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君がいた日々?

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  • 1:

    乃亜

    詩のような感じの日記みたいですが?良かったら、読んでみて下さい?

    2006-03-02 20:21:00
  • 2:

    乃亜

    僕は、忘れないだろう―
    君がいたあの日を… 君と過ごしたあの日々を…。

    2006-03-02 20:23:00
  • 3:

    名無しさん

    ―2001年10月10日―僕と麗が初めて出会った日…。
    友達の紹介で僕達は出会った。
    あの時まだ、お互いの事も知らず…
    僕達は、二人して何も話さなかったよね

    2006-03-02 20:27:00
  • 4:

    名無しさん

    ―2001年10月20日―僕達が二度目にあった日…。
    帰り際君の顔が少し寂しそうだった…


    久しぶりに日記を読んだ気がした。何でこんなにも君の事を書いてるのだろう…ペラペラとページをめくる。
    パサッ―何かが落ちた。
    それがあったページが開かれていた。

    2006-03-02 20:35:00
  • 5:

    名無しさん

    ―2005年12月20日―君とよく来ていた。海にやって来たよ…たった一人で…
    君に見せたかったものがあるんだ…
    それはね…………。
    君に見せたかったもの?それってコレなのか?僕は、さっき落ちたそれを拾って眺めた。

    2006-03-02 20:38:00
  • 6:

    名無しさん

    ―2005年12月21日―昨日は、あそこで思いっきり泣いた。
    今まで泣くのを我慢していたせいか…。涙ってこんなに流れるのかって思った…止まらない涙の中に見たものは、とてつもなく綺麗で…
    君にも見せたかったよ。

    どんなものを僕は、見たのだろう?
    何故、今覚えてないのだろう?

    2006-03-02 20:43:00
  • 7:

    名無しさん

    ぺラ…ペラ…
    その後のページは白紙だらけだった…
    何も書いてなくて…僕は自分の日記に少しがっかりした…。ペラペラ…ペラペラめくっていく度にどうしてもめくれないページがある…
    僕は、少しずつそのページをはがしていく…

    2006-03-02 20:46:00
  • 8:

    名無しさん

    ベリッ…鈍い音をたてながら紙がはがれた。
    おそるおそる覗きこむと…
    赤く染まっていた…部分ぶぶんハゲていて読めるヶ所がある
    彼女は…もういない

    2006-03-02 22:03:00
  • 9:

    名無しさん

    ズキ、ズキする胸…込み上げてくる鳴咽と共に…
    疼く左手の傷跡…
    思いだした。

    2006-03-03 04:41:00
  • 10:

    名無しさん

    ―2005年12月30日―君の誕生日だ!僕は、この日真っ赤なワインを一本購入した。僕は、かなり酔っ払っていたせいもあり…いつものように帰ってきた「ただいま」静まりかえってるはずの部屋で小さく〔おかえり〕と聞こえた気がした。僕は、迷わずワイングラスを?つとるとリビングに向かった。「お誕生日おめでとう。」誰もいない筈なのに…。〔ありがとう〕って聞こえた気がした。しばらくそんなやりとりをしてワインが半分になった頃…。僕は、気持ち悪くなりトイレへと向かった。

    2006-03-03 04:50:00
  • 11:

    名無しさん

    戻ってきた僕は、完全に素面になっていた。そんな僕は、テーブルの上の?つ並んだグラスを眺めていた…。
    しばらくして僕は、僕のした行動に鳥肌がたった…
    そして、向かい側にあったグラスを掴むと迷う事なく流しに持っていった…

    2006-03-03 04:54:00
  • 12:

    名無しさん

    そして僕は、彼女へと差し出したであろうグラスと…
    彼女に飲ませる為に買ってきた…残りのワインを捨てた。
    彼女は、もういないんだ…もういないんだよ…
    何度も言いきかせながらにぎりしめたグラスに力がこもる…

    2006-03-03 04:56:00
  • 13:

    名無しさん

    パリン…グシャ…グチャ…
    鈍い音をたてながらグラスが割れた…。掌はざっくりときれ。僕の涙は、頬をつたい零れ落ちる…。不思議と痛みは感じなかった…
    ただ、ボタ…ボタ…と落ちる血液を眺めていた。

    2006-03-03 04:59:00
  • 14:

    名無しさん

    しばらくそんな光景を眺めていたのだけれど…。
    僕は、我にかえり…流し台の蛇口をひねった…
    キュ…ジョボジョボジョボ………
    水と共にワインか血なのかわからない液体達も、排水溝に円を描きながら吸い込まれていった…。
    僕は、血がボタボタと流れる左手を押さえながら…
    自分の部屋へと入った。

    2006-03-03 05:05:00
  • 15:

    名無しさん

    部屋に入ると…。
    今までつけてきた日記の今日のページを開いた。
    ペラペラ…ぺラ…
    真っ白のページに僕は力いっぱい書きなぐる…
    彼女は、もういないんだ。僕は、彼女の為にワインを数本買ったけれど…。
    もう、彼女はいないんだよ…
    ?年も経つのに何で気付かないのですか?馬鹿な僕…。
    いつか気付かなければならないのだから早く気付いて下さい。未来の自分に宛てたメッセージが血に染まっていく…
    そんな事に気付きもせずに日記を閉じて眠りについた…。

    2006-03-03 05:10:00
  • 16:

    名無しさん

    ―現在―
    僕は、思いだし…
    鳴咽が込み上げてきたので…日記を閉じた。彼女はいない…。そんな事実を受け入れる事の出来なかったあの日の僕…。何故彼女はいなくなったのだろう?
    何故こんな弱い僕を一人にしたのだろ?考えても解らない疑問達がいくつも頭の中をグルグルと巡り始める。
    もしかして僕達は、愛し合わない方が良かったのか?
    出会わない方が良かったのか?

    2006-03-03 05:15:00
  • 17:

    名無しさん

    僕は、彼女がまだこの世界にいるって信じてるんだ。
    みんなには、きっと馬鹿にされてしまうだろうけど…

    2006-03-03 15:13:00
  • 18:

    名無しさん

    僕は自分の日記を閉じた。
    そして、思いだす君がいた日々を…。

    2006-03-03 17:33:00
  • 19:

    名無しさん

    麗「乃亜〜。」荷物が運び込まれたばかりの部屋で麗が僕の名前を呼ぶ。
    乃亜「やっと一緒に住めるな!親の許可もおりたって事で」麗は、笑顔で頷く…僕は、そんな麗の横顔を見つめていた。麗「ずっと一緒にいようね!私から離れないでね!」背中に抱き付いて言う麗に僕は何も言ってあげられなかった…。

    2006-03-03 17:38:00
  • 20:

    名無しさん

    そんな風に僕達の同棲生活は始まったのだ…。
    同棲というものは、何とも寂しいものだった。
    僕達は、あの時のように一緒に会ってる時間を大切にはしなかった…。
    毎日当たり前のように君がいる!
    だからなのか、自然と僕の帰りは遅くなり始めた。

    2006-03-03 17:41:00
  • 21:

    名無しさん

    毎日毎日、ウザイぐらいに入ってくる麗のメールに…
    僕は、返事を返す事さえもしなくなっていた。
    仲間といる時間を大切にしていく毎日…あんなにも麗と一緒にいたいと望んでいたのに、そんな気持ちは月を重ねる事に消えていった…。

    2006-03-03 17:45:00
  • 22:

    名無しさん

    ある日、麗が僕に言った。
    「同棲なんかしなかったら良かったね」って…。
    僕は、頷く事も麗の顔を見る事さえも出来なかった。
    「乃亜は、麗の事嫌いなの?嫌いなんでしょ?」僕の事をバシバシ叩きながら、麗が言う。
    僕は、そんな麗に何の言葉もかけれなかった…。

    2006-03-03 17:48:00
  • 23:

    名無しさん

    時々、思いだすんだ。あの日、何か言ってれば違ったのかな?って…。
    君への気持ちが変わらなかったら良かったのかな?って…。そんな風に僕は、今でも後悔しているんだよ。

