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彼氏依存症

スレッド内検索:
  • 1:

    素人

    ヘタクソすぎてムカつかせてしまったらすいません。小説というよりは、過去の回想です。

    2006-03-26 05:27:00
  • 250:

    素人

    わかっていたはずなのに、知らないふりをしてきた。信じたい事だけを、信じたかったから、信じてきた。

    2006-05-18 23:27:00
  • 251:

    素人

    本当は気付いていたはずなのに、気付きたくなかった。

    2006-05-18 23:28:00
  • 252:

    素人

    その日は、彼がくるはずだったのに、連絡がつかないでいた。        積もりに積もったイライラと不安。        そして、とうとう真実をしった。

    2006-05-18 23:32:00
  • 253:

    素人

    『いやや!!いやや!!』『あたしはいったい何やったん!?』       そのままの勢いで、あたしは善ちゃんに激しく気持ちをぶつける。

    2006-05-18 23:34:00
  • 254:

    素人

    『だって、結婚しようっていってくれたよ!?お母さんに合わせてくれたよ!?それが全部嘘やったん!?』

    2006-05-18 23:36:00
  • 255:

    素人

    『なんで…なんでなん…』『あたし馬鹿やからわからん!あたし田舎者やからわからん!なんで…なんでなん…』

    2006-05-18 23:39:00
  • 256:

    素人

    彼との結婚をありありと、いつもリアルに心事きっていた私には、生きるか死ぬかというくらいショックだった。。。       大げさに聞こえるかもしれないけれど、その時はもうすでに、彼は私のすべてになっていた。

    2006-05-18 23:42:00
  • 257:

    素人

    わかっていた。誰が他人の赤ちゃんの写真を、彼女に内緒で何枚もとるだろうか?

    2006-05-18 23:43:00
  • 258:

    素人

    99%、あの子は彼の子だと気付いていた。だけど、ありもしない1%の可能性(あの子は彼の友達の子だという事)を100%信じてきた。。。

    2006-05-18 23:46:00
  • 259:

    素人

    『…さぁ…なんでかな。わかんない』       申し訳なさそうに善ちゃんが答える。

    2006-05-18 23:49:00
  • 260:

    素人

    あたしには、気持ちのやり場がなかった。     『死んだらいいねん!』 『あたしなんか死んだらいいねん!』       『どうせ誰にも必要とされてない!いなくなったほうがいいねん!アホくさくて笑えるわ!』

    2006-05-18 23:51:00
  • 261:

    素人

    『私が信じてきたものって何…?』        『…死んだらいいねん。。。死んだらいいねん。。。私なんか、いなくても、誰も、気付かない。。。』

    2006-05-18 23:54:00
  • 262:

    素人

    『馬鹿みたいやなぁ。田舎者が一人で出てきて、男に騙されて…』      『どこにでも、よくある話しやな…』

    2006-05-18 23:55:00
  • 263:

    素人

    『死んだらいいとかいわないのぉ』        善が気の毒がってくれていた

    2006-05-18 23:57:00
  • 264:

    素人

    あの時の、ミッキーとミニーのウェディングバージョンのぬいぐるみが、皮肉だった。

    2006-05-18 23:59:00
  • 265:

    素人

    あの時彼が言ってくれた【ずっと一緒にいられる日】は、来ないんだと、きづいた。

    2006-05-19 00:00:00
  • 266:

    素人

    善との電話をきりたくなかった。         一人になったら壊れそうだった。         こんなに一人ぽっちで打ち拉がれて、この世の終わりと思えるくらいつらいのに、善との電話をきってしまったら、私には、どこにも頼る場所がなかった

    2006-05-19 00:03:00
  • 267:

    素人

    延々と泣きわめきながら訴えつづける。。。    一人でやけ酒飲みながら泣きながら。。。

    2006-05-19 00:05:00
  • 268:

    素人

    『もぅ、いいわ…』   『もぅ生きる意味ないしな…』          気が付くと、酔った私の右手にはカミソリ。

    2006-05-19 00:06:00
  • 269:

    素人

    『死んだら、もう考えなくて済むよね?』     『え?本間にゆってるん?』
    『……』        『あかんで!?』

    2006-05-19 00:08:00
  • 270:

    素人

    『……』        『……』

    2006-05-19 00:09:00
  • 271:

    素人

    カミソリ        手首          カミソリ        手首          カミソリ        手首

    2006-05-19 00:10:00
  • 272:

    素人

    頭はもうそれしかなかった。カミソリと手首の事を考えるので忙しくて、ほかの事を考えなくていいような気がしてきた。

    2006-05-19 00:12:00
  • 273:

    素人

    『…え?…愛ちゃん?大丈夫…!?』       『……』

    2006-05-19 00:13:00
  • 274:

    素人

    なんだかわけがわからないうちに、勝手に右手が左手首にむかい…

    2006-05-19 00:14:00
  • 275:

    素人

    ースッ…ー       (…つっ!!)

    2006-05-19 00:16:00
  • 276:

    素人

    酒ののせいで血行がいいのか、それとも右手に込めた力のせいか。。。

    2006-05-19 00:18:00
  • 277:

    素人

    【ボトボトボト!!】  血が、あふれ出た。   (カミソリって、あんま深く切れないんやぁ…)カミソリにしては、これでもまだ深めに切れた方かな??

