(゚∀゚*)(゚∀゚*)(゚∀゚*)2005-09-16 18:15:00 -
34:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
今から少しだけ更新しますヾ( ^▽^)ツ
2005-09-17 00:53:00 -
35:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「じゃあ番号だけでも交換してやぁ♪」
《えー(^^;;どうなんやろ。あかんわけじゃないねんけどなー》―一応勿体ぶってみる。ほんまはもちOKやん!
で、番号を交換してそこでバイバイした。ゆう、ありがとう☆
横山似のカレはリュウって名前で年は18歳。ちなみに私は当時19歳になったところだった。だからリュウとは一つ違い。やと思ってた。2005-09-17 01:02:00 -
36:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからその話にはふれることなくて、いろんな話をしてた。話してるうちにお互いに共通の知り合いがいたりして話は盛り上がってた。
カラオケにも行って、そろそろ帰る雰囲気かなって思ってた。帰りたくなかったけどなぁ。
《どうしよっか。帰る?》―お願い!引き止めてよ(*ノ_2005-09-17 01:36:00 -
38:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
《友達の家に今日は泊まるねん。でもまだ多分帰ってないと思うし、その辺ぶらついて待っとくわぁ!》
「危ないやんか。一緒に待っといてあげるで!」でも行くところもなかったし時間もいつになるかわからんかったから友達に電話することにした。「あゆみごめーん!今日なぁ、うち帰らんわぁ!今どこおる??鍵渡すし、入っといていいで!」
《ほんまぁ。ほなあたしもまだ友達とおるし一緒に近くまで行くわ!》2005-09-17 16:08:00 -
39:
名無しさん
それで近くで待ち合わせて鍵を預かって、さぁどうしよう。自分から言うしかないよなぁ。
《友達帰ってこーへんしりゅうクンも入っていいって言ってたし部屋あがる??》
ナンパするような男がこんな話断るわけないし、それから部屋へ二人で帰った。ほんま無防備っていうか遊び人てかだらし無い女やった。なんの危機感もなかったもん。
部屋にあがってテレビを見ながらまた話してた。2005-09-17 16:14:00 -
40:
名無しさん
「おれもう寝るわ!」
って先に布団に入っていったリュウ。あたしは横に入っていくこともできへんしコタツで寝ることにした。
「あゆみ、こっちおいでや」
《いいわ。あたしな、付き合ってない子とはやる気ないから》2005-09-17 16:17:00 -
41:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
これが私の作戦!!本気で付き合いたい時はヤル寸前まで期待させといて《付きあわなやらん》って言うねん。もちろんリュウはこんなんで引き下がるはずもなく、コタツで座ってるあたしを後ろから抱きしめてきた。
《やめてや!!無理って言ってるやん》
ってキツく振り払った時やっと観念して不貞腐れベッドに戻った。それからは気まずい沈黙。でもあたしには結果が見えてた。
「あゆみ、聞いて。俺真剣にあゆみと付き合いたい。だから嘘ついてたこと言うわ」2005-09-17 16:24:00 -
42:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
頭が本気で悪いって気付いたのは初メールだった。
【きおつけてかえりな!ナンパされたらあかんで】
漢字が一つもない…日本語も間違ってる。。小学生以下Σ( ̄□ ̄)!
でもなんかかわいいとか思ってん。好きって気持ちが盛り上がってる時ってなんでもプラスに考えれる都合のいい頭になるんよ。2005-09-17 16:52:00 -
44:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉は週に一回は必ず会いに来てくれた。あまり出掛けないでほとんどを家で過ごしてたんだけどたまに夜景を見に行ったり、ハーバーランドへ行ったこともあったし、映画を見たり夏祭りに行ったり、恋人同士みたいやった。好きなんて言ってくれないけど、愛し合ってるって思ってた。普通のカップルやった。
2005-09-19 10:09:00 -
45:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それまで週に1回のペースでしか会えなかったのに同棲すれば毎日一緒にいられる。毎日帰ってくるって言ってくれたから。食器もハブラシも何もかもが二人分で一人で部屋にいる時でも幸せやった。幸せすぎて怖いってこのことやって初めて思った。
2005-09-19 18:39:00 -
47:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
病気をした時も卓哉は傍にいてくれた。
日記9月15日
〔めっちゃ喉痛くて咳出て苦しくて夜中から病院行った。卓哉も付いてきてくれてめっちゃ嬉しかった。今日は昼間から地元に帰ったて帰ってこないって言ってたのに帰ってきてくれてめちゃ嬉しい。ほんまいい子やぁ〕2005-09-20 17:26:00 -
48:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
この頃には学校もほとんど行ってなくて、卓哉ももともと学校行かん人やったし仕事もしてなかったから私は二人分の生活費を稼がなければならず仕事ばっかりしてた。卓哉も夜はいつも遊びに行ってたので時間的には会う。留年になるのがわかってたので辞めるつもりで卓哉と子供を作ろうとしてた。何ヶ月か頑張ってたけど無理やった。けど今はバカやったって思うからそれでよかった。
2005-09-20 18:04:00 -
49:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
こんなに幸せやったのにだんだん日記に愚痴を書くことが多くなっていった。
10月15日〔二日帰って来てない。昨日の夜から連絡もとれない。何してるん。明日は帰って来てくれるんかな。〕
10月29日〔別れようと思う…〕
この頃から仕事をしないで私にお金を頼って毎日フラフラ遊び回ってる卓哉にめっちゃムカついてた。お金のことが原因でよく喧嘩をするようになった。外で何をしててもいい。たまには女とも遊んでたと思うし、そんなこと気にしない。ただ男としてちゃんとしてほしかった。2005-09-20 18:19:00 -
50:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
―私はあんたのために仕事して頑張ってるのに、なんであんただけ何も頑張ってないん。私はあんたの何なん??たまに休みの日があっても毎日遊んでる友達優先やしほんまにムカつく!もう限界―
11月9日〔もう限界きて別れてしまった。今すごい辛くて辛くて死にたい。こんなんなるくらいやったら別れんかったらよかった〕2005-09-20 18:25:00 -
51:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
でも
11月10日〔朝からずっと泣いてて美穂とミナミに買い物出掛けたけどやっぱり卓哉のことばっかり考えて忘れることなんか無理って思ってた。夜中卓哉が荷物取りに来て話した。もう一回だけやり直すことになった。でも離れて暮らすことになった〕
また同じことで喧嘩するのはわかってた。だから私が怒らんとこう。自分勝手な卓哉はムカつくけど離れられるよりはマシやから。別れるほうが余程辛いもん。2005-09-20 18:35:00 -
52:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからは今の生活を当たり前だと思えばいいと考え方を変えて、遊びに行って私が払うのも当たり前、卓哉が仕事をしないのも当たり前って自分に言い聞かせた。そのかわり私は卓哉にお金で買えない幸せをもらってるんやって思うようにした。たまに一人になると涙を流したこともあった。
2005-09-20 20:14:00 -
53:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
私は愛されてないんかもしれん。いつも電話やメールをするのも私からだった。もし私が連絡しなかったらどうなるの?―連絡を取らないで三日目、夜中に卓哉の着メロが流れた。寝てたのにすぐに起きた!ドキドキしながら心の中では《キタ━━(゚∀゚)━━!!》って叫んでた。ワラ
でも平然を装って
『はい。( -.-)』2005-09-20 20:23:00 -
54:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ごめん。寝てた??」
『起きてた。どうしたんよ、こんな時間に。』低い声で喋りながら私の顔はニヤついて口を閉じることさえできなかった。「お前さぁ、免許点数いっぱい残ってるやんなぁ??今帰ろうとしたらレッカーされててんかぁ」
『は?(゚_。)?(。_゚)?何の話ですか?それで??』頭の中チンプンカンプン。
電話切ってやった。2005-09-20 20:29:00 -
55:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
すぐにまたあの着メロが鳴る。
「電波悪い??いけるか?電話切れたで。」
いやいや。その前にキレたのは私です。
『あんた!!3日間も連絡一つよこさんとやっとかけてきた思ったらまた頼み事か!?ええ加減にしーや!』めっちゃ悔しかった。3日間どんな想いで何回も発信を押そうとした指を止めたか。胸が痛くて苦しくて、このまま終わってしまうんかって言う不安と、会いたい、話したいっていう気持ちを抱えて。あたしだけなん?あんたは車レッカーされるまであたしのこと忘れてたん?2005-09-20 20:37:00 -
56:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「お前も連絡一つしてきてなかったやんけ。ってかケンカしてる場合ちゃうねんて。とりあえず罰金とかは俺らで持つし、お前は免許証持ってポリ行って車引き取ってきてや!わかるか?お前が運転してたことにするんやぞ」
『行くわ。明日行ったらいいねんな』
こんなに辛いのに卓哉に会ったら自然と微笑んでしまう自分がとことん嫌いになる。警察さん、レッカーしてくれてありがとうってどんだけバカなんやろ。2005-09-20 20:44:00 -
57:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
初めて卓哉の実家に行った。卓哉が彼女を家にあげたのは初めてやって、おっちゃんやおばちゃんが話してくれた。卓哉にはお兄ちゃんと妹がいて5人家族で、めっちゃみんな仲がいい。常に明るいって感じで私は卓哉の家族が大好きになった。そして卓哉のことももっと好きになった。昨日までの辛い気持ちなんて思い出せないくらい幸せな気持ちになった。
2005-09-20 20:49:00 -
58:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日は卓哉は私と一緒にうちに帰って来てくれた。私が意地張って連絡取るの我慢したりするから辛い思いしなあかんねんな。卓哉は邪魔くさがりやから私がしてあげなしゃぁないわ!卓哉のそういう所も好きやしな☆ってほんまにプラス思考でよかったわ(v_v?)
2005-09-20 21:02:00 -
59:
名無しさん
クリスマスが近づいてた。卓哉と初めてのクリスマス。予定はバッチリ!ありきたりやけど7時に三宮駅で待ち合わせて、予約したレストランでディナー、ルミナリエに行って帰ってくる。こんなありきたりなデートを今までしてきたことがなかったから卓哉としてみたかった。普通のカップルみたいに。
2005-09-20 21:07:00 -
60:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
24日、当日は昼間からお客さんとの約束があったために先に神戸に来てた。テンションがあがる。いつもよりお客さんとの会話もはずむ。6時にはお客さんと離れて、卓哉に電話をした。出ない。何度もかけてやっと出たのは7時だった。
「悪い。昨日忘年会あって、朝まで遊んでてんけぇ。寝坊や」
言い忘れたけど、コイツほんまによく寝る。16時間とか当たり前に寝る。だいたい12時間で起きるねんけど。
『7時半にレストラン予約したんやで!どうすんのよ!絶対寝坊せんといてって言ったやん!あたしがどれだけ今日を楽しみにしてたかわかるん!』2005-09-20 21:15:00 -
61:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ごめんな。用意したらすぐ向かうわ。8時半ごろには着くから。あれやったらオレ寝坊したし自業自得やし諦めるからお前行ってきたら??」頭大丈夫??忘年会で飲み過ぎて頭おかしなったんちゃうか?誰がクリスマスに一人でレストランに行ってコースを食べるん。お前はできるんか??
泣きながら断りの電話を入れた。次の予約があるから時間を遅らせるのは無理らしく、キャンセルになった。行くところもなく、一人でマクドで泣いてた。
卓哉が来たのは8時半。この日だけは許せなかった。いつもなら会った瞬間にニヤついてしまうはずだけど、どうしても私のありきたりだけどベストプランを崩されたのだから。私にとっては夢みたいなものだったから。寝坊に潰された悔しさは大きかった。2005-09-20 21:27:00 -
62:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
どこの店もいっぱいで結局普通の居酒屋へ入った。
「お前いつまですねてるねん!ええ加減にせえよ!しゃあないやんけ。済んだことはヾ(`ヘ´#)」
あぁ??お前が言うなボケッ(・`A・´)━━でもそろそろ機嫌治さないとルミナリエが台なしになってまう(゚A゚っ)っ
『もぅいいよ!来年はちゃんとしよな(*`∇゚)b』2005-09-20 21:34:00 -
63:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「………」???ん?なんか雰囲気変わった???
