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疫病神な私〜代わりに私が逝けば良かったのに〜
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1:
美月
10月16日 午後4時過ぎ
私ゎまた一人ぼっちにされてしまった…
大好きだった人が離れて行くのゎこれでもぅ何度目だろぅ……お願いだから一人にしなぃで……2005-12-27 05:28:00 -
31:
美月
『違う……違うねんお母さん。夢とかじゃないねん!』
やっとでた一言。
『起きたらな、お父さんが私の体の上乗ってて、それで手で口塞がれたりして……』
『美月!!!』
母が大声で叫んだ。2005-12-28 00:47:00 -
32:
美月
いきなりの声に体がビクっとなる。
『あんた何言ってんのか分かってんのか?父親が…、圭ちゃんがあんたにそんなことするわけないやろ?自分の父親に向かってよくそんな嘘がつけんな!!』
バシッ!平手打ちが頬に飛んできた。
『違う…お母さん信じて……ホンマにお父さんが……』また涙が零れる。『早く圭ちゃんに謝りなさい!』首を横に振る私。
母がまた手を振りかざした瞬間――『まぁまぁ、もぅええやん。たかが夢の話しなんやから京子も許したりぃや。まだ美月も子供やっていう証拠や』2005-12-28 00:59:00 -
33:
美月
父の言ったその一言で母は少しだけでも落ち着きを取り戻したようにみえた。
だけど、母にとって1番大切にしている父の事を言ってしまった私に対して…。母はその怒りを隠せないでいた。2005-12-28 01:13:00 -
34:
美月
『ごめんね圭ちゃん。嫌な思いさせて。ホンマにこの子だけは前の旦那に似てるんかできの悪い子で…こんな風に育てた覚えないのに…。』
少し涙がたまった目で父に謝る母。
『美月……私をそこまでして惨めな女にさせたいん…?お母さんをどこまで落としたらあんたは気が済むん…?お母さんにどうしろって言うねんなぁ!!』
この言葉をきっかけに、母は私に対して、自分を不幸にさせていく子供なんだという存在感をハッキリと出してるのが分かった。2005-12-28 01:31:00 -
35:
美月
『ご…ごめんなさいお母さん。私そんなつもりで言ったんじゃない…ごめんなさい…』
母の姿に私は泣きながら謝ることしかできなかった…
その時の私はきっと母に見放されるのが恐かったんだ。2005-12-28 01:36:00 -
36:
美月
母は泣きつかれて寝てしまった…
母の泣き顔はもう見ることはないと思ってたのに……。2005-12-28 02:11:00 -
37:
美月
私は父と母がいる寝室を逃げるようにして、足早に自分の部屋に戻り、内鍵を閉めてベットに倒れ込むように横になった……
数時間前はあんなに幸せだった時間が、今ではずっと前のような事に思える。
信じてた…、好きになっていた父親という存在にどんどん嫌悪感が湧いてくる。2005-12-28 02:24:00 -
38:
美月
時計を見てみると、もぅ5時になろうとしていた…
早く寝なきゃ…明日は学校があるし…。
でも、あの父の出来事が頭から離れない。
どうして……なんで私がこんな目に…幸せになりたいだけやのに……お母さんと新しいお父さんと3人で、ただただ幸せな、どこにでもある普通の家庭を望んでただけやのに……ただ、それだけやのに………2005-12-28 02:31:00 -
39:
美月
自分でも気付かないうちに、私の目からは、また涙が流れていた……
拭いても拭いても溢れ出る涙は…、ずっと私の頬からしたたり落ちていた…。2005-12-28 02:39:00 -
40:
美月 ◆p8Uz/FXiH2
『ぅぅん…まぶし…』いつの間に寝たのか、気付けば朝になってた。
『ぅん?!ヤッバもぅ9時過ぎてるやん!学校遅刻ゃしぃ。もぅ、なんでお母さん起こしてくれへんねん!』
バタバタと制服に着替え、遅刻でもメイクだけは忘れずにして、私は部屋を飛び出した。2005-12-28 02:52:00