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あなたさえ居れば…。

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  • 1:

    華 ◆C1JH30EVSU

    旧掲示板:04/12/19〜05/2/6の華サンの実話です。
    感動した話をコピペしていたので、みなさんにも読んでもらえたらと思いました。

    2005-07-03 02:30:00
  • 90:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしがお金を払わなくても、その代金はあたしの変わりに誰かが払い彼の売り上げになる。
    あたしはお金を使わなくてもうまく利用されているんじゃないかと、日に日に疑いを増すようになっていた。

    2005-07-03 13:11:00
  • 91:

    名無しさん

    頑張って?

    2005-07-03 13:12:00
  • 92:

    華 ◆C1JH30EVSU

    次の日、ユウキからいつもと変わらないメールが入ってきた。
    おはよ♪まだミナミいてる?

    2005-07-03 13:12:00
  • 93:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしは仕事が終わってみんなでご飯に行ってたから、まだ家には帰っていなかった。

    ぢゃあ食い終わったいつもの場所きて!

    2005-07-03 13:16:00
  • 94:

    華 ◆C1JH30EVSU

    いつもの場所には、いつものメンバーがいた。
    『ハナちゃん、おはよぉ♪』
    『おはよ』

    2005-07-03 13:17:00
  • 95:

    華 ◆C1JH30EVSU

    みんなで少し話したところで、ユウキが話があるとあたしをその群れから連れ出した。

    2005-07-03 13:19:00
  • 96:

    華 ◆C1JH30EVSU

    昨日の事だ。
    怒ってるんかな…
    あたしは下を向いた。
    『何お前がすねてんねんっ(笑)そんな顔したら笑ってしまうわ!』
    ユウキはそぉ言って笑った。

    2005-07-03 13:21:00
  • 97:

    華 ◆C1JH30EVSU

    いつもの笑顔。

    2005-07-03 13:22:00
  • 98:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしはいっつもその笑顔に逆にやられてたわ。
    あんたが笑うから、あたしはいっつも今日こそ思ってる事ゆったんねん!っていっぱいセリフ考えてんのに忘れてしまうねん。

    2005-07-03 13:24:00
  • 99:

    華 ◆C1JH30EVSU

    でもいつからやろな…?
    【笑顔】ぢゃなくてあんたの【キレた目】に怯えて言葉を…思いを口に出せんくなったんは……

    2005-07-03 13:27:00
  • 100:

    華 ◆C1JH30EVSU

    そんな感じで毎日は過ぎていった。
    疑いや、不安は消える事はなかったけど、それはどんな職業の人間と付き合ってても一緒。

    2005-07-03 13:48:00
  • 101:

    華 ◆C1JH30EVSU

    自分も多少のウソはつくし、逆に疑われる時もある。

    2005-07-03 13:49:00
  • 102:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしはまだ幸せだった。何も犠牲にしていなかったから。
    昼の仕事をして、たまにバーで働き、適度に遊ぶ。

    2005-07-03 13:50:00
  • 103:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『お前がキャバいったら時間合うのになぁ〜』
    笑いながらそぉ言う事はあっても、昼を辞めろと強制的に言う事はなかった。

    2005-07-03 13:52:00
  • 104:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしはいつものようにユウキの店に行った。
    今日はめずらしくヘルプが3人。
    店は朝方なのにヒマだった。
    今日は売り上げがヤバイとみんな口々に言った。

    2005-07-03 13:55:00
  • 105:

    華 ◆C1JH30EVSU

    話の流れでユウキの太客の話になった。
    あんまり聞いてなかったってゆうか聞きたくなかったからあたしは話に入らなかった。

    2005-07-03 13:56:00
  • 106:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしの耳元にユウキの唇が近づいた。
    『あいつ切れるかも』
    『なんで?』
    あたしの顔を見て苦笑い。

    2005-07-03 13:58:00
  • 107:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『未収の金額にも聞いてクビかしげてたし、最近店でしかあってないからあたしの事ほんまに客としか見てないやろって…90パーぐらいもぉ無理やなぁ』

