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4:
名無しさん
頑張ッてェ〜☆
2005-12-19 17:15:00 -
6:
もし、あの日、あたしが陽子さんの家に泊まりにいかなかったら。。あなたと出会ってなかった。
もし、あたしが陽子さんと出会ってなかったら。。きっとあなたとは出会ってなかった。
偶然と偶然が重なりあい運命となる。2005-12-19 17:32:00 -
7:
ヨン番
なンか打ち方がィイょッ?頑張ッて書いてね☆★
2005-12-19 17:36:00 -
8:
―あなたと出会った日―
この頃のあたしは陽子さんと出会った某クラブを辞め、一人暮らしも辞め、実家に戻っていた。
夜の顔はクラブで働くホステスさん。
昼間の顔は飛田で働く風俗嬢。2005-12-19 17:41:00 -
10:
なぜクラブと飛田をかけもちしてるかって??気になったかたもいるでしょう。
あたしは今年の八月まで飛田の存在すらしらなかった。そのときあたしはキャバ嬢。はまってたホストクラブで未収をしてしまぃ、仕方なく風俗の世界に足を踏み入れた。最初の頃は泣いていた。なぜ好きでもない男に抱かれなあかんの??キャバと飛田を行ききする毎日。2005-12-19 17:55:00 -
11:
自業自得。自分が悪いんだ。天から与えられた罰。
最初のうちは泣いていたのに、慣れって恐いね。。一週間もすればいやなことも当たり前なことになる。
未収額が少なかったため二週間ほどで飛田は辞めた。とゆぅより、飛んだ。
2005-12-19 18:02:00 -
12:
飛田をやめてからホストクラブにはいかなかった。行こうとさえ思わなかった。
あたしは飛田をやめてすぐ、新地のクラブで働きはじめた。
10月のある晩、一本の電話がなる。2005-12-19 18:06:00 -
13:
名無しさん
プルル♪
《着信中 マサヤ 》
マサヤはあたしが未収したホストクラブの口座。ちなみにこのころ付き合っていたが、完璧な色!遊ぶこともない。付き合ってるとゆぅ形だけ。
『もしもし〜』
『誕生日ぐらいこいよ!俺の年に一回のイベントやぞ!』2005-12-19 18:12:00 -
14:
あたしは押しに弱い。結局ホストクラブへいってしまった。
結局未収してしまい、クラブとかけもちで飛田で働くことにした。そのままやめることができず、あなたと出会った日も飛田で働いていた。2005-12-19 18:37:00 -
15:
名無しさん
気持ち悪いおっさんに抱かれようが、性欲ムン2な若いコに抱かれようが何も思わない。男=金。
そんなあたしに神様が贈り物をくれた―あなたという大切な存在。2005-12-19 18:42:00 -
16:
プルル♪《着信中 陽子》
仕事中やのに…
『もしもし。』
『もしも〜し。陽子です。今、大丈夫?』
陽子さんには飛田で働いてることゆってなかったから嘘をついた。
『大丈夫ですよ。家でぼぉーっとしてたんで。』2005-12-19 18:47:00 -
17:
『ちょぅどよかった!今、あたしのお母さん名古屋からきてて、どうしてもアンナに逢いたいってゆってるの。』
『ほんとですか?ぢゃぁ今からいきます』2005-12-19 18:50:00 -
20:
ふとしたときあたしの中の天使と悪魔が囁く。
《飛田で働くの辞めなさい!普通に昼間働きなさい!》
《昼間や前の水商売より飛田で働いたほぅが楽やん》2005-12-19 19:00:00 -
22:
飛田で働くことに対して普段は何も思わない。ふとしたとき苦しくなる…天使が何度もあたしに囁く…辞めなさい…
天使の忠告を無視したからあなたに出会えたの??2005-12-19 19:51:00 -
23:
名無しさん
―陽子さんの住む南森町に着く―
『もしもし。陽子さんつきましたよ〜。』
『わかった〜。駅の近くのドトールで待っててね。』2005-12-19 20:53:00 -
24:
陽子さんと陽子さんのお母さんを待つあたし。
《もぅ11月18日かぁ〜。。時間絶つのって早いなぁ。。そぅいえば、去年の今頃は受験勉強してたよなぁ。。》2005-12-19 20:58:00 -
25:
『アンナ〜お待たせ〜。』陽子さんと陽子さんのお母さんがやってきた。
『初めまして、アンナです。いつも陽子さんにはお世話になってます。』
『こちらこそ陽子がお世話になってます。仲良くしてあげてね。』2005-12-19 21:01:00 -
26:
◆IIQVZM1CgQ
20分ほどしゃべって陽子さんのお母さんは名古屋へ帰った。
陽子さんとあたしは陽子さんのマンションへ向かう。
運命の赤い糸が少しずつ少しずつ引き寄せられる。2005-12-19 21:08:00 -
27:
◆IIQVZM1CgQ
陽子さんの部屋についた。
二人でテレビをみながら話していた。
『アンナ、今日クラブぃかなぃ?』
『いきたぁ〜ぃ。あたしまだクラブいったことないしいってみたぃ!!』2005-12-19 21:12:00 -
28:
◆IIQVZM1CgQ
陽子さんは29才。あたしは19才。あたしはクラブなんていったことがなぃ。19才やのにクラブいったりしなぃから老けてみられるのかなぁ。。その点、陽子さんは年の割に若く見える。
2005-12-19 21:15:00 -
29:
◆IIQVZM1CgQ
プルル♪
陽子さんのケータィが鳴る。
運命の赤い糸が引き寄せられる。2005-12-19 21:17:00 -
30:
◆IIQVZM1CgQ
『もしも〜し。シュンちゃ〜ん、どぅしたの?えっ?打ちっぱなし?ぃぃよ〜。何時から?ん〜、わかったょ〜。また連絡してねぇ〜。』
2005-12-19 21:20:00 -
31:
◆IIQVZM1CgQ
『陽子さんどぅしたん?打ちっぱなしいくの?』
『私の知り合いのしゅんちゃんの会社の社長さんが、ゴルフの打ちっぱなしいこうってゆってるんだけどどぅする?アンナいきたい?』2005-12-19 21:23:00 -
32:
◆IIQVZM1CgQ
『いきたぁ〜ぃ!ちょうどゴルフしたかったしぃ!めちゃたのしみぃ!!』
ここであたしが打ちっぱなしいきたくないってゆっていたら。。
陽子さんとシュンちゃんが知り合いぢゃなかったら。。2005-12-19 21:26:00 -
33:
◆IIQVZM1CgQ
きっと、あなたとあたしは出逢ってなかった。。
2005-12-19 21:28:00 -
