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■春夏秋冬■
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141:
『別に私はあなた達の邪魔をしにきたんじゃないの』
彼女の突然切り出された話の意味がのみこめない。
『ただね、ケイスケ君が私に会うのをやめるって言い出したから‥‥私ね、ケイスケ君と見たことあるのよ。あなたが年配の男性とそういう場所に居たのを』
―‥‥気分が悪い。こみ上げる吐き気をぐっと飲み込む。
『何が言いたいんですか?』2009-11-21 17:41:00 -
142:
運転席に座る女の顔を横目で見ると、アタシの視線を知ってか知らないでか、不敵な笑みを浮かべ、思いがけない言葉が出た。
『ケイスケ君と別れてくれないかしら』
『‥‥‥‥』2009-11-21 17:46:00 -
143:
『アナタもケイスケ君も、きっとこの先、お互いの過去に苦しむ事になるわ』
『意味がわかりません。だいいち、アタシはミハラとは付き合っていません』
『えっ‥‥?』
車は赤信号で止まった。
アタシは『ここでいいです』と吐き捨てドアを開く。2009-11-21 17:49:00 -
144:
『彼女ってアナタじゃないのね‥‥』
『失礼します』
乗った時よりもドアは重く感じた。
すぐに信号は青にかわり、ためらいもなく発進していく。
ガードレールの隙間から歩道に入り、駅へと足は進む。2009-11-21 22:56:00 -
145:
いつものホテル近くのマックでサイトを開き、今日の相手を探す。
あの女は確かに『彼女』と言った。
アタシじゃない。
アタシも切られた側の人間だ。2009-11-21 22:57:00 -
146:
あの女はミハラとどういう関係だったのだろうか。
恋仲ではなかったところを見ると、アタシと同じ様に体だけの繋がりか‥‥あるいは、゙客゙なのか。
『君、こんなことやめた方がいいよ。君に3は正直もったいないな』
事がすんでから脂ぎったオヤジが言う。2009-11-21 23:01:00