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魔女の桜。

スレッド内検索:
  • 1:

    名無しさん

    この話はフィクションです

    2006-02-11 02:06:00
  • 229:

    名無しさん

    「母さん、あたしもう飛びたくもないの…」食欲さえもない私に何をしろっていうの?母はその後ため息をついて部屋を出ていった。

    有名モデルの自殺はテレビでも騒ぎになっていて私は何もせずただぼぉっとしていた。

    2006-03-25 14:31:00
  • 230:

    名無しさん

    学校は急遽集会が行われ、保護者集会に母は夕方行った。日曜日のお披露目は永久中止だろう。
    海の遺体を私は目にせずただ舞い上がる線香の煙の糸をぼぉっと眺めてはまわりのセセリ泣く声をぼぉっと聞くだけしかできなかった。

    2006-03-25 15:55:00
  • 231:

    名無しさん

    実感なんて全く湧かず、何故自殺したのかさえわからない。葬式の日泣き喚く山下さんの姿が今も頭の奥から離れない。
    空は晴れていた。
    ルイの言葉が分からなくなりはじめたのは日曜日に気付いた。ベッドに丸くなり部屋でただぼぉっとしている時「にゃお」と鳴いたのだ。

    2006-03-25 15:58:00
  • 232:

    名無しさん

    「……」ルイに視線を向けるとルイはまた猫鳴きをした。
    ・・・力がなくなる・・・

    部屋の壁に立て掛けてあるホウキに向かい腕を差出し力を入れた。

    2006-03-25 16:00:00
  • 233:

    名無しさん

    ・・・ぱたん

    少しホウキが浮いたが、すぐさま床に落ちた。。

    母に飛べなくなったと言ったのは嘘で飛びたくないと思っていたからで、まさか力が無くなっているのが実際に起こるなんて思ってもなかった。

    2006-03-25 16:03:00
  • 234:

    名無しさん

    一瞬焦ってソファから立ち上がりもう一度ホウキを呼ぶが、少し浮きすぐ床にぱたりと落ちた。

    ―――力がなくなる事だけは考えてはだめよ―――

    母があたしに幾度となく言ってきた言葉。

    2006-03-25 16:06:00
  • 235:

    名無しさん

    すぐ部屋を出て母がいるリビングに行き母の服を引っ張ると台所で何かしていた母が驚き振り向いた。

    「どうしたの?!」桜「力がなくなっちゃう!!母さん!」すがる思いだった。私たち魔女にとって力がなくなる事は死よりも恐ろしい事なのだ。魔女の血液が少しずつどろどろに変化し最後には石のように固まるのだ。

    2006-03-25 16:10:00
  • 236:

    名無しさん

    ???おもしろい??

    2006-03-28 11:05:00
  • 237:

    名無しさん

    母さんは私の腕をひっぱっりソファに座らせた。   ・母「ショックな事があったから力が弱まっただけで一時的なものだから…大丈夫よ…」母さんは頬笑みながら私の隣に座り私の両手を包み込むように握った。

    ・母「ココアでも飲む?心が落ち着くわ☆」母さんはぽんぽんとあたしの頭をなでるようにたたくと立ち上がりキッチンに行った。

    2006-03-29 12:43:00
  • 238:

    名無しさん

    ため息と同時に不安が押し寄せる。
    友達の死というのはこれほどまでショックが大きいものなのか。。。

    母さんがすぐさまミルクと砂糖のたっぷり入ったココアを私に差し出し、私はゆっくり飲みほした。

    2006-03-29 12:47:00
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