    2005-07-03 14:00:00
  • 108:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『未収いくらなん?』
    『45万。その内の12万がお前の分。』
    あたしははじめて金額を知った。

    2005-07-03 14:01:00
  • 109:

    華 ◆C1JH30EVSU

    しばらく黙り込んでユウキは、
    『ドンペリ卸そかぁ?』
    と言いだした。

    2005-07-03 14:02:00
  • 110:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『これでこんなん出来るんも最後になるかもしれんしなぁ〜ええやろ?お前の金ちゃうし(笑)』
    ユウキはこっそりあたしにそぉ言って笑った。

    2005-07-03 14:04:00
  • 111:

    華 ◆C1JH30EVSU

    複雑な気分だったけど、そんな気持ちはすぐにふっとんだ。
    まや君が店に給料をもらいに来たから。
    あたしは久しぶりの再会によろこんだ。

    2005-07-03 14:06:00
  • 112:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『ハナちゃん、ほんまに俺の事大好きやろぉ?』
    『当たり前やん!ユウキより好きやん!(笑)』

    2005-07-03 14:08:00
  • 113:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキも、あたしも、まや君も、他のみんなも、みんなでバカな話をして笑った。
    本当にただ楽しくてやっぱりあの時のあたしにはたいした悩みなんてなかった。

    2005-07-03 14:09:00
  • 114:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あの店で過ごせた楽しい日は、それが最後になった。

    2005-07-03 14:10:00
  • 115:

    華 ◆C1JH30EVSU

    欲張りかな?
    もっとあんたともいっぱいくっついて、イチャイチャしとけばよかったな…
    もっと素直に……
    愛してるって。

    2005-07-03 14:15:00
  • 116:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキはナンバーにも入り店からの期待を背負うようになった。
    客の事・店の事…
    イライラはあたしに向けられた。

    2005-07-03 14:17:00
  • 117:

    華 ◆C1JH30EVSU

    忙しく、外で会う事はもちろん、店にも呼ばれなかった。

    2005-07-03 14:18:00
  • 118:

    華 ◆C1JH30EVSU

    メールでケンカがはじまり、電話で怒鳴られる。
    もぉしんどい。
    最近のユウキのメールはいつもコレ。
    あたしはもぉ励ます言葉も思いつかなかった。

    2005-07-03 14:20:00
  • 119:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしに出来る事はなに?昼辞めて夜働く事?

    もぉわからん。

    たった一言そのメールに返す言葉はなかった。

    2005-07-03 14:22:00
  • 120:

    華 ◆C1JH30EVSU

    その夜。
    あたしは久しぶりに店に呼ばれた。
    久しぶりに会える…
    だけどあたしはうれしくなかった。
    悲しい話を聞きに行くから。

    2005-07-03 14:24:00
  • 121:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『やっぱりあの客とは切れた。だから前みたいにしょっちゅう店には呼べへんし、来ても1・2時間しか一緒にはおれへん。』

    2005-07-03 14:26:00
  • 122:

    華 ◆C1JH30EVSU

    最初出会った頃に戻ったみたい。

    2005-07-03 14:26:00
  • 123:

    華 ◆C1JH30EVSU

    でも違ってたんは、あたしがあんたの事を好きになってて、あたしはそんなんじゃ満足出来へんくなってた。
    今までが幸せすぎて。

    2005-07-03 14:29:00
  • 124:

    華 ◆C1JH30EVSU

    なぁそれもあんたの手口やったん?
    出会った頃からずっと全ては計算やったん?
    そうやったらあんたは天才やって、あたしは笑って誉めたるわ。

    2005-07-03 14:31:00
  • 125:

    華 ◆C1JH30EVSU

    騙されてたとかそんなんどうでもいいねん。
    あたしはただ、真実が知りたい。

    2005-07-03 14:32:00
  • 126:

    華 ◆C1JH30EVSU

    それから会う機会は本当に少なくなった。
    朝方とかにメールがくると、時間が合わない事をアピールしてるのかとイラだった。

    2005-07-03 14:34:00
  • 127:

    華 ◆C1JH30EVSU

    今まで気にも止めなかった些細な事が目について…
    気に掛かってしょうがなかった。

    2005-07-03 14:35:00
  • 128:

    華 ◆C1JH30EVSU

    その頃から昼の仕事もうまくいかなくなり、売り上げはどんどん落ちていった。
    辞めたい。

    2005-07-03 14:37:00
  • 129:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『時間が合うのに』
    ユウキの言葉があたしの頭を駆け巡る。

    2005-07-03 14:38:00
  • 130:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしは夜の仕事をはじめた。
    ユウキが助けてほしいと言いだしたから。
    この仕事を支えてほしいと。

    2005-07-03 14:39:00
  • 131:

    華 ◆C1JH30EVSU

    だけど、昼の仕事もなんだかんだ言っても辞めれなかった。
    たくさんの人に支えられてここまできたんだ。

    2005-07-03 14:41:00
  • 132:

    華 ◆C1JH30EVSU

    やっと見つけた居場所を、簡単には捨てれなかった。

    2005-07-03 14:42:00
  • 133:

    華 ◆C1JH30EVSU

    それからあたしは寝る間も惜しんで働いた。
    平均睡眠時間2時間。

    2005-07-03 14:43:00
  • 134:

    華 ◆C1JH30EVSU

    そのせいかユウキとはケンカばかりの毎日…

    2005-07-03 14:44:00
  • 135:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『信じられへんねやったらもぉええゆうとんねん!』『どぉすんねん?!俺との関係辞めるんか?あっ?ばいばいかっ?!』

    2005-07-03 14:46:00
  • 136:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『……ばいばい……』
    あたしのその言葉にユウキはキレた。

    2005-07-03 14:47:00
  • 137:

    華 ◆C1JH30EVSU

    左頬に思いっきり平手打ち。

    ユウキはあたしに手をあげるようになった。

    2005-07-03 14:48:00
  • 138:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あの時ばいばいしてたらまだ綺麗に終われてたのに…あたしもアホやけど、あんたもアホやな。

    2005-07-03 14:52:00
  • 139:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あんたは何を期待してあたしを繋ぎ止めてたん?
    あんたに怯え、震えるあたしを見て何を思ったん?

    2005-07-03 14:53:00
  • 140:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしは特別やってあんたは抱き締めたけど、ほんまにあたしはある意味特別やった。
    だってあたしの身体には、あんたが付けた印がいっぱい…

    2005-07-03 14:55:00
  • 141:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしはユウキが恐くてしかたなかった。
    キレたら目が変わる。
    何をきっかけにユウキの目が変わるのかビクビクした。

    2005-07-03 14:57:00
  • 142:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしはユウキが動くたびにビクッとして、身体に力をいれた。

    2005-07-03 14:57:00
  • 143:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ある日、ユウキがあたしに弱音をはいた。
    いつも強気な人だったからあたしはビックリした。

    2005-07-03 14:59:00
  • 144:

    華 ◆C1JH30EVSU

    その日は久しぶりに冷静に話が出来た。
    あたしも思ってる事が少し言えた気がする。

    2005-07-03 15:00:00
  • 145:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキの事をもっと知りたいよ。
    お互いわかりあえたら、あたしユウキの事もっともっと好きになれる。
    だって、今でも大好きやから。

    2005-07-03 15:04:00
  • 146:

    華 ◆C1JH30EVSU

    その日、あたしは店に呼ばれた。
    ユウキはあたしの頭をくしゃっと撫でて
    『お前にはやさしくしやなあかんと思った』
    といって、自腹であたしの為にドンペリを2本あけてくれた。

    2005-07-03 15:08:00
  • 147:

    華 ◆C1JH30EVSU

    久しぶりに2人は笑ってた。

    2005-07-03 15:09:00
  • 148:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしは昼の仕事を辞めた。
    ユウキの機嫌はよくなったし、あたしも寝る時間が出来てイライラは減った。

    2005-07-03 15:10:00
  • 149:

    華 ◆C1JH30EVSU

    だけど、たくさんのモノを失った。

    2005-07-03 15:11:00
  • 150:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あんたはあたしを自分だけのモノにしようと必死やったよな。

    2005-07-03 15:14:00
  • 151:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『俺が居んねんから…』
    ってゆうけど、あたしがほんまに辛い時とかしんどい時にあんた隣に居てくれたっけ?
    真剣にあたしの話聞いてくれた?