34:
◆IIQVZM1CgQ
『ぢゃぁ〜いこっか!けどクラブもいきたぃしなぁ〜。時間遅かったら打ちっぱなし断っていい?』
どぅしても陽子さんはクラブにいきたぃらしぃ。
運命の赤い糸がきれかける。2005-12-19 21:31:00 -
35:
◆IIQVZM1CgQ
耳元で小さな小さな声が聞こえた
―行きなさい―
陽子さんがシュンちゃんに電話をかける。『もしも〜し。時間遅いなら用事あるから断りたいんだけど?何時になるの??11時?ちょっと待って。アンナにきいてみるから。』2005-12-19 21:36:00 -
36:
削除削除されますた
あぼ~ん -
37:
◆IIQVZM1CgQ
『アンナがいくってゆってるから、いくことにするわ。着いたら教えてね。』
急にワク2しはじめた。早く打ちっぱなしにいきたぃ。
きっとあなたに出逢えるのあたしはずっと待っていた。生まれてから19年、あなたに逢いたくて逢いたくて。。この日を待っていたんだ。2005-12-19 21:47:00 -
38:
◆IIQVZM1CgQ
そぅこぅしてるぅちに11時になった。
プルル♪陽子さんのケータィがなる。《着信中 シュンちゃん》
『もしも〜し。わかったよ〜。下に降りるね〜。』2005-12-19 21:51:00 -
39:
◆IIQVZM1CgQ
下に降りるとシュンちゃんと、部長さんがいた。
『初めまして〜』四人の声が揃う。
シュンちゃんが『はよいかな社長においぬかれるから車乗って!』2005-12-19 21:54:00 -
40:
◆IIQVZM1CgQ
と慌ただしくゆった。
陽子さんのゴルフ道具を積みあわてて車に乗り込む。2005-12-19 21:55:00 -
41:
◆IIQVZM1CgQ
シュンちゃんが口を開く。『うちの社長、時速300キロで走るから早いねん!あっっ、社長から電話やあ!静かにしてなぁ!』
『おつかれさまです。えっっ?もう喜連瓜破?さっき奈良におるってゆってたのに!わっかりました。今むかってます。』2005-12-19 22:01:00 -
42:
◆IIQVZM1CgQ
『ゆったとおりやろ?うちの社長元プロレーサーやからめちゃ早いねん!あっっまた社長から電話やぁ!』
2005-12-19 22:06:00 -
43:
◆IIQVZM1CgQ
こんな感じで『今〜〜にいる』って社長さんから何度も電話がはいる。ものすごい淋しがり屋らしい。
2005-12-19 22:11:00 -
44:
◆IIQVZM1CgQ
社長さんより早くゴルフ場についたあたし達。
ものすごく寒い。駐車場で社長さんをまっていた。
すると。。2005-12-19 22:21:00 -
45:
ヨン番
ぁッッとぃうまに…今全部読んだょ☆
2005-12-19 22:25:00 -
46:
◆IIQVZM1CgQ
4サンありがとぅ???すごく励みになります????わかりにくいかもしれませんが最後までお願いします?
2005-12-19 22:31:00 -
47:
◆IIQVZM1CgQ
『初めまして〜。』あたしと陽子さんは社長さんにあいさつをした。
『よろしくなぁ〜!』あっさりしている社長さん。
あたしの鼓動がピークに達していた。社長さんを初めてみたあたし。なぜかどこかで逢った気がする。。なんか懐かしい。。なんで?2005-12-19 22:35:00 -
48:
◆IIQVZM1CgQ
運命の赤い糸はこのときやっと出会った。
どこかで出会った気がするのはもしかしたら赤い糸がほんの数センチの差で結ばれなかったからかもしれない。
きっと、どこかで出会っていたけど、神様のイタズラで今、赤い糸が引き寄せられたのかもしれない。
―もぅ少し早く出会えたら…2005-12-19 22:40:00 -
49:
◆IIQVZM1CgQ
社長『おまえヘタクソやなぁ〜!!俺が教えたるわ!!』
ゴルフ初めてでよかったのか悪かったのか。。
社長さんにみっちりしごかれた。
『力いれすぎや!』『ボールから目を離すな!』疲れ果てた。。2005-12-19 22:50:00 -
50:
◆IIQVZM1CgQ
あたしと社長さんが仲良くしているのをじーっととおくからみている陽子さん。
絶対客にするって宣言していたからね。
女は恐いとつくづく思った。2005-12-19 23:05:00 -
51:
◆IIQVZM1CgQ
『あたしにも教えて〜』陽子さんがやってくる。
『ぃぃぞ〜。』あっさりOKしてる社長さん。
あたしの心に火がついた。陽子さんには絶対渡さない。2005-12-19 23:08:00 -
52:
名無しさん
ぁげ
2005-12-19 23:42:00 -
53:
◆IIQVZM1CgQ
このときあたしは、水商売を休んでいたけれど、社長さんを客にするつもりぢゃなかった。
社長という肩書きに引かれたわけでもない。
社長さんをみるとなぜか懐かしい感じがする。
昔から知っているよぅな。。そんな感覚。。2005-12-20 14:35:00 -
54:
◆IIQVZM1CgQ
社長『そろそろいくぞぉ〜!飯でもいこぅや!』
気がつけばもぅ一時過ぎ。
社長さんの助手席を狙っていたけど、シュンちゃんに奪われた。
仕方なくあたしと陽子さんは部長さんの車に乗り込む。2005-12-20 14:41:00 -
55:
◆IIQVZM1CgQ
《よかった〜。陽子さんが助手席にのらなくて。。》
あたしって最悪な女。。けど、仕方ない。恋に落ちたらそんなん関係ないよ。きっと。。
自分に言い聞かせた。大丈夫。。2005-12-20 14:45:00 -
56:
―大国町の鳥肉のお店―
店員『飲み物どぅします?』
陽子『梅酒ロック』
部長さん『僕も』
シュンちゃん『生』
あたし『ウーロン茶』
社長『俺もウーロン茶』2005-12-20 14:52:00 -
57:
◆IIQVZM1CgQ
《お茶?!こんなにガタイぃぃのにお茶はないやろ??車運転するからかなぁ??けど、部長さんも飲んでるし。。》
陽子さん『お酒飲まないの?車運転するから?』
社長さん『それもあるけど、俺レーサーやってるとき肝臓破裂したから酒のまれへんねん。』2005-12-20 14:57:00 -
58:
ヨンさん
もォ書かぬのかあ〜??続き読みたいカラ頑張って書いてクレ(ο`∀`ο)ノ
2005-12-30 03:45:00 -
59:
◆IIQVZM1CgQ
ヨンさんありがとぉ???体調悪くて更新できませんでした?今から更新していきます?