「来年はないかな。」
卓哉が何を言ってるのかわからない。ないって何が??……嫌な予感。でもなんでなん?
『どういうこと?』2005-09-20 21:38:00 -
64:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「別れよう。」
この気持ちどう説明したらいいんやろ。グサッて胸を射されたかんじ。崖から背中押されたっていうかなんし体が軽くなるってか冷たくなるって言うかよく漫画でガーンって時に石になるあれ、すごいわかる。体が石になるねん。ワラワラ
『なんで??』
震える声とタバコを持ったままの腕を必死におちつかせながら聞いた。2005-09-20 21:44:00 -
65:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
返事がない。聞こえてないらしい。それから沈黙が続いた。何分くらいやろ。多分2、3分。その間にいろんなこと考えた。最近あったこと思い出した。私は何もしてないやん。冷めたんやな。それしかない。だったら聞きたくない。卓哉の口から冷めたなんて言われたくない。
『わかった。別れよう!でもルミナリエは付き合ってや!』
ルミナリエに向かった。この日のために借り手きたビデオカメラを撮りながら歩いた。
「今日だけは最後に手をつなごう」卓哉が私の手を握った。2005-09-20 21:54:00 -
66:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
借り手きた×
借りてきた○2005-09-20 21:56:00 -
67:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
何度も溢れてくる涙を流さないようにしてた。泣きたくない。ルミナリエの中心部に来た時、ビデオを止めて周りを見渡した。幸せそうなカップルが「きれい」ってみんなマニュアル通りのセリフを並べる。どこがキレイの??幸せな時に見たらキレイに見える?私にとってはただの明かりやった。街灯と変わらない。
2005-09-20 22:04:00 -
68:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「オシッコしてくるわ!」
卓哉が離れていった。途端に我慢してた涙が溢れ出した。一粒こぼれたらもう終わり。止まらない。その場にしゃがみこみ泣きじゃくった。卓哉が戻って来て端の方に私を連れて行った。私の背中を摩りながら、コイツは泣いてるフリをしやがる。下手な演技で。サイテーな奴。2005-09-20 22:11:00 -
69:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
突っ込みを入れる余裕もなく、ひたすらないてた。嘘泣き男の私の背中を摩る手が私の止まらない涙を応援してる。
「あんな、あゆみ、オレのツレとその女が神戸来てんねんけど、オレらと合流しようゆってんねんけどお前いけるけー??」ほらきた。人の気持ちのわからん男め。こんなときにツレのカップルに合流しろと??辛く悲しんでる私に幸せなカップルと合流してそこで楽しめということやな?きっとそこで楽しめたら私は牢獄でも毎日ハッピーで暮らせる自信を持てるやろうね。
『なんでもいい(ρ_2005-09-20 22:22:00 -
70:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
いったん休憩します♪
2005-09-20 22:27:00 -
71:
名無しさん
シオリ?
2005-09-20 23:10:00 -
72:
名無しさん
せつなーい(/_
2005-09-20 23:22:00 -
73:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
78さん?シオリ?ありやっす?
79さん?読んでいただいてありやーす?ほんま切なかったです?この男、サイテーなバカヤロウです?
読み返したら誤字脱字いっぱいでほんとにすみません(//o//*)読みにくいところはドンドン言ってくださいね(=^〇^=)2005-09-20 23:51:00 -
74:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ほな、いこか!」よいしょって立ち上がり「頑張れ、あゆみ(。・∀・)ノ」ってポンと私の肩を叩いた。お前はだぁーとれ!あんたにだけはその言葉かけられたくない。
それから嘘泣きサイテー男のツレカップルと合流して飲みに行った。何度も何度も定期的に込み上げてくる涙をこらえて、そんな私の横でツレとワイワイ楽しそうに喋ってる嘘泣き男に対する殺意をこらえてた。頑張って笑った。頑張ってツレの彼女と仲良くした。もう会うこともないのにね。2005-09-21 00:03:00 -
75:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
1時間半くらいしてツレカップルとバイバイしてから、また二人になったところでカラオケに行くことになった。二人でよく部屋で何回もリピートして聞いてた曲〈19の以心伝心〉カラオケに行ったらいつも歌ってくれてた、ずっと卓哉の着信音にしてた。いっぱい辛いことあった。たった9ヶ月やったけど出会ってから誰にも負けないくらいの気持ちで卓哉のこと大事にしてきた。何があっても離れへんって思ってた。もし別れようなんて言われても絶対しがみついて離れへんて思ってた。別れてから聞く以心伝心はほんまに胸に響いた。
2005-09-21 00:15:00 -
76:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
━遠くから僕だけをいつも見守っててください━ずっと好きでいてるから、いつか戻って来てくれるって信じてるから待ってるね。頑張っていい女になるから!
めっちゃ泣いた。ビデオ廻してるのに大泣きしてた。このビデオ見ながら一人でゆっくり泣こうって思ってたのに、コイツはまたやってくれた。テレビの上に置いてるビデオを落とした。ガチャンて。2005-09-21 00:24:00 -
77:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
(ε=`оо´=з)フガー!