    2005-07-03 15:15:00
  • 152:

    華 ◆C1JH30EVSU

    だからあたしは何もかも捨てる事、出来へんかった。あたしはあんたが居れば何もいらんかったのに…
    あんたの姿、たまに見えへんくなる。

    2005-07-03 15:17:00
  • 153:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『誰やねんはやとって!』

    2005-07-03 15:18:00
  • 154:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキはあたしの携帯チェックをするようになった。メールを見て、男の名前を見つけるたびに怒鳴り散らし、あたしを殴った。

    2005-07-03 15:19:00
  • 155:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキはキレると手がつけれなかった。
    店でも、他の客が居ても、あたしは怒鳴られ殴られた。

    2005-07-03 15:20:00
  • 156:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキはキレると周りが見えなくなる…

    2005-07-03 15:21:00
  • 157:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あの日は本当にひどかった。

    2005-07-03 15:21:00
  • 158:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『お前何回ゆったらわかんねん!!』
    『?!』
    あたしはユウキの目を見て震えた。

    2005-07-03 15:23:00
  • 159:

    華 ◆C1JH30EVSU

    手には携帯…
    しまった、メール消してない…

    2005-07-03 15:33:00
  • 160:

    ?

    ???

    2005-07-03 15:33:00
  • 161:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『なめてんの?誰やねんこいつっ!お前ほんまいい加減にしろよ?!』

    2005-07-03 15:35:00
  • 162:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキは怒鳴りながらあたしを殴った。
    半端じゃない力で…
    殴るだけでは済まず、足を蹴られ、あたしの髪を鷲掴みにし頭を壁に叩きつけた。

    2005-07-03 15:37:00
  • 163:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『ユウキさん!だめですって!!』
    『お前外出ろやぁ!』

    もぉ誰にも止められない。

    2005-07-03 15:39:00
  • 164:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしをかばおうとした従業員も、ユウキのキレた目にビビッてた。

    2005-07-03 15:40:00
  • 165:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『ごめんなさい…ごめんなさい……』
    鳴り止まない怒鳴り声と、強さを増しとまらない手が怖くて、あたしはただ謝るしかなかった。

    2005-07-03 15:42:00
  • 166:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしの腕は、折れてるんじゃないかと思うぐらい腫れあがり、黒っぽい紫色のアザが出来た。

    2005-07-03 15:44:00
  • 167:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『ピンドン』
    ユウキは席に戻るなりそぉ言った。

    『お前がゆう事聞かへんから悪いねん』

    2005-07-03 15:45:00
  • 168:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『痛っ!』
    あたしの右腕は、シャンパングラスを持ち上げる力さえなくなっていた。

    2005-07-03 15:46:00
  • 169:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あの後、あたしの目を見てあんたは正気に戻ったな。腫れた腕をやさしく撫でようとして近付けられた手にすら、ビクついてあたしは身体に力をいれた。

    2005-07-03 15:49:00
  • 170:

    華 ◆C1JH30EVSU

    切なげなあんたの目…
    あたしの冷めた目の中に、何を探したん?
    あんたはあたしに何を求めたん?

