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NO1
-
1:
777
「いらっしゃいませ」2005-06-14 11:40:00 -
2:
777
広いフロアーに所せましと並べられた、繊細な作りの特殊ガラスの変わったデザインに、それにピタリとしたデザインのソファがずらりと並ぶ。カラオケは置いてないので巨大なスクリーンにホスト紹介の映像が流れる。オーナーの心意気とセンスが光るその空間、その店の名前は「水」。
2005-06-14 11:54:00 -
3:
削除削除されますた
あぼ~ん -
4:
名無しさん
禿げ
2005-06-14 14:17:00 -
5:
777 ◆5O.MmWydQc
綺麗な流行り最先端の色と毎日プロ並にきれいにセットされてる髪に、調った眉毛、何とも言えない美しい程きれいな瞳、カッコイイ鼻、そして色気のある唇。声は酒にやけてハスキーで甘い声。まるでモデルかと思う程のスタイルに、ぱりっとスーツを着て、タバコを吸う。
2005-06-14 16:33:00 -
6:
777 ◆5O.MmWydQc
名前はソラ。オーナーが直々にスカウトして大事に大事にしてる。入店してわずか半年たらずでソラは、トップにたった。 特別色じかけで指名確保してるわけでもなんでもなく、ソラは本気で一人一人を大切にしている。連絡はとにかくマメで、気の利いた言葉がサラっと言えるのも人気のひとつだ。誰かの口座の枝に頼る事もなかった。ただ、噂が噂を呼んでソラの名前だけこの街から広がりだし、今では電波を通して暴走しているのだ。
2005-06-14 16:41:00 -
7:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは、天狗になる事もなかった。それも人気のひとつだ。ただ無邪気に笑い、素直に怒ったりもするし、正直すぎるところもある。他のホストには絶対できない自然な気配り、自然な言葉。一度会えば必ずするすると惹かれていく。
2005-06-14 16:46:00 -
8:
777 ◆5O.MmWydQc
〔貴女も一度夢の世界へ・・・〕
プチッ。テレビのスイッチを切った。タバコの煙が天井へゆっくり流れた。「なにがソラだよ!たかがホストにこんなゴールデンに二時間特集しちゃってさ!どうせ整形か何かだろ?」2005-06-14 18:40:00 -
9:
777 ◆5O.MmWydQc
「ジュリ、ブラ借りるね」ジュリ「紫苑のサイズと私のサイズ違うじゃん」 全身鏡の前で、紫苑は私のブラを着けた。紫苑「チッサイ・・・」ジュリ「なら自分の着けろよ。」
2005-06-14 18:45:00 -
10:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑はそのまま黒の華奢なワンピースを着た。
紫苑「あたしの矯正下着だからダメなの!今日が勝負なんだから」紫苑は普段とはまるで別人。普段の服装からしたらかなり気合入りまくり。2005-06-14 18:50:00 -
11:
777 ◆5O.MmWydQc
ジュリ「めがね君か?今日の相手」紫苑「そうだよ。めがね君からさらっと100はいただかないとね」紫苑はDiorのグロスを塗って、たくさん並ぶ香水から一つ選んで体に振りかけた。ジュリ「まぁごくろうなことで。せいぜいめがね君に夢でも与えてやれよ」
2005-06-14 18:55:00 -
12:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「かしこまりぃ(笑)んじゃ行ってくるね」紫苑はそう言って家を出ていった。
2005-06-14 18:56:00 -
13:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ
2005-06-14 19:22:00 -
14:
名無しさん
さ
2005-06-14 20:43:00 -
15:
777 ◆5O.MmWydQc
??ブーン??ブーン。「はい」『ソラ?モーニングコールだよぉ?』目覚めにこのアニメ声はきっついなぁ?
「ほなみありがとう?今起きたよ、じゃあ用意するから」寝起きは声がガラガラだ。『じゃあね』携帯を切って、上半身だけ起こして頭をかきながらあくびした。2005-06-16 11:47:00 -
16:
777 ◆5O.MmWydQc
「ん・・・っ・・・ソラ・・・」隣で眠っていた桜が目覚めた。桜「ねぇ、ぎゅってしてぇ・・・」ソラ「おはよ?」起こした体を倒して桜を抱きしめた。桜がソラの鎖骨にキスを何度かするとソラが桜のおでこと、ほっぺと、鼻先にキスをした。
2005-06-16 11:54:00 -
17:
777 ◆5O.MmWydQc
月明かりが部屋を静かに照らす。透き通るような白いきめ細かい桜の肌が青白く光る。桜「おはよ?」ソラ「今日休みなんだからゆっくり寝てなよ」桜「ううん?ご飯つくる」ソラが起き上がってベットから出ようとする桜を抱きしめてベットに押し倒して熱いキスをした。桜「ぁっ・・・だめっ・・・ご飯作るのっ」桜は自分の胸をいじるソラの手を払ってベッドから出た。
2005-06-16 12:05:00 -
18:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「たまには俺が作るよ?いつも仕事で疲れてるのに作ってくれてんだから」桜は下着を着けないまま、さらっと部屋着を着て、黒いストレートの髪をヘアクリップで止めて、キッチンに行った。月明かりだけで照らされていた部屋に電気の光が照らされた。
2005-06-16 16:21:00 -
19:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは営業メールをしていた。キッチンからいい匂いと桜が野菜を切る音が聞こえる。桜「早くお風呂入っておいで?お湯入れたから」桜が寝室の電気を付けてそう言った。ソラはボクサーパンツ一枚でベットから出て、ソラ「一緒に入ろう」と桜にキスをした。桜「だめ。ご飯作ってる途中だから」
2005-06-16 16:26:00 -
20:
名無しさん
ほうほう?
2005-06-16 16:27:00 -
21:
777 ◆5O.MmWydQc
そう言ってキッチンに行った。ソラは少し微笑み、そのままお風呂へ行った。
2005-06-16 16:28:00 -
22:
777 ◆5O.MmWydQc
桜とソラは同棲している。業界用語で本彼というやつだ。付き合って2年、同棲しだして1年。
桜は、ソラの店の客でもない。桜はパン屋で働く普通のごく普通の女だ。流行りの服装もしなければ、髪も今時めずらしい黒で、体型はまぁ少し細いくらいで、抜群のスタイルでもなんでもない。2005-06-16 16:32:00 -
23:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラと桜の出会いは普通。桜が働くパン屋の常連客だったソラは、普通な桜に何故か惹かれた。そして桜もソラにひそかに惹かれていた。ソラはモテるからまぁ当たり前なんだけど、とにかくソラから告白して・・・まぁ今にいたります。
2005-06-16 16:36:00 -
24:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「あのね、ソラ・・・」ソラがご飯を食べてる時、桜がテーブルのソラの向いの椅子に座って深刻そうに言った。ソラ「ん?どぉした?」
桜「ソラの店行ってみたい・・・」ソラはびっくりして、はしをとめた。ソラ「店って、うちの店?」桜はコクりとうなずいて2005-06-16 19:05:00 -
25:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「やっぱ・・・だめ?ホストとか私行った事ないし場違いかな・・・」ソラ「急にどうしたの?今までそんな事なかったからびっくりした・・・」桜「ソラが仕事してるの一度くらい見たいなぁと思って。明日も休みだから・・・」
2005-06-16 19:07:00 -
26:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「・・・俺が女の子と仲良く話したりするの見ても大丈夫?仕事上仕方ないけど」桜「大丈夫だよ?」ソラ「彼女って事は従業員にも秘密・・・あっマスターにだけは伝えておくか・・・あと、俺付かなくてもいい?ばれたら客へっちゃうからさぁ」桜「ちょっとは付く?」ソラ「そりゃ付くよ?けどちょっとだけ。」
2005-06-16 19:12:00 -
27:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「いくらくらいするの?」ソラ「金は心配しなくていいよ?好きなもの勝手に飲んでていいから。新規だから従業員には適当に焼酎おろして飲ませてればいいから」
2005-06-16 19:16:00 -
28:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「一緒に行こっか?用意してきなよ」桜「うん?服装どうしたらいっかなぁ?」ソラ「せっかくだし、前プレゼントしたワンピース着てよ?」桜「化粧とかは?」ソラ「いつもどおりでいいじゃん。俺化粧してるのきらいだし、いつもどおりでいいよ」桜は用意しに違う部屋に行った。
2005-06-16 19:22:00 -
29:
777 ◆5O.MmWydQc
桜は、ソラから前プレゼントされた清楚で少し流行りをとりいれたデザインのワンピースに、少し化粧して、ワンピースと一緒にプレゼントしてもらった華奢なデザインのサンダルをはいた。いつもより桜は垢抜けていて芸能人並にかわいらしい。ソラは、その姿を見てドキドキした。ソラ「めちゃめちゃ可愛い!すげぇ可愛いよ?」桜「ありがとう?何か恥ずかしいなっ・・・」ソラは桜を抱きしめた。
2005-06-16 19:38:00 -
30:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはスーツに着替えた。ドルガバの黒のきれいなデザインのスーツに、フランクミューラーの時計と白いTシャツを合わせて、ベルトもスーツに合わせてドルガバにした。髪はワックスで少しかためて流した。
2005-06-16 19:42:00 -
31:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「行こうか。車で行く?タクシーがいい?」桜「どっちでもいいよ?」ソラは大理石の床で出来た玄関で少し悩んで、「せっかくだし、店までまだ一時間くらい時間あるしドライブしてから行こうか?」そう言って、車のキーを取って二人で家を出た。
2005-06-16 19:46:00 -
32:
777 ◆5O.MmWydQc
車ではお客さんに見つかったらだめなので桜は後ろに乗った。ソラの携帯は鳴りっぱなしで、桜と会話してる時間なんて全くなかった。桜は、文句ひとつ言わず流れる景色をただ見ていた。フルスモークだから桜の姿は外からは見えないのだ。
2005-06-18 01:15:00 -
33:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「桜ごめんなぁ・・・退屈じゃないか?」ソラが運転しながらそう言った。桜「大丈夫だよ。一緒にいれるだけで幸せだし」ソラ「桜は本当に可愛いよなぁ・・・今度連休とるから旅行行こうか」桜「うん?」
2005-06-18 01:20:00 -
34:
777 ◆5O.MmWydQc
クラブ「水」
2005-06-18 01:21:00 -
35:
777 ◆5O.MmWydQc
「マスター!ソラ電話出ないよ?!」愛はそう言って席ですねた。店は開店して二時間近くたって満席に近い状態でソラの客は6組来ていた。まだソラは出勤してもいないのに・・・。マスター「もう来るから?」すねる愛をなだめる。
2005-06-18 01:32:00 -
36:
777 ◆5O.MmWydQc
愛はセクキャバで働いてる。かなりの常連客。
見た目は太っていてお世辞でも可愛いとは言えない。2005-06-18 03:53:00 -
37:
777 ◆5O.MmWydQc
「いらっしゃいませ!!」ホスト達が大きな声でそう言った。ソラと桜が店に入ってきたのだ。ソラの客は初めて見る桜を見てかなり動揺した。
2005-06-18 03:56:00 -
38:
みさと
見てるので頑張って書いて下さい?
2005-06-20 17:19:00 -
39:
777 ◆5O.MmWydQc
けど客は桜の外見を見てすぐ安心した。何故ならソラが表上伝えてある好みのタイプでは全くなく何より桜みたいな地味な女に惚れるわけがない。みんなそう思った。
2005-06-21 08:15:00 -
40:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは緊張しだしていた。桜は、こういう世界を初めて経験するわけで、案内された客からあまり見えない隅の席でソワソワしていた。
「いらっしゃいませ!」席についてすぐに従業員が桜の席に座った。ソラは「ちょっと待ってて」と桜に耳打ちした。2005-06-21 08:19:00 -
41:
777 ◆5O.MmWydQc
桜は笑顔でうなずいた。ソラは席から姿を消して、桜と従業員が二人きりになった。「始めまして!たくやです!」それは新人のたくや。
桜「始めまして?」桜は笑顔で答えた。2005-06-21 08:23:00 -
42:
777 ◆5O.MmWydQc
たくやが少し話してると、マスターが急いでやってきて、「たくや3番行ってきて」と指示してたくやを席からはずした。マスター「始めまして?今ソラから聞いたよ?僕がマスターです?」桜「あっ、こんばんわ?桜と申します?」マスター「桜ちゃんかぁ、よろしくね!あっ、何かオーダーしよっか?どうしよ、何が飲みたい?」
2005-06-21 15:16:00 -
43:
777 ◆5O.MmWydQc
するとソラが急いで戻って来て桜の隣に座った。桜「あっ、ソラ何飲む?何かおすすめは?」ソラが優しく微笑んで、「何かボトルおろしておこっか?また来た時飲めるしね?」その姿を見てマスターは微笑んで
2005-06-21 15:21:00 -
44:
ぁぃ
ぉもろぃ?ぁげ???