2006-01-05 13:40:00 -
60:
◆IIQVZM1CgQ
そんな感じで会話も弾んだ。
『おまえガチャピンみたいな顔してるなぁ!』いきなり社長さんがいう。
『ガチャピン?!』
《もっとかわぃぃのんゆってよ。。》2006-01-05 13:44:00 -
61:
◆IIQVZM1CgQ
スムーズにかけないのでまた後で更新します?ヨンさんごめんね???
2006-01-05 13:50:00 -
62:
◆IIQVZM1CgQ
《ガチャピン》って呼ばれるの嫌ゃけど、なんか嬉しかった。
心開いてくれたみたぃで。。
少し距離が近づいたみたいで。。2006-01-07 19:58:00 -
63:
◆IIQVZM1CgQ
あたしはこのときすでにあなたに恋していたんだと思う。
あなたに出会うために生まれてきたんだ。
出会うの少し遅かったみたいだけど。。2006-01-07 20:01:00 -
64:
名無しさん
http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/tv/1136465679/l5
2006-01-07 20:01:00 -
65:
◆IIQVZM1CgQ
陽子『カラォケいきたぃなぁ〜。』
部長『明日仕事やのに。。』
もぅすでに夜中の二時。2006-01-07 20:08:00 -
66:
社長さん『よしッッ!カラオケいこぅか〜!一時間だけやで!』
嬉しかった。あなたの傍にいたい。。
初めてあったのにこの気持ちはなんだろう?2006-01-07 20:13:00 -
67:
‐お店をでる‐
社長さん『ガチャピン助手席座るか?』
あたし『えっ?!どぅしよ?陽子さんは?』
陽子さん『アンナ乗ったら?あたしはシュンちゃんたちといくから〜。』2006-01-07 20:17:00 -
69:
‐社長さんの車に乗り込む‐
シートベルトを閉めようとするあたし。
『ガチャピン俺の運転恐いんか?』
『そんなことないけど、しめたほうがいいかなあって思って。ぢゃぁ閉めないよ。』2006-01-07 20:27:00 -
73:
◆IIQVZM1CgQ
『してるよ。』
『。。。』
やっぱり。。。
出会うの遅かったんだね2006-01-08 13:39:00 -
75:
気まずい雰囲気が流れる−
『ガチャピンは彼氏いてるんか?』
『いてなぃよ。。あたし好きな人できても結婚してる人おおくて結局諦めちゃう。不倫は嫌だし』2006-01-08 13:45:00 -
76:
『ガチャピン不倫したことあるんか?』
『なぃよ。人の物盗んだりするの嫌だから。。』
『若いなぁ!19やもんなぁ。若いうちに不倫も勉強になっていいと思うけどなぁ!』2006-01-08 13:48:00 -
77:
これって、俺と不倫しようってゆってるんかなぁ??
『人の物は盗んだらダメ。。』幼い頃から母に言われたコトバ。
今までずっと守ってきた。2006-01-08 13:52:00 -
78:
あたしが黙っていたせいか慌てて口を開く社長さん。
『別に俺と不倫しろってゆってなぃで!不倫も勉強やって言っただけ。いろんな経験してこそいい奥さんになれると思うわ。』
『そっか。。あたしには難しいわ。』2006-01-08 13:56:00 -
81:
バナナジュース?!?!
このガタイとぃぃ、イカツイ顔してバナナジュース?!
案外カワイイとこあるなぁ。。あたしはこうゆぅギャップに弱い。出会ったばっかやのにどんどんひかれていく。。2006-01-08 14:09:00 -
82:
◆IIQVZM1CgQ
トントン。
肩を叩かれる。
振り向くと。。。
社長さんのにゃ?っとした顔。。
『やられた〜〜〜!!』2006-01-09 22:08:00 -
83:
◆IIQVZM1CgQ
(略)
『やられたぁ〜〜〜!!』叫ぶあたし。
あたしのほっぺたに社長さんの人差し指がささっている。2006-01-09 22:35:00 -
84:
◆IIQVZM1CgQ
《かわぃぃ。。》
無邪気で小学生みたいな社長さん。
笑うときもにゃ?っとして『へへッ』って笑う。2006-01-09 22:41:00 -
85:
なぜかわからないけど、心にぽっかり開いていた穴が修復された気がした。
この人の無邪気な行動、素朴な笑顔。。
魔法にかけられたように雲が覆いかぶさったようなあたしの心が太陽に照らされる。2006-01-09 22:49:00 -
86:
あたしの心が閉ざしてしまったのは水商売をしてからだった。。
仲良くなった店の子には裏切られる。。客は体を求めてくる。。給料はぼられる。。しんどい毎日。。
だんだん人が信じられなくなる。。だれを信じたらぃぃの??この人は信じてもぃぃの?あの人は信じちゃダメ?2006-01-09 22:55:00 -
87:
◆IIQVZM1CgQ
人間不振に陥る。。
2006-01-09 22:57:00 -
88:
◆IIQVZM1CgQ
それから人を愛するという自然な行為もわすれてしまった。。
愛ってなに?!愛するってどういう気持ち?!
淋しい。。誰かを愛したい!誰かに愛されたい!2006-01-09 23:03:00 -
90:
仕事がおわると毎日ホストにいく毎日。
淋しい。。一人でいたくない。
誰かに愛されたい!誰かを愛したい!
お金を使って愛なんて買えないのに。。2006-01-09 23:09:00 -
91:
◆IIQVZM1CgQ
水商売という一見華やかにみえて泥沼な世界を知り、ホストという擬似恋愛の世界を知った。
あと、あたしの知らない世界は。。風俗2006-01-09 23:15:00 -
92:
◆IIQVZM1CgQ
人間の慣れは恐い。
最初、涙を流していた行為が普通になる。当たり前なことになる。
けど、ふとしたとき我に帰る。あたしはなにをしてるんだろう??何のために生きているの??
あたしは。。あたしは。。2006-01-09 23:18:00 -
93:
◆IIQVZM1CgQ
(略)あたしは。。あたしは。。
死んでしまったらぃぃの??このまま生きていく価値はあるの?