    2005-07-03 15:50:00
  • 171:

    華 ◆C1JH30EVSU

    隣で笑ってただ愛情をそそぐあたし…
    貢いで暴力に耐え感情なんかないあたし…
    どっちも完璧に演じるあたし?
    あたしは女優じゃない。

    2005-07-03 15:53:00
  • 172:

    華 ◆C1JH30EVSU

    次の日。
    あたしは未収を持って店に行った。
    15万入った封筒を渡して『しばらく会いたくない』と言った。

    2005-07-03 15:55:00
  • 173:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキの目が一瞬キレた目になった。

    2005-07-03 15:56:00
  • 174:

    華 ◆C1JH30EVSU

    パッっと上がったユウキの手に、あたしは条件反射で顔を伏せ目をつぶり身体に力をいれた。

    2005-07-03 15:58:00
  • 175:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『そんな事ゆうなよ…そんな顔すんなよ……』

    ユウキの声は穏やかで手は暖かく、あたしの腫れあがった腕を撫でた。

    2005-07-03 16:00:00
  • 176:

    華 ◆C1JH30EVSU

    なんで殴らへんかったん?会いたくないってゆったあたしにキレて、殴ればよかったのに。

    2005-07-03 16:02:00
  • 177:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『愛とかそんなんいらんから、俺の為に稼いでこいやっ!笑ったり泣いたりするヒマあったら働けっ。感情なんかなくして…』
    そぉ怒鳴ってくれたら、楽になれたのに。

    2005-07-03 16:05:00
  • 178:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ウソみたいな愛とか優しさで、あたしに未来を期待させたからあかんくなってん。

    2005-07-03 16:06:00
  • 179:

    華 ◆C1JH30EVSU

    微妙な色使われるぐらいやったら、とことん金づるやって言われる方が割り切れた。
    金の話すんのに愛はいらんやろ?

    2005-07-03 16:08:00
  • 180:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ウソはキライや。
    最低でも残酷でもほんまのあんたがいい。
    あんたが居れば何もいらん

    2005-07-03 16:10:00
  • 181:

    華 ◆C1JH30EVSU

    それから2日後にユウキからメールが入ってきた。

    俺やっぱりお前の事好きやし、お前で最後にしようと思う。もぉ手もあげへんから…

    2005-07-03 16:12:00
  • 182:

    華 ◆C1JH30EVSU

    身体の痛みより心が痛い…あたしはまたユウキの腕に抱かれる。
    あたしを殴ったその腕に…

    2005-07-03 16:14:00
  • 183:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ユウキも少しは反省したのか、それから手をあげる事はなくなった。
    だけどやっぱりケンカはしょっちゅうだった。

    2005-07-03 16:17:00
  • 184:

    華 ◆C1JH30EVSU

    おはよう♪今日仕事終わったら連絡ちょうだい
    もぉ終わった
    じゃぁ店来てなぁ
    えぇ〜いいけど、あたし風邪引いて最悪やで…声。
    いいからきて!

    2005-07-03 16:20:00
  • 185:

    華 ◆C1JH30EVSU

    疲れと風邪で、あたしの声はまったく出なかった。
    始めは口パクでしゃべったり、携帯のメール画面に文字を打ち込んで会話をしていた。

    2005-07-03 16:23:00
  • 186:

    華 ◆C1JH30EVSU

    ドンっっ!!
    ユウキが机を叩いた。
    『何が言いたいねんっ!』

    2005-07-03 16:27:00
  • 187:

    華 ◆C1JH30EVSU

    またか…。
    周りはすぐにユウキがキレだしたのを察した。
    前に座っていた新人は、唖然として目を丸くしている。

    2005-07-03 16:29:00
  • 188:

    華 ◆C1JH30EVSU

    『お前まわって』
    『あっはいっ!ごちそうさまです』
    慌ててグラスをもった新人に、あたしは
    『ゴメンね』
    とジェスチャーで伝えた。

    2005-07-03 16:32:00
  • 189:

    華 ◆C1JH30EVSU

    あたしの口パクとジェスチャー。
    それを読み取って怒鳴るユウキ。
    周りから見ればかなり笑える光景だっただろうと思う。

    2005-07-03 16:34:00
  • 190:

    華 ◆C1JH30EVSU

    誰も笑ってなかったけど。

    2005-07-03 16:35:00
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