2005-06-25 01:08:00 -
45:
?
???
2005-06-25 16:59:00 -
46:
777 ◆5O.MmWydQc
マスター「俺からの祝いだ」と言い、ボーイに耳打ちして、店にある一番飲みやすいブランデーのコルドンブルーをテーブルの上に置いた。マスター「コルドンブルーいただきましたぁ!」とマスターが大声で言うと店にいた大勢の従業員は
「ありやぁぁっす!」と叫んだ。桜はブルーがいくらするとか全く分からないまま驚いていた。ソラ「マスター?!何やってるんすか?!」マスターはボトルの封を破りながら、マスター「ソラと彼女さんへプレゼントだよ・・・他のやつには彼女だって事も内緒だろ?」2005-06-25 17:42:00 -
47:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは少しとまどった後、マスターからの気持ちだから頂いておこうと桜に言ってマスターに御礼を言った。マスター「桜ちゃん、ソラは桜ちゃんの前では普通の男かもしれないが、この店ではトップなんだ。場合によっては桜ちゃんが考えてる以上の事もしなければならない」桜「はい」ソラは黙って聞いていた。
2005-06-25 17:46:00 -
48:
777 ◆5O.MmWydQc
マスター「ソラから桜ちゃんの話は何度か聞いていたけど想像以上に素晴らしい女性だという事が分かったから安心したよ・・・。これからもソラをよろしく頼むね。こいつのたった一人の理解者でいてくれな」
2005-06-25 17:49:00 -
49:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「はい」ソラは店内を見渡した。広すぎてあまりよく分からないが大体自分の口座客がどこに居るか認識して、ソラ「マスター、俺自分の口座のとこ回ってきます。桜、楽しんでな?もしオーダーしたかったりお腹すいたりしたら好きにしていいから」桜「うん?」
2005-06-25 19:47:00 -
50:
名無しさん
続き楽しみにしてます。
2005-06-26 04:19:00 -
51:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラが立ち上がって店内を歩きだすと口座客はそわそわしだす。自分の席に来るかどうか期待するのだ。ソラはそれだけじゃなかった。新人ホストからも憧れられていて、みんな視線を送る。いわば店内ほとんどの人間がソラをちらちら見る状態だ。
2005-06-26 13:45:00 -
52:
777 ◆5O.MmWydQc
広い空間でもソラはしっかり目立つ。ソラだけが歩いたりしてるわけじゃなく、移動中のホストやトイレに行く客や席に戻る客、オーダーを運ぶボーイ席を見てホストに指示をだすチーフがいる中でもソラは目立つ。
2005-06-26 13:49:00 -
53:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑とめがね君はある巨大ビルの一番最上フロアーにいた。めがね君の持っているビルで、最上フロアーはまだどこの会社にも貸していなく、だだっ広い空間に、めがね君と紫苑がいる。明かりは月あかり。めがね君が紫苑との時間を誰にもじゃまされたくなくて貸さずにいるのだ。
2005-06-26 14:05:00 -
54:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑が華奢なピンヒールのサンダルで、ゆっくりめがね君に近づいて行く。歩く姿を意識して色っぽく歩く。その足音がフロアー内に響き渡り、めがね君はぞくぞくした。そして、にっこり笑顔を作りながら、めがね君の前に立ち、片手をそっとめがね君の胸元に置いてスゥーッと鎖骨あたりまで指でなぞるようにした。
2005-06-26 14:10:00 -
55:
777 ◆5O.MmWydQc
めがね君は紫苑の胸の谷間に目がいった。紫苑はたくらみ笑顔を一瞬見せてから、また普通の笑顔に戻った。そして色気声で
紫苑「ねぇ。今日で一ヶ月だね・・・私達が巡り会って」片手で鎖骨と胸の間をなぞり、もう片手はゆっくりめがね君のふとももあたりをなでた。めがね君は理性をたもつのでいっぱいいっぱい。2005-06-26 14:33:00 -
56:
777 ◆5O.MmWydQc
めがね「あぁ・・・そう・・・だね・・・」めがね君の手が少しずつ紫苑の体に触れようとする。紫苑は、唇をめがね君の唇に近づけてめがね君を見つめた。
2005-06-26 14:37:00 -
57:
777 ◆5O.MmWydQc
そして
「お好きなように・・・」「酔い過ぎだよ?大丈夫?」「ソラさん俺ツメしぼもってきます」そう言ってヘルプの新人がいそいで席を立った。ソラ「愛?あぁい?」ソラが愛を見つめた。愛「好きなものおろしていいよぉ?飲みたい気分なのぉ」2005-06-26 14:44:00 -
58:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはため息ついて、愛の頭を撫でて微笑んだ。ソラ「俺は飲みたくないよ?愛なんかやけ酒してるだろ?やけ酒に付き合うつもりはない」愛は少しすねて上目使いで、愛「だってぇ・・・ソラすぐどっか行くじゃん!」
2005-06-26 21:57:00 -
59:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「おろしたって席は移動するさ分かるだろ?仕事なんだ」愛「ソラは愛の事・・・」愛はいつもの口癖を言いかけた。ソラハアイノコト スキ?
ソラ「・・・愛は俺のどこが好きなの?」愛「質問に答えてよ!」ソラ「・・・はぁ・・・仕事の邪魔しない、いい子にしてる愛なら大好きだよ」愛は少し悩んで笑顔で、愛「分かった。愛は頑張るね!」2005-06-26 22:06:00 -
60:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは愛の席を10分着いたくらいで席を立った。ソラ「愛。また後で来るから」愛「分かった?頑張って!」愛の席をあとにして次はキャバ嬢のりさの席へ向かった。席に向かう途中桜の事が気になり、遠くにいる桜の席を見た。桜はマスターと楽しくしてるようだった。
2005-06-27 02:36:00 -
61:
名無しさん
まゆのしおり
2005-06-27 04:08:00 -
62:
?
???
2005-06-27 06:57:00 -
63:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラの視線に気付いたのは、NO2 の蓮だ。蓮は桜の席の二つ隣に座っていて、桜を見た。(新規の客かなぁ?けどマスターがずっと着いてるって事は・・・・・・まさかなぁ・・・ソラさんの趣味じゃなさそうだしまぁ気のせいだろ・・・)
2005-06-27 09:34:00 -
64:
777 ◆5O.MmWydQc
「どいつもこいつもダルい・・・」
紫苑の足元には気絶しためがね君がいた。紫苑は髪をかきあげて、めがね君を見下ろし、紫苑「あたしとやろうなんて100万年早いっつうの・・・」そう言ってしゃがみ込んでめがね君のスーツの胸ポケットから財布を取りだし現金だけぬいて財布を戻した。紫苑「めがね君あたしのお買い上げ100万で・・・ありがとう?」紫苑は札束にキスをした。2005-06-27 09:44:00 -
65:
777 ◆5O.MmWydQc
そして小さなポーチから、口紅のケースのようなものを取りだしめがね君の元へまた行き、紫苑「あなたが私と出会って今まであった事は全て夢だったのよ」そう言って、めがね君にそのケースのようなものからスプレーを出しふりかけた。
2005-06-27 09:52:00 -
66:
777 ◆5O.MmWydQc
そしてそのケースのようなものをフロアーの真ん中にスプレーを出したまま置いて、違う靴に履き変えてフロアーを出た。そしてそのまま屋上に行き、指先に貼った指紋テープをゆっくりはがし、ポーチに入れた。きらきら輝く夜景が紫苑の瞳に映る。
2005-06-27 09:57:00 -
67:
777 ◆5O.MmWydQc
ポーチから携帯電話を取りだし、メモリーをスクロールし通話ボタンを押した。その時後ろから、「見ぃつけたぁ」と女の声がしたので紫苑は慌てて電話をきり振り返った。屋上の出入口の扉の前に黒いスーツの女が立っていた。紫苑「・・・ヤバイ」紫苑は少しずつゆっくり後退りしようとした時、
2005-06-27 23:57:00 -
68:
777 ◆5O.MmWydQc
「あなたとジュリは特殊なのよ?!分かってる?」紫苑「あたしだって前までは普通だったじゃない?!あんた達のせいで・・・普通じゃなくなっちゃったのよ?!」紫苑はポーチからある物を出そうとした瞬間。
パーン。 女が一発打った。紫苑は慌ててシールドをはったが勢いでビルから落ちて行った。紫苑は風を利用してポーチから出した物を背中につけてボタンを押した。2005-06-28 00:17:00 -
69:
777 ◆5O.MmWydQc
「ソラ今日はありがとう楽しかった?」愛とソラは店の外からタクシー乗り場まで歩いていた。ソラ「気つけて帰ってな?・・・あっ、あとさっきの話おもしろかった」愛「あぁ・・・もう一つの地球の話?・・・時間と時間の交わり方で時々もう一つの地球からこの地球にまぎれこんじゃう事があるってやつ」
2005-06-28 00:21:00 -
70:
ぁぃ
ゴメンなさぃ…紫苑って人誰ですか??
2005-06-28 02:42:00 -
71:
名無しさん
場面が入れかわってるんやよ!桜とソラの話と紫苑の話と。いずれ交差していくんだよ。
2005-06-28 05:01:00 -
72:
名無しさん
凄い?プロみたぃ?ってか777さんてァゥトサィド書ぃてた人ょね?
2005-06-28 06:39:00 -
73:
777 ◆5O.MmWydQc
ハジメマシテ。
読んでる方どうも。私は、このスレで初めて小説カキコミしてます。OutSIDEは書いてありません。2005-06-28 09:19:00 -
74:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「そう!それ?また聞かせてよ」愛はタクシーに乗り窓を開けた。愛「自分にそっくりな人がいるみたいだよもう一つの地球では?またメールする」ソラ「了解?」走り去るタクシーに手を振って見送る。
その時、「わぁぁぁ!上から何か落ちてくる!」「何だあれ?!」回りにいた人が騒ぎ出した。大きい通りを走る車も止まり出した。2005-06-28 13:19:00 -
75:
777 ◆5O.MmWydQc
みんなが指差した方を見た。それはソラの頭上だった。黒い物体がすごい勢いで落ちてくる。
ソラ「・・・まじかよ・・・」ソラは走って逃げようとしたその時、ソラのすぐ上で一瞬透明の壁のようなものができてそこから物凄い風が吹き、ソラは吹き飛ばされた。2005-06-28 13:23:00 -
76:
777 ◆5O.MmWydQc
物凄い激突音が街のあらゆる壁にぶつかり音が反響した。ここは都会のど真ん中。遠くからパトカーの音が響き渡り近づいてくる。みんな落ちた所にできた物凄い陥没した道路を恐る恐るのぞきこもうとした。ソラはたまたま送りだしに来ていた同じ店のホストに体を起こされた。
2005-06-28 13:32:00 -
77:
777 ◆5O.MmWydQc
「ソラ大丈夫か?!」ソラ「・・・っいってぇ・・・一体何だよ・・・ごめん」ホストに肩を借りてソラは立ち上がった。周りのすごい人の数にソラはびっくりした。そこにパトカーが車と車の間を通って陥没した近くに停めて二人出て来た。
2005-06-28 13:58:00 -
78:
777 ◆5O.MmWydQc
「危ないから下がって!」一人の警察官が周りの人を陥没したところから離してもう一人がパトカーに戻り無線で会話していた。ソラ「あきらさん、見た?」あきら「いや・・・俺が来た時は見えなかった・・・お前見た?」ソラ「黒いでっかい物に見えたけど・・・」
2005-06-28 14:02:00 -
79:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は、背中に張り付けたボタンを押して羽根を広げた。紫苑「ダメだ!風が強すぎる!!!」羽根は片方風の抵抗が強すぎて飛んで行った。紫苑は頭から落ちていく。紫苑「そうだ・・・風と気を利用すれば衝撃ふせげるかも?!」そして逆さまになりながら地面の方に向かって気泡をだしつづけた時一瞬物凄い光って・・・紫苑「えっ?!」2005-06-28 14:10:00 -
80:
777 ◆5O.MmWydQc
みた事もない景色が視界に入ってきた。紫苑「見られたらやばい!」紫苑は背中を下に向けて落ちた。そして気をためて衝撃する寸前に思い切りシールドと気泡をだした。
2005-06-28 14:15:00 -
81:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「・・・うっ・・・」落ちた衝撃は幸いにも防げた。ものすごい巨大な気泡がクッションになったからだ。背中につけていた羽根が気付いた時には体の上に被さっていた。衝撃でできた穴は深さ5メートルくらいだろうか、羽根からできた隙間で紫苑は上を見上げると赤い光がぐるぐる回っているのと物凄い人だかりの声。
2005-06-28 17:09:00 -
82:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「とにかく逃げなきゃ・・・」紫苑はポーチからごそごそと何か探していた。
「何が落ちて来たか見た人いますかぁ?」警察官が周りの人に聞く。急遽応援に来た四人の警察官が穴をライトで照らす。「何なんだ?・・・ん?黒い・・・羽根?」「・・・ほんと・・だ・・・羽根だ・・・しかもでかいぞ・・・」警察官がライトを四つ羽根に照らし話し込む。2005-06-28 17:17:00 -
83:
777 ◆5O.MmWydQc
その時。
ブルルル・・・ブルルル・・・ソラ「あっ、あきらさん店戻らないと・・・」ソラは通話ボタンを押した。ソラ「マスターすいません。ちょっと事故に巻き込まれて・・・」マスター『事故?!大丈夫か?!』ソラ「あっ、はい。あきらさんに手助けしてもらいましたんで、すぐ戻ります」2005-06-28 17:24:00 -
84:
777 ◆5O.MmWydQc
あきら「おい、見てかないのか?」ソラ「どうせ明日のトップニュースになるし、仕事第一です」あきらは一度陥没した所を見て、ソラを見た。あきら「了解!」
2005-06-28 17:48:00 -
85:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラとあきらが歩き出した時、警察官が叫んだ「うわぁぁぁ!何だこれ?!」一人の警察官の体に何か液体のような物がかけられた。それを見た周りの警察官が「みなさん逃げてください!」と叫びだし、いっせいに人が逃げ出した。
2005-06-28 17:53:00 -
86:
名無しさん
?シォリ?
