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ホストに恋した!!〜N☆ガール物語〜
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1:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
これは秋葉系ガールならぬ、大阪、日本橋系ガールあずさの恋物語で?!!!
2006-02-09 16:46:00 -
31:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「あの…すみません…じゃあ…あの、返して下さい。財布が無いと帰れないので…」
「え〜っ☆どぉしよっかなぁ〜ん☆今しかも店に置いて来てるしなぁ〜?」
「う……。ほんまにお願いします。もうすぐ終電出てしまうし…。お店はどこですか?取りに行きます!」
「んじゃ、交換条件やな!!!」2006-02-09 20:03:00 -
32:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「はい…?交換…条件…?」
「うん♪さっき財布の中身見たらぁ、五千円入ってたやん??」
「え?ちょっと!それも見たんですか?ほんま最低な人ですね…。いや…あの…すみません…。それで…?」
「うちの店のお客さんになってくれたら返してあ・げ・る?アハッ?」2006-02-09 20:08:00 -
33:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「はぁ?うちの店って…、ホストクラブ!?無理!絶っっっ対無理!!」
「え〜??なんでよぉ☆んじゃどうやって帰るん?」
「う…。」
「大丈夫!うち初回30000円で飲み放題、騒ぎ放題、ついでにお触りアリ?やで?超お得やろ♪まぁ〜とにかくおいでって☆朝までフルコースや!!!」2006-02-09 20:13:00 -
34:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
↑訂正☆3000円(笑)
2006-02-09 20:15:00 -
35:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「お触りアリて…ちょっと!!手ひっぱらんといて下さいっ!」
「え〜からえ〜から!行こう!なっ☆」
その時強引に手を振りほどいて、怒っても良かったのに、トシの笑顔がまぶしすぎて、私はなぜか、断る事…できんかった。今、思えばかなりの悪質な勧誘やったのにね。
出会ったあの瞬間から、あなたは強引でとても不思議な人だったんだね…。2006-02-09 20:21:00 -
36:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
?休憩中?
2006-02-09 20:25:00 -
39:
名無しさん
http://vl-o-l.jp/gaogaojgmjgp/
2006-02-09 22:48:00 -
40:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
いらっしゃいませ〜〜!!!
そこに足を踏み入れた途端に、大勢に男の声が店中に響いた。私はその声に圧倒され、足がガクガク震えていた。
「さぁ、入ろうや☆あずさちゃん♪」
ここが、『club venus』!!!2006-02-10 01:55:00 -
41:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「どうしたん?早く入ろうや☆」
「えっ…?…でもやっぱり怖い…です…。やっぱり返してもらえないですか…?」
「あっはは〜♪無〜理♪もう入ったんやから楽しまなっ☆ほら、行こっ☆☆☆」
そう笑うと彼はまた強引に私の手を引いて、席に座らせた。2006-02-10 02:02:00 -
42:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「いらっしゃいませ!飲み物なんですけど、何飲みますか〜?」
まだ18歳くらいの、あどけなさが残る金髪の男の子が私に話しかけた。
「え…あの…えと……………。」
「ビール!!う〜ん…とりあえず〜3本!」
一度コートをかけに席を外していたトシが、そう言った。2006-02-10 02:09:00 -
43:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「ちょっ…ビールなんか3本も飲めんよ…?」
「な〜に言ってるん!俺らも飲むんやし、飲み放題なんやから、飲まな損損!さぁ〜飲むで〜♪」
出てきたビールは私が予想していたより小さな缶ビールだった。2006-02-10 02:14:00 -
44:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「これ、一応メニューになってるんで!あと、こっちはぁ〜パネルです☆」
さっきの若い男の子に二つのファイルを渡された。
「はぁ!?このビール…千円もするの??…こ…こんなに小さいのに??うわぁ……」
「まぁまぁ、つべこべ言わへん!飲も飲も!」2006-02-10 02:22:00 -
45:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「それでは、俺とあずさちゃんの運命の出会いを祝って、カンパーイ!!!?☆☆☆」
私のすぐ左隣にトシが座り、テーブルをはさんで正面に二人、さっきの金髪の子と、おとなしそうな新人らしき子が一緒に、イエーイとか言いながら乾杯をした。
グラスには氷が入ったビール。ひんやりして、少し苦味が少なくなっていた。私は少しその冷たさで喉の奥の熱さを冷やすと、少しだけ落ち着けた。
ぼんやりと、初めてのホストクラブにいる自分を不思議に思いながら、また一口ビールを飲んだ。2006-02-10 02:31:00 -
46:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「おっ。けっこうイケる口?さっすがあずさちゃんやん♪♪あっ!それより、それ見てくれた?パネル♪」
「え…?あっこれ?いや…まだ…。」
「見て見て♪俺かなり男前に写ってるから♪まぁ元がいいからしゃーないけどなっ☆キャハ♪」
黒いファイルの方には、たくさんのホストの写真が1ページずつ載っていた。オーナー、代表…専務…まるで会社のような肩書きを持つ人達が最初の方に続いていた。店長…相沢俊………。
はぁ!?こいつが店長!?2006-02-10 02:40:00 -
47:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「え…あなたが店長…なんですか!?」
「そうやでぇ〜♪今来てるメンバーでは一応一番偉〜いんやで☆
まぁ、上の人らは今飲みに行ったりしてるからぁ、おらんだけなんやけどね♪はははっ☆」
こんなチャランポランが店長…。世も末である。2006-02-10 02:47:00 -
48:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「そうなんですか…へぇ〜…」
「うわっ…興味なさげっ☆(笑)」
「まぁ、ええけどな☆これからあずさちゃんは俺にメロメロになる予定やから♪なっ☆」
そう言うとトシはウインクをした。私は少しだけドキッとした。2006-02-10 02:56:00 -
49:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
今日はここまでにします?
読んでくれてる人がいる事を祈りながら?☆おやすみなさい☆2006-02-10 02:59:00 -
50:
名無しさん
読んでマス?オモシロィ?頑張って?
2006-02-10 04:35:00 -
52:
名無しさん
気になるっ?
2006-02-10 04:51:00 -
53:
のん
読ましてもらってまぁす♪面白いからブックマーク登録しちゃったよ☆がんばって下さい!
2006-02-10 05:07:00 -
54:
名無しさん
おもろい?
2006-02-10 11:34:00 -
56:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
50さん、52、のんさん、54さん???
読んでくれてありがとうございます☆
かなり自己マンで書いてますが、見放さずに読んでクダサィねm(__)m???2006-02-10 20:40:00 -
57:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「俺、運命を感じてん…あずさちゃんを一目見た時………」
「ちょっ……そんなに顔近付けんといて下さい!」
「あはははっ♪可愛いなぁ、ほんま!」
……生まれて来て、初めて可愛いと言われた。私は顔がカァッと熱くなるのを感じ、思わず満面の笑顔で笑いかけるトシから、目をそらした。2006-02-10 20:45:00 -
58:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「ホ…ホストの人ってほんまに誰にでもそんな事言うんですね…」
「誰にでもやないよ〜♪ほんまに可愛いと思ったから可愛いって言った。ただそれだけやでっっっ♪」
「そうですか……。あの…もうビールも飲んだし、そろそろ帰りたいんですけど……」
「まぁ〜〜〜〜だっ☆だって俺、あずさちゃんの事、もっと知りたいもん!」2006-02-10 20:51:00 -
59:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「知りたい…とか言われても…免許とか見たんじゃないんですか…?名前知ってたし……」
「えっ?免許とか入ってた!?財布見たらマンキの会員証とかぁ、ブックオフとかのカードばっかりやったからぁ、それに名前書いてたから………」
「わぁっ…そんなこといちいち言わなくていいですっっ……から……。他に何が知りたいんですか…?」
「え〜〜いろいろあるやんっ☆年齢とかぁ、趣味とかぁ、好きな男のタイプとかぁ、好きな男のタイプとかぁ、好きな男のタイプっ☆☆☆」2006-02-10 20:59:00 -
60:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「はぁ……とにかく年齢は21ですけど……」
「え〜〜〜!!んじゃ俺とタメやん!!ますます運命やなっ♪」
「え??21歳なんですか!?21で店長やってるんですか?大丈夫なんですか……?」
「失礼やなぁ〜(笑)これでも結構しっかりしてんねんで♪キャハハハン♪」2006-02-10 21:18:00