壊れた!!「あっぶない!お前がこんなとこ置いとくし悪いねん。まぁ、こんなビデオ残しとくなってことや!神様はよう見とるわ!ワラなっ!?」
『神様は今あたしに卓哉を殺しなさいって言いにきたよ( -.-)、ペッ』
「、、、((゚д゚;)ブルッ!ごめんな。あゆみ姉さん」2005-09-21 00:31:00 -
78:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからテンションも下がったところで泊まりにいった。しないわけがない。平気でいるつもりやったのに最中に今までのセックスを思い出してた。数えきれんくらいの回数を重ねて来ても、エッチするときは仲良かった。最初で最後。こんな切ないのは。泣いてる私を見て
「なんかオレこんなんムリやわ。レイプしてるみたいやし、止めようか?」
『最後やから、いいよ』2005-09-21 00:41:00 -
79:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
次の日、昼頃に起きて、三宮をブラついた。もう手はつながない。自然に当たり前のように手をつないでたのにね。今は手も握れない程の距離が二人の間にある。たった一日で。
実家に久々に帰った。友達と遊んだり、仕事行ったり。仕事終わってから朝まで飲みに行ってた。毎日忙しくしてた。正月は旅行に行ったし、なるべく一人にならんとこうって思ってた。2005-09-21 00:53:00 -
80:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
また明日更新します。
2005-09-21 01:10:00 -
81:
名無しさん
???
2005-09-21 03:55:00 -
82:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それでも酔っ払って帰った日にはめっちゃ寂しくて、辛くて泣いてた。生きてきた中で何よりも辛かった。自分が弱いと思った。
20歳の誕生日、ほんまは卓哉と過ごすはずやった。前日は夜から美穂が来てくれたけど当日は仕事やった。成人式も普通に終わって、学校、仕事の普通の生活をしてた。
1月21日、酔っ払って卓哉に電話してしまった。「どうしたん。」思った以上に冷たい返答やった。『何してるん〜??』
「お前に関係ないやんけ、なんやねん、用事?」『なんなん??何でそんな冷たいん?』
「オレ女できてんけぇ。そやしもぅかけてこんといて」プツプーップーッ電話切られた。2005-09-21 14:12:00 -
83:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
何が何かわからん。ムカつきと悲しいのと、どうしようもない気持ち。私ほんまにあほやぁ。。電話かけたことちょっとでも何かを期待してたことほんまにワラけるくらい情けない。何を求めてたん?-やっぱりお前のこと好きや-って言われるとでも思ったん?あほちゃう。
2005-09-21 14:18:00 -
84:
名無しさん
???
2005-09-21 14:19:00 -
86:
あゆみ
あゆみさん(´∀`)
同じ名前やし
共感できるとこ
多いし、最後まで
読むんで頑張って
ください(人′▽`)2005-09-21 15:56:00 -
87:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あんたはどんな気持ちで私に女できたって言ったん??どんな気持ちで電話切ったん??私にとってあんたと過ごした9ヶ月はほんまに重いものやった。いつもあんたのことばっかり考えてた。あんたは違うかった。わかってる。だからあたしがあんたを思うほどの気持ちなんて求めてなかった。でも少しでもあたしをあんたの彼女として自覚してくれてたらよかった。でもやっぱりそれくらいの気持ちやったら別れた瞬間、情のカケラもなくなるねんな。私は元カノでもない、ただのあんたに片想いしてるだけの女。
2005-09-21 15:58:00 -
88:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そう思ったらなんでなんかな、余計に好きになってしまうねんな(^^;離れられたら余計に追いたくなる気持ち。余計に逃げられるのわかってるねんけど。必死でこの気持ちと戦った。メモリー消した。でも番号覚えてる。かけたくなったら友達にかけて、同じ話ばっかり聞いてもらってた。
「大丈夫やって!卓哉はそのうちあゆみのとこ絶対戻ってくるから!今は遊びたいだけやって!余裕こいて待っとき!」2005-09-21 16:09:00 -
89:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
1月27日の日記〔あれから1週間も経ってない。ほんまに意志の弱い自分が嫌い。なんでかけたんやろ(涙)でも意外に普通に話してくれた。女とはどうなったんか聞けへんかった。〕たった3分くらいやったと思う。でもこれを最後に卓哉は長い間声も聞けないくらい遠くに行ってしまった。
2005-09-21 16:20:00 -
90:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
この電話の日以来たまに卓哉に電話をかけてたけど、常に電源の入っていない状態が続いた。何か嫌な予感がする。2月9日、思い切って卓哉の実家に電話した。
「はい。」
『もしもし??卓哉?』
「いや、オレ兄貴のほうやけど、誰かなぁ?」2005-09-21 16:27:00 -
91:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『あ、にいちゃん??ごめん。あゆみやけど。卓哉ずっと携帯繋がらへんねん(ρ_
2005-09-21 16:33:00 -
92:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「カンベ入ってるわぁ」頭真っ白!!カンベって鑑別所のことやんな。。『なんで!?卓哉何をしたん??すぐに出てこれるん!?』
あいつ、やりよった。前から保護司付いてたし、鑑別所とかヤバイってぇ(゚А゚;))
「まだこないだのことやし何も聞かされてないから詳しいことわからんねん。何をしたんかもわからんからなぁ。いきなり朝連れていかれてん」
『また連絡するわぁ。』わけわからん……一体あいつは私の見てないとこで何をしてるん。2005-09-21 16:43:00 -
93:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
100ゲトd(*^o゚)v
???やアンカーレス付けてくれた方、読んでいただいてありがとうございます?頑張りやっす?
あゆみチャン??ありがとぅ?共感してもらえたりしたらばり嬉しいゎ?頑張って完結させるで?2005-09-21 16:50:00 -
94:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
出掛けるまでもう少し時間あるので更新します?
2005-09-21 17:45:00 -
95:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
別れてから1ヶ月半しか経ってないのにその間に何があったん??無免、傷害、窃盗etc・・・どれもありそうやなぁ。。今どんな気持ちで鑑別所にいてるんやろ。きっとめっちゃ寂しい、しんどい取り調べを一日中されて、後悔してるやろなぁ。バカやなぁ。どれだけ周りを泣かせたら気が済むの?