2005-06-28 18:13:00 -
87:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラとあきらは立ち止まったままというより体が硬直した。逃げ走る人達と後退りしながら銃を構える警察官。無線で応援を要求する警察官が視界に入る。あきら「なぁ、ソラ」ソラ「はい」あきら「お前あれ何だか分かるか?」ソラとあきらは目の前に広がる光景に固まってしまった。
2005-06-28 18:53:00 -
88:
777 ◆5O.MmWydQc
警察官が銃をいっせいに構えながら叫ぶ先に、陥没した穴から女が出て来た。「止まりなさい!」女は聞く耳持たずで警察官に近づく。ソラ「映画の撮影っすかねぇ・・・」あきら「ばかっ!どこにもカメラなんてねぇだろ!」
2005-06-28 18:58:00 -
89:
777 ◆5O.MmWydQc
「君達早く逃げろ!」警察官がソラとあきらに気付き叫んだ。
「ここ、どこ?何でこんなに銃構えた人達が私を囲んでるの?」紫苑は訳も分からず警察官を見回した。「止まれ!」紫苑「ここどこ?」紫苑はそう言って近づこうとした時2005-06-28 19:03:00 -
90:
777 ◆5O.MmWydQc
一人の警察官が慌てて発砲した。街中を銃音が響き渡る。
紫苑は片手を挙げてシールドを作った。銃弾は紫苑の作ったシールドに当たりゆっくりアスファルトに落ちた。紫苑「あんた達一体何?!いきなり何すんの?!ここどこ?!」2005-06-28 19:09:00 -
91:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラとあきらは一部始終見て震えた。ソラ「・・・・・・あの子きれいな顔してる・・・」あきら「まじ意味ワカンネェ・・・なんで玉が地面に落ちたんだ・・・?ソラ・・・逃げよう・・・」あきらはそう言ってふらふらしながら走り去った。ソラも急いで後を追い掛けようとした時、何発も銃音がして振り返った。2005-06-28 19:17:00 -
92:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラの視界にはまるで映画でも見てるかのように映っていた。周りには誰もいなかった。次から次へとかけつけるパトカーの音と銃音と警察官の騒ぎ声と赤く光るパトカーのライト。そして警察官がソラに近づき忠告した。「君!早く逃げなさい!」警察官がソラの腕を思い切りひっぱってその場から離そうとした。
2005-06-28 19:56:00 -
93:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「ダメだ・・・次々増えてくる?」紫苑は動けないでいた。シールドを自分の体を包むようにはり、警察官に何を言っても無駄な事が分かり、ポーチからリップケース型のものを取りだしボタンを押して警察官に向かって投げつけた。リップケースの先端から白い煙のようなものが吹きでてきて、それを見た警察官達は爆弾かと勘違いして逃げた。2005-06-28 20:01:00 -
94:
777 ◆5O.MmWydQc
そして紫苑はサングラスのような物をつけた。紫苑「ばぁか、目くらましだよ(笑)」
次の瞬間街中を物凄い光が街中を光らした。警察官は叫ぶ。2005-06-28 20:03:00 -
95:
777 ◆5O.MmWydQc
カッカッカッ・・・光りの中を紫苑は走りだした。その時、ソラの姿に目がいった。―彼は、こいつらと違う服装だし・・・彼を連れて行けば何か分かるかも!
そう思い、ソラの前まで行き、ソラの腕を掴んだ警察官に気泡を打ち、ソラの腕を掴み走り出した。気泡を受けた警察官は弾き飛ばされアスファルトの地面に強く背中を打った。2005-06-28 20:50:00 -
96:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはさっきの光りで目をまだ開けれずにひっぱられるまま走らされた。 ソラ「何なんだよ一体?!」紫苑はとにかく走る。ビルとビルの間にとりあえず入ってしゃがんだ。ソラはまだ目を開けない。紫苑はソラの腕をひっぱって、無理矢理しゃがませた。紫苑「もう開けても大丈夫よ・・・」紫苑は息をきらしながら、外をちらちら見ながらそう言った。
2005-06-28 20:56:00 -
97:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはゆっくり目を開けたがまだ視界に光りの後がちかちかして変だった。それよりも紫苑の姿にびっくりして立ち上がろうとしたが紫苑に腕をひっぱられ、またしゃがんだ。紫苑「・・・ここ・・・どこ?」ソラ「は?」紫苑はポーチから慌てて携帯電話を出しながらそう言った。ソラ「あんたこそ何者だよ?あんた落ちて来ただろ?空から」紫苑はメモリーをスクロールしながら、紫苑「いいから!ここどこって聞いてるの?!」ソラに怒鳴り付けた。
2005-06-28 21:02:00 -
98:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「よかった・・・電波は入るみたい」ソラは紫苑を不思議そうな顔で見た。ソラ「あんた、落ちて来たのに何で怪我してないんだ?」紫苑は聞く耳もたずで電話しだした。紫苑「繋がってる・・・よかった・・・」ブルルル・・・ブルルル・・・ソラのジャケットの胸ポケットで携帯電話が光りバイブしてる。ソラは、画面を見て電話に出た。ソラ「はい」すると紫苑がびっくりしてソラを見ながら、紫苑「何であんたにつながるわけ?」
2005-06-28 21:07:00 -
99:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「こっちのセリフだよ・・・」紫苑は慌てて切って番号を確認してもう一度かけた。するとまたソラの携帯電話が鳴った。ソラ「もしもーし」紫苑「だから何であんたがジュリの番号なわけ?!」ソラ「はぁ?俺の番号だよ!」紫苑は焦り出した・・・紫苑「ここ・・・どこ・・・」その時紫苑の目の前に走り去る何人か警察官が見えた。ビルの隙間にしゃがんでる姿を見つけた警察官が近づいてくる。紫苑は慌ててソラの胸ぐらを掴んで
2005-06-28 21:21:00 -
100:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「・・・?!・・・」思い切り唇を重ねた。警察官が怪しんで見ている。紫苑はソラの首に腕を回してキスをし続けた。ソラは驚き突き放した。警察官が「ん?」と言いかけた時、紫苑はソラに抱きついた。そしてソラの胸元で、「ごめんって言って」と小さな声で言った。ソラ「はぁ?」紫苑「いいから!」ソラ「ご・・・ごめん」警察官は走って行った。
2005-06-29 01:57:00 -
101:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラの携帯電話が何度も鳴り続けている。ソラは紫苑を突き放して、少し怒った。ソラ「あんた何なんだよ?!」紫苑「あの人達が今そこに居たのよ・・・ありがとう助かったわ」紫苑は携帯電話を持ってため息ついた。ソラ「俺、店戻らないと・・・」
2005-06-29 02:01:00 -
102:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「店?」ソラは立ち上がってズボンについた埃を払いのけた。ソラ「一応ホストしてんだ。じゃあな」そう言って立ち去ろうとした時、紫苑が手を握った。紫苑「ちょっちょっ待って!困る!」ソラ「俺が困るっつうの!あんた警察に探されてるだろ?巻き込まれたくないしね、じゃあな」紫苑「あれが?警察?!あんた何言ってんの?」ソラは疑いの目で見た後、黙って歩いて行った。
2005-06-29 02:07:00 -
103:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「・・・」それ以上言葉は出なかった。
ソラは店に戻ると店は相変わらず賑やかで、すぐあきらが寄って来た。あきら「ソラ!遅かったな!お前の客全員に事故に巻き込まれたからって言っておいたから」ソラ「ありがとう・・・助かった」2005-06-29 02:14:00 -
104:
777 ◆5O.MmWydQc
「ったくぅ・・・紫苑は何してんだ?!ちっとも電話出やしねぇ」ジュリはタバコの煙をふぅっと出した。ジュリ「もういっこの地球は今の時間テレビしてねぇんだぁ・・・」ジュリはリモコンでテレビチャンネルをかちかち変えた。ジュリ「はぁ・・・行ってみたいなぁ・・・」そして煙をゆっくり吐き出した。
フゥ・・・2005-06-29 11:05:00 -
105:
777 ◆5O.MmWydQc
「ソラ!大丈夫?怪我は?!病院行かなくていいの?!」真奈美がトイレから戻るとソラは真奈美の席にいた。ソラ「うん?ありがとう。大丈夫だから」真奈美「よかったぁ?気付けてよねぇ?」ソラはフロアーを見渡していた。桜は―
「初めてホストに来たの」何もしらないあきらが着いていた。あきら「指名さっそく決めたんだね?ソラ人気だから忙しくてあんまり付けないかもだけどソラが来るまで俺で我慢してね?」2005-06-29 11:13:00 -
106:
777 ◆5O.MmWydQc
桜はあきらと色々他愛もない会話を楽しんだ。桜「あのお手洗いどこですか?」あきら「案内するよ?」あきらと桜はトイレに向かって歩き出した。トイレは男子と女子に別れてあり、女子トイレには使い捨て歯ブラシや紙コップ、あと化粧直しできるように、お洒落なチェアが置いてあり、個室が二つある。
2005-06-30 02:22:00 -
107:
777 ◆5O.MmWydQc
店の出入口の自動ドア近くにトイレがあり、あきらと桜がその近くに来た。
ソラは桜に目がいった。真奈美はそれに気付かず仕事の愚痴をこぼしていた。2005-06-30 02:25:00 -
108:
名無しさん
書いて〜
2005-07-05 14:56:00 -
109:
名無しさん
おもろい!書いて?
2005-07-05 17:53:00 -
110:
777 ◆5O.MmWydQc
桜がトイレのドアを開けると同時に、自動ドアが開いた。それに気付いたあきらがドアを見て、「いらっしゃいませぇ!」と言うとホール中から「いらっしゃいませぇ!」と聞こえた。ソラが入口を見るなりグラスを落としてしまった真奈美が驚いて立ち上がった。すぐボーイが片付けにきた。
2005-07-05 19:07:00 -
111:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「あっ、ごめん!真奈美ごめん大丈夫?」真奈美「大丈夫だよ・・・ソラこそ大丈夫?!」ボーイが二人位来てすぐさま割れたグラスやこぼれた水割りをふいた。ソラは入口をもう一度見て焦った。紫苑がチーフに案内されながらホールを歩いているからだ
2005-07-05 19:14:00 -
112:
777 ◆5O.MmWydQc
桜はトイレに入っていて紫苑を見ていなかった。紫苑はチーフに案内され席に座った。しかも桜のすぐ隣だ。ソラは席を移動するとき、それに気付き更に焦った。
2005-07-05 19:17:00 -
113:
さくら
この?小説?本当に大好きなんで?頑張って下さい??