どんどん病んでいくあたし。2006-01-09 23:21:00 -
94:
◆IIQVZM1CgQ
毎日同じコトを繰り返す日々
愛っていうコトバさえも忘れてしまった。愛するって何?
世の中お金が全て!お金で買えないなんて物はない!
笑うってどうゆうこと??幸せってどぅゆぅ気持ち??2006-01-09 23:26:00 -
95:
◆IIQVZM1CgQ
あなたの笑顔。
あなたの無邪気な行動。
あなたの輝いている目。
あなたの存在全てがあたしに忘れていたものが甦る。2006-01-09 23:30:00 -
96:
◆IIQVZM1CgQ
あたしの心からぽっかり穴が開いて消えてしまったもの。。
幸せという感情。笑顔。愛。あなたの魔法で全てが元通りになる。2006-01-09 23:35:00 -
99:
◆IIQVZM1CgQ
あたしの横で何度も何度もトントン。トントン。肩を叩く彼。
『もぅ騙されないょお!』
グサっ。振り返ってないのにほっぺに人差し指を当てグリ2する。2006-01-10 01:08:00 -
100:
◆IIQVZM1CgQ
振り返るあたし。
にゃ?っと笑う彼。
何度も何度もトントンしてくる。ほっぺをグリグリされて嫌なのに自然と笑顔がコボレル。2006-01-10 01:12:00 -
101:
◆IIQVZM1CgQ
あなたには不思議な力がある。あなたの無邪気な姿に癒される。きっとあなたの奥さんもそこに惚れたんだと思う。
2006-01-10 01:18:00 -
102:
◆IIQVZM1CgQ
そうこうしてるうちにたった一杯のお酒で酔ってしまった。
『お手洗いいってくるね。』
『いってらっしゃい。』2006-01-10 01:22:00 -
103:
◆IIQVZM1CgQ
鏡を見る。顔が真っ赤だ。
やけに鼓動が早い。どきどきする。これはお酒に酔ってるから??それとも社長さんに酔ってしまってるから??
2006-01-10 01:25:00 -
104:
◆IIQVZM1CgQ
そんなことを考えながら部屋に戻る。
『おかえり〜。』社長さんが両手を広げながら言う。
《どっどぅしょ。。抱きつくの恥ずかしい。。でも、ここではずかしがったらおかしいやん。。》2006-01-10 01:28:00 -
105:
◆IIQVZM1CgQ
『ただぃま〜!』社長さんにぎゅっと抱きつくあたし。恥ずかしい。。
『今日はノリいい子と遊べて嬉しいわ!』と笑いながらあたしの頭を撫でてくれる社長さん。2006-01-10 01:39:00 -
106:
???
しおり?
2006-01-10 03:07:00 -
107:
◆IIQVZM1CgQ
???さんしおりありがとうござぃます??
2006-01-10 09:48:00 -
108:
◆IIQVZM1CgQ
プルルプルル。。。
部屋の電話がなる。
《一時間って物凄く早い。まだ社長さんに番号も聞けてない。どぅしよ。。》2006-01-10 09:51:00 -
109:
『もぅ三時やしあと30分だけ延長して!』社長さんの声。
《よかった。。あと30分時間がある。どぅやって番号聞こうかなぁ。。》2006-01-10 09:55:00 -
110:
◆IIQVZM1CgQ
社長さんのほうを見る。
『またゴルフ教えてょ〜。』陽子さんが社長さんに話し掛けている。
じっと見ているあたし。
2006-01-10 09:56:00 -
112:
陽子さんに負けてしまった。。聞けるタイミングなぃやん。。そんなとき、シュンチャンがあたしに話し掛けてきた。
『ガチャピン番号教えてやあ!』
あんたより社長さんに聞かれたい。。(^o^;2006-01-10 10:03:00 -
113:
『ぃぃよ。はぃっ。』ケータイを取出しシュンちゃんに渡す。
『ありがとう。ガチャピンって登録したぁ笑!』
『。。。( ̄^ ̄)』2006-01-10 10:06:00 -
114:
ふくれるあたし。
それをみて笑うシュンチャン。
『ガチャピンいじりがいあるわ〜!』
《いじるなぁ!!あたしはそれどころぢゃなぃねん!!社長さんに番号きかなあかんねんって。。》2006-01-10 10:09:00 -
115:
心の中で叫んでいた。。
あたしとシュンちゃんが番号交換していたのを社長さんは見てたみたぃ。
『おまえら、番号交換してんやぁ〜!』2006-01-10 10:11:00 -
116:
《あたしから番号聞いたんぢゃなぃで!!あたしが知りたいのはあなたの番号やから。。》心の中で訴えながら社長さんの目をじっと見つめていた。。
2006-01-10 10:14:00 -
117:
社長さんが口を開く。『ガチャピンまた打ちっぱいこぅな!!』
社長さんは自分から番号聞くタイプぢゃない。今がチャンス。。
今逃したらあとがない。。2006-01-10 10:16:00 -
118:
『番号教えてほしぃなぁ〜。。』
やっと言えた。。やっと。。
『ぃぃで。はいっ。』にゃ?っと笑ってケータイを渡してくる。
この笑顔やばい。。あたしも自然と笑顔がコボレル。2006-01-10 10:20:00 -
119:
◆IIQVZM1CgQ
『なんて登録したらぃぃ??』
『純ちゃん?』
『純ちゃん?!?』照れるあたし。。なんってカワイイんだろう。。2006-01-10 10:23:00 -
123:
『俺も登録したぞ〜!』
ケータイの画面を見せてくる。
[ガチャピン]
『ガチャピン?!』叫ぶあたし。。あなたはあたしのこと恋愛対象としてみてくれてないみたいだね。。2006-01-10 10:39:00 -
125:
プルルプルル。。
部屋の電話が鳴る。
もぅ時間だ。。
『もぅ遅いしかえろうか!おそくまでごめんなぁ。』あたしと陽子さんに謝ってきた。2006-01-10 10:44:00 -
127:
『また遊ぼうなガチャピン!』
純ちゃんもにゃっと笑う?
