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本命

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  • 1:

    羽梨

    羽梨、現在?歳。
    恋ゎいっぱぃしたけど、めちゃめちゃ手に入れたかったんゎ?人だけ。
    手に入らんかったんゎあんただけ?

    2006-01-12 12:50:00
  • 251:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 252:

    布団にくるまる。
    ルフィに抱きつく。
    〈神田くん…〉―神田くんの声がききたい―。
    ―プルルルッ…プルルルッ…―
    ……8、9、10。。『出てやぁ〜…』切るボタンを押して寝た…爆睡した。

    2006-01-12 19:51:00
  • 253:

    布団にくるまる。
    ルフィに抱きつく。
    〈?略部?〉
    ……8、9、10。。『出てやぁ〜…』切るボタンを押して寝た…爆睡した。

    2006-01-12 19:52:00
  • 254:

    夢を見た―。光チャンとさやかチャン、あたしと神田くんでダブルデートなんかしちゃってるおかしな?夢…。
    目が覚めると夕方やった。携帯を見る?神田くんカラの着信は……なかった。メールがきてる。『うん?』

    ?美羽?
    『美羽今カラ飛ぶわ???』……………………………………………?………………『はいぃいいぃ????』部屋で叫んだらおにいにどつかれた?痛い?てゆーかなんやねんコイツ??急いでテル????―プルッ―?『何?』―はやッ?てか??『何ちゃうわ?笑 ドコ?』あたしはテンパって美羽に居場所を聞いた。

    2006-01-12 19:53:00
  • 255:

    『ワンダーーーランッッ?』…コイツしらふか??『正気?君大丈夫?』『ユニバの横の海ぉるぅ??羽梨?海風キモチいーぜーッッ?キャハハんッ?』……―コイツ?人でこのテンションか?『てか店を飛ぶ訳?』『ウン?てか、すべてからや!美羽はもー嫌になってもーたわ!人生に!』…人生…でつか?『何がなん、どしたんなんなん一体!笑』『きてみればわかるさぁぁ!』―ブチッ―ツーツー…〈はい?〉電話ゎ切れた。

    『ァカン?』
    あたしは独り言をブツブツ言いながらそっこーで用意をした。―タダごとじゃナイ―!おにいに万券を?枚握らす?『え?何いや?』『ユニバの海まで連れてって?至急!』『ユニバの海?なんやそれ?』『わからん?なんし向かって!』車をブンブン走らせた?こーゆー時、金がモノをいわすな!おにいはルンルンで運転してはる。ちょろいモンやわ???

    2006-01-12 19:54:00
  • 256:

    『美羽自殺か??』楽しそーにゆーな兄ちゃん??
    『ナイ??そんなヘマはしん』それにしてもユニバの海って…何??美羽只今音信不通?あたしは最終手段を取るコトにした。―プルルルッ…―
    『もぉし??どしたん羽梨』『もし翔やん?あんた美羽の誕生日あの子とユニバ行ったやろ?海って何??』『へ?ぇ、あー横の海やろ?』〈やっぱり…!〉翔やんなら知ってると思ってん。

    2006-01-12 19:56:00
  • 257:

    翔やんいわく、ユニバの隣に船乗り場があるらしい。あたし行ったコトナイからわからへんヶドとりあえず向かった。"ユニバの海"へ。。
    『ココでいーよ?さんきゅ?』『いえ??またつこたってぇ??』車を降りてプーマジャージで美羽を探した。海…海…―ここ?―闇な道を入っていくと海らしきものが目に入った。そこにポツンと三角座りしてる女の子発見??間違いない。おそろで買ったプーマジャージ。

    2006-01-12 19:57:00
  • 258:

    『オィ?おっさん?』
    『あぁ??』ニカっと笑って大きく手を振ってる能天気な女の子。人生に嫌になってしまった女の子。あたしの片割れってゆってもイーぐらいの人生の友。中学のトキも、こんなコトがあった。美羽が"人生嫌になった"時が――。『あんた何してん?キモイで?笑』走って駆け寄る。『お前もな?笑』
    ―ここがユニバの海ネ…―

    『てかバリ腹減った?マクソいかへん?』きちゃナイなぁ?『あたしも腹減ったカモ?』すぐに本題に入らへんのは、多分うちらのテレ隠しやろなぁ。笑 ユニバの入り口のマクドに向かう。

    2006-01-12 19:58:00
  • 259:

    『ここまできて遊園地入れんとか…?』美羽『ほな入るぅ?』―プーマジャージにスッピン近い手ぶら女?人組…遊園地ではしゃぐかぁ…ナイゎぁぁ〜。神田くん、あたし先にユニバにきちゃったよ。こんなカッコでマクソにな…『お持ち帰りで?』『え?何でお持ち帰り?』『海で食うネン!』『あそ?』…海…ねぇ。うちらはマクド片手にさっきの場所へ戻った。階段に座ってモクモク食べる?