2005-07-12 06:54:00 -
114:
名無しさん
???
2005-07-12 07:56:00 -
115:
?なちゅ?
ぉもろぃ?しぉり?
2005-07-12 10:10:00 -
116:
#0807
さ
2005-07-12 11:40:00 -
117:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は、席に座ると渡されたおしぼりで手をふき、店内を見渡した。
ホール内のホスト達は、美しすぎる紫苑に目がいって、新規だと分かり次々に紫苑の席に付きだした。2005-07-12 11:46:00 -
118:
777 ◆5O.MmWydQc
一体ここはどこなんだ?
紫苑の頭にはその言葉しか思いうかばなかった。代わる代わる席に群がるホストのくだらない話に紫苑は聞く耳さえもたず、ただソラの姿を探した。2005-07-12 14:13:00 -
119:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は隣に座っている桜に目がいった。楽しそうに笑っている。紫苑は、自分が一体どこに来たのかは分からないままで不安だったがとりあえず、ソラを呼んで聞いてみる事にした。
ソラは次々に来店してくる口座客の接客で忙しくしていた。2005-07-12 14:20:00 -
120:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラがマスターにお願いして、桜を帰らせる事にした。ソラからしたら訳の分からない人間の隣に桜を座らせたくないのだ。
事情は分からないがチーフを通してマスターは、桜を帰らせるように聞いてソラ忙しいし先に帰っていてくれとソラから聞いたと桜に伝えた
「じゃあマスター失礼します」店を出てマスターにタクシーまで送ってもらうと桜は笑顔でそういって、去っていった。2005-07-12 15:14:00 -
121:
777 ◆5O.MmWydQc
マスターは、桜を見送った後すごい人だかりとパトカーに気付いた。
「なんだ…あれ…」そこに、違う店のNO1がマスターに気付き近寄ってきた。彼の名前は、誠二。2005-07-12 18:07:00 -
122:
777 ◆5O.MmWydQc
「おつかれさまです」後ろから声をかけられマスターはおどろきながら誠二を見た。誠二は一度頭を下げて笑顔を見せた。
「誠二じゃないか!久々だなぁ!というかこの騒ぎは何があったんだ?」マスターは誠二に問い掛けた。2005-07-12 19:29:00 -
123:
777 ◆5O.MmWydQc
「お久しぶりです。相変わらず忙しいらしいですね。 …あれは事故か何かでしょう。驚く事ではないですよ。しょっちゅうあるじゃないですか」誠二は冷静に答えた。その姿を見てマスターも冷静になった。
2005-07-12 19:33:00 -
124:
777 ◆5O.MmWydQc
「誠二も頑張ってるみたいだな。うちのソラがお前に憧れていてなぁ。なんせ、お前とソラは正反対の魅力があるからなぁ。」誠二「ソラに憧れられてるんすか?びっくりだなぁ。一度ゆっくり飲みたいとお伝えください。では失礼します」誠二は頭を下げて去っていった。
2005-07-12 19:40:00 -
125:
777 ◆5O.MmWydQc
マスターはズボンのポケットに両手を入れて空を見上げた。空を見上げたのはいつだろうかと思い返す程見てなくて、少し自分の世界に入った後歩きだした。
アフターを終えたホステスに何人かすれ違いきゃあきゃあ騒がれながら店の前に立った。2005-07-12 21:12:00 -
126:
777 ◆5O.MmWydQc
周りに反対ばかりされなが始めたのは小さなパブだった。それから今にいたるまで言葉では言い表わせない程の努力と忍耐があった。大切なものを捨て築き上げたこの道。この店の名前の意味…この町で。この国で一番になるためにマスターは前だけを見て頑張ってきた。
まぁそれは後程ゆっくりと話すとしましょう。2005-07-12 21:17:00 -
127:
777 ◆5O.MmWydQc
「あの人を呼んで」紫苑は足を組み替えて、席移動してる最中のソラを指差した。新人がその方向を見て、「ソラさん指名でよろしいですか?」そう言うと紫苑はうなずき、席を立ち新人にトイレまで案内してもらった。 紫苑はホストは初めてで、指名の意味や値段すら知らないでいた。ホールをゆっくり歩きながらホール内を見回した。客もホストも色気漂うその姿に見とれていた。2005-07-12 21:24:00 -
128:
777 ◆5O.MmWydQc
すれ違う客も振り替える程美しく、歩く姿は色気があり圧倒的な存在感は、ソラに負けず劣らずだった。トイレのドアを開けると、何人か客が髪を直したりメイクしたりしていたが紫苑の姿を見てすぐトイレから出ていった。
2005-07-12 21:29:00 -
129:
777 ◆5O.MmWydQc
個室が二つあるトイレの入り口の鍵を閉めてメイク直しの貯めのソファに腰掛けて紫苑は鏡に映る自分の顔を見た。そしてため息を付いた。 ポーチから口紅をだし唇にゆっくりぬり、香水を振り、髪を整えて手を洗い濡れた手でポーチから指輪のようなものをつけて指輪にキスをしてトイレから出た。
2005-07-12 21:36:00 -
130:
777 ◆5O.MmWydQc
トイレの前には何人か客が並んでいて間近で見る紫苑の美しさにびっくりしていた。そしておしぼりを広げて待っていたのはソラだった。お互いにっこりほほ笑み目を合わせた。
「ご指名ありがとうございます」トイレに入ろうとしていた客はあまりにも絵になる二人から目が離せないでいた。「席に戻るわ」そう言って紫苑は歩きだした。2005-07-12 21:41:00 -
131:
777 ◆5O.MmWydQc
フロアーを歩く二人の姿にソラの口座客は嫉妬した。似合いすぎているからだ。 紫苑は席に座ると一口酒をこくりと飲みソラは隣に座った。口座の客からは見えない席でよかったとソラはホッとしていた。
2005-07-13 12:12:00 -
132:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は急に真顔になり、ソラの目を見た。「ホストなんて生まれて初めて来たわ。さぁ本題にはいりましょう。あぁ…あなたソラという名前だそうね。私は紫苑。よろしく」ソラ「よろしく…あんた何で来たんだ?」紫苑「他に聞ける人がいなかったからここに来たわ。私はどうやら私の知らない所に落ちたらしいのよ。ここはどこ?」
2005-07-13 12:19:00 -
133:
777 ◆5O.MmWydQc
「東京」 ソラがそう言った瞬間紫苑が驚いて勢いよく立ち上がってまた座った。ソラは驚いた顔で紫苑を見た。紫苑は口元に手を当てて少し動揺していた。 ソラ「ちょっ…どうした?大丈夫?」紫苑「東京…?でも・・どうやって…」
2005-07-13 13:13:00 -
134:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは全く意味が分からずただ紫苑を見ていた。紫苑の態度を見て嘘ではなく紫苑が本当に違うとこから来てしまった事だけは分かった。ソラ「大丈夫?顔が真っ青だ…」紫苑「…落ちた時…そうだわ・・落ちていく時ものすごい光に一瞬包まれて・・そして景色が変わった…」紫苑はソラの顔を見た。紫苑「ここが東京?」ソラはうなずいた。
2005-07-13 13:31:00 -
135:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「ソラ聞いて…あなたにだけ言うから決して誰にも言ってはだめ。」ソラはうなずいた。紫苑は周りを見てソラの顔の近くで話しだした。
2005-07-13 13:36:00 -
136:
777 ◆5O.MmWydQc
「私が居た場所はここからずっと遠く…そうねこのテーブル全体が宇宙だとして、私の星はここ。ソラ・・今私がいるのはここ」紫苑はテーブルの両端にラムネを置いて例えた。
「私がいた星はこの地球と全く同じで時間も同じ流れで、多分何かのはずみで私がこっちに来ちゃったんだわ」2005-07-13 18:23:00 -
137:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「何故そう言い切れるんだ?もう一つの地球なんてあるはずがない」紫苑はソラの目を見た。
紫苑「ソラ…この宇宙はね、限りなく広いの。そうだ空飛ぶ物体を信じる?」ソラ「UFO?」紫苑「そう。それはまた違う星から。うーん観光しにきたようなものね。実際に存在するの」2005-07-13 18:32:00 -
138:
777 ◆5O.MmWydQc
その時チーフがソラを呼びにきた。二人は慌ててテーブルのラムネを隠した。
そしてソラがチーフにすぐ行くと合図するとチーフはまたホールの真ん中にゆっくり歩いて行った。 ソラは仕事している事をすっかり忘れて紫苑の話を聞いていたのだ。2005-07-13 19:30:00 -
139:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「あの人は?」ソラ「チーフ。ホール内を見てホストの席移動を指示したりする人だ…俺そろそろ席移動しなきゃだめみたいだけど、紫苑どうする?って聞いてもどうしようもないか…あんた金とか持ってきてるの?」紫苑はポーチの52ら札束を見せた。ソラは驚いた顔しながら
2005-07-13 19:36:00 -
140:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「お金はこっちでも使えるから良かった。とりあえずホテルにでも泊まる…あぁ駄目だ警察が探してるからあんたホテルは無理だな。。そうだ俺の隠れ家がある・・戻り方分かるまでそこにしばらく寝泊りしていいからとりあえず閉店まで待ってて。あと二時間程度だから」紫苑はうなずいた。
2005-07-13 19:41:00 -
141:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは立ち上がろうとした時紫苑がソラに「何で助けてくれるの?見ず知らずのあたしを」と問い掛けた。ソラは、真顔で「誰でも助けるわけじゃないけど、あんた何かほっておけない・・変な意味じゃなくて俺に似てるとこあるなぁと思ってさ。じゃあ待ってて」そういってソラは去っていった。
2005-07-13 19:48:00 -
142:
777 ◆5O.MmWydQc
あきらは紫苑の顔をじっと見て。「あれ?どっかで見た事あるような…」紫苑は焦ってポーチのチャックを開けて何かを出そうとした。「けど…こんな美人さん一度見たら忘れないか!ごめんごめん!俺の勘違いかな」あきらは笑った。紫苑はホッとしてポーチから出そうとした物を直してチャックを閉めた。
2005-07-13 23:22:00 -
143:
777 ◆5O.MmWydQc
「お名前聞いていいですか?」あきらは紫苑のグラスに付いた水滴をグラス用のタオルで拭きながら尋ねた。「紫苑です」笑顔で答えた。あきら「紫苑ちゃんの事みんな綺麗綺麗って絶賛してるよ!従業員もお客さんも!お客さんってあんま他のお客さんの事誉めないもんなんだけど、すごい注目だよ」
2005-07-13 23:28:00 -
144:
777 ◆5O.MmWydQc
「えっ…ありがとう…」紫苑は、あきらの顔を見ながらそういった。
あきら「仕事何してんの?芸能人の卵っぽい!当たり?」紫苑「違うよ(笑)仕事は…まぁ適当かなっていうか私こんなにたくさんの人のいる場所にこうやって楽しく居るの初めてだなぁ…」紫苑はついつい言いそうになったが途中で気付き口を止めた。2005-07-14 00:38:00 -
145:
777 ◆5O.MmWydQc
あきらは不思議におもったが気にならなく違う質問を楽しみながらしていた。やっぱりどれだけ見ても綺麗すぎる紫苑の顔、綺麗な痛みのない綺麗な栗色の巻き髪、細いのにきれいで自然な谷間の胸くびれた腰、そして透き通る程白くきめ細かな肌。甘い色気のある声。
2005-07-14 00:44:00 -
146:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は、不思議な魅力がある。綺麗なだけじゃない何か人とは違う雰囲気だと、あきらは思いながら酒を飲みながら会話をし続けていた。
2005-07-14 00:47:00 -
147:
名無しさん
?