2005-09-21 17:52:00 -
96:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
手紙を書いた。おばちゃん面会に行くって言ってたから渡してもらおうと思った。卓哉の家族に会いたかった。会っていろんな話したかった。バレンタインの日、卓哉に渡すことができないのでチョコレートケーキを作って卓哉の実家に持って行った。卓哉に書いた手紙も持って。
2005-09-21 17:58:00 -
97:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「あゆみちゃん、ほんまにありがとう。卓哉喜ぶわぁ!ちゃんと伝えとくしな。」
『いいんです。どうせ卓哉甘いの嫌いやし食べへんからおばちゃんらに食べてもらうほうがいいし(^-^)おばちゃん、卓哉のこと大丈夫ですか??』おばちゃん、泣いてた。2005-09-21 18:02:00 -
98:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
私も泣いた。強くいようって思ってたけどおばちゃんの涙みた瞬間こらえてた気持ちが抑えきれんくなって泣いた。わかってる。私が1番辛いんじゃない。おばちゃんや家族。卓哉が1番辛いんやって。私が卓哉を待つのは私の勝手かもしれんけど、誰も望んでない。このまま卓哉を好きで待つ辛さをとるか、忘れる辛さをとるか。どっちのほうが私にとっていいんやろ。
2005-09-21 18:09:00 -
99:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
めっちゃ続き書きたいねんけど、遅刻しそうやから一旦終わります。夜中また更新します。
2005-09-21 18:11:00 -
100:
あや
楽しみにしてます??
2005-09-23 02:08:00 -
101:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
あやさん、ありがとうございますぅ?更新遅くなってすみません??卓哉といろいろありまして?あんまり時間ないんで少しだけ更新します??
2005-09-23 12:18:00 -
102:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
こんなに好きやねんから忘れるほうが辛いのはわかってた。でも卓哉は私に冷めて別れたんやし、戻ってくるかどうかもわからん。新しい彼女もできたみたいやし、無理にでも私は忘れたほうがいいんやって思った。そう決心してから3日後には彼氏ができてた。変わろうって思って、コンビニのバイトも始めた。キャバは辞めてなかったけどシフトを減らしてもらって両立してた。
2005-09-23 12:26:00 -
103:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉を忘れるために付き合った人なんてやっぱり好きになれへんかった。遊びに行っても面白くないし、家にいてもなるべく距離を置いて座ってたし、何のために付き合ってるんやろってかんじ。彼にはほんまに悪いことしたな。付き合って一週間が経ったころ、その子と家でいたら卓哉からの手紙が届いた。彼には悪いと思ったけどその場ですぐに開けて読んだ。
2005-09-23 12:31:00 -
104:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
めっちゃ汚い字やけど便箋2枚に一生懸命に書いたのがわかる。
【あゆみ、元気にしてる。おれは、元気でがんばっています。それとあゆみとは、もう3ヵ月ぐらい会ってなかったよな。それとな、この前おれのお兄ちゃんとお母さんが面会に来てくれてて「あゆみちゃんずっと心配してくれてんで」と聞い●たしな。それと何回も家に電話●あったでってゆってたごめんな心配ばっかりかけて本間に今回の事件のことは、こうかいしてるし、もうぜったいにしいゆんからな。ほんでなんかバレンタインの日に家にケーキもって来てくれたんやってな、本間にありがとうな。それを、面会のときお母さんに●きいてうれしくてなけたわ。やっぱり今すごくさみしいわ。だれにも会えへんからな。でもこれも自分がやったことやしがんばるしかないと思ってるねんか。今思ったら前のおれは、くさっていたと思うわ、でも外に出たらまともな人間になろうと思うねん。それともうちょっとで18になるし仕事してちょっとでもいままでめいわくかけた分親にお金を入れたいしな。まあがんばるわ。あゆみおまえバイトはじめたんやろ、えらいやんでもあまり無2005-09-23 12:45:00 -
105:
削除削除されますた
あぼ~ん -
106:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
↑はそのまま手紙を写しました。●は間違って上から塗り潰してるのですヮラ。手紙を読み終わるころには鼻水と涙の洪水やった。彼とはその日に別れた。やっぱり忘れるなんて無理や。卓哉が出てくるまであたしには何もたいしたことできへんけど、精一杯できることをしようって思った。卓哉の気持ちなんて関係ない。私が好きなんやったら好きでいたらいい。無理に忘れることないやんて思った。それから卓哉が鑑別所にいる間、毎日毎日欠かさずに手紙を書いた。
2005-09-23 12:52:00 -
107:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
また夜に更新します!
2005-09-23 12:53:00 -
108:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
全部で20通以上は書いたかな。あとは本を送ったりした。卓哉からは4通の手紙が送られてきた。毎回何度も何度も読み返しては泣いてた。嬉し泣きと悲しいのと両方で。この時一番支えてくれたのは友達やった。みんな少しでも私の気持ちわかろうっていつも真剣に話聞いてくれてた。ほんまに感謝してる★一人やったら多分引きこもってウツなってたと思う。ヮラ
卓哉のこの先の審判が決定したのは3月26日でバイト中に卓哉のお兄ちゃんから電話があった。その日はあらかじめ電話をもらえるって聞いてたからずっと携帯離さず持ってた。半年、少年院に入るらしい。2005-09-23 22:46:00 -
109:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
半年とかめっちゃ長いし(ρ_
2005-09-23 22:56:00 -
110:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それから私の体はだんだんおかしくなっていった。毎日泣き疲れて眠りについてた。ひどい時には込み上げる気持ちをどうしようもできなくて吐いてた。不眠症になって何回も胃を壊して急性胃潰瘍にもなった。どんどん痩せていった。それでも卓哉は出てこない。何でこんなに苦しい思いしてるのに、なんとかできへんのやろって普段神様なんて信じへんのに、こんな時だけ神様を恨んだりしてしまうねん(ρへ`。)
2005-09-23 23:09:00 -
111:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
逃げたかった。でもどこに逃げたらいいのかわからん。どうすることが1番ラクになれるんかめっちゃ考えた。卓哉を忘れることが逃げることじゃない。それも辛いから。考えた末に逃げる方法は開き直ることやった。開き直るってか楽観的っていうのかな(=^〇^=)好きなら仕方ない、忘れるのも仕方ない。時の流れに任せようって★待とうって思うから辛いし、頑張って好きでいようって思ったり頑張って忘れようって思うから辛いねん。どっちでもいいやん!今の気持ちを大切にしようって思った。こう思い出したのは卓哉が少年院入って2ヶ月は経ってたと思う。もっと早く気付けばよかったな(v_v?)