    食いながら海(?)をボーっと見る。船が出てる。
    『海賊なりたいなぁ…』
    『イイなぁ?冒険したい』 『ワンピース探し行く?笑 ぁ、無理ゃ?美羽泳がれへんもんな?笑』そんな夢の話をしてたら、なんか店なんかどーでもよくなってきてあたしもブチってしまった。風が気持ちイイ…。

    2006-01-12 19:59:00
  • 260:

    『美羽な、しんどいねん最近。』『何がぁ?』ちょっとずつ本題に入っていく。『翔太と別れたら仕事もっとできる!って思ってたけど…実際成績上がらへんし、客もキレテクし…。向いてへんかもやし、ニコニコ笑ってほっぺたいがんできたわ!』…『確かにしんどいわな。』『でも羽梨は仕事結果出せてるやん?』美羽はキャバってゆう仕事に真剣に悩んでたみたいや。

    『まぁでもお金家入れてるし、オカンも喜んでるし。頑張ろカナって思ててんけど…』フムフム…『はぁぁ???』美羽が下を向いてタメ息をついてダルそーにゆった。『今朝家きよってんな…オっさん。』『マヂ??』あたしは口からポテトが飛んだ。『ほんで美羽がオカンに渡してた金とオカンの給料持っていきよったわ…』『マヂか…』

    2006-01-12 20:00:00
  • 261:

    「オッサン」とは美羽パパの事で、美羽が中学?年の時にオバちゃんと姉達とオッサンから逃げた?と言っても、地元から近い所やけど。
    暴力振るう・金入れへん・チンピラ etc…いわゆる、うちのおとんと一緒の"キチガイ"の部類の人やった。
    ちなみに、昔あたしもこの人にチャリパクされた事がある。笑 あん時ゎヒビッタなぁ……??

    2006-01-12 20:01:00
  • 262:

    当時姿くらました美羽は学校にもこんくて心配した。でも、卒業あたりに元気な姿を見せた。『あのキチガイから逃げてん!笑 家知られたらきよるから、内緒な!』美羽はオバちゃんとひっそり暮らしてたワケやねん。でもオバちゃんゆぅてた。『いつかバレるわ…』

    その"いつか"がきてしまったワケね。。

    『あいつ来るなりオカンしばきよった?美羽、"もーえーわ"おもて給料袋投げてゆうたったわ。「これやるから二度とくんな?」って??笑』『カッコエ?笑』『やろ?またくるけどな?絶対。』『ヤバイな、それ。。』『ウチんち破産やわ?笑』美羽は立ち上がって踊り出した。〈そりゃ踊りたくなるわな…〉

    2006-01-12 20:02:00
  • 263:

    金でモノゆわすんは簡単ゃけど、キチガイ相手じゃ話は別やわ?弱肉強食。権力大切。血を分けた家族でもまるで関係ナイ人らもいてはる。恐い世の中やなぁ〜…?
    病んでる、病んでる。。

    今日ココに来たんは正解やったカモしれへん。こんな病んでる世の中から逃げたくもなるわな?笑って?飲んで?心を隠してお金を儲ける。そんな毎日。癒しさえもなかったら自分まで病んでまぅよな、美羽たん。

    2006-01-12 20:03:00
  • 264:

    『美羽翔太が好きやわぁ』踊りながら美羽がゆった。『マヂで?』『元彼にこんなん思うん初やわ。戻りた?い?』歌うよーにゆう。『さっき翔やんと連絡とったで。連絡すれば?』『いーわ?美羽、羽梨みたいに強くナイから。笑』―あたしが強い?―『どーゆー意味?』『羽梨は光クンにフラれた時めさ頑張ってたやん?色々。美羽ゎ無理やわ。真似できひん。傷つくん嫌やもん。笑 翔太傷つけといて何やけど。笑』…別に強さであーしたんじゃナイねんけどなぁ??

