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負け犬?
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1:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
初めて書かせて頂きます。他の主さんのようにうまくは書けないと思いますが読んで下さる方がいれば光栄です。
2006-02-23 22:11:00 -
2:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
私はノリコ。29歳独身。
職業ホステス。といっても若くもないしこれといって別嬪でもない。喋りが特別できるわけでもない、売れる要素ゼロ。売れないホステスです。
これは私が三十路手前で経験した恋の話です。2006-02-23 22:16:00 -
3:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
これまでの恋愛といえば不倫、愛人などが多くこの先結婚などできるのかといつも不安になっていた。
ホステスの仕事もそろそろ潮時でとにかく私は自分の人生にあせりを感じていた。
ちゃんと結婚を前提にお付き合いできる彼氏を探そうと決めた。2006-02-23 22:20:00 -
4:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
が、私の回りは今だに落ち着かない子が多くいる。
愛人としてお金を貰っていたり、何人もの男と付き合っていたりみんなそれなりに遊んでいるみたい。
仲の良い同い年のホステスミユキもその一人だ。
ミユキは誰もが認める位の別嬪で大会社の社長さんの愛人。月ン百万という金を貰っている。そんな彼女と冴えない私がなぜか馬が合いここ四年位は仲良くしていた。2006-02-23 22:26:00 -
5:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
いつも彼女は
「女に生まれたからにはそれをフル活用させて金稼ぐのは当たり前。勿体ないでぇ!おっさんばっかり相手はたまにしんどいけどワラ」と馬鹿笑いしながら言っている。
そんな彼女のストレス発散はホストクラブ。
可愛いホストを見つけては金を使ってお持ち帰りしている精力的な女だ。2006-02-23 22:30:00 -
6:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
彼女に連れられて何回かホストクラブに行った事はあるがなんか回りは若い可愛い女の子ばかりでミユキのような別嬪ならともかく自分は場違いな気がして妙に恥ずかしくなり楽しめなかった。
だけどある日出会ってしまった。
彼との出会いが私の負け犬人生に追い打ちをかける事になる。2006-02-23 22:34:00 -
7:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
その日は嫌な客が来て飲まなやってられない状態でひたすら飲み店が終わる12時半には私はフラフラになっていた。気分がよくこのまま帰るのは嫌だと思いミユキに電話した。
「ミユキ〜飲みに行こう〜!!」
『あんたからの誘いは珍しいなぁ!今ホストクラブにいるからおいで〜!』
いつもならホストと聞いたら躊躇する私だか今日は酔っていてノリノリで行く事にした。2006-02-23 22:39:00 -
8:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
ミナミまでタクシーに乗り移動しミユキがいるホストクラブに着いた。
ドアを開けた瞬間の爆音とホスト達の声で少し我に返り
(やっぱり場違いやな〜)
と思ったもののここまで来たらしょうがない。
ホストにミユキの席まで案内された。2006-02-23 22:42:00 -
9:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
『ノリコお疲れぇぇ〜』
ミユキのテーブルにはシャンパンやワインの空き瓶が並んでいて彼女ももう酔っているようだ。
「お疲れ〜!!」
私も調子を合わせハイテンションで話しかけた。
『今日は飲むでぇ!!』2006-02-23 22:46:00 -
10:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
ミユキのテンションに5、6人着いてたホスト達も苦笑い。注文を聞かれたのでとりあえずビールと答えると『ビールなんて居酒屋で呑めぇ!シャンパン持ってこい!』
とミユキ。ホスト達が一斉に「ありやっす!!」
と答える。
爆音で音楽がなりホストのマイクパフォーマンス、初めて生で見るシャンパンコールを前に呆気にとられている私にシャンパンの瓶が回って来て訳がわからないまま一気した。2006-02-23 22:51:00 -
11:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
ミユキの「もう一本」という声にシャンパンが次々と空いていく。
ホストクラブってすごい!5、6のシャンパンが空きコールが終わる頃には私は緊張も解けベロベロになっていた。
ミユキは更に酔っぱらいで女王様状態だった。2006-02-23 22:56:00 -
12:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
思わず声に出してしまった…。まだあどけなさの残る、でも整った顔一言でいう美少年が座っていた。
「あ〜こいつ新人なんです。かわいがったって下さいよ〜!」
ミユキの口座君が言う。
『タカです。初めまして』緊張しているのか無理矢理作ったような笑顔で頭を下げる。
「ノリコです。よろしくねっ!」
歳いくと年下がよくなるって言うけど本当やな〜と思った。まだ全然ホストっぽくない新人丸だしのタカがとても可愛く思えた。2006-03-03 06:14:00 -
13:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
『タカくんはいくつなぁん??』
「もうすぐ21歳です!!」(げっアタシ来月30だし9歳も年下かよ…)
『ノリコその子気に入ったん〜?可愛いやん!付き合い〜や!』
酔っ払ったミユキが絡んでくる。
「なんでよ〜!こんなおばちゃん相手にするわけないやんなぁ〜!」
焦った私が言う。
『そんな!ノリコさんは全然若いし綺麗っす!』
何故かタカも焦って言う。そりゃ新人といえど客商売。お世辞は大事ですから。2006-03-03 06:23:00 -
14:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
『ありがとう。』
にこっと笑顔で返す。それからはタカといろんな話をした。
最近までガソスタでバイトをしてた事、実家暮らしが嫌な事、友達の話、何か全てが今の私には新鮮で楽しかった。
タカも話しているうちに私をノリちゃんと呼ぶようになった。9つも年下の男の子にそう呼ばれるのはなんか気恥ずかしいようで嬉しかった。そしてあっという間にラストの時間。
「さーて帰るか!チェックして!ノリコと伝票一緒でいいしな!」
ミユキが伝える。2006-03-03 06:30:00 -
15:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
「ありがとうございます」ミユキの口座が持って来た伝票を見てびっくりした。―72万円―
ミユキは普通の顔してカードを口座に渡し私に
『今日は奢るからええよ』と言ったがそういう訳にもいかず
『今日はこれだけしかないし明日残り返すね』
と財布に入った15万円を渡そうとしたがミユキは勝手にシャンパン降ろしたからと言い断固受けとらなかった。最後は負けて「ご馳走様」とミユキに言い店を出る事になった。2006-03-03 06:37:00 -
16:
ぬしぬし ◆wJkg.MER6.
エレベーターに乗る時一緒に乗ればいいのに何故かミユキと口座君が
「先下行くね〜あんたタカと乗り〜」
と言い先に下りていった。残された二人でエレベーターを待っていると
『今日はホンマにノリちゃんと話せて楽しかった〜番号聞いてもいい?』
とタカが言って来た。
「いいよ〜私も楽しかった。また来るね。」
と番号とアドレスを交換し二人でエレベーターに乗り下に下りた。2006-03-03 06:42:00 -
17:
名無しさん
あ
2009-11-16 05:12:00 -
18:
名無しさん
おもんない
2009-11-18 03:27:00