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『二人の道』
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1:
◆l7RNcZ35uk
ねぇ大志…
私、結婚したんやで…
私将来の夢お嫁さんやったやん?んでさぁ大志がさぁ、『お前は年上のしっかりした奴と結婚する』って言ったじゃん?その通りになったよ。
あんたの夢はどう?
前に進んでいますか?2006-03-12 00:57:00 -
2:
◆eQFd3Q3v6c
「えっ?何?聞こえへんかった。何て?」
「ハァ…せやから別れたいねんて」
「はぁ?何で?冗談。私のどこが悪いねん!」
「性格。お前束縛しすぎ。マヂでウザイから」2006-03-12 01:01:00 -
3:
◆eQFd3Q3v6c
「ウザイのはお前やろ!こっちから別れたらぁ!アホ!」
…彼氏と軽く居酒屋に行って飲んで一瞬の出来事だった。
やっとの事で今日は久しぶりに遊んだのに…2006-03-12 01:06:00 -
4:
◆eQFd3Q3v6c
酔った勢いだった…
本間はめっちゃ好きやった。顔もごっつタイプやった。格好良すぎて彼を見る周囲の女の目線が大嫌いだった。だからいっつも不安やった。私より可愛らしい女はいくらでもいるから…とられてしまいそうで毎日恐かった。2006-03-12 01:10:00 -
5:
◆eQFd3Q3v6c
居酒屋を飛び出して来た私は少し期待した。
「本間ごめんて!マジで!」そう言って私を抱き締めてくれるかと思って後ろも振り向く事なくゆっくり歩いた。
歩いても歩いても彼は来ない…2006-03-12 01:13:00 -
6:
◆eQFd3Q3v6c
(本間に来ん気かあいつ…ふざけんな…)
私は勢い良く後ろを振り返った。
そこには彼の姿はなかった。
(マジで…)期待してたのにな…2006-03-12 01:17:00 -
7:
◆eQFd3Q3v6c
私と彼は本間にとうとう終わった。
(言うんじゃなかった…素直に誤ったらよかった。そしたらまだ付き合ってたはずなのに…私は自分で…)お酒のせいかみるみるうちに目の周りが潤んできた。2006-03-12 01:20:00 -
8:
◆eQFd3Q3v6c
酒のせいじゃない…
涙…
道端につっ立って涙を流した。
周りの通行人達は変な目で見てくる。
恥ずかしくなって道の隅に座った。2006-03-12 01:23:00 -
9:
◆eQFd3Q3v6c
しばらく座っていると…
「ねぇねぇ!!」
目の前で声がした。
(私?私に言うた?)
涙目が少し恥ずかしかったので前髪で目を少し隠しながら前を見た。2006-03-12 01:29:00 -
10:
◆eQFd3Q3v6c
2人の明らか私より年下の男だった。
すると一人の男が何を言いだすかと思えば「ユリア?」と聞いてきた。
「違う…」イヤイヤイヤ…
「マヂ?ごめん!人違いてした!」ユリアて誰やねん…みたいな…2006-03-12 01:36:00 -
11:
◆eQFd3Q3v6c
すっかりナンパかと思い少し期待した。
何やねん…人違いて!?
ユリアて誰?むっちゃ気になる。私に似てたんかな?ええなぁ〜ユリアは…
私に似てるくせに今から楽しい日を過ごすんやな…
羨ましっどーせならユリアと変わりたいわ…2006-03-12 01:40:00 -
12:
◆eQFd3Q3v6c
自分の中で「ゆりあ」と言う人物を頭で想像する事にした。
この時はすでに別れた彼の事なんか頭のどの辺りにもなかった。
2006-03-13 09:22:00 -
13:
◆eQFd3Q3v6c
まずは若いやろなぁ〜。。私は今年20を迎えた。さっきの男たちの身なりからして17、8やろし、きっと私よりオッパイもでかくて可愛くて細い!!絶対間違いないわぁ〜と想像しているうちになぜかへこんできた。
2006-03-13 09:25:00 -
14:
◆eQFd3Q3v6c
はぁ〜何で私はこんなんやねん…。。
「おぃッ!!」
若いってええなぁ〜
「おーぃ!!」
そぅ、そぅうちも今、目の前におるような男…!?
「無視!?おぃッて!」
2006-03-13 09:34:00 -
15:
◆eQFd3Q3v6c
(略)
「無視!?おぃッて!」2006-03-13 14:38:00 -
16:
◆eQFd3Q3v6c
「ええっ!!!!」
私はかなり絶叫した。
「ゆりあ」想像してたら目の前に男が居た。
しかも若い…
(また「ゆりあ」の男かよ…)そう思った私は立ち上がりその男に向かって言った。2006-03-13 15:18:00 -
17:
◆eQFd3Q3v6c
「私、ゆりあちゃうで!!」ムスッとした顔で私は自宅に歩きだした。
男はキョトンとしていた。(何なん?本間皆してゆりあって…ってかゆりあ誰やねんって?)2006-03-13 15:22:00 -
18:
◆eQFd3Q3v6c
ブツブツ言いながら歩く私の肩を誰かが叩いてきた。
後ろを振り向くとさっきのキョトン顔の男だった。
「何?」私は嫌そうな顔で男に言った。
するとその男は、
「ゆりあって誰ー?」と聞き返してきた。2006-03-13 15:33:00 -
19:
◆eQFd3Q3v6c
(イヤ、マヂ何こいつ…そんなん知らん女にいわれたなら流しとけばええやろ!わざわざそれ言うために呼び止めた訳!?)
キョトン男…
それが大志。これが私たちの出会い…2006-03-13 17:41:00 -
20:
◆eQFd3Q3v6c
「何でもないです」そう言って私はまた歩き出そうとした。
「あのさッ!!」また後ろから追い掛けてくる…
(しつこい…)
「何〜ナンパですか?私彼氏いるから!」私はまた振り返りとっさに彼氏がいると嘘をついた。2006-03-13 17:46:00 -
21:
◆eQFd3Q3v6c
すると男はかなりハッキリ私に言った。
「イヤイヤイヤ…何であんたみたいな女ナンパなんかせなあかんねん…」かなり嫌そうに言った。
はぁ?あんたって私の事やなんなぁ?あんたみたいなって…私みたいなって事!?2006-03-13 17:49:00