    『美羽光クンがまた羽梨の事好きって聞いて鳥肌たったもん!笑 あぁ、羽梨すげぇ!信じたら叶うねんなみたいな!笑』『運やろ。笑』『違うて?絶対羽梨が頑張ったからや??』『ナイわぁ…笑』"頑張ったら"とか、"信じたら"とか、思うんって素敵な事やけど、あたしは もぅ 無理デスわ…

    2006-01-12 20:03:00
  • 265:

    『羽梨?飲まへん??』『マヂ?笑』美羽の提案でコンビニで酒とつまみを買いあさって海を見ながら飲み明かした?笑 …あかんわ、うちらマヂ変子やわぁ??若干そんなん思いながらも楽しい時間やった?笑 恋の話をやたらした。
    その時、美羽はあたしにこぅ何回もゆってた。

    『よぉ考えや!羽梨』
    『あんなけ大好きやった光クンやで?こんなイイ話ないで』『神田くんはヒーロー的存在なワケやん??』……………にゃあるほろ?コイツは光チャン賛成派なワケね。ふーん…『まぁ羽梨が決める事やけどな!』そう、結局あたしが決める事やねんな。。

    2006-01-12 20:05:00
  • 266:

    夜が明けてタクつかまえてアットホーム?〈なかなか楽しかったにゃぁ?〉部屋に入ってねっ転がる。神田くんカラの着信………はナイ。
    『なぁしてんのよ…』そして爆睡した?変な夢はみいひんかった―――。

    んー朝や??…じゃなくて夕方や?すでにあたしの活動時間はココからってゆうのは染み付いてる。『うし??』客電?、メール?…あたしはキャバをヤメる気はナイ。そしておそらく…―???―『お?』〈メール受信〉?美羽?『同伴しいひん??笑』『…やっぱりな。』美羽もヤメる気はナイ。頑張るしかナイでしょ???

    2006-01-12 20:06:00
  • 267:

    昨日の海での飲み会?楽しかったな。ケドあれは「現実逃避」した?日。それであってそれもまた現実。今日もあたしらは店でスマイリーするでしょう?営業スマイリーを。。??

    『あんたぁぁ???』『ふぇ?』考えながらお化粧してたらヒス女が登場した。『何?』今日もけっこぉヤバめなオカン…〈ダルイ。。〉

    『アンタあんなけゆぅてんのに遅なる時連絡しんなぁ!』『ごめんって。でもバイトやねんもん。』『朝まで未成年働かすトコなんかロクなトコちゃぅゎ??』〈ダルイダルイダルイ?〉あたしは手を休めず答えた。『そんなんゆーてもあたし金ほしいし。』そーゆった瞬間オカンはあたしのおりたたみ机をちゃぶ台返ししよった??―ガチャーン―?一瞬シーンとなった。

    2006-01-12 20:07:00
  • 268:

    『あんたは…金?て、ホンマアイツにそっくりやな?』―キター???って位オキマリの台詞にいつもの倍イラ?するあたし…?眉かきが折れてる…買ったばっかし。『世の中には金で買えん大事なモンいっぱいあるんじゃ?』―そんなんゆぅてんちゃうねんケド…―『大体あんたはなぁ』ガミガミ口がとまらへんオカン。うるさい…妹が部屋を覗いてる。
    〈見んなや????〉あたしのイラ?も大概MAX。

    『アンタお母さんどんなけ必死かわかるか?アンタら食わすんに?』『…』『そんな好き勝手なヤツはアイツんトコ行ったらよかったんや?』―ガチャーン―!普段はこの人には滅多に言い返さへんあたし。ヒステリ悪化させるだけやから。でもこの台詞にあたしはキレてしまった。。

    2006-01-12 20:08:00
  • 269:

    立ち上がって机を蹴った。そしてオカンにこうゆった。嫌、ゆってしまった…… 『自分もおとんと変わらへんで?大概キチガイやわ!』 『なんやって?もっぺんゆぅてみこのガキィ?』オカンの血相が変わった時、ちょうどおにぃが部屋に入ってきてうちらの間に入った。『お前、もぅいけ。』そぅ一言ゆってオカンをなだめてくれたから、あたしはそのスキに荷物をカバンに詰め込んで家を出た。ジャージにぞうり。中途半端に化粧した顔で――。

    なんし公園。いつもの公園。イラ?する…なんとなくまた神田くんに会いたくなって電話した。『電波ノ届カナイ場所ニイラレルカ…』―なぁ、何で出てくれへんの―…?
    空を見た。周りを見た。嫌になった…―???―
    《着信?光チャン?》―なぁ、何であんたは出てくれへんかったん……―?

