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■春夏秋冬■
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106:
名無しさん
↑
2006-02-10 00:39:00 -
107:
名無しさん
?
2006-02-22 06:40:00 -
109:
『はい』
ミハラ君を半ばムリヤリ自販機の前まで引っ張って行ってコーヒーを押し付けた。
『別にお礼なんかいいのに…』
『だめだめ!お礼も無しじゃ、まるで私がミハラ君を利用してるみたいじゃない』
彼は少し困ったままの眉をしながらも、小さくありがとうと呟きながら受け取る。2006-11-21 10:24:00 -
110:
『よし、じゃあ私は…』
私が小銭を見つけるより早く、自販機にはミハラ君によって硬貨が投入された。
そして、そのまま彼の白い指は迷う事なく赤く光るボタンを押す。
かがんだ彼の手には新たに購入した苺がプリントされたヨーグルト系のジュース。
『はい』2006-11-21 10:26:00 -
111:
『あ、え??』
『ヤノに俺からコーヒーのお礼』
軽く宙に浮いた小さな四角の紙パックを慌てて受キャッチした。
『ミハラ君、これじゃ意味ないよ』
『お礼は大切なんだろ?』2006-11-21 10:28:00 -
112:
『でもっ…』
彼の不可解な行動に戸惑いを隠しきれない。
『いいから』
少しずつ遠ざかる彼の背中を靴を鳴らしながら追い掛けた。
『ね、じゃあ私は明日のお昼にこのジュースのお礼するね』2006-11-21 10:29:00 -
113:
RIE◆G/de/03MME
『じゃあ俺もまたお礼するよ』
『それじゃジュースのお礼巡りだよ。笑』
『永遠続くな。笑』
ミハラ君は優しい目をして笑っていた。
そのまま彼と一緒に校舎裏で昼食をとった。2006-11-21 10:37:00