2005-09-25 00:53:00 -
112:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉が少年院に入って、3月29日からもまた私は毎日欠かさずノートに手紙を書いた。出せない手紙を…卓哉のためじゃなく自分のために。卓哉が出て来て読んでもらって、卓哉が少年院で頑張ってた間、私がどんな生活をしていたかをわかってもらうために。だからちゃんとしないと★それに手紙を書いてる時間は私にとっては唯一、卓哉と接してる時間やった。普通に考えたら、勝手に私が書いてるだけなんやし接してるって言い方は間違ってるけど、何も他に接する手段がない私にはこれを接してるって思うしかなかった。
2005-09-26 11:26:00 -
113:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
私と卓哉は別れてる状態、卓哉が私のことどう思ってるかわからん。別れた後に付き合った彼女の存在。何も確信なんてなかったけど、卓哉が出てきたら、また付き合える。次こそ、うまくいく。卓哉はいい男になって帰ってくるねんから!バカみたいに期待してた。なんか今思ったら恥ずかしい(ヘ_ヘ*)
2005-09-26 11:43:00 -
114:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
そんな期待をしつつ、忙しい毎日を過ごして、待ちに待った日、8月28日、この日は何の予定もいれない。一人でいることが寂しくて予定がない日なんてなかった。今日は違う。一人で朝からウキウキ(。⌒o⌒。)そわそわして、じっとしてられなくて、大掃除とかしてたヮラ。昼過ぎに久々に聞く着メロが鳴る。【19の以心伝心】別れてからこの着メロをたまにわざと鳴らしてみたこともあった。めっちゃ切ないメロディー。どんな切ない悲しい歌よりも私を切なくさせる、泣かせる歌やった。でも今は違う、同じメロディーでもその画面には[19/以心伝心]ではなく[★卓哉★]がある。また私を幸せにするメロディーになってる。
2005-09-26 12:05:00 -
115:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『はい。(*≧艸≦*)』
「おぉ。ワシや!帰ってきたぞ」
『お勤めご苦労様デスッ』懐かしい声。ずっと聞きたかった声。当たり前のように聞けた声がある日突然聞けなくなって、半年、これからまた普通に聞けるんや。あたしが話かけることに当たり前のように答えてくれる。感動のあまり、こんな時に電話を発明した人にまで感謝してた。2005-09-26 12:19:00 -
116:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「なんかお前、いろいろありがとうなぁ。おっさんとおばはんに迎えに来てもらって今帰ってるわぁ。お前に1番にかけたしな★あぁあ〜疲れたわぁ。」コイツこんなに優しくて卓哉を大切に育ててくれた、両親におっさんとかおばはんとか言いよるねん(-_-#)バカモノ。
『当たり前やろ!いきなりおらんようになって、どんだけ辛かったか。』
「今日はな、なんかアニキとか先輩や地元のツレが出所祝いしてくれるって言うし、明日おまえに会いに行くからな!」2005-09-26 12:33:00 -
117:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『いいでー!久々にみんなに会うねんし、楽しんでな★明日楽しみにしてるから!』
ほんまは卓哉の兄ちゃんに出所祝い呼ばれててん。でも久々に卓哉が友達と会うし、騒ぎたいやろうにあたしがおったら気つかうやろうと思って断った。明日会えるねんから!あたしのために会いに来てくれる★2005-09-26 13:15:00 -
118:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
卓哉と電話を切って、ユキに電話。ユキはこの半年間あたしを支えてくれた友達の一人。美穂もほんまに心配してくれて支えてくれてたけど、彼氏の浮気や暴力で逃げることもできないで、手首を切ったり、ほんまに大変やったから、あたしの方が美穂にはずっと心配してた。美穂は「和也も捕まったらいいのに。そしたら連絡取れへんし会えへんけど、浮気や暴力もできへんし、どこで何してるかわかってられる。あんたはうちに比べたらマシやで」ってよく言ってた。
2005-09-26 13:25:00 -
119:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
美穂の立場からしたらそうやろなぁ。って思う。そんな話もユキには聞いてもらったりしてて、いつも話聞いてもらってたから早く卓哉のこと伝えたかった。
『今卓哉から電話あったぁ!めっちゃ嬉しい。』
なんでやろう。さっき卓哉と電話した時、めっちゃ最大級に嬉しかったのに涙は流さんかった。やのにユキに電話した瞬間めっちゃ嬉し泣きした。「よかったなぁ!あんたよぉ頑張ったもんな。ってかあんたユキの前で初めて泣いてくれたな。しかも嬉し泣きやし!ユキもほんま嬉しいで!」って一緒に泣いてくれた。2005-09-26 13:32:00 -
121:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日、出所祝いやし邪魔したらあかんてわかってるのに電話かけたら卓哉が出ることがめっちゃ嬉しくて、2回はかけたと思う。この半年間ずっとコンピューターの音声だけが寂しく応答してた電話。
「もしぃ??どうしたん」
『なんでもなぁい!声聞きたかっただけやで★』
「なんやねんそれ。ヮラ明日会えるやん!起きたら連絡するし、今遊んでるから切るで!」
1月5日に泣く泣くバイバイして約8ヶ月ぶりの再会。駅で待ち合わせた。何時間も前から準備万端で家にいてもそわそわするだけで、だいぶ早く駅に着いた。2005-09-26 20:27:00 -
122:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
劇的な再会とか妄想してみたり。駅のコンビニで立ち読みしながら待っとこうって思ってたけど読むふりしながら頭の中はそのことばっかり。1ページ何分かけてるねん!って。ヮラヮラ
卓哉から着信★☆おっ!いよいよ感動の再会やな(*≧艸≦*)
「コンビニやな?そこおって!行くわぁ!」2005-09-26 20:34:00 -
123:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
雑誌をしまってコンビニから出た。遠くに卓哉らしき姿。あの偉そうな歩き方。あたしの姿を確認して、ちょっとニヤついて髪を触るしぐさ。間違いなく卓哉のはず。でも………違う………大きく何かが違う。あたしが惚れ込んだ姿はすっかり変わってた。何で??あれは卓哉じゃない?ううん。卓哉や。