    2006-05-19 00:21:00
  • 278:

    素人

    本気で死のうとしたわけではない。手首を切ったところで、簡単に死ねるわけじゃない事もわかっていた。ただ、気持ちの行き場所がなかった。。。

    2006-05-19 00:22:00
  • 279:

    素人

    血を見て、余計にムキになった。         こんなんじゃ、だめ。。。もっと深く。      もっとたくさん。

    2006-05-19 00:23:00
  • 280:

    素人

    痛いとか、どうでもよかった。          【スッ…】       さっきよりも、より力を込めて、勢いを付けて。

    2006-05-19 00:25:00
  • 281:

    素人

    そしてそれよりもさらに深く、痛くを求めて       【スッ…】

    2006-05-19 00:27:00
  • 282:

    素人

    したたれ落ちる血を眺めてつぶやいた。      『あ…血ぃやぁ…』   『はは…痛ぁ〜い』

    2006-05-19 00:28:00
  • 283:

    名無しさん

    2006-05-19 00:40:00
  • 284:

    素人

    『なにしてんねやろ…あたし…』         呆然と傷口をみる。

    2006-05-19 13:55:00
  • 285:

    名無しさん

    最新してえ??

    2006-05-19 22:49:00
  • 286:

    名無しさん

    最新ちゃうやろ更新やろアフォかワラ

    2006-05-19 23:02:00
  • 287:

    素人

    『愛ちゃん?…愛ちゃん!?大丈夫!?なにしてるん!?』

    2006-05-21 16:27:00
  • 288:

    素人

    『へへへ。痛ぁ〜い。』 
    『え?痛いって何したん?もしかして切ったん!?』

    2006-05-21 16:32:00
  • 289:

    素人

    『えぇ〜?愛もぉなんもわからん〜ねん。ハハハ』 笑ったり、怒ったり、泣き叫んだり、情緒は目まぐるしくかわって、私はもぅ半狂乱だった。

    2006-05-21 16:35:00
  • 290:

    素人

    『ゥワァ〜ン!!ゥワァ〜ン!!ヒック、ヒック…』『善ちゃんが電話切ったら死んでやるもぉ〜ん』  
    『…ァハハハ!あたし何いってるんやろ?きもぃなぁ!笑』

    2006-05-21 16:39:00
  • 291:

    素人

    それまで七年間、田舎を離れ一人で突っ走って来た。無意識に心のどこかにあった、淋しやさ孤独さぇ気付かないくらい、無我夢中で走り続けてきた。

    2006-05-21 16:42:00
  • 292:

    素人

    そしてこの時ほど、自分の無力さ、馬鹿さ、小ささ、そしてなにより
        【孤独】
    という事を思い知らされた事はかった。

    2006-05-21 16:44:00
  • 293:

    素人

    …何もなくってしまったのだから…
    今まで何の支えもなく、暗やみをさまようように歩んできた水商売の世界。そこに光が差し込んだとき、あたしの未来はこれだと思った。ようやく、生きる希望を見いだせる、この暗やみから脱出できる!
    純一の差し入れた明るい光は、あたしにはとても眩しく、光輝いていた。今まで持つ事のできなかった、心の安らぎ、自分の居場所をやっと、やっと手に入れた。…そぅ思っていた。

    2006-05-21 16:52:00
  • 294:

    素人

    善が心配して家まできてくれる事になったが、あたしは泥酔し過ぎてほとんど何も覚えていない。    ただ、そのショックは、一日や二日、半月や半年泣いたところで楽になるほど軽いものではなかった。

    2006-05-21 17:12:00
  • 295:

    素人

    むしろ、わたしはその日から彼の呪縛にとりつかれていく事になる…

    2006-05-21 17:13:00
  • 296:

    素人

       ―???―    数時間後目が覚める。。。なぜか私は床の上に倒れこむように眠りについていた。体は自分の嘔吐物でドロドロで、服も髪も床もすごい事になっていた。【とりあえず帰ります。】善からの置き手紙が机の上にあった。

    2006-05-21 17:19:00
  • 297:

    素人

    【ズキッ!!】(痛!!)左手首に痛みが走る。  見ると、傷口には包帯が巻かれていた。      いつのまにか、善が簡単な手当てをしてくれていた。

    2006-05-21 17:21:00
  • 298:

    素人

    ―朝の10時になるところだった―         私は昨日に引き続き半狂乱だった。        (純一…なんで連絡くれないの?私がこんな状態になっても、純一ひな関係ない事なんだ…?)

    2006-05-21 17:24:00
  • 299:

    素人

    現実を知らされても、それでも純一を愛してた。  【そっか。子供いたんや。じゃぁあきらめるねバイバイ】と思えるほど簡単な恋愛感情では納まらなかった。

    2006-05-21 17:27:00
  • 300:

    素人

    【依存】の力は、簡単には振り払えない。     他に何も興味も希望もない私は、他に気を紛らわす場がなく、どっぷり彼に依存していた。

    2006-05-21 17:29:00
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