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パパ…

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  • 1:

    美佳

    名前は神田美佳
    今22歳
    美佳の22年間書きます…

    2006-03-09 07:22:00
  • 2:

    美佳

    1984年3月2日…天気は晴れ
    美佳は愛生病院で産まれた
    美佳には3つ上のお兄ちゃんが居る
    家族4人…幸せなはずだった…あの日まで…

    2006-03-09 07:26:00
  • 3:

    美佳

    『あんた…だまれって…誰に言うてんのっ』
    ママが怒って美佳のほっぺを叩いた。美佳はママを睨めつけ
    『うっざー死ね』
    そう言って自分の部屋に戻ろうてした時ママが小さい声で呟いた
    『ママの子じゃないのに…』さっきママに作ってもらったカルピスが手から滑り落ちて床に落ちて割れた。
    “えっ…ママの子じゃない”黙ってビールとおつまみを食べながら野球を見てたパパも“あっ…”って顔をしてた。

    2006-03-09 07:49:00
  • 4:

    美佳

    『ママの子じゃない?』
    『あんたはママが産んだ子じゃないねん』
    全く理解できなかった…パパは下を向いたまま…異様な空気の中テレビの野球だけが盛り上がってる。そこにサトル〈兄〉が帰ってきた。空気を読めないのはサトルだけ…『コップ割れてるやん』サトルは美佳の足の下に割れて散らばった硝子コップの破片を拾いはじめた

    2006-03-09 07:57:00
  • 5:

    名無しさん

    気になる-(*´艸`)

    2006-03-09 08:02:00
  • 6:

    美佳

    サトルを美佳は見ながら『サトルもママの子じゃないん?』と言う言葉にサトルは手を止めた『サトルも美佳もママの子じゃないパパの子』と何かを覚悟したようにあっさりママは答えた。美佳はママが好きだった。ママにはなんでも話せた。日曜日は友達よりママと2人だけで出かけた。美佳の目から大粒の涙が溢れ出た…そんな美佳を見てサトルが『どうゆうこと?』とみんなに聞き返した。黙って下を向いてたパパが『サトルも美佳もちょっと座り…ほらっママも…』そう言ってテレビを消した。聞こえるのは時計の微妙なカチッカチッ…って音だけ…

    2006-03-09 08:09:00
  • 7:

    美佳

    野球を見る時はパパは必ず首にタオルを掛ける。そのタオルを美佳に渡してきた。そしてパパは話しはじめた。
    体が弱かった本当のママは美佳が産まれて3時間後に亡くなった。パパは1人で育てよう!そう決めたけど実際は無理があったみたい。そこでベビーシッターを雇いサトルと美佳を育てた。そのベビーシッターがママ…美佳が2歳半ぐらいの時にはサトルも美佳もママをママと思ってたらしくママはベビーシッターを辞めサトルと美佳のママになる事を決めた。そして今にいたる…とパパは説明してくれた。

    2006-03-09 08:21:00
  • 8:

    美佳

    パパが話し終わる頃にはサトルも美佳も理解していた。静まり帰った部屋…時計のカチッカチッて音と美佳の泣く声だけが部屋に響く…みんな何を話していいか分からないだろう…沈黙が続いた。そして沈黙を破ったのは美佳。美佳は『しゃれにならん…ママと思ってたのに』そう言って自分の部屋に戻った。心配してサトルが部屋に来た『美佳ー。お前どーすん?俺…オカンもオトンも悪いと思わんわ。オカンはオカンって感じやわ』サトルが言いたいことは分かる。美佳も記憶ない本当の母親より今のママが美佳だけのママって思ってる。けど…

    2006-03-09 08:35:00
  • 9:

    美佳

    ママは本当のママじゃない…そう思うとなんか複雑な気持ちになってどうしたらいいか分からなくなる。サトルは別に何もなかったようにアクビをして自分の部屋に戻った。シーンとした部屋…パパとママの話し声が小さく聞こえる。部屋のドアを少し開けて話しの内容を聞いていた…そして“離婚…”そんな言葉がパパとママの間に行き交う…離婚と言う言葉をきっかけにパパとママは大喧嘩をしだした。美佳は黙って聞いてたらサトルが2人の間に割って入った。美佳はそっとドアをしめてベットに潜り込んだ。

    2006-03-09 08:45:00
  • 10:

    美佳

    サトルが割って入ってか静かになった。“トントンッ‐”誰かが美佳の部屋のドアをノックした『美佳ー話しあるからおいで』パパがドアの向こうで言った。みんなが居る部屋に行くとパパが『パパ達なー離婚するから美佳はどっちとおる?』『どっちって…そんなん選ばれへんわっ』本当に選べなかった…4人一緒に居たい…『美佳もパパとおり』ママが美佳に言った。“美佳も”って事はサトルも…じゃぁママは1人になるやん!美佳は『ママとおる…』と言った。パパは『美佳パパとおろや』と悲しい顔してた

    2006-03-09 08:56:00
  • 11:

    美佳

    美佳は首を横に振って『いい…ママとおる』それからパパの顔が見れなかった。きっと泣いてるに決まってるから…ママは『美佳はママの子やないでパパの子やで?本間にえーんやな』と念を押して聞き返してきた。美佳は首を縦に振った。そして家族がバラバラになった…パパは『女2人やから住みなれた場所がえーやろ』そう言って2人では広すぎる4LDKのみんなで過ごしたマンションをママと美佳のために残してくれた。最後にパパは『本間にママとおるんやな?』と聞いてきた。美佳は『うん…』と答えパパ達は出て行った…

    2006-03-09 09:06:00
  • 12:

    美佳

    みんなで過ごしたこの家に知らない男の人が頻繁に出入りするようになった。リビングでゴロゴロしてたら家の鍵が“ガチャッ”と勢いよく開けられて“ドスドスッ”と音を立てリビングの扉を開けてテーブルに鍵を投げた!
    “えっ誰…”美佳は怖くなって怯えてるとその男は煙草に火を付けた。そして美佳に『灰皿どこやった?』と聞いてきた。気管が産まれつき弱い美佳は煙を吸っただけで咳が出て息ができなくなる。だからパパもママもサトルも誰も吸ってなかったから灰皿なんかこの家にない!美佳は怯えながら『灰皿はない』と答えた

    2006-03-09 09:46:00
  • 13:

    美佳

    その時ママが帰って来た。リビングに入るやいなやママは美佳の目の前でその男とキスをした…そんな行為が敏感な時期の美佳はどうしていいか分からずママ達から目が離せなかった。そんな美佳にママは気付き『美佳〜帰ってきてたん』と美佳を抱きしめた。今までとはちがうママの格好…ママからはとてつもない香水の臭いがして思わずむせた。そしてママはおもむろににかばんから財布を取出し美佳に3万円を手渡し『ごはんでも食べといで』と言った。まるで邪魔だっ!って言われてるみたいだった。

    2006-03-10 07:09:00
  • 14:

    美佳

    美佳は3万円をポケットに入れてマナミに電話して近くのコンビニで待ち合わせをした。マナミと合流してマナミが『美佳さーツトムとかヒロセ覚えてる?』忘れる訳ないよ…中学が一緒で悪かった奴達なのに…『覚えてるよ…なんで?』『さっきまで一緒におってん!あれやったら遊ぼや』遊ぶって…中学の時美佳は対してしゃべったことがない奴達…無理…そんな美佳をよそにマナミは美佳の手を取りいつもたまってるあき地に連れてった

    2006-03-10 07:21:00
  • 15:

    みか

    楽しみにしてまぁ??

    2006-03-11 16:51:00
  • 16:

    名無しさん

    楽しみ

    2006-03-12 22:48:00
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