2005-09-26 20:39:00 -
124:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
近づいた。何か喋らないと!えっと。。
「お前どぉしたん!!ガリガリやん!」
あんたは太りすぎやってば!ヤバイって!卓哉はほんまにあたしの好きな体型やった。身長174?の体重52,3?もうちょい太って欲しかったけど足が長くてどんな服でも着こなせて大好きやった。やのに、あんた何?太ったんよ!前と全然ちゃうから!ってそんなこと本人に言えるわけないし。
『ちょっと間、体調壊しててな。もう大丈夫やけど。』あたしが答えた。2005-09-26 20:48:00 -
125:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「オレは太ったやろー。毎日めっちゃ食わされるからなぁ。残せへんねんかぁ!」
『うーん。太ったなぁ。ってかそんなんどうでもいいし!あたしめっちゃ話したいこといっぱいあるねんから!』
そうや。あたしは何を考えてんやろ。こんなんでひくわけないし!卓哉のこと大好きやねんから!たとえ卓哉がお相撲さん程太っても、ハゲても、歯抜けでもあたしは好きや!2005-09-26 20:53:00 -
126:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
3月22日に卓哉に渡せなかった誕生日プレゼントを渡した。どうしてもエルメスのアピを買ってあげたくて、3月21日、前日に神戸、大阪と10件くらいの店を廻ってやっと見つけた。当日渡せるわけないけど、どうしても誕生日までに用意しときたかった。
〈卓哉へ
18歳の誕生日おめでとう!去年から2回目、今年も卓哉の誕生日をお祝いできてあたしはほんまに嬉しいよ!来年もこの先何年も、二人がどんな関係であっても誕生日おめでとうって言える仲でいようね☆あゆみより〉
ってメッセージも付けた。2005-09-26 21:15:00 -
127:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「ありがとう。来年はじゃあロレックスな(*`∇゚)b」
『……。』
感動の再会とはずいぶん違ったなぁ。ヮラ 涙もなかったなぁ。あまりにも卓哉が普通やから。なんか一週間ぶりくらいの再会みたいなかんじやったな。いつも通りのデートやった。マクド行ってプリクラ取りに行ってカラオケ行って、卓哉が髪切りに行くって言うから美容院おる間待たされたりして。違うかったのはカラオケであの以心伝心を唄ってくれんかったこと。突っ込まんかったけどずっとひっかかってた。なんでなん??って。2005-09-26 21:31:00 -
128:
名無しさん
頑張れ???
2005-09-26 21:34:00 -
129:
?れいな?
初めて読みましたぁ?一気に読んで感動しましたぁ?最後まで読むので頑張って下さいッ?
2005-09-26 22:15:00 -
130:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
>>134ありがとぉ?頑張るで??カオリンやんな??
?れいな?チャン、読んでくれてありがとぉ?人によっていろんな感じ方されると思うけど少数でも共感してもらえたり感動してくれる人がいてくれてほんまに嬉しいデスッ?最後まで頑張るよー?2005-09-27 11:20:00 -
131:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
好きとかより戻そうとかそんな話は一言もお互いに出さんかった。卓哉はあたしの気持ちわかってるはず。卓哉がまだあたしのこと好きやったら卓哉からより戻そうって言ってくるはずやし、昨日少年院から出てきたばっかりでそんなこと考えてる場合じゃないと思った。
2005-09-27 12:12:00 -
132:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『これからどうするつもりなん??あんた出てきたら働くって手紙に書いてたよなぁ』
「働くよ!仕事探してちゃんと。とりあえず昨日出てきたばっかやしちょっとは遊ばせてくれや」
そうやな。あたしが心配しすぎなだけやわ!卓哉はこの半年で変わったんやもんな!だから黙って見守っとこう。2005-09-27 12:16:00 -
133:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日は友達と遊ぶからって夕方バイバイした。9月4日、私と大学の友達3人で卓哉の出所祝いをした。みんな卓哉とは何回か会ってて卓哉が鑑別所入ってた時も手紙書いてくれたあたしの大事な友達(=^〇^=)この日みんなとバイバイしてから久しぶりに卓哉がうちに来た。
2005-09-27 12:32:00 -
134:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「変わってないなぁ。オレが出ていった時のままやん!」
『まだあんたの残していった下着とかもあるしなぁ(笑)懐かしいやろ』卓哉と撮った写真を入れた写真立てもまだ飾ったまま。卓哉のあとに付き合った人には悪いと思いながらも片付けられないままだった。卓哉といる部屋は私にとっても懐かしかった。毎日いる部屋やのに卓哉がいるだけで違う。付き合ってた頃の思い出がよみがえった。2005-09-27 14:18:00 -
135:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
毎日卓哉のためにご飯を作って、卓哉が玄関のドアをあける度にときめいてた頃。この部屋でいっぱい喧嘩もした。二人で泣いたこともあった。卓哉が怒って壁を殴って2ヶ所穴があいてる。あの時はほんまにムカついたなぁ。でも今となっては笑えるくらいささいなこと。卓哉のことがほんまに好き。気持ちは別れてからも付き合ってた頃のままやって実感した。私には卓哉しかおらん。もう離れんといてや!
2005-09-27 14:27:00 -
136:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
その日卓哉とエッチした。これがあたしが調子にのってしまった原因。。『もっかいやり直そう?』終わってから言った。
「今はまだ仕事も見つかってないしお前を幸せにする自信ないねん。やっぱりオレにはお前しかおらんけど、もう辛い思いさせたくないから今のオレじゃあかんからもうちょっと待って☆」
『待つよ!いつまでも待ってるからね。』2005-09-27 16:17:00 -
137:
ゆき
ずっと読んでるで?? ぁゅみたん頑張って?