コクリと頷き純ちゃんを見つめる。
『俺は今から風呂入りにいってくるわ!』2006-01-10 10:50:00 -
128:
《お風呂!?家にお風呂なぃん??》低能なあたし。。そんなわけないやん。
「社長風呂いくん好きやねん!サウナも好きやし二時間ぐらい風呂入ってるわ。」シュンちゃんが説明してくれた。2006-01-10 10:55:00 -
131:
シュンちゃん『今日はありがとぅなぁ〜!社長だぃぶ楽しかったみたいやわ!カラオケ延長するとかびっくりしたし!!』
陽子さん『あたしもびっくりした。楽しかったね〜アンナ!』
あたし『めちゃ楽しかったぁ!!ゴルフはまりそぅ!!』2006-01-10 12:10:00 -
132:
陽子さん『お店きてくれるかしら??客にしたいんだけど、シュンチャンどぅしたらぃぃ??』
シュンチャンは陽子さんと同じ29才。母は新地の某クラブのママさん。もう引退したらしい。昔はキャバのボーイをしてたらしい。2006-01-10 12:22:00 -
133:
シュンチャン『あの人には営業かけたらあかんで!逆効果や!普通に連絡してたらくると思うで。』
陽子さん『わかったよ〜。』
純ちゃんは、はっきりゆって客にしたらおいしい。シュンチャンの話によると新地の某クラブで自分はお酒のまんと一日で70マン近く使ったらしい。陽子さんが客にしたいのもわかる。2006-01-10 13:26:00 -
134:
シュンチャン『それにしてもガチャピン社長に気に入られたなぁ!』
あたし『どこが?!あたしガチャピンってけなされて嫌われてると思ってた。。』2006-01-10 13:28:00 -
135:
◆IIQVZM1CgQ
シュンチャン『あの人は、イジッタリするん好きやからなぁ』
陽子さん『アンナぶっちゃけ純さんタイプでしょ?』
質問が唐突すぎる。。2006-01-10 13:30:00 -
136:
あたし『ぶっちゃけタイプですよ。。なんか一緒にいて安らぐとゆぅか癒される。けど純ちゃん奥さんいるしね。。』
みんなの前でぶっちゃけてしまった。。2006-01-10 13:32:00 -
137:
陽子さん『奥さんなんて関係なぃよ〜。アンナは若いし不倫も勉強になると思うなぁ〜。』
陽子さんは独身。バツ1で子持ちだけど、コドモは生きてるかさえもわからないらしい。。詳しい話は聞いてないけど不倫もたくさん経験してるみたい。2006-01-10 13:37:00 -
138:
《不倫》
あたしには難しいコトバだった。。このとき、自分が不倫をすることになるとは思わなかった。
『人の物は盗んではダメ。。』母のコトバ。。
あたしは今までたくさん悪いことをしてきた。けど、今まで生きて人の物盗んだことない。2006-01-10 13:42:00 -
143:
‐陽子さんのマンションに戻る‐
あたし『おじゃましま〜す。』
陽子『ふぅ〜、疲れたね。アンナ付き合ってくれてありがとう。助かったわ。』
2006-01-11 21:47:00 -
144:
◆IIQVZM1CgQ
あたし『こちらこそ。ゴルフめちゃ楽しかった★はまりそぅ!!』
陽子さん『あっっ、純さんにお礼の電話いれよう!』
2006-01-11 21:53:00 -
145:
《。。。あたしも電話したい。。純ちゃんにお礼ゆいたい。けど陽子さんは純ちゃんを客にしたぃはず。。あたしが電話したら陽子さんに悪い。純ちゃんのこと好きだって陽子さんに言おうか。。でも今日出会ったばっかだし。。》
さっきから純ちゃんのことで頭いっぱいだ。。2006-01-11 21:58:00 -
146:
◆IIQVZM1CgQ
陽子さん『電話でなぃやぁ。。お風呂はいってるみたい。』
《あっっ、そぅいぇば、純ちゃんと同じドコモだ!電話が無理なら番号でメィル送ればいいんやぁ!!》
やり方がこすいあたし。陽子さんごめんね。。2006-01-11 22:06:00 -
147:
◆IIQVZM1CgQ
ケータイをカバンからとりだしメイルを打つ。
〔今日はありがとう???すごく楽しかったょ?よかったら今度ご飯でもどぅですか???また連絡いれます?おやすみなさい?〕
送信。2006-01-11 22:10:00 -
148:
◆IIQVZM1CgQ
送信できませんでした。
2006-01-11 22:12:00 -
149:
◆IIQVZM1CgQ
。。。
番号からのメィル拒否ってるみたい。。
大切なトモダチとゆうかお姉さんを裏切ろうとしたから?!神様のイヂワル。。どぅかあたしにチャンスを下さい。。
神様お願い。。2006-01-11 22:15:00 -
150:
◆IIQVZM1CgQ
〔略〕
神様お願い。。
2006-01-11 22:16:00 -
152:
『もしも〜し。陽子です。今日はありがとうございました。また今度打ちっぱなしつれていって下さいね。えっっ?アンナ?ちょっと待ってくださいね。』
『アンナ〜!』
『どぅしたの?』2006-01-11 22:25:00 -
153:
『純さんがガチャピンに電話かわれだって★』にこっと笑う陽子さん。
小さな声で陽子さんがささやく。
『アンナ純さんに気に入られてるね!』2006-01-11 22:29:00 -
154:
思わず笑顔がこぼれてしまった。あたしは純ちゃんに気に入られてるの?どぅなんだろう。。気に入られてるとぃぃなぁ。。
電話をかわる。
『もしもし。ガチャピンだよ。笑』2006-01-11 22:33:00 -
155:
『ガチャピン元気にしてるか〜?』
『めちゃ元気やで〜。』
なんか純ちゃんと喋っていると心がワクワクする。。
『そっかぁ!俺今から帰るわ!今日楽しかったわ!ありがとぅなぁ!また打ちっぱなしいこうなガチャピン!』2006-01-11 22:55:00 -
156:
『うん。つれていってね。あたしもすごく楽しかったよ。ありがとう』
『ガチャピンちゃんと連絡してこいよ!ぢゃぁまたなぁ!バイバ〜ぃ』
『わかったぁ!おやすみなさい』2006-01-11 22:57:00 -
160:
◆IIQVZM1CgQ
あたしは布団に入ると考え込んでしまう癖がある。
このまま家族やトモダチにうそをつきながら風俗の仕事するのか。。やめたい。なぜやめれないんだろう。。意志が弱いあたし。
2006-01-11 23:48:00 -
161:
◆IIQVZM1CgQ
ダレカタスケテ。。
いつもあたしの心は悲鳴を上げている。
ダレカアタシヲモトニモドシテクダサイ。。2006-01-11 23:50:00 -
162:
◆IIQVZM1CgQ
誰かに助けてもらうんぢゃない!自分の意志でやめなきゃ!!
