-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
愛と時効。神様〜私をお許しください。
-
1:
ひとみ
2月22日。火曜日。ゆうちゃんに「別れて」って言われた。
2006-03-02 17:38:00 -
261:
ひとみ
《ゆうちゃん…?》
確かにそれはゆうちゃんだった―。
どこを探してももう姿は無い―。
そして消える直前
“早く行き”そう言ったのが聞こえた。2006-03-04 02:59:00 -
262:
ひとみ
私は真っすぐ前を見て光の中へと走った。
《ゆうちゃん。ゆうちゃん。ゆうちゃん。逢いたい。ゆうちゃん――。》2006-03-04 03:01:00 -
263:
ひとみ
「…っとみ!ひとみ!」
わたしの名前を呼ぶ声で目を覚ました――――。2006-03-04 03:03:00 -
264:
ひとみ
私は夢を見ているのかと思った。
私を心配そうに覗きこむその人…。
ゆうちゃんだった―。2006-03-04 03:06:00 -
265:
ひとみ
私は病院のベットで寝かされていた。
「ゆうちゃん…逢いたかったよ。」
2006-03-04 03:07:00 -
266:
ひとみ
「俺も…俺も逢いたかった。」
初めてゆうちゃんが泣いているのを見た。
「あたし生きてるねんで。泣かんといてよ。」2006-03-04 03:09:00 -
267:
ひとみ
本当はあたしも泣きたかった―。必死で笑顔を作るけどひきつってうまく笑えんかった。ゆうちゃんの顔を見たら今にも涙がこぼれ落ちそうやった―。優しいゆうちゃん。大好きなゆうちゃん―。
2006-03-04 03:12:00 -
268:
ひとみ
「ひとみ…ごめんな。ごめんな…」
ゆうちゃんはあたしの手を握り、涙を流しながら謝った―。
あたしの手には包帯が巻かれていた。リストカットの後を隠すかのように…。
「今度こそ俺が」2006-03-04 03:20:00 -
269:
ひとみ
「今度こそ俺がひとみの事守るから。」
私は小さく頷いた。
「ゆうちゃん―。もう離れたくないよ。」2006-03-04 03:22:00 -
270:
ひとみ
ゆうちゃんは真っすぐに私を見て言った。
2006-03-04 03:25:00