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リアル・タイム -続・自虐体質-
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1:
玲
あれから私がどぉなったか…事が起こる度に綴(つづ)っていきます?
2006-03-02 06:24:00 -
2:
玲
ある日―
相変わらず私は彼の店に通っていた。仕事が終わり、彼の店に向かう。今私たち2人の中で『ブラックジャック』というトランプゲームが流行っていた。2006-03-02 06:30:00 -
3:
玲
『ブラックジャック』はトランプでする賭事。少しのお金を賭けて私たちは毎日のように飽きもせず、せっせとゲームをしていた。
2006-03-02 06:32:00 -
4:
玲
その日はたまたま彼が負けていて、彼がいらいらしているのが手に取るようにわかった。
2006-03-02 06:33:00 -
5:
玲
負けず嫌いな彼は自分が勝っているときは機嫌がよく、負けていたら機嫌が悪い。まるで幼い子供みたいでかわいい。
2006-03-02 06:35:00 -
6:
玲
しかしあまりにも目に余る彼の態度に私はカチンときた。
『何でそんな機嫌悪いんさ。たかが賭事やん。』2006-03-02 06:36:00 -
7:
玲
ちょっとムッとした態度で彼に言った。
『別に機嫌悪ないしな。』彼は無愛想に言う。2006-03-02 06:37:00 -
8:
玲
『いやいや、明らかに機嫌悪いやん!』
私はイライラしてきて彼を責める。2006-03-02 07:44:00 -
9:
玲
『悪ないって!しつこい!』
多少声が大きくなりながら彼は一言そう言い残して私の席から離れていった。2006-03-02 07:45:00 -
10:
玲
15分ぐらい経っただろうか。彼が戻ってくる気配はない。私は自分の席で彼にメールを打つ。
『何で放置なん!?』
送信完了の文字が携帯の画面に浮かびあがる。2006-03-02 07:48:00 -
11:
玲
携帯をチラっと見て彼が戻ってきた。メールについては何も言ってこない。私はすかさず彼に詰め寄る。
『何で放置とかすんのさ。』2006-03-02 07:49:00 -
12:
玲
『放置って何が?向こうにしゃべりに行ってただけやん。それがあかんの?』
彼はまた無愛想に返してくる。2006-03-02 07:51:00 -
13:
玲
普段はいちいちしゃべりに行ったりはしない。おかしいと思いながらも口を閉じる。私の席には気まずい空気が漂(ただよ)っている。
2006-03-02 07:54:00 -
14:
玲
『眠い』
彼はそう言うと顔を下に向き、寝る態勢に入った。私はどうすればいーのかわからなくなってイライラしながら彼に尋(たず)ねる。2006-03-02 07:58:00 -
15:
玲
『ちょっと。私どないしたらいーのよ。』
彼は下を向いたまま素っ気なく答えた。
『さぁ?おまえも寝たら?』2006-03-02 07:59:00 -
16:
玲
『寝たら?って何なん!?意味わからんし。別に眠くないし。てか何よ、その態度。怒ってないなら何でそんな態度とるのよ。そんなんやから余計不安になるんやん。だから言いたくもないこと言わなあかんし喧嘩にもなるんやん。』
できるだけ冷静さを保(たも)ちながら文句を飛ばす。2006-03-02 08:04:00 -
17:
玲
うわぁ、自分にこんなグチグチ言う客いてたらやっかいやろなぁと心の中で思いながら…
2006-03-02 08:05:00 -
18:
玲
彼は顔を上げ、半(なか)ば怒り気味の表情で私を見つめ言った。
『だから?』2006-03-02 08:07:00 -
19:
玲
『だから?じゃないやん。何でそんなんか聞いてんのさ。』
彼にたてつくことにはもう慣れっこだ。2006-03-02 08:09:00 -
20:
玲
『お前さぁ、何でこんなんなったかわかってる?お前オレに何した?何したかわかってゆーてるん?また1から説明しなあかん?』
彼もイライラしてきている。2006-03-02 08:11:00 -
21:
玲
『じゃぁ今まで黙ってたけど言わしてもらうわ。私が浮気したん、あなたには全然責任なかったと言いたいの?』
私は冷静に話合えてるうちに言っておこうと思い、彼に初めてそういうことを言った。2006-03-02 08:13:00 -
22:
玲
私は浮気を正当化するつもりもない。だけどあたしの中では最初に彼が私に不信感を持たしたのが原因だと思ってる。
2006-03-02 08:48:00 -
23:
玲
『オレがお前に何かしたか!?』
眠気はどこかに行ってしまったのだろうか。彼はちゃんと話をしようとしてくれている。2006-03-02 08:52:00 -
24:
玲
『だって一緒に住むって言ってて直前なって無理とか言いだしたやん。誰だってそんなんされたら色かなって思うやん。相手が色やのに何でこっちが真剣ならなあかんの?って思うやん。』
こんなこと言って何か変わるのかなと思いながらも言ってしまう自分がいる。2006-03-02 08:56:00 -
25:
玲
『だからってオレが他の女と寝たか?オレが他の女と寝たんなら、お前が文句言うてくるんもわかる。でもそうじゃないやん。色かもって思った時点でゆーてこいよ。お前はお前の思い込みで勝手に他の男と寝たんやん。』
珍しくこの日はいつもみたいに怒鳴り合いにならない。2006-03-02 08:59:00 -
26:
玲
ほんまに他の女と寝てないの?という私の問いに彼は自信満々で、ない。と答え、さらに『もしそんなんしてたら、お前がそれを知らんくてもオレはここまで怒られへん』とも言った。
2006-03-02 09:02:00 -
27:
玲
『約束も守らんかったやん。色かけるときはゆーてってあれだけゆーてたのに。』
1度言いだすと止まらない。あれやこれやと彼に対する不満が出てくる。2006-03-02 09:05:00 -
28:
玲
『そんなん言えるわけないやん。気にするやろなとか思うやん。しかもあんなんホストしたてで、どない返したらいーかわからんかったんもある。やけど今ならそれぐらいわかるからな。』
それぐらいわかるからもー色かけるみたいなことはしない。と言いたいらしい。2006-03-02 09:22:00 -
29:
玲
『お前が我慢してるんもわかってる。やけど耐えれるってゆーたん自分やろ?』彼は私のしんどさもわかってくれてると言う。どこまでわかってるかはわからないが…
2006-03-02 16:52:00 -
30:
玲
この日、私は彼を少しだけ信じられた。
2006-03-02 16:53:00