でも。。できない。。
だから神様はあたしに純ちゃんと巡り合わせてくれたんだね。2006-01-11 23:53:00 -
163:
◆IIQVZM1CgQ
。。。(-_-)zz
いつの間にか寝てしまった。
2006-01-11 23:55:00 -
164:
◆IIQVZM1CgQ
眩しい。。カーテンの隙間からもれる太陽の光。
目が眩しい。今日も晴れみたい。
ちょうど陽子さんも目を覚ました様子。テレビをつける陽子さん。2006-01-11 23:58:00 -
165:
◆IIQVZM1CgQ
『アンナおはよう。寝れた?』陽子さんはいつも気遣ってくれる。
『おはようございます。めちゃ寝れました!!笑』
『よかった。今日梅田に買い物にいこう。』2006-01-12 00:01:00 -
166:
◆IIQVZM1CgQ
−梅田−
陽子『クリスマスツリー買いたいからロフトいってもぃぃかなぁ?』
もぅ11月の中旬。クリスマスかぁ。。
あたし『ぃぃよ。いこぅ』2006-01-13 13:24:00 -
169:
陽子さん『この本を手にとって質問をするの。たとえば運命の人ともう出会ってますか?って。それで自分が開きたいページをあけるの。』
あたし『そぅなんだ。。やってみようかな?』2006-01-13 13:29:00 -
173:
あたし『。。。』
陽子さん『どぅだった?見せて。』
あたしから魔法の杖をとる。
陽子さん『え?運命?すごぃ!この本信じてみたら?』2006-01-13 13:39:00 -
175:
名無しさん
おもしろい?
2006-01-13 13:41:00 -
176:
◆IIQVZM1CgQ
178さんありがとう??読んでくれてる人いてないと思ってたから嬉しい?完結まで読んでくださいね?
2006-01-13 13:42:00 -
177:
ケータイをとりだす。あたし『もう九時だぁ!あたしかえらなくちゃ。。』
陽子さん『おそくまでごめんね。気をつけてかえってね』
あたし『ありがとうございます。失礼します。』2006-01-13 13:47:00 -
178:
ケータイをみながら、あわてて駅にむかう。
母から着信一件。メイル三件。
《何時に帰ってくるの?》
《どこにいてるの?連絡しなさい!》
《電話でなさい!》2006-01-13 13:49:00 -
179:
『はあ〜。。』ため息がでる。。
母親はかなりの心配性。
あたしは夜の仕事をやめてから、実家に戻っている。朝家をでて夕方に帰ってくるあたし。
『毎日どこにいってるの?』質問してくる母親。2006-01-13 13:52:00 -
180:
きっと母親はあたしがしてることに気付いていたと思う。。
母親にいわれたコトバ。
『お母さんはあなたが口にしなくてもなんでもわかるねん。あなたが熱だしてるとき目がさめる。あなたに何か悪いことが起きる前には夢をみる。あなたが苦しんでいるときはお母さんも胸が苦しくなるねん。だからおかさんを裏切らないで!夜の仕事はバイトならしてもいい。体売ったり安売りはしないでね。。』2006-01-13 13:58:00 -
181:
このコトバをきいたとき泣きそうになった。。母親ってすごい。コドモがしてること気付くんだ。。
胸が苦しくなる。。もぅ家族を裏切ったらだめだ。。でも今の仕事楽だし。。
あたしは最低な人間。楽な仕事なんてない。どんな仕事もしんどいんだ。2006-01-13 14:01:00 -
182:
◆IIQVZM1CgQ
できるだけ夜に更新します。
2006-01-13 14:02:00 -
184:
『次は○○駅です。』電車のアナウンスが鳴る。
現実に戻る。
最近考えてばかりだ。一人になるといろいろ考えてしまう。ときには孤独感に押しつぶされ涙を流す。あたしは一人ぼっち。。大切なものを失ったのはあたしのせい。。みんな自分がわるい。2006-01-13 15:02:00 -
185:
◆IIQVZM1CgQ
『○○駅〜○○駅です。』電車のアナウンス。地元の駅についた。
タクシーで家に帰る。水商売をしてからだ。タクシーにのるようになったのも。短い距離でもタクシーにのる。それが当たり前になっている。2006-01-13 15:05:00 -
186:
◆IIQVZM1CgQ
母はタクシーにのることを無駄遣いだという。何回も注意された。
『あなたと同じ年代の子はタクシーに頻繁に乗らない。近所の人にどう思われるかわからないからやめて!』2006-01-13 15:07:00 -
187:
◆IIQVZM1CgQ
母親は昔から世間体を気にする。
『コドモがキャバクラで働いてるなんて誰にもいえない。恥ずかしい。』
夜の仕事は恥ずかしいことだろうか?2006-01-13 15:10:00 -
188:
◆IIQVZM1CgQ
家につく。
あたし『ただいま〜。遅くなってごめんね。。』
母『あんたはいつもお母さん心配させて!!いつになったらまともになるの?』
まともってなんだろう?あたしにはわからない。。2006-01-13 15:12:00 -
189:
◆IIQVZM1CgQ
荷物を置きに自分の部屋にいく。
♪♪♪〜
《着信中 純ちゃん 》2006-01-13 15:15:00 -
190:
◆IIQVZM1CgQ
びっくりした。かかってくるなんて思わなかったから。。
あたし『もしもし。』
純ちゃん『ガチャピン明日何してるんや?』2006-01-13 15:19:00 -
191:
◆IIQVZM1CgQ
明日は飛田で仕事だ。。なんて言ったらぃいの。。
あたし『明日は昼から夕方までトモダチと遊んで家帰るよ!』
純ちゃん『明日飯いくか?』2006-01-13 15:22:00 -
192:
◆IIQVZM1CgQ
びっくりした。電話かかってくると思わなかったし、まさか食事に誘われるなんて。。驚きの連続。
あたし『ぃぃよ。何時頃?』
純『仕事おわるん7時ごろやからそれぐらいに○○駅にこれるか?』2006-01-13 15:25:00 -
193:
◆IIQVZM1CgQ
あたし『わかった。ついたら連絡いれるね。』
純『ガチャピン、デートがぃぃ?それとも遊ぶ?』
はい??意味わからんやん。。2006-01-13 15:27:00 -
194:
◆IIQVZM1CgQ
あたし『う〜ん。。デートで。。』
純『わかった。また明日連絡いれるわ〜。バイバい。』
