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魔女の桜。

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  • 1:

    名無しさん

    この話はフィクションです

    2006-02-11 02:06:00
  • 31:

    名無しさん

    ・店員「あなた魔女を信じる?」桜が買ったものを袋に入れながらいきなり店員はそう言った。
    ・桜「えっ…?魔女?」・店員「そう。魔女。あたしは昔ねぇホウキで空を飛ぶ魔女を見た事があってね…ふふふ…お嬢さんなら信じてくれると思って…朝そうまだ朝日が見える少し前に大空を飛ぶ魔女を私は見た。若い女の子でちょうどお嬢さんくらいだったかしらね…私もまだ15才だったわ」

    2006-02-11 16:19:00
  • 32:

    名無しさん

    ・桜「恐かったですか?」・店員「恐い?…ははは!その逆だよ!恐くなんてあるものかい!まるで夢のようだよ?すい〜っと気持ちよさげに空を飛んでねぇ今でも忘れないよ…ただそれが魔女を見た最初で最後だったけどね 」
    桜はすぐさま母親だと思った。そして魔女が恐くないと言われ嬉しくなった。

    ・桜「あたしも魔女は信じます!おばさんありがとう!そうよね?恐くなんかないよね?」・店員 「ははは!あなたおもしろいわね☆まるで自分の事のようだわね☆またいつでも来てちょうだい!今度はお茶でも一緒に飲みましょう☆たくさんお話したいからね」

    2006-02-11 16:27:00
  • 33:

    名無しさん

    今日はここまでです。
    おつかれさまです。

    2006-02-11 16:28:00
  • 34:

    名無しさん

    これがポカおばさんと桜の出会いだった。
    桜は今までずっと否定され続けた事を認めてもらえた気分でとても気持ちよく軽い足取りで華やいでるまるでお祭り騒ぎのこの町を歩いた。
    小さなパン屋も花屋もベンチに腰掛けるカップルもいくつもの服屋もどれもこれも好きになれそうな気分になった。

    2006-02-11 20:05:00
  • 35:

    名無しさん

    おもしろぃ??頑張ってちょ(´∀`)

    2006-02-11 22:34:00
  • 36:

    名無しさん

    人と人の頭の隙間からピエロが笑いながら手品をしているのが見えた。
    (わぁ☆すごい☆手品なんて初めて生で見るわ!)桜は少しの間背伸びしながら見ていた時、誰かがぶつかって振り向くと帽子をかぶった男が凄い勢いで走っていきその後「泥棒よ!誰かつかまえてぇ!あたしのカバンがぁぁ!」女の人が走りながら叫ぶと廻りの人達はそちらに視線を向けて誰かが走って追い掛けた。

    2006-02-11 23:08:00
  • 37:

    名無しさん

    桜の隣で女の人は立ち止まり泣きはじめ周りにいた人だかりは同情の目を向けながらも散らばりさっきいたピエロも道具をカバンに直すとさっさと消えて行き、気付けば桜だけになっていた。
    (何でみんなほったらかしにして知らない振りするのかしら)しゃがみ込み泣く女の人の隣で桜はしゃがみ込み・桜「大丈夫ですか?」そう言うと女の人は「やっとこさ借金返済のお金が貯まったとこだったの…もう終わりだわ!こんな町でこんな大きな町で探すなんて無理だもの!!」

    2006-02-11 23:15:00
  • 38:

    名無しさん

    ・桜「…警察は?」・女「ダメよ…この町じゃしょっちゅうそんな事件が起こっていて軽くあしらわれるだけだもの…ごめんなさいねあなたには関係ないわね」
    「掃除の邪魔だよ!どいたどいたぁ!こんな所にしゃがみこむなんてやめとくれ!」二人の掃除夫がホウキを持ち地面をはらいながら桜と女の前でとまった。

    2006-02-11 23:20:00
  • 39:

    名無しさん

    ・女「すいません…」女の人はふらつきながら立ち上がり端へ寄った。それを見て桜も立ち上がり女の人の元へ行くと・女「じゃあ、行くわ…ごめんね」そう言って歩きだそうとした。

    ・桜「ちょっと待って!ここに居てください!さっきの帽子の人でしょ?あたし探してきます!」・女「えっ?…探すって…無理よ…もう遠くに行ってるし走っても追い付かないわ」桜は掃除夫の元へ行き「すいません!少しの間だけそのホウキ貸していただけませんか?!かならずお返しします!」
    ・掃除夫「えっ?ホウキをかす?」・桜「あの人のカバン取り戻すためです!5分だけ貸してください!」周りの人が大声で頼む桜と掃除夫のやりとりを注目した。

    2006-02-11 23:28:00
  • 40:

    名無しさん

    掃除夫はあまりの真剣すぎり桜に負け「わかったよ!けど何に使うんだい?これで犯人をやっつけるってのかい?はっはっはっ」・桜「ありがとうございます!お姉さんここに居てくださいね!」女の人は勢いに圧倒され驚いた顔しながらうなずいた。辺りにいる人達も立ち止まり桜に視線を向けた。
    桜はホウキにまたがり少しためらったが母との約束よりも大切だと思い集中させた。辺りの人はびっくりした顔で桜を見る。・掃除夫「何やってんだ…?」

    2006-02-11 23:34:00
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