    2006-01-12 20:09:00
  • 270:

    『もし。』『何でそんなふてこいねん?笑』『嫌別に。』『どしたん?てかドコ?』『家の近くの公園。』そーゆーと光チャンはあたしのトコにすぐ来た。今日も作業着。多分仕事帰り。
    『大丈夫か??』『ウン余裕。笑』そんで、あたしはオカンの事を話した。光チャンは、ごはん連れてってくれた。ファミレスに入る。

    『お前はコレやろ?』ニコっと笑ってあたしに聞く。あたし、光チャンのその笑った顔大好きやったわ―。普段ちょっとイカツイから余計に笑ったら可愛いねんな―…『ここドリンクバーいけてないよな。笑』食いながら色々話した。記念日に、ココでパフェ食った話…食後にそのパフェを注文した。

    2006-01-12 20:10:00
  • 271:

    『うま?ぃ??』『お前ホンマこーゆーん好きやな?笑』パフェにむさぼりついてるあたしを見て光チャンは、ニカっと笑った。〈可愛い…〉ドキっとしました。。? 更に光チャンはゆった。
    『やっぱお前可愛いな!』…ドキっと?回目?普段こんなんあんまりゆわん人やからね…ウン。

    店を出た。『ありがとぅごちそー様??』『お前どーすんねん?今から。』『ウーン…今日は仕事いかなアレなんよなぁ?昨日無欠したしイ?』『そのカッコで?顔で?笑』『?笑』『家で化粧したら?』『ありがとぅ。』こうして光チャンちに行く事になりました…。バイクでブーンブーン―…到着。

    2006-01-12 20:11:00
  • 272:

    さっそくお化粧タイム??『今日は彼女きたりしんよな?笑』『今日は大丈夫!笑 まだあの人仕事やもん!』『ハットリキャッツアイ?回目はナイでぇぇ〜??笑』
    なんとなくそーゆわれてもどっかでビクビクドキドキしてた?こないだの事がかなり恐かったモンやから。。笑

    『俺風呂入るから。』『あッは〜ぃ?』―バタンッ― 化粧完了??〈コテがナイから髪は放置やな。〉かなり無造作ヘァやけど。?……『ヒマやなぁ。』部屋を見渡す?〈綺麗にしてんな〜…さすがA型…〉ふと目に入ったモノが胸に軽く刺さった。―"彼女"のモノであろぅ付け爪――…『ふぅん…』

    2006-01-12 20:12:00
  • 273:

    …てゆぅか、見渡せばこの狭い部屋に"彼女"の痕跡はいっぱいある。
    灰皿に埋もれてる口紅のついたタバコ、シャネルの紙袋に、光チャンは食べへんお菓子、ビデオ…―
    『ラブラブやぁ…』ふとテーブルの上に目をやると光チャンの携帯?張ってあるプリクラの中の"彼女"。べっぴんすぎる"彼女"――。 光チャンがあたしを捨てて選んだ"彼女"――…

    2006-01-12 20:13:00
  • 274:

    ―ガチャッ―『羽梨バスタオルとってぇ〜!』風呂からあがった光チャンの声で我に帰った。『ほいほ?ぃ?』バスタオルを持っていく。『ヤダ?隠してよ光チャン??笑』そんなこんなで?人でテレビを見てたら、光チャンがうしろに回って抱き締める態勢を取った。
    『羽梨…』光チャンの手が胸に触れそぅになった時、あたしは口を開いた。
    『そろ?ぃかなやわ?』
    『もぉ行くん?』
    『ウン?遅刻した店長うっさいネン!』『ふーん。』ふいにおちん光チャンを無視してあたしは荷物をまとめて立ち上がった。『ほな?あ?がとうな!』『…送ったるわ。』『え…』結局、店の下までバイクで送ってくれた。『ありがとう〜?』『お前ちゃんと家帰れよ!』そーゆうと光チャンは軽くキスをしてきた。『ほなまたな?』そうして光チャンは帰って行った。