あたし『失礼します。』2006-01-13 15:29:00 -
195:
◆IIQVZM1CgQ
電話をきり、ケータイを机のうえに置く。
物事が急展開に進む。。デートは意味わかるけど、遊ぶってゆぅのはどういうことだろう??2006-01-13 15:31:00 -
196:
◆IIQVZM1CgQ
もぅ12時。あわててお風呂に入り、眠りにつく。
2006-01-13 15:33:00 -
197:
◆IIQVZM1CgQ
『朝よ〜!おきなさ〜い!』母の声で目が覚める。
『う〜。もうすこしねる。。』
『もう8時半やで。お母さん仕事いくからね!』2006-01-13 15:35:00 -
198:
◆IIQVZM1CgQ
『8時半?!しまった!』一気に目が覚める。
『早く用意しなくちゃ!!』
慌てて用意して家をでる。憂欝な仕事場にむかう。2006-01-13 15:39:00 -
199:
◆IIQVZM1CgQ
『おはようございます。』
仕事場につく。
憂欝な時間が六時間つづく。もぅ嫌だ。。限界。。2006-01-13 15:41:00 -
200:
◆IIQVZM1CgQ
仕事がおわり純ちゃんに連絡をいれた。
『今むかってるからね。またついたら連絡するから。』
『了解やで!』2006-01-13 15:42:00 -
201:
◆IIQVZM1CgQ
タクシーを捕まえる。
あたし『○○駅まで。』
タクのおじさん『あっっ!ひさしぶりやなぁ!』
このタクシードライバーはタクシーにのるたび二万でやらんか?と誘ってくる。最低なタクシードライバー。タクシーになんかのるんぢゃなかった。。飛田で働いてるからって安売りしない。仕事以外ではそうゆう行為なんかしない。すごく腹ただしい!2006-01-14 02:37:00 -
202:
◆IIQVZM1CgQ
仕事がおわったのにまた憂欝な時間が始まる。
『どこいくの?』『今日はいくら稼いだ?』『おっちゃんと二万でやらんか?』
『仕事以外ではやりません!』何度ゆってもわからん奴。2006-01-14 02:41:00 -
203:
◆IIQVZM1CgQ
『はぁ〜。』ため息をつきながらタクシーを降りる。
気分きりかえなくちゃっ。
ケータイをとりだし純ちゃんに電話をかける。『もしもし。ついたよ。』2006-01-14 03:06:00 -
204:
◆IIQVZM1CgQ
純『今むかっててあと10分ぐらいでつくわ!』
あたし『わかった〜★駅の近くのローソンでまってるから着いたら連絡いれて。』
コンビニにむかう。2006-01-14 03:16:00 -
205:
◆IIQVZM1CgQ
♪♪♪〜
慌ててけーたぃを取り出す。純ちゃんからだ。
『もしもし』
『ついたぞ!』2006-01-14 12:14:00 -
206:
◆IIQVZM1CgQ
『今でるから。』
『はいよ。』
コンビニからでる。
白のベンツを発見。早歩きでむかう。2006-01-14 12:16:00 -
208:
◆IIQVZM1CgQ
恐る恐るドアを開ける。カチャ。緊張しすぎて手が震えている。
あたし『こんばんわ。』
純『またしてごめんなぁ。飯いこうか!』2006-01-14 12:36:00 -
209:
◆IIQVZM1CgQ
『うん。』
『もぅ一回確認するけどこれはデートやんなぁ?』
どぅゆぅ意味かさっぱりわからない。。とりあえず『デートでしょ?』って言った。2006-01-14 14:47:00 -
210:
◆IIQVZM1CgQ
『わかったぁ!』
無言がつづく。。なんか気まずい空気が流れる。
2006-01-14 14:48:00 -
211:
◆IIQVZM1CgQ
無言という時間に限界を感じていた。
『着いたぞ!』あ〜、助かった。。
着いたのはステーキ屋。2006-01-14 14:51:00 -
212:
◆IIQVZM1CgQ
やっぱ肉かぁ。。純ちゃんは恐竜みたいな人。見た目も性格も。すごい迫力のある人。
『どぅする?』
『純ちゃんと同じものにする』2006-01-14 14:57:00 -
213:
◆IIQVZM1CgQ
純『飲み物は?』
あたし『お茶にする。』
純『俺もお茶にしょうかなぁ。あっどぅしよ!やっぱジンジャーエールにしょ!』
ジンジャーエールって。。毎回笑わせてくれる。2006-01-14 15:14:00 -
214:
◆IIQVZM1CgQ
食事しながらいろんな話をした。純ちゃんが元レーサーだったこと。アメリカで三年間過ごしたこと。レース中に事故って肝臓が破裂したこと。昔ボクシングしててアマチュアチャンピョンになったこと。奥さんとのこと。たくさん知った。純ちゃんが今までどう生きてきたのか。
2006-01-14 15:21:00 -
215:
◆IIQVZM1CgQ
もし、このとき言っていたとしてもあなたは『そぅなんや!』って聞き流していたと思う。
あなたは細かいこと気にしないもんね。。2006-01-14 15:26:00 -
216:
◆IIQVZM1CgQ
『そろそろいこぅか!』
『うん。』
お店からでる。2006-01-14 15:28:00 -
217:
◆IIQVZM1CgQ
『ゴルフ用品みにいってもぃぃ?』
純ちゃんはゴルフ好き。毎週コース回ってるぐらいだから。
『ぃぃよ。』
また無言がつづく。。2006-01-14 15:31:00 -
218:
◆IIQVZM1CgQ
『ガチャピン俺とつきあわへんか?俺おまえとおったらすごい楽しいねん!付き合ったらもっと楽しいと思う。俺は奥さんもコドモもいてるから不倫になるけど、一緒におるときは楽しくすごしたい。嫌ならトモダチとして遊びにいったりしよう?』純ちゃんのいきなりの発言にびっくりした。。動揺してコトバがでない。。
2006-01-14 15:35:00 -
219:
◆IIQVZM1CgQ
黙っているあたしをみて純ちゃんが慌てて口を開く。『どっちでもぃぃんやで。。』
純ちゃんが好き。まだ出会って三日しかたってない。純ちゃんのことあんましらん。。けど一緒にいたい。。でも奥さんとコドモがいてる。あたしは二号。どれだけ愛していてもあたしはこの人の一番になれないんだ。2006-01-14 16:57:00 -
220:
◆IIQVZM1CgQ
『よろしくおねがいします。』
簡単に決断を下してよかったのか。。
こうしてあたしと純ちゃんは付き合うことになった。2006-01-14 16:58:00 -