    2006-03-03 17:51:00
  • 24:

    名無しさん

    麗…君に会いたい。君に会う事が出来ないのなんてわかっているよ!
    本当は、僕の事を憎んでるかもしれないね…。
    それでもいいから、僕は君に会いたい。頬を伝う幾つもの涙、拭ってもまた溢れだす涙…。
    どうして、あの時僕は麗を探さなかったのだろう?
    会いに行かなかったのだろう?
    麗…もう一度君をこの手で掴んだらけして離しはしないのに

    2006-03-03 17:55:00
  • 25:

    名無しさん

    二年前の夏…。
    彼女は「さよなら」とだけ書いた紙を残して消えた。
    これ、乃亜にあげるねって置いてあったのは…。
    彼女が大切につけていた、ネックレスだった。
    何でお守りがわりにつけてた物を置いていったのだろう?
    かなり、疑問に思いながら眠りについた

    2006-03-03 20:31:00
  • 26:

    名無しさん

    それからどれだけ日にちが経ったのだろう?
    忙しさに追われて彼女の事も、彼女からもらったネックレスの事も忘れかけていた時だった…。
    ?体から出て行って温もり何かなくていいの?携帯からスターダストレビューの追憶が流れた。
    僕は、麗だと思い電話に出た。

    2006-03-03 20:53:00
  • 27:

    名無しさん

    コレが僕の人生に影を落とす…。悪夢の電話になる事をこの時の僕は知らずに…久々に麗と話せる事に胸を踊らせながら受話器に耳をあてた。

    2006-03-03 21:00:00
  • 28:

    名無しさん

    「もしもし、麗元気にしてた?早く戻ってこいよ!」僕は、弾む心を押さえられずに…勢いよく喋った。
    電話の主は、まだ何も話せなかった。
    しばらく僕が黙っていると…
    電話の主は、話し始めた。

    2006-03-03 21:02:00
  • 29:

    名無しさん

    「君が乃亜くんかな?」男??僕は、少し戸惑いながら答える。「そうですが、麗の新しい男ですか?」僕の質問に男は困りながら答える。「違うよ…。僕は、麗の兄なんだ。」僕は、一瞬頭が真っ白になったけれど…。すぐに尋ねる。
    「彼女に何かあったんですか?」
    その質問に麗のお兄さんは黙っていた。

    2006-03-03 21:08:00
  • 30:

    名無しさん

    どれだけ沈黙が続いたのだろうか…。お兄さんの鼻をすする音だけをしばらく聞いていた気がする。そしてゆっくりと淡々とお兄さんが話し始める…。

    2006-03-03 21:21:00
  • 31:

    名無しさん

    「泣かないで聞いて欲しいんだ。」
    「はい」
    お兄さんの暗い声に僕は凄く嫌な予感がした…
    「麗は、今日の朝息をひきとった…」
    頭が真っ白になった麗が、この世界にもういない………?

    2006-03-03 21:39:00
  • 32:

    名無しさん

    僕の頭の中が真っ白になっている中で、お兄さんはまだ淡々と話し続ける。
    「麗は君に会いたがっていたよ」「…」喉の奥がジンジンと熱くなっていく…。「三日前に急に倒れてね…元々心臓がそれ程丈夫な子ではなかったからね。」
    「…」心臓??そんな話聞かなかった。確かにたまに薬を飲んでるのはみかけたよ!お兄さんは、僕を気にする事もなく話続ける。

    2006-03-03 21:47:00
  • 33:

    名無しさん

    「でも、麗がなくなったのは…心臓とはまったく関係はない。あいつは知っていたんだ。自分がそんなに長くない事も、君と一緒にいれない事も…。そんな頃じゃないのかな?君に、別れを告げて戻ってきたのは…」
    「…」
    元々彼女は、長く生きれなかった……。お兄さんは、無言の僕を無視して話し続ける。

    2006-03-03 21:54:00
  • 34:

    名無しさん

    「麗は、帰ってきてからもずっと君に会いたいって言っていたよ。弱っていく体を心配するわけでもなく…君の事をずっと心配していたよ…ちゃんとご飯食べてるかとか、新しい女ができたんじゃないかとか、私を忘れて欲しくないとか、幸せになって欲しいとか…。そんな風に君の事をずっと聞かされていたよ…君は、麗にとって素晴らしい存在だったんだね」お兄さんの言葉に息がつまりそうになる。彼女に何もしたあげれなかった僕が素晴らしい存在だったなんて…。僕は、お兄さんに話し始めた。彼女との真実を

    2006-03-03 22:23:00
  • 35:

    名無しさん

    「僕は、麗にとって素晴らしい男なんかじゃなかったです。」「…」お兄さんは黙ってしまった。
    「同棲してからの、一年間は彼女と過ごす事が楽しかったから…。毎日家に帰っていたけれど…しばらくしてから段々と僕は家に帰らなくなりました。しばらくしてから麗の事をウザイとさえ感じ始めました。そんな時です…麗が僕に置き手紙と一緒にネックレスを置いて家を出たのは…。」そこまで言うと涙が込み上げてきて…止まらなかった。
    そんな僕をなだめるようにお兄さんは言う。

    2006-03-03 22:41:00
  • 36:

    名無しさん

    「乃亜くん…麗が病気を隠してでも一緒に居たいって思ったのは、君が初めてだったんだ。いつもは、病気の事を告げて同情やら騙されたりで…。きっとね、君が自分の事をこんなに想ってくれてる事を知って。隠し通す事が出来なくなってしまったんだよ。だから、乃亜くん君も自分を責めないで欲しいんだ。君が自分を責めてしまうときっと麗も自分を責めてしまうと思うんだ。」お兄さんは泣いているのか…。カスレた声で話した。
    僕もお兄さんにつられて泣いていた。

    2006-03-03 22:53:00
  • 37:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 38:

    名無しさん

    僕は、少し動揺しながら電話にでる…。「もしもし…。」
    「乃亜さんの携帯ですか?」優しそうな声をした女の人の声だった。
    誰かに似ている声…「麗か?」僕は、驚きながらいう。その女の人は、答える!「番号かわってなくて良かったです。」「生きてたの?」
    「はいっ?」少し驚いた声が返ってきた。僕は、無言になる。受話器の向こうの女の人は答える…。「乃亜さんに、渡したいものがあるんです。私、宮下麗の妹の愛ですけど…。もう、二年も経ってしまいましたけれど…」「はい…」麗に妹が居たなんて初めて知った。どうりで声が似ているんだ…。ボッーとしながら彼女の声に耳を澄ました。

    2006-03-04 03:59:00
  • 39:

    名無しさん

    「姉が亡くなってから…二年も経った今連絡して申し訳ありません…。」本当に申し訳なさそうな声で彼女はいう。
    「はい」としか僕は答える事が出来ない。そんな僕を気にせず話す。「実は、昨日ヨーロッパから帰ってきて…。お通夜のときに連絡すれば良かったのですが…バタバタしていて、すぐにヨーロッパに帰ってしまったので…」「はい…」「あの、明日あたりにそちらに伺ってもよろしいですか?」「はい…でも…」「住所はわかりますので…明日の?時にお伺い致します。では…」ガチャ…プー…プー電話は、一方的に切れた。渡したい物ってなんだろう?

    2006-03-04 04:05:00
  • 40:

    名無しさん

    僕は、しばらく携帯の着信履歴を眺めていた…。
    二年経っても相変わらず僕は、麗の番号を登録しているなんて…。
    どうして僕は、削除しなかったんだろう?どうして僕は、彼女を作らないんだろう?けしてモテなかった訳ではない…。ただ、新しい誰かと新しい想い出を作って…。
    麗との想い出を消したくなかっただけ…?0になって本気で好きになった人を忘れたくなかっただけそんな風に考えてたらあっと言う間に、??になってただけ
    そう思う事にしないとやっていけなかった…