2005-07-14 04:23:00 -
148:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは口座客から紫苑の事をさんざん聞かされてうんざりしていた。 仲がよさそうだとか、彼女とか、ソラのタイプだとか、着く席着く席で聞かされた。
ひどい客なんて大泣きしながらシャンパンを一気に五本おろして、それでも戻ってこないソラにイライラして、ヘルプに八つ当り。2005-07-14 16:03:00 -
149:
777 ◆5O.MmWydQc
それでも何とか店の営業は終わり、客が次々と帰っていく、広いホールの中に紫苑を含めて客が三組だけになった。紫苑の席には五人ホストが楽しく会話していた。
2005-07-14 16:10:00 -
150:
777 ◆5O.MmWydQc
みんな紫苑にホレボレしているのだ。ホール内のライトが明るくなっても変わらない美しさには見とれてしまう。
「紫苑ちゃん!手品するから見ていてね」そう言ったのは普段口座以外は絶対接客する事のない連だ。2005-07-14 16:13:00 -
151:
777 ◆5O.MmWydQc
みんな連に注目した。なんせ蓮のマジックはプロ顔負けの凄さ。めったに見せてくれないマジックなのでホールにいた席についていないホストがみんな見にきた。
2005-07-14 16:16:00 -
152:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑も興味を持ち蓮のマジックを見だした。蓮「じゃあこの水が一瞬にして凍っちゃう手品をします!」グラスに水を入れて蓮は自分の手のひらにグラスの水全部をたらして、手のひらをとじた。みんな注目した。
2005-07-14 16:20:00 -
153:
777 ◆5O.MmWydQc
蓮「紫苑ちゃん手だして」紫苑は蓮のまえに手のひらを差し出した。蓮は手のひらの上で閉じていた手を開いた。『おぉぉぉっっ!!』紫苑は喜んだ。なんと粉じょうの氷が手のひらに乗っているのだから。
2005-07-14 16:23:00 -
154:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラが店に戻ってきた。ホール内の紫苑のいる席に群がるホストを見てびっくりしていた。チーフがソラに気付き近づいてきた。「ソラ、早くあと二組送り出せよ」ソラはうなずいて、口座客の元へ行った。
2005-07-15 05:26:00 -
155:
777 ◆5O.MmWydQc
桜は朝ご飯の支度をしていた。ソラの大好きなお味噌汁の具を切っている。テレビから朝のニュースが忙しそうに流れる。お風呂掃除もすませた。今日はいい天気だ。桜は幸せいっぱいの時間をかみしめていた。2005-07-15 05:31:00 -
156:
名無しさん
あ
2005-07-15 07:14:00 -
157:
777 ◆5O.MmWydQc
桜とソラは一緒に店を出た。警察がまだうろうろしていたが、気付かれないで二人で歩いて近くのコンビニへ行った。歩いてる道で、違う店のホストにたくさん会った。みんな紫苑を見てびっくりしていた。コンビニに入るとソラがかごを持った。「家、電化製品全部あるからさぁ、とりあえず朝ご飯とか飲み物とかメイク落としとか買ったほうがいいと思うよ」紫苑「化粧落としとかはカプセルで入ってるからいらないよ。ご飯だけ買っておこうかな」2005-07-15 07:22:00 -
158:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「カプセル?」紫苑「こっちにはないの?後で見せたげるよ。便利だよ」紫苑は、話ながらおにぎりとかヨーグルトとか飲み物など適当にかごに入れた。めずらしそうに雑誌をぺらぺらめくって興味あるものが載ってる雑誌も二冊かごに入れた。
2005-07-15 07:27:00 -
159:
紫乃
スゴク楽しみながら読んでます??頑張って下さい??
2005-07-15 16:04:00 -
160:
777 ◆5O.MmWydQc
コンビニから出て歩いて五分のところに綺麗なマンションがありその最上階にソラの隠れ家はあった。酔っ払いすぎた時とかに寝たりする時の為にわざわざ借りたのだ。
2005-07-15 17:45:00 -
161:
名無しさん
あ
2005-07-16 01:25:00 -
162:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「俺、ここには住んでなくてたまにしか来ないけど、あんたが居る間はまぁたまに来るけど電話してから来るし、好きに使っていいから。あっ、部屋にあるもの教えておくから」紫苑は日用品の置き場所や、タオルの場所を教えてもらった。紫苑「ありがとう。感謝する」 ソラ「とりあえず俺帰るわ。眠いから。これ合い鍵」紫苑「ありがとう。あっ、下着とか服とか買いたいんだけど」
2005-07-16 02:33:00 -
163:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「あぁ、そうか。化粧品とかもない?」紫苑はポーチから小さいケースを三つ出してテーブルに置いてケースを一つ開けた。ケースの中には3センチほどのカプセルが五個はいっていて、一つを取り出した。
2005-07-16 02:42:00 -
164:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「このケースのカプセルは、化粧品とかが入ってあるの。カプセルを二回押すと出てくるんだぁ。…ちなみにこれは、メイク道具一式」紫苑はカプセルを押してテーブルの上に置いた。するとすごい勢いで煙が出て、たちまちテーブルいっぱいにたくさんの化粧品が並んだ。ソラは驚きながら感動した。
2005-07-16 02:47:00 -
165:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「私の星ではめずらしくないんだよ。けどまぁ、私とジュリだけ特別な力があるんだけど…」ソラはソファに座った。
ソラ「特別な力?」紫苑「私の体を流れる血には、何かよくは分からないんだけど人とはちがうらしく、シールドをはったり気泡を出したり、あと訓練すれば人の命を再生できるらしいよその代わり殺す事もできてしまうらしいけど…私の血とジュリの血を狙う人がいるらしくて親元から引き離されてね施設みたいなところにずっといれられていたの…」2005-07-16 09:36:00 -
166:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は少し暗い顔をしていた。
紫苑「毎日訓練の日々で、二人で逃げ出したの。そしてやっと外の世界に逃げた時に博士に出会ってそれからは博士の作った特別な家に二人で住んでるの。それで博士が、いざって時の為に逃げたり戦ったりする為に道具を作ってくれた」ソラ「すごいなぁ。俺信じない方なんだけど、あんなの見たし…協力するから。とりあえず俺帰るわ」2005-07-16 09:52:00 -
167:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラが部屋を出ていって紫苑は、すぐお風呂にお湯をためてお風呂に入った。そして色々な事がありすぎて疲れ果ててお風呂からあがってすぐ裸のままベットに入って眠りについた。
2005-07-16 13:13:00 -
168:
777 ◆5O.MmWydQc
「おかえりぃ」家のドアをあけると味噌汁のいい匂いがして、桜が笑顔で駆け寄ってきた。「ただいま」ソラは笑顔で桜を抱き締めた。「タバコくさぁい」桜は、顔を離してソラを見るとソラが微笑み桜にキスをした。2005-07-16 13:25:00 -
169:
777 ◆5O.MmWydQc
お風呂に入ってる間、桜はソラのスーツにファブリーズをして外に干した。テレビからは昨日の夜中の紫苑の落ちた現場からのニュースが流れていて桜はテーブルに朝食を並べながら見ていた。ソラの携帯は耐えずメール着信音が流れていた。
2005-07-16 13:30:00 -
170:
777 ◆5O.MmWydQc
風呂からあがると、テーブルにおいてある携帯を開いてメールを一件ずつチェックしてから、返信せずにマナーモードにしてソラは桜の作った朝食の前に座った。「いただきまぁす」手を合わせてソラはおいしそうに食べた。桜「昨日さぁ事故があったみたいだねぇ」ソラ「えっ?あぁ…あのさぁ」桜「何か空から人が落ちてきた時の映像があって、通りすがりの人がたまたま撮影したみたいでよく見えないんだけど何か黒い羽が生えてたよ!で途中でものすごい光ったところで映像が終わっちゃうの」
2005-07-16 13:39:00 -
171:
名無しさん
しおり
2005-07-16 14:55:00 -
172:
777 ◆5O.MmWydQc
桜「みんな天使が降ってきたとか言ってるんだけど、そういうのってヤッパあるのかなぁ…何か陥没した穴から女の人がでてきた時焦った警察が発砲した玉が当たらず地面におちたらしいし本間びっくり…」ソラ「あのさぁ、その事で話が」桜「話?どうしたの?」ソラは紫苑から誰にも言わないでと言われた事を思い出した。
2005-07-16 15:53:00 -
173:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラ「…ごめん何でもない」桜「?…そう…けど、どんな人なんだろう。見てみたいなぁ」桜は席を立って冷蔵庫からお茶を出して、空になったソラのグラスにお茶を入れた。ソラは流れるニュースを見ながら朝食を食べた。
2005-07-16 15:57:00 -
174:
777 ◆5O.MmWydQc
食事を終えたソラは歯磨きをして、桜におやすみのキスをすると携帯を持って寝室に行きベットに横になりながら、客にメールをしてそのまま眠りについた。桜は後片付けをして昼まで寝る事にした。
2005-07-16 16:00:00 -
175:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は三時くらいに目が覚めた。起きて、自分が違う星に来た事を思い出した。 冷蔵庫から水を出しグラスに入れると一気に飲み干した。そしてテレビを付けてトイレに行ってまたリビングに戻ってテレビに自分の映像が映っていてびっくりした。
2005-07-16 16:04:00 -
176:
777 ◆5O.MmWydQc
「よかったぁ。顔が映ってない。…あたしこうやって落ちたんだぁ…」紫苑は、ポーチからケースを出してカプセルを二回押してベットの上に投げた。煙が吹き出し、ベットの上全体に下着と色々な服が出てきた。「どれ着ようかしら・・服何着か買わないとダメね」
2005-07-16 16:09:00 -
177:
777 ◆5O.MmWydQc
雑誌を見ながら流行の形のジーンズと白いTシャツにした。「流行ってるブランドとか服も全く一緒なんだなぁ…」雑誌を見ながら化粧をして、髪を乾かしてストレートにして、サングラスをして、紫苑は外に出た。
2005-07-16 19:44:00 -
178:
777 ◆5O.MmWydQc
外はかなり温度が上がっていて、熱くなっていた。紫苑は外を歩いていてかなり振り替えられてうざったく感じていた。それでも仕方なかった。それだけ綺麗すぎるのだから。サングラスをしていてもスタイルのよさ、髪の綺麗さ、整った輪郭に綺麗な鼻に色気のある唇。まるで芸能人。
2005-07-17 00:45:00 -
180:
777 ◆5O.MmWydQc
かなりすごい人の数で紫苑は休憩しようと歩いて少しした所にあった喫茶店に入った。 古い感じの店で、小さく紫苑は一番奥の席に座ってサングラスをはずしてメニューを見た。カウンターの奥から30代半ばくらいの女の人が出てきて、紫苑の座っているテーブルにおしぼりと水の入ったグラスを置いた。
2005-07-17 03:28:00 -
181:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑「アイスミルクティ」「かしこまりましたぁ」女の人はカウンターに入って行った。常連らしきお客さんがカウンターに三人程座っていて仲良く会話していた。仲良くと言っても40代のおばさん達だ。
2005-07-17 03:55:00 -
182:
777 ◆5O.MmWydQc
おばさん達の会話は狭い喫茶店では少し声が大きいのか、紫苑にも聞こえた。芸能人の不倫話や自分達の家庭の不満など笑いながらおもしろおかしく話していた。
一人のおばさんが、紫苑に話し掛けてきた。「綺麗な髪してるねぇ!お人形さんみたいだわァ!」2005-07-17 11:44:00 -
183:
名無しさん
??
2005-07-18 04:09:00 -
184:
777 ◆5O.MmWydQc
一人が話し掛けてくると後の二人も紫苑の顔を見て騒ぎだした。店員さんは伯母さん達とながいいみたいで、迷惑になるがやめなさいって止めていた。紫苑は少し愛想笑いした後、うざったく感じたので喫茶店にあった新聞を取りに行って、席で開いて新聞を見た。
2005-07-18 08:17:00 -
185:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑はびっくりした。一面に大きく写った自分の立っている全身写真が載っていたから。ただ画像が悪くて顔までは見えない。真剣に記事を読んでるとおばさんが話しだした。「それすごいよねぇ。まるで映画みたいじゃない」紫苑「映画?」
2005-07-18 08:22:00 -
186:
名無しさん
???
2005-07-18 12:18:00 -
187:
名無しさん
あげ。珍しいタイプの読物ですねー期待してます
2005-07-18 13:29:00 -
188:
777 ◆5O.MmWydQc
話し掛けてきたおばさんが紫苑の座っている向かいに座って微笑み、「そう…現実には…ありえない」そう言った。すると店員さんが入り口まで行き鍵を締めた。紫苑「?!」紫苑が変に思い立ち上がろうとした時、向かいに座っていたおばさんが微笑んだ。「よそ者は削除」おばさんの声があきらかに若くなった。そして、カウンターに座っていた一人のおばさんが立ち上がって、
2005-07-19 00:10:00 -
189:
777 ◆5O.MmWydQc
パーン!!