2005-09-27 16:28:00 -
138:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それから卓哉とはあまり連絡を取らなくなった。私は卓哉の言葉を信じて待ってた。って言っても遊ぶくらいの男のコはいたけど、みんなに卓哉のことは話してたし待ってるってことも言ってた。卓哉があの日言ったこと、待っといてって言ってくれたこと、信じてたし、私自身、絶対戻ってくるって自信持ってた。だってこんだけ好きなんやもん。だから卓哉も……
2005-09-27 22:12:00 -
139:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
1ヶ月が経って卓哉から久々に会おうって連絡が来た!ヤッタ(*≧艸≦*)期待しまくり♪うちに来るって!
卓哉の好きなものはりきって作って待ってた。《ちなみにコイツの大好物はタコの酢の物ヮラ》
二人でご飯食べて借りて来たビデオ《ミナミの帝王(^_^;)》見ながら、そろそろかな☆とか思いながら映画どころじゃなかった。ところが━━━おかしいって……。なんで寝てんの!2005-09-28 02:58:00 -
140:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
コイツ、何しに来てん??いつもと一緒やん!仕事始めたんじゃないん。あたしに言うことあるんじゃないん。え??何これ?意味わからんて。って卓哉まさか普通に暇つぶしに会いにきただけ?コイツならありえる。卓哉にゴメンって思いながら携帯見せてもらった。
ありえへん…2005-09-28 03:03:00 -
141:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
仕事なんてしてる気配なし。発着信履歴はたいがい夜から夜中、朝方にかけて。卓哉はメールしいへん子やからほとんどない。ってか女の名前多すぎやし!財布もチェック。レシートはほとんどコンビニで夜中ばっかり、ラブホのカード。サイテー。もちろん、そっこー叩き起こしました。
2005-09-28 03:11:00 -
142:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
「なんやねん!起こすなや!疲れてんねんけ!」
『毎日好きなだけ遊んでて何が疲れてんねん!起きろや!お前何が待っといてやねん。いろんな女と遊んでるやんけ!』
「はぁ??うっさい、お前に関係ないやろ!俺の女でもないのに何しにキレられなあかんねん!関係ないねん!」
関係ない?そうなん?ほんまにあたしバカ。待っといてって言うから連絡も我慢して1ヶ月待ってたのに。コイツはあたしの気持ちを(ρ_2005-09-28 03:20:00 -
143:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
泣きながら家飛び出した。悔しくてムカついて、こんな情けない惨めな涙見られたくないもん。ってあたしの家やん(涙)
携帯だけはそれでもちゃっかり持って出たからマンションの下でしゃがみ込み泣きながら美穂に電話した。
「あんた、よく頑張ったよ!もう卓哉のことはほっとき。あんたが今何を言っても卓哉は聞きよらへんで。もっと自分の幸せ考えって。」
うん。もういい。忘れよう。今回はマジで。もうダマされへんねんから。2005-09-28 03:28:00 -
144:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
こんな辛いんやったらもういい。
あゆのENDROLLがめっちゃ胸に響いた。
━泣いても欲しがる子どものようにはなれなくて精一杯のさよなら━ってところ。
卓哉とはそれっきり。あたしはすぐに彼氏をつくった。もう誰かを愛すより愛されたい。あゆみを愛してくれる人を好きになろう。それがあゆみが1番幸せになれる方法。で、付き合った人は、カバみたいな人やった。うちら友達の周りではカバさんって愛称が付いてた。ヮラ2005-09-28 03:47:00 -
145:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
カバさんはめっちゃ束縛する人やった。束縛する人は初めてやった。束縛を愛情って感じられへんねん。それでもそれも我慢してカバさんと付き合っていこうって思って、キャバも辞めたし、男友達と遊ぶのも辞めた。そこまでは我慢できた。でも、ある日、美穂がまたあの暴力彼氏のことで落ち込んで泣いてて、会おうってことになってミナミで待ち合わせた。夜の8時くらい。
2005-09-28 03:55:00 -
146:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
『美穂が落ち込んでるし話聞いてくるわ!今からミナミで会うから!』
「ふーん。こんな時間からミナミ行くとかそんなナンパされたいんや。俺そんな女いらんわぁ。ばいばぁい。」プーップーッ―へっ??カバさん怒った?こんな男いらねぇ!!
〈ごめんね!行ってきます。帰ったら連絡するから〉とメールを送り、もちろん行きました。大切な友達やもん。2005-09-28 04:05:00 -
147:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
それからなんとか仲直りしたけど、もうその日以来ドンビキで会うことも嫌になり、カバさんとはあっけなく2週間で終わりました☆そこから歯止めがつかなくなり、別れた二日後にはまた他の子と付き合った。サイテーな尻軽女になってしまった。今回の人はもともとお店の客やった。年は一つ下で誰でも知ってる有名な企業の営業マンやった。
2005-09-28 04:14:00 -
148:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
真面目な人やし、キャバの仕事も許してくれてたし、付き合ってるのにも関わらずよく店に来てくれてた。しかも名前はタクヤ。ちょっと嫌な予感。ヮラ
純粋であたしのこと愛してくれてた。普通のカップルやった。好きになるのには時間かかりそうやったけど、頑張って付き合ってこうって思ってた。2005-09-28 04:18:00 -
149:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
お酒の強い人やってめっちゃ酒好きのあたしには二人で飲みにいけるし、楽しかった。エキスポも行った。彼氏っていうより友達みたいやった。だからエッチするのが嫌で毎回何かしら理由をつけては断ってた。もうちょっと好きになるまで待っててねって思ってた。
ある日タクヤ2号がうちに泊まりに来てた日、タクヤ2号は仕事が休みだったので家で待っててもらってあたしは学校へ行った。2005-09-28 04:24:00 -
150:
あゆみ ◆I.hHf3nPw6
空き時間、友達と食堂で喋ってたら知らん番号から電話が━━━。
「すいません。こちら○○警察ですが、加納あゆみさんの携帯でしょうか??」
『はい。なにか?』
「あの実は、今お宅にいらっしゃった赤松タクヤさんを逮捕しまして、鍵を大家さんに預けたんでそれで連絡させて頂きました。」2005-09-28 04:37:00