    2006-03-04 04:29:00
  • 41:

    名無しさん

    ―チュンチュン…チュンチュン―気付くと携帯を握りながら眠っていたらしい…。
    時計の針は、十時をさしていた…
    片付けしないとな…少しボッーとする頭でコーヒーを作り、飲み干すと…。
    僕は、掃除と洗濯をし始めた。たまの休みだから、やらないとな!
    ってよりも、彼女の妹が来るからな…
    ブーン…ブーン…。グワン…グワン…。パン…パン…パン…ガチャ…カチャ…
    何もかもの音が、何もない部屋にはよく響きわたる。

    2006-03-04 04:35:00
  • 42:

    名無しさん

    ―ピンポーン―
    気付くと時計の針は1時5分をさしていた…
    ガチャ…扉を開けるとそこには麗がたっていた。
    「えっ?」僕が困っていると目の前の彼女が言う。
    「昨日電話した愛ですけど…」僕は、少し戸惑いながら部屋の中に案内した。
    「お邪魔します。」彼女は不思議そうに当たりを見回すと…テーブルに腰をおろした。僕は、コーヒーを二ついれて彼女にさしだした…。
    軽くお辞儀をして彼女は話し始める…。

    2006-03-04 04:41:00
  • 43:

    名無しさん

    「まだ、姉の番号を消してなかったんですね?」彼女の質問に僕は小さく頷いた
    彼女は、麗の笑顔に似た笑顔で笑い―
    「良かったです。姉の事を忘れてなくて」と言った。
    「乃亜さんに渡したかった物を持ってきたんで…」そういうと彼女は小さな紙袋の中から、一つずつ彼女の使っていた物達を並べ始めた…。

    2006-03-04 04:46:00
  • 44:

    名無しさん

    その中には、僕の見た事ある物と初めて目にする物があった「一番にお渡したかったのか゛コレです。」水色の封筒を僕に差し出す。「手紙ですか?」僕が訪ねると、彼女は笑みを浮かべて―中身は読んでませんから―と言った。
    僕は、水色の封筒の中に入った手紙を読み始めた。

    2006-03-04 04:49:00
  • 45:

    名無しさん

    あげ?

    2006-03-04 15:22:00
  • 46:

    名無しさん

    dear乃亜
    私は、今病院のベットの中…。私の命は、私が思っていた以上に短いとさっきお医者さんに聞きました。乃亜と一緒に住んでいた日々を昨日の事のように思い出します。何も言わずに出て行ってごめんなさい。乃亜のせいじゃないの…。あの日の昼間、私はいつものように病院に薬を取りにいったの…そこで先週の検査結果が出たの、持病の心臓も酷く悪くなっていて合併症も引き起こしてるっていう話だった…。乃亜の事をすごく愛してた。だから、迷惑をかけたくなかった…。でも、私の事を忘れては欲しくなかった。だから、私は考えたのです…。乃亜が他の誰かと幸せになれるように出て行こうと!だから、自分を責めないでね!乃亜は、とても優しい人だから…。自分を責めてしまうでしょうから…。
    涙が込み上げてきた。溢れてくる涙で文字がかすんでいた…深呼吸をして二枚目を読み始める。

    2006-03-04 17:31:00
  • 47:

    名無しさん

    乃亜が友達をとって帰ってこなくなってから…本当はね、寂しい半面嬉しかったの…乃亜は、私といる事ばかり優先して友達と遊びに行かなかったから…。私は、長くない事を知ってたから!乃亜には、友達を優先して欲しかったの…本当はもっと一緒にいたかった。貴方と過ごしたかった…。乃亜、貴方に内緒にしてた事が一つだけあるの乃亜にとってすごく宝物になりそうなものを置いて行きます。愛からそれをもらって下さい。
    さようなら……。
    from れい
    とても綺麗な字で、とても愛しい言葉で涙がとまらなかった。僕にとって大切なものってなんだろ?僕が便箋から顔を上げると愛ちゃんはいなくなっていた…。

    2006-03-05 03:58:00
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