いきなりピストルを構えて発砲した。シールドをはる事さえできず銃弾は、紫苑の胸に当り紫苑は倒れた。 床に倒れた紫苑を見下ろしオバサン達は首の辺りを触り、ベロッ。マスクのような物を一気にぬいだ。2005-07-19 00:16:00 -
190:
777 ◆5O.MmWydQc
一人は女。後の二人は男。「協力ありがとうございます」男がまだとまどっている女の店員さんにお礼と分厚い封筒を渡した。もう一人の男がピストルを直し、紫苑の向かいに座っていた女は、携帯を出し電話をかけだした
2005-07-19 00:22:00 -
191:
777 ◆5O.MmWydQc
みんな紫苑から目を離した瞬間。
ドゥオオォォォ!!床が揺れだした。「キャアァ!」店員が叫びながら指差した。男二人が店員が指差した方を慌てて見た。椅子に座っていた女はびっくりして携帯を落とした。2005-07-19 00:27:00 -
192:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑が体の周りにシールドをはって立ち上がった。男二人が何発も紫苑に向かって発砲したが紫苑の前で銃弾がはじかれた。女は立ち上がり入り口近くまで逃げた。女「当たったはずなのに何で?!」男1「俺が外すわけない」紫苑「よかったぁ防弾下着つけてて…あんた達何者?」
2005-07-19 07:11:00 -
193:
777 ◆5O.MmWydQc
外では通りすがりの人が喫茶店から聞こえてきた発砲する音にびっくりして警察を呼んでいた。
警察官はすぐ五人くらい来て通報した人に聞いている。するといつのまにかすごい人数が見物しだした。2005-07-19 13:50:00 -
194:
777 ◆5O.MmWydQc
「紫苑。あなたの削除を依頼されてね、悪いけど正体は証せないの。死んでもらうわ」女は達は何かを投げて、外へ行った。コロンコロン。紫苑の足元に投げた物がころがった。「…これは」
2005-07-19 16:30:00 -
195:
名無しさん
しおり?
2005-07-20 02:54:00 -
196:
777 ◆5O.MmWydQc
女と店員と男二人は外に出た。警察が銃を構えながら静止を命令した。
「お巡りさん、道を通していただけるかしら」男1が警察に向かって銃を構えた次の瞬間、爆風と爆音が街を響かせた2005-07-20 06:42:00 -
197:
777 ◆5O.MmWydQc
「何だこれ…何で紫苑が地球にいるんだ…?」ジュリが地球のテレビに映ってる紫苑の姿を見て驚いていた。つけたばかりのタバコを消して電話をかけながら部屋を出た。「もしもし?!博士??!紫苑がっ・・紫苑が地球にいる!」2005-07-20 06:48:00 -
198:
777 ◆5O.MmWydQc
吹き飛ばされた人達、警察官が動けないで倒れていた。店員は男1が爆発と同時に発砲して即死。女は立っていた。「…人間なんて脆い生きものね…あら店員さん殺しちゃったの?」男1「ばらし兼ないから、ヤッタ。紫苑は死んだ?」女「シールドでも意味ない特殊な爆弾だから死ぬでしょここにいる人達も削除しましょ見られたからにはね」2005-07-20 08:23:00 -
199:
777 ◆5O.MmWydQc
「むやみやたらに殺すもんじゃないんじゃない?」男1「…??!おっおまえ!」女「っ…」紫苑が爆発で壊れた扉を蹴って出てきた。
男2「何で死んでないんだ…」紫苑「死ぬ?…たかがあんな爆弾で?ばかじゃないの?…効かないよ」2005-07-20 08:29:00 -
200:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は、女のすぐ目の前に立ち、しゃがみこんだ女を見下ろして、女の顔の前に手のひらを向けた。「店員さん殺したんだ…っていうかここに倒れて動けない人達を殺す?……あたしそういう事する奴嫌いなの」
2005-07-20 08:34:00 -
201:
777 ◆5O.MmWydQc
男たちがガムシャラに発砲する。銃だんはシールドに弾かれていく。女は逃げようとしたその時
「ふざけんなっつうの」2005-07-20 13:50:00 -
202:
紫乃
主サン?頑張って下さい??いつも楽しみにしてます???
2005-07-20 23:12:00 -
203:
777 ◆5O.MmWydQc
「何で博士死んでんだよ…どうなってんだ…?」ジュリは倒れたまま死んでる博士のムナグラを両手で持ち上げて、うつむいたまましばらく呆然としていた。鳥かごで鳴く白い小鳥の声が響く
2005-07-21 00:11:00 -
204:
777 ◆5O.MmWydQc
博士の一番のお気に入りの観葉植物がずらりと並ぶ部屋は博士の秘密の部屋で博士が仲良くない人は入れないようになっていた。部屋は荒れた様子もなくただ博士だけが死んでいた。ジュリは博士のむなぐらをそっと離し博士の見開いたままのまぶたをゆっくり閉じた。
2005-07-21 00:16:00 -
205:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは夢を見ていた。記憶に残っていない父と母の顔から下だけが映る夢。楽しそうに見たこともないような花畑ではしゃぐ夢。2005-07-21 00:23:00 -
206:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはゆっくり目覚めた。目覚めたくない気持ちで目覚めて少し天井を見ていた。携帯の着信とメールの受信の件数だけ見て、内容に目を通さず、携帯を枕の下に入れて隣を見た。
2005-07-21 00:27:00 -
207:
777 ◆5O.MmWydQc
桜の姿がなく、ソラは焦って上半身だけ起こして桜の名を呼んだが返事がなくベットから出て、リビングに行き、時間を見た。
夕方だった。ソラは、静まり返った空間に取り残された気分になった。2005-07-21 00:32:00 -
208:
777 ◆5O.MmWydQc
カラカラ
ベランダの窓が開いて白いカーテンが風に揺れて桜が乾いた洗濯物をかかえて部屋に入ってきた。「あれ?起きちゃった?」桜がソラの姿に気が付き声をかけた時、「??!」ソラが桜の前に行き思い切り抱き締めた。洗濯物が床に落ちた2005-07-21 00:37:00 -
209:
777 ◆5O.MmWydQc
「ソラ?どうしたの?恐い夢見た?」ソラは頭を左右に振って、ぎゅううっと強く桜を抱き締めた。桜はソラの背中をさすった。「ソラ、もうちょっと寝ないと体しんどくなっちゃうから、ソラが眠るまで隣にいるから、寝よ?」桜はソラのほっぺにキスをした。
2005-07-21 00:42:00 -
210:
777 ◆5O.MmWydQc
あの・・初めてコメント書きます。
えっと、読んでくれてる人いるだけでまじ感動しました(*^_^*)ありがとうございます!2005-07-21 00:51:00 -
212:
?
?
2005-07-21 06:14:00 -
214:
紫乃
私も日課にしてるょ?頑張って下さい??何か現実味ナイのに想像出来るから読んでて楽しいデス???
2005-07-21 10:34:00 -
215:
777 ◆5O.MmWydQc
すごい数の野次馬と救急車と警察官が喫茶店の周りを囲んでいた。一人の警察官が喫茶店の女を見付け救急隊員が死亡確認。違う警察官が女をみつけ救急隊員をよんだ「…死んでる…死亡確認…ったく昨日からどうなってんだ…おぃ!そっちの男性二人は?!」 「こっちもダメだ!二人とも死亡してる!」2005-07-21 12:42:00 -
216:
777 ◆5O.MmWydQc
警察官が現場近くで目撃した人と会話していた。?「君、目撃したのか?」?「はい。見ました…」?「見た事を全部教えてくれ」?「はい…えっと、僕はこの喫茶店の斜め向かいのビルの三階にあるカフェでバイトしてるんですが丁度客さんもいなかったんでまかないをベランダで食べていた時」
2005-07-21 12:49:00 -
217:
777 ◆5O.MmWydQc
?「下が騒がしかったんで見下ろしたらなんか警察官が銃を構えて喫茶店にむかって叫んでました。周りにすごい数の人がいたので何か事件でもあったんだろうかと思い、見続けていると喫茶店から店員さんと男二人と女一人が出てきて男がピストルを出して構えた時、喫茶店が爆発したんです。けど、爆発と同時に男に店員さんは発砲されて、倒れた。周りに居た人や警察官も吹き飛ばされていたのに何故か男二人と女は吹き飛ばされずに立っていた」
2005-07-21 13:05:00 -
218:
777 ◆5O.MmWydQc
?「立っていた…?人が吹き飛ばされる程の爆発で?」?「はい。確かに立っていました。僕もびっくりしたんですが…そのあと爆発してつぶれた喫茶店の中から若い女が出てきて、男が発砲したんですがバリアみたいなものが女をおおっていて、一発も当たらなくて…説明しにくいんですが、とにかく現実では考えれない事が視界にはいってきました。そして若い女が男と出てきた女の前に行ったらいきなりものすごい勢いで女が吹っ飛んで」
2005-07-21 16:10:00 -
219:
777 ◆5O.MmWydQc
警察官は理解不可能な表情をしていた。?「ちょっちょっ…落ち着いて考えよう…実際にそんなことあるわけないじゃないか…」?「でも見たんです!」警察官は、とりあえず他に目撃者がいるか探すことにした。
2005-07-21 16:14:00 -
220:
777 ◆5O.MmWydQc
「ありがとうございましたぁ」紫苑は歩いてる途中で見つけたビルの中の服屋でワンピースを買った。服屋を出て、靴屋に入ってとりあえず歩きやすくて脱げにくいサンダルとスニーカーを買った。
2005-07-21 16:18:00 -
221:
777 ◆5O.MmWydQc
ビルの外はパトカーと救急車がサイレンをめいいっぱい響かせながら走っていた。
2005-07-21 16:20:00 -
222:
777 ◆5O.MmWydQc
ビルのトイレに入り、個室に入った。紫苑は便座に座りため息をついた。一体どうやったら戻れるんだろう。喫茶店の三人はこの星の奴等ではない。それだけはわかった。外をむやみやたらとは歩けないなぁ…。紫苑はたった一人取り残された気がして、胸がしめつけられた。
2005-07-21 20:11:00 -
223:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は、トイレの個室から出ようとした時
ガチャ。コツンコツン。トイレに誰かが入ってきた。「はぁぁ。いっぱい買い物したねぇ!」「あっつぅ!うわぁ顔あぶら浮いてる。ガチャガチャ音がする。声からして若そうな二人。紫苑はトイレに水を流し、個室から出た。2005-07-21 21:18:00 -
224:
777 ◆5O.MmWydQc
鏡ごしで女の子と目が合った瞬間二人とも黙った。紫苑は気にせず手を洗って、髪を軽く整えていた。すると女の子が声をかけてきた。「あの…昨日水に飲みに行ってませんか?」紫苑「水?」「あのホストクラブで、あっ!ソラ君がいる」紫苑はソラの名前ですぐ分かった。
2005-07-21 21:23:00 -
225:
紫乃
?あげときます?NO1ダイスキ??
2005-07-22 03:35:00 -
226:
名無しさん
あ
2005-07-22 05:18:00 -
227:
777 ◆5O.MmWydQc
「行ったけど…」「わぁぁ!やっぱそうだ!あたしも昨日行っててすごい綺麗な人だなぁと思ったから話したかったんです」うれしそうにはしゃぐ女の子を見て紫苑は微笑んだ。
2005-07-22 05:39:00 -
228:
777 ◆5O.MmWydQc
その時紫苑のポーチの中に入れていた携帯がブルブル振動して紫苑は携帯を取出し画面を見た。ジュリの名前が出ているが今はソラだと理解して女の子にさようならと会釈してトイレから出てすぐ電話に出た。
2005-07-22 05:46:00 -
229:
777 ◆5O.MmWydQc
「はい」『もしもし…ソラだけど』「今起きたっぽいね」『正解。今起きた。うるさいけど、今外?』ビルの中は色々なショップがたくさんあって有線がかかっていたり流行の歌手の曲がかかってたりでやかましかった。
2005-07-22 05:51:00 -
230:
名無しさん
正直紫苑とジュリとかの異次元は出て来てほしくなかったなぁ...内容はおもしろみがあるんだけどやっぱり現実味がないので少し理解するのに抵抗があります。後、場面、場面入れ変わりが激しいのでそれがさらに現実味がない物語なので余計に解りづらぃと思います。ぜひ次回作には現実的な物語を書いて頂きたいですねっ☆勿論拝借させて頂きます。期待してますっ。逆に桜とソラの方は頭で物語が自然と描いてしまうし、とても2人ともが醸し出す雰囲気がグットです。物語の流れはベリーグットです。
現在フラワーコミックスさんの方で〇〇先生のお手伝いさしてもらってる者より。まだ助手になって3ヶ月の新米です。2005-07-22 06:41:00 -
231:
777 ◆5O.MmWydQc
感想ありがとうございます。すごく為になりました。最後までお付き合いお願いいたします。感想が編集部の人っぽくて有り難いです。あといつもあげてくれたりしてる人、ありがとう!