221:
◆IIQVZM1CgQ
目的地につく。
車からおりる。急に恥ずかしくなって純ちゃんから離れて歩いた。
『せっかく付き合ってんから仲良くしよ??』純ちゃんはあたしのほうを振り返り手を差し出す。2006-01-14 17:01:00 -
222:
◆IIQVZM1CgQ
『ぅん。。』
純ちゃんの手を握る。暖かくて大きい手。こうやって手をつないだのはどれぐらいぶりだろう。。
初めて大好きな人と手をつないだような新鮮な感じ。。これがあたしが忘れていた恋なのだろうか。2006-01-14 17:04:00 -
223:
◆IIQVZM1CgQ
ゴルフ用品をみながらも、ずっとずっと手を繋いでいた。幸せだ。
久しぶりに幸せだと感じた。手を繋ぐという些細な行為がものすごく幸せだと感じた。あたしが忘れてしまった幸せという気持ち。
あなたがすべて教えてくれた。2006-01-14 17:07:00 -
224:
◆IIQVZM1CgQ
『また打ちっぱなしいこうな!』
『うん!いきたぃ!』
2006-01-14 17:08:00 -
225:
◆IIQVZM1CgQ
『春になったらコースまわりにいこぅ!んで、おそろのウェァー着ような!』
『ぅん!全部おそろにしよう!バカップルっていわれるかなぁ笑!』2006-01-14 17:11:00 -
226:
◆IIQVZM1CgQ
こぅいった些細な会話。すごく幸せだと感じる。
あなたのおかげ。あなたがいたから今のあたしがいる。あなたと出会っていなかったらあたしはきっと。。幸せだと感じることなく生きていただろう。2006-01-14 17:14:00 -
227:
◆IIQVZM1CgQ
『ゲーセンいきたい!!』いきなり純ちゃんがいいだした。
『いこっか★』
二人ともコドモに返ったようにはしゃぎながらゲーセンにむかう。2006-01-14 17:21:00 -
228:
◆IIQVZM1CgQ
『ガチャピンメダルしょ!』
付き合ってもガチャピンという呼び方はかわらないらしい。。
二人でギャーギャー言いながらメダルをした。気付いたら三時間もしていた。2006-01-14 17:24:00 -
229:
◆IIQVZM1CgQ
時計をみると針は12時をさしていた。
『ガチャピンそろそろかえろうか!』2006-01-14 17:26:00 -
230:
◆IIQVZM1CgQ
車に乗る。
『ガチャピンホテルいってぃぃ?』
結局、体目当て??幻滅した。男はみんなそう!クラブで働いているときも『今晩○○万でどう?』『愛人契約むすばへん?』何度いわれたことか。。(お客さんとは寝なかったけど)2006-01-14 17:31:00 -
231:
◆IIQVZM1CgQ
『まだ付き合って1日もたってなぃし。。ごめんなさい。。』
『日にちなんか関係ないやん!俺は好きな女抱きたい!』強きにくる純ちゃん。
『そぅやけど。。』2006-01-14 17:33:00 -
232:
◆IIQVZM1CgQ
どぅしよ。。簡単に体を許してぃぃのか。。
純ちゃんに会う前、あたしは仕事をしていた。わけわからん人に抱かれた体。。。もぅ嫌や。。仕事のことなんか思い出したくない。もぅあんな仕事はしたくない。何もかも忘れたい。好きな男性に抱かれたい。。2006-01-14 20:46:00 -
233:
◆IIQVZM1CgQ
『わかった。。けどあたしアトピーやねん。。それでもぃぃ??』あたしはアトピー。仕事のときは他人やし電気消してるから気にしていなかった。
『俺は外見とかで判断しいひん!俺はおまえが太ろうがどうかわろうが好きな気持ちかわらん!おまえの中身が好きやねん!!』涙がでそうなぐらいうれしかった。たぶん中身であたしを好きになってくれた人は純ちゃんが初めての人だと思う。2006-01-14 20:50:00 -
234:
あたしは正直いって今までいい恋愛なんかしてきてない。恋愛で得たものはたくさんある。けど、あたしが今までしてきたのは恋であって、愛ではなかったと思う。
あなたに会うまで愛がわからなかった。あなたに出会って愛を知った。
2006-01-14 20:54:00 -
235:
『純ちゃんありがとう。』
『お礼言うことちゃうやろ?それが当たり前や!』
笑顔が自然とコボレル。自然に笑顔がこぼれるのは、幸せを感じるからなんだ。2006-01-14 20:58:00 -
236:
ホテル街に辿り着いた。
『ガチャピンどこがぃぃ?』
あたしは決めるのが苦手。かなりの優柔不断。『綺麗なところならどこでもぃぃよ!』
『んぢゃぁ、ここ綺麗そうやな。入るで?』2006-01-14 21:00:00 -
237:
『ぅん。。』
心の準備ができていない。。好きな人に抱かれるのはどれぐらいぶりだろう。。もしかしたら本当に好きな人に抱かれるのは今日が初めてなのかもしれない。2006-01-14 21:05:00 -
241:
『ここでぃぃよ。今日はありがとう。じゃあね。。』淋しい。。離れたくない。純ちゃんは束縛されるのが嫌だといっていた。あたしが離れたくないとか帰らないでとか言ったらこの関係はおわってしまう。だから言えない。
『明日電話するな!』
ドンっ。ドアを閉める。見えなくなるまで純ちゃんの車をみつめていた。2006-01-15 12:49:00 -
242:
名無しさん
切ないね? ぁたしも不倫... 気持ち凄い分かるかなり似てるカラ? 男も悪いでぇ
2006-01-15 14:35:00 -
244:
ベットに潜り込む。さっきまで一緒にいたあなたはいない。あなたに抱かれた感触が残っている。。あなたのぬくもりを思い出しながら眠りについた。
2006-01-15 15:02:00 -
247:
『ガチャピン何してるんや?』
飛田にいってるなんて口がさけてもいえない。
『トモダチんちにおる。』嘘をつくあたし。罪悪感で押しつぶされそうになる。2006-01-15 15:13:00 -
250:
『クラブ○○の橋本です。覚えていますか?今、年末にむけて女の子募集してるからどぅかな?前より待遇よくするし!』
夏ぐらいに体験で働いたことのあるキャバクラのボーイさんからの電話だった。純ちゃんと付き合ってから二週間。大好きな人、大好きな家族を裏切る毎日。そんなときに、神様があたしにチャンスをくれた。2006-01-15 15:24:00