    2006-01-12 20:14:00
  • 275:

    あたしはいざジャージ出勤?『おはよ???』『さきチャンヤンキーやん?笑』ボーイや女の子らにイヂられながら?人着替えにいく。
    更衣室で、色ンな事を考えた。〈店まで送ってくれるとか…〉初めてやった。とっても複雑なキモチ。。
    どんなけあたしに優しくしてくれても、「本命」は「あの人」。あの部屋がそれを物語ってたもん――。

    2006-01-12 20:15:00
  • 276:

    接客中、キャピキャピ話しながら頭では色ンなコトがぐるぐる?回っていた。
    光チャン…オカン…さやかチャン…………神田くん……―。 ふと横に目をやると静香チャンがマイクを持ってちょうど歌おうとしてるところやった。―???―イントロが流れる。。
    〈ぁ。Over Drive…〉

    2006-01-12 20:17:00
  • 277:

    歌い出すと同時に美羽が出勤するのが見えた。横にはとびのお兄サン。
    〈ホンマに同伴してるしッ!〉昨日のコトなんかなかったようにケラケラ笑ってる美羽がそこにおった。多分そーゆーのを"強さ"ってゆぅんやろゥ。。あたしも笑ってブランデーを作る。
    〈強くなりたい。〉光チャンを突き放せる強さが、この時あたしは欲しかった。

    その日美羽ンち?に泊めてもらった。オカンと顔会わすんがきまずかったから、起きてオカンのおらん時間帯に家に帰った。『お前何バトってん!』風呂あがりのお兄さまがおにぎりを食ってた。『昨日ゴメンなぁ?あのオバちゃんやたらうっとかってん?』『確かにな。でもお前がキレるとかめずらしーなぁ?』……『あたし家出たい。』

    2006-01-12 20:18:00
  • 278:

    『お前仕事続けるんやったら出た方がイーな。そのうちバレんで。』おにいは唯一家族であたしがキャバ嬢なコトを知ってる。オカンにバレたらどぉなるコトか……
    ヒステリのキチガイが目に浮かぶわ??『俺も出たいけどなぁぁ?』
    おにいは当時21歳やったけど、なか?スネかじりでヤンチャぼーずで、車のローンに追われる居酒屋の社員やった。

    2006-01-12 20:19:00
  • 279:

    『まぁなんし出る方向で考えるわ!金貯めるし??』あたしはそぅおにぃに告げてチャッチャ着替えてまた外に出てチャリにまたがった。『ウシ?』チャリンコをチリンチリンこいである場所を目指す。
    〈もしかしてやけど…〉 微な期待を胸に到着。その場所は…。

    2006-01-12 20:20:00
  • 280:

    『羽梨チャン久しぶりや?ん?』学校?。。あたしがあんたと出会った場所。何かなぁ、ココにきたら「あんたに会える」って心のどっかで思ってんねんよ…あんたはどうなん?神田くん。

    相変わらず駐車場にたまって騒ぐヤンキーの群れから?人、ライン頭のハゲがあたしに近寄ってきた。

    2006-01-12 20:21:00
  • 281:

    『おはよー?』『おはよーざぃまぁす?笑』闇でヤンキー達と顔見知りなあたし?笑 辺りを見渡す。
    『あの…神田くんは?』『きてへんで!アイツ最近何してんやろなぁ〜携帯も繋がらんし…』―そうなんや…――内心ガッカリしてたあたしの肩を誰かがポンっと叩く。
    『龍くん?』
    『久しぶりうりうり〜?』ニッコリ笑うちょんまげの龍くん。〈やっぱこの人可愛いなぁ〜。〉

    2006-01-12 20:21:00
  • 282:

    綺麗な顔のちょんまげ龍くんと他愛もナイ話をして
    『ほんじゃぁ?』学校に入ろうとすると、腕をグっと引っ張られた。『えッ?』龍くんの綺麗な顔があたしにもっそ近づく。
    〈ぇぇ???笑〉っと思った瞬間、あたしの耳元でちっさくこぅゆったんよ。 『ちょっと後でイイ?』あたしが頷くと、『車おるから?』と、ニコっと笑って手を離した。『はい…』としかゆわんあたしを残して龍くんはヤンキーの群れに帰