2005-07-22 07:02:00 -
232:
777 ◆5O.MmWydQc
「外。何かショップがたくさん入ってるビルで買い物してるよ?」紫苑は話ながら歩いていた。『あぁ…買い物する場所分かったんだ。よかった…テレビ見た?あんた映ってたけど』「見た。あっ、あのさぁ話があるんだけど』「話?…じゃあ夜家行くから12時くらいに家にいて』「分かった」
2005-07-22 15:05:00 -
233:
777 ◆5O.MmWydQc
歩いてると、何人かに声をかけられたりして紫苑はうざったく感じた。
大きい通りは、ややこしいので路地に入って歩いていると、煮物の匂いがしたり、野良猫があくびをしたりしていた。2005-07-22 17:33:00 -
234:
777 ◆5O.MmWydQc
小さなスーパーで適当に材料を買って家に帰った。紫苑は知らない土地で色々疲れていたので、スーパーで買った材料を冷蔵庫に適当に入れて、水を飲みソファに座りテレビを付けてそのまますぐ眠ってしまった。
2005-07-22 17:37:00 -
235:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は夢を見た。そこには母親と父親がいて、幼い紫苑の体を両腕で持ち上げ抱き締めて「大きくなったなぁ」と笑う父とそれを笑顔で見つめる母親。紫苑は父親に抱かれとても幸せで、夢だと分かっていても起きたくなかった。
2005-07-22 17:41:00 -
236:
777 ◆5O.MmWydQc
夢の中から現実に引き戻す声が遠くから聞こえる。 そして、その声をたどって、紫苑はゆっくり目覚めた。「あんた、爆睡しすぎ」目の前にソラがいた。紫苑はソファに横にしていた体を慌てて起こした。
2005-07-22 17:46:00 -
237:
777 ◆5O.MmWydQc
「びっくりしたぁ…今何時…?」ソラは呆れた顔をして「12時すぎっていうかさぁ、ちゃんとベットで寝ろよ…」「…寝るつもりなかったんだけど…寝ちゃった」ソラはテレビのチャンネルを代えて、ニュースをつけて、紫苑の隣に座った。
2005-07-22 17:50:00 -
238:
777 ◆5O.MmWydQc
テレビから流れる映像と死亡者の名前と負傷者の名前にレポーターの険しい表情。そこには喫茶店が映っていた。
2005-07-22 17:53:00 -
239:
777 ◆5O.MmWydQc
「あんた簡単に人殺せるの?これ、あんた絡んでるだろ?」ソラは冷めた声で言った。「何も知らないくせに」紫苑は少し怒りながら言った。「何も知らない?知るわけねぇよ。けどな人殺すなんてあんた最低っていうか犯罪…」「あたしがいなかったらみんな死んでたよ。っていうか私が殺されかけたんだ!」「あんたが殺されかけるわけねえだろ」
2005-07-22 18:38:00 -
240:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑はソラの言葉に少し傷ついた。まるで自分が人間じゃないみたいに言われた気分になった。「じゃあ見なよ!」紫苑はTシャツを脱いだ。ソラはびっくりして目をそらした。
「ふざけんなよ…服きろって」紫苑はソラの頭を持って紫苑の下着を見せて胸辺りを指差した。2005-07-22 18:43:00 -
241:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは紫苑の胸辺りを見てびっくりした。「これ何か分かる?銃弾」 「…けどあんたには当たらないはずじゃ」紫苑はめりこんだ銃弾を抜き取ってテーブルに置いた。「当たるよ。近すぎていきなり射たれたらそりゃシールドだって張れない」
2005-07-22 19:44:00 -
242:
777 ◆5O.MmWydQc
「あたしを探すために私と同じ星から来た奴等がたまたま行った喫茶店にいたの…あいつらは私が来るのが分かってたのよ。この銃弾も爆弾も私の星のものだから」
2005-07-22 19:47:00 -
243:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはいまいち理解出来ずにいたが考えれば考える程頭が痛くなった。現実味のない現実を叩きつけられ、とんでもない奴に住む場所を与えてる気分。
けれど何故か紫苑をほおってはおけない。自分とどこか似ていて、寂しげで時々見せる表情が痛い程似ている。2005-07-23 01:36:00 -
244:
777 ◆5O.MmWydQc
「あのさぁ…いつ帰れるかも分からないし帰り方すら分からないから私バイトしたいんだけど何かないかな」「バイト?…それもそうだよな…けどあんた身分証明持ってないしな…」ソラの携帯がさっきから鳴っては止み鳴っては止みの繰り替えしでソラはメールを見ながら話た
「ソラの仕事ってさぁ月いくらくらい稼げる?」「さぁ、人によるっていうかさぁ売り上げで変わってくる」「ふーん…そうなんだぁ。それって大変だよね…」ソラは携帯を閉じて立ち上がった。「仕事の件は一応探しとくからさぁ、安心しろよ。身分証明なくても働けるとこないか客に聞いてみるからさ…それよりあんたは目立つから行動する時は控えめに…っていうか行動するなよ」2005-07-23 16:16:00 -
245:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑はソラを見上げた。ソラは少し困った表情を見せて玄関に行き靴を履いた「仕事行くの?」紫苑はソラの背中を見ながら玄関につったった。
2005-07-23 16:21:00 -
246:
名無しさん
?あげ?読んでるょ??
2005-07-25 02:37:00 -
247:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはコクリとうなずき家を出て店へと向かった。それにしても、本当にどうしたらいいのか分からない。 「ソラ!」店の前で声をかけてきたのは愛。ソラはびっくりした様子で愛を見た。 「おっおはよう。どうしたの?仕事は?」「えっ?ソラ何言ってるの?一緒に店入ろうってメールしたじゃん!」
2005-07-25 11:01:00 -
248:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは愛と約束したのを思い出した。「ごめんごめん。じゃあ入ろうか」愛は少しほっぺをふくらましてソラを見上げた。ソラは微笑みながら愛の頭を撫でると愛は嬉しそうに笑いながらソラと一緒に店に入った。
2005-07-25 11:57:00 -
249:
777 ◆5O.MmWydQc
『いらっしゃいませぇぇ!!!』たくさんのホスト達が席から声をあげる。愛は、この瞬間が大好きだ。日本一男前のホストのソラと同伴なんだから。ソラは先にオフィスに行き、用意してる間ホストが席を案内した。店は少し空席があるくらいでとてもにぎわっていた。
2005-07-25 12:02:00 -
250:
777 ◆5O.MmWydQc
オフィスには指名グラフが大きく張られてあり、ソラは二位の蓮と大きく差があいてあった。二位の蓮と三位の誠もものすごい差だ。出勤してきたホストは毎回グラフを見てはソラと蓮に憧れ、目標としているのだ。
2005-07-25 12:35:00 -
251:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはグラフにまったく興味がなく、とりあえず来る予定の客全員に電話してからオフィスを出た。チーフがソラに気付き近くまで来て、「新規客ソラ指名で今四組来てるから愛ちゃんの席少し着いたら、すぐ1番に行って次8番で30番で21番。その後、10番にゆうこちゃん来てるから」ソラは言われた席を見ていく。みんなソラをちらちら見ていたようで目が合った。
2005-07-25 12:48:00 -
252:
777 ◆5O.MmWydQc
新規の客は大抵友達と二人で来る。クラブ水は新規が毎日最低10組は来る。ソラ指名が必ず一日6組新規ではいるのだ。ソラにはショボ客とでかい客すべて含めて200は軽くいた。名前かぶる客も何人も何人もいる。営業メールはとにかく時間がかかる。だから10日にたいがい分けて全員にメールを送る。もちろん毎日来てる客にはマメに連絡もする。
2005-07-25 12:55:00 -
253:
777 ◆5O.MmWydQc
「何か照れるなぁ…ホスト初めて?」「はい!初めてで愛さんの席が初めての席です」「そっかぁ。愛優しいから話しやすいと思うから善かったなぁ。」ソラにそう言われて愛は少し照れた。けんたは売れるだろうとソラは密かに思いながら三人で少し話した。
2005-07-25 17:21:00 -
254:
777 ◆5O.MmWydQc
「愛、ちょっと違う席行ってくるけどけんたと仲良く話てて」ぽんぽんっ。そう言って愛の頭を軽く叩いて席を立った。愛も笑顔で「頑張って!」そう言った。 ソラは歩きだし新規の1番テーブルへと向かう。視界に入ってきたのは二人。二人とも太く、髪が金髪に近い。蓮も指名らしく一人のほうの隣に座っていた。「失礼します」その声に気付き二人がソラを見てはしゃぎだした。
2005-07-25 17:29:00 -
255:
777 ◆5O.MmWydQc
「本物やぁ!!めっちゃかっこええやん!」蓮指名の子がそう言った。「ソラ、二人共神戸から来てくれたんだって!」席に座ると蓮が笑顔でそう言った。ソラは驚いた顔をして二人を見た。蓮指名の子が「さとみがソラ君に一目惚れしたねんなぁ!」すると隣にいたこの顔が真っ赤になった
2005-07-25 17:35:00 -
256:
777 ◆5O.MmWydQc
「指名ありがとう。あっあとわざわざ遠くからありがとう。ソラですよろしく」「さとみって言います。テレビによく出てますよね!あたし一目惚れしちゃって…あっ、ボトルおろしていいですか?」さとみは自らそう言った。ソラはテーブルのボトルに目が行った。すると蓮の指名の子が「これは私がおろしたの!」
2005-07-25 22:18:00 -
257:
777 ◆5O.MmWydQc
そう言った。蓮は優しくその子にほほ笑み、その子もメロメロという感じだった。ソラは驚いた。一緒に飲めばいいのに。と思ったのだ。さとみはボトルメニューを太く手入れのされていない白いがさがさな指で開いて少し考えていた。
2005-07-25 22:27:00 -
258:
777 ◆5O.MmWydQc
肌を見てソラは、さとみがソープで働いてると確信した。ピルと寝不足と日頃からホストに毎日行ってるのだろう、むくみ太りに顔はすこし吹き出物が出来ていた。髪は自分で脱色したのだろうか、プリンになっているし色にむらがありすぎる。服はミニスカートに無理して着てる胸を強調するTシャツ。カバンはカゴバックにキティちゃんのマスコットキーホルダー。
2005-07-25 22:34:00 -
259:
777 ◆5O.MmWydQc
さとみはブルーをおろした。蓮は席移動してヘルプがついた。ソラは次の席に行かなくてはだめなので一杯だけ付き合い、ヘルプが来たところで席を立った。「さとみちゃん、ちょっと待っててね。」さとみは笑顔でうなずいた。
2005-07-25 22:39:00 -
260:
777 ◆5O.MmWydQc
「博士、あんたが言ってたろ?もし死んだらここに埋めてくれって…まぁ海の底なんだけどな」ジュリは海底20メートルの所にいた。そして博士を砂に埋めてライトを消し、しばらく泳いだ。ジュリは海水に体をつけると下半身が魚になる。つまり人魚なのだ。海の中でも息が出来るしイルカのように泳ぎも早い。信じがたいが、事実。2005-07-25 22:49:00 -
261:
777 ◆5O.MmWydQc
深夜の海はぶきみな程暗やみ。ジュリはしばらく泳いでから陸にあがった。そして満点の星空を眺めながら紫苑の事を考えた。「地球に行く方法を考えないと…」
2005-07-25 22:52:00 -
262:
777 ◆5O.MmWydQc
博士が買い取った小さな島は白い砂浜に囲まれて、この時期たくさんの花々が色を染める。博士は自然が大好きでまだ幼いまま逃げ出したジュリと紫苑を保護してからよくここに連れてきた。当時は二人とも気が荒く暴れやすく、博士は手をやいた。それでもこの島に何度も連れて来ては二人を自由にした。誰にも見つからない場所はこの島しかなかったのだ。
2005-07-26 01:15:00 -
263:
777 ◆5O.MmWydQc
三日月からこぼれる光のしずくは海を七色にゆっくり静かに輝かせる。無人島にたった一人きりでその景色を見つめながら博士との思い出を思い出しながら静かにジュリは泣き、少し泳いだ。 静かな波の音を聞きながら背泳ぎしたり魚のようにゆっくり泳いだり。
2005-07-26 01:28:00 -
264:
777 ◆5O.MmWydQc
そして少し深くもぐり泳いだ。
パチ。紫苑が目を覚ました。どれくらい眠ったのだろう太陽の光の糸が白いレースのカーテンから部屋を明るくした。2005-07-26 01:36:00 -
265:
777 ◆5O.MmWydQc
目覚めて現実を叩きつけられた。「はぁ…」ため息がでる。髪をかきあげながら体を起こした。 時計を見ると朝の10時だった。ベッドからでて、テレビを付けて冷蔵庫から牛乳を出して注ぎ口を直接唇に当てそのまま飲んだ。
2005-07-26 02:28:00 -
266:
777 ◆5O.MmWydQc
お腹がすいたので、冷蔵庫から適当に材料を取って朝ご飯を作ってテレビの前のテーブルの上にならべてソファに座った。
2005-07-26 11:24:00 -
267:
777 ◆5O.MmWydQc
アニメを見ながら朝食をゆっくり食べる。紫苑はアニメをえらく気に入った。女の子が変身して悪い悪魔を退治する話。 ついつい集中してしまった。「おもしろかったぁ!」ピーンポーン。家のベルが鳴った。
2005-07-26 11:46:00 -
268:
777 ◆5O.MmWydQc
モニターを見るとソラが映っていたのでドアをあけるとソラがふらつきながらリビングのソファにどさりと座った。
2005-07-26 12:13:00 -
269:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑はグラスに水を入れてソラに渡してもう一つのソファに座った。水を全部飲みグラスをテーブルの上に置いてまたソファにもたれた。
2005-07-26 12:54:00 -
270:
777 ◆5O.MmWydQc
「俺さぁ施設で育ったんだぁ…」ソラがうつろな目で話しだした。かなり酔っているように見える。紫苑は黙って聞く事にした。
「親の顔は全く覚えてない…たまに夢で両親との思い出を見るが顔は見えないんだ…」紫苑はうなずいた。「この業界で成り上がっていつかでかい会社の社長になって」2005-07-26 13:01:00 -
271:
777 ◆5O.MmWydQc
「あんたにだけ言うけど…仕事上秘密だけど今、彼女がいて一緒にすんでるんだ…その子と…結婚して幸せな家庭を築く」ソラは紫苑の目を見ながらそう言った。「そう…あなたも親の顔知らないの?あたしも知らない」
2005-07-26 13:08:00 -
272:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラはそのまま寝息をたてて眠ってしまった。紫苑は、立ち上がりベットから枕とタオルケットをもってきて、枕をソラの頭の下に置いてタオルケットを体にかけてテレビを消してシャワーを浴びにお風呂場に行った。
2005-07-26 13:14:00 -
273:
777 ◆5O.MmWydQc
ザーッ。勢い良くでるお湯に湯気がシャワー室を包む。シャワー室と浴槽のある浴室は別でガラス張りのシャワー室は湯気で白く曇る。紫苑は裸になり、バスローブに香水を軽くふりシャワーを浴びる。紫苑のお尻には蛇のタトゥが彫られてあり、白い肌に妖艶に蛇が渦を巻にらみつけている。
2005-07-26 17:34:00 -
274:
777 ◆5O.MmWydQc
コンコン。びっくりして振り替えるとソラがお尻を指差して「それ、あんたの趣味?」真顔でそういった。紫苑は驚きすぎて動けないでいた。裸の紫苑とソラの間には薄いガラス一枚だけで、二人は目があったままとまっていた。「俺も風呂はいろ」そう言ってソラは浴室に行きボタンを押した。浴槽にお湯が少しずつ入る。そのまま 素通りして風呂場から出た。
2005-07-26 17:42:00 -
275:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑はお風呂からあがるとタオルを頭に巻き下着も付けずにバスローブだけをまとい、リビングに行きソファに横になってるソラの前に行きいきなりまたがった。ソラはあおむけのままびっくりした。「あんたいきなり何なの?!一発お見舞いしようか?!」怒り興奮した紫苑がソラにむかって手のひらを向けて怒鳴った。「ごめん・・けど何度もノックした。…声もかけたしっていうか俺彼女以外興味ない」
2005-07-26 17:48:00 -
276:
777 ◆5O.MmWydQc
その瞬間。紫苑の頭のなかに記憶の映像がモノクロでとぎれとぎれで流れた。《…っ紫苑…一緒にあそ…》誰かが紫苑に向かってそう言っている
2005-07-26 17:53:00 -
277:
777 ◆5O.MmWydQc
「ごめんってば…っていうかどいて」ソラが紫苑の体を持とうとした時紫苑は我に戻りいきなり泣きだした。タオルから髪についている水滴がソラの胸に落ちる。
2005-07-26 20:28:00 -
278:
777 ◆5O.MmWydQc
両手を顔にあてながら紫苑は泣きだし、とまどいながらソラは体を起こして「まじごめんっっ…紫苑?」紫苑は肩を震わしながら泣いた。ソラは何故だかわからないけど抱き締めながら紫苑の背中をトントン叩いた。
2005-07-26 21:48:00 -
280:
名無しさん
書いてる意味がよくわからんねんけど?
2005-07-27 01:56:00 -
281:
名無しさん
むずいってゆうんぢゃなくて文章力なさすぎ
2005-07-27 02:42:00 -
282:
名無しさん
めちゃおもしろいです!!頑張って続き書いて下さいね!!
2005-07-27 03:03:00 -
283:
777 ◆5O.MmWydQc
浴槽にお湯がたまった知らせの音が鳴った。紫苑はソラの腕の中で少し落ち着いたようで、髪をタオルでふきはじめた。「大丈夫?…俺お風呂はいってくる」紫苑はうなずいてソラの顔を水髪をふきつづけた。ソラはそのままお風呂に入った。
2005-07-27 03:23:00 -
284:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は幼い頃の記憶が全くなく親の顔すら覚えていない。一体さっきの頭の中を流れたモノクロの映像は何なのだろうか…。人の腕の中で泣いたのは、いつ振りだろう。
2005-07-27 03:28:00 -
285:
777 ◆5O.MmWydQc
「あった…」ジュリは島の小さな小屋にあるパソコンを思い出しパスワードをいれた。するとつながったのだ。2005-07-27 03:33:00 -
286:
777 ◆5O.MmWydQc
博士はジュリにいざという時の為に役に立つようにこの島のパソコンの中に色々書き込んでいたのだ。ジュリはそれを博士から聞いていた。非常カプセルの場所地球への行き方、博士の金を隠してる場所。他にもいろいろあった。
2005-07-27 03:38:00 -
287:
777 ◆5O.MmWydQc
「これで地球に行けるのか…お金も同じなんだぁ…」パソコンのカードを抜きジュリは防水ポーチに直した。そして小屋から出た。「博士を殺した奴らは紫苑の血を狙いに行ってるはず…とりあえず見つからないように行かないと…」
2005-07-27 05:06:00 -
288:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは紫苑の寝ていたベットで夕方まで寝る事にした。紫苑は用意をして出かける事にしたがソラが話したいと言ったので少し話す事にした。ソラと紫苑は二人でベットに横になった。「私ともう一人ジュリって子がいるんだけどね、特別らしいの。」「特別?」ソラが聞きなおすと紫苑は微笑みうなずいた。「普通じゃないって事…私は破壊と命を蘇らせる力があるの…体を流れる血と気でそうなるの。私もよく分からないんだけど普通じゃないの。その力を目覚めさせた奴らは完璧に目覚めたら私を殺して力をうばうつもりよ…博士が言ってた」2005-07-27 05:18:00 -
289:
777 ◆5O.MmWydQc
「私がどうやって親元から連れ去られたとかは分からない。けど、ジュリと二人だったのは覚えてる…うまく言えないけどね…ジュリは海に足をつけると下半身が魚になるの。ずっともぐっていられるしイルカよりも早く泳げる。あと、ジュリの血は空も飛べるの。
2005-07-27 05:25:00 -
290:
名無しさん
意味わからんゆうてんのになんで無視なん?おもしろいからみてるけど紫苑がソラに怒ってるとこの意味がまったくわからんねんけど?
2005-07-27 15:11:00 -
291:
777 ◆5O.MmWydQc
↑さんへ
紫苑がソラに何故怒っているかというと、いきなり裸見られたからです。風呂場でソラに裸体を見られた時びっくりしすぎて固まってしまったけどだんだん腹がたってそれで怒ったって感じです。文章力なくてすいません。2005-07-27 15:43:00 -
292:
名無しさん
意味分かるよ??初カキコだけど主さんの小説メッチャおもしろい??続き楽しみ?
2005-07-27 16:04:00 -
293:
777 ◆5O.MmWydQc
「重力があるのに何で飛べる訳?」もっともな質問だなと紫苑は思った。「私にもよく分からないんだけどね、血で飛ぶらしいよ」「血?」紫苑はうなずいた。「博士が言ってた。特別な力を持つ人は血が違うって…本来の力が全て備わった時、私とジュリは自分で自分を破壊死んでしまうらしいの…もちろん訓練も必要だけどね、進歩するには精神的にも成長が必要なんだって」
2005-07-27 17:38:00 -
294:
777 ◆5O.MmWydQc
「けど…こんな力よりも…私は普通の女になりたい…誰からも見られず追い掛けられず普通の恋愛をして普通にバイトしたりしたい」紫苑は悲しい顔をした。
2005-07-27 17:44:00 -
295:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラは微笑んで紫苑の顔を見た。「あんたがどういう生き方したかは知らない。けど、そんな風に思っちゃだめだ…もう寝るよ…起きたらまた…しご…と…」そのままソラは眠りについた。
2005-07-27 18:01:00 -
296:
777 ◆5O.MmWydQc
ソラには何故か何でも話し手しまいそうになる…紫苑はそう思った。 きっと今知らない星に来て話す相手がこの人だからだろう…そう感じながらベットから降りてベランダに出て外の景色を眺めていた。
2005-07-27 20:58:00 -
297:
777 ◆5O.MmWydQc
ビルが建ち並ぶこの町は、海が見えないなぁ…ふとそう思いながらマンションの下の道を見ると黒服の男と女が五人程うろうろしていた。少し見てると警察も二人来て何やら話している。紫苑は、部屋に急いで入りポーチの中に入ってあったテントウムシの形をした盗聴器を取出しスイッチを入れた。すると羽がでてきて紫苑のまわりを2周してまた紫苑の手の平に止まった。「真下に居る女に止まって。見つからないように」盗聴器にそう言うと背中の斑点がチカチカ光り紫苑はベランダに行き黒服の女に向かって投げるとゆっくり飛びながら見事に見つからず盗聴器は女の髪の中に隠れた。
2005-07-27 21:09:00 -
298:
777 ◆5O.MmWydQc
紫苑は小さい耳栓のようなものにスイッチを入れて耳に入れると女の声が聞こえてきた。『ここら辺で目撃したって情報本当?』『ホテルは全部調べたが紫苑にら当てはまらない…ここ辺にいるはずだ…近所の人があるいてるのを見たそうだから』男の声がした。紫苑は自分が探されてるのを確信した。『博士は消したらしく、今ジュリを探してるところみたいだからジュリが紫苑がこっちに来てしまった事に気付き来る前に紫苑を消して血を抜かないと』
2005-07-27 21:18:00 -
299:
777 ◆5O.MmWydQc
「…消した…?…」紫苑は目を大きく開いたまま固まった。「博士を殺したって事?…まさか…けど消すって」女たちの会話は続いていた。『とにかく紫苑に関わっていく奴は始末していいから紫苑の居場所を聞き出して。どこかにいるはずよ…』『マンションの聞き込みは警察に任せてください!』『そうね…怪しい奴は殺して!報酬は弾むわ』
2005-07-27 21:26:00 -
300:
777 ◆5O.MmWydQc
「…何言ってんの…?こいつら意味まじ分かんない…博士を?…消した?…」部屋に戻りソファに座って、考えたら怒りがこみあげてきて紫苑の拳に力が入る。紫苑は切れることは一度もなかった。紫苑にとって博士は大切な家族、命を捨てでも守れる存在。そして命の恩人。
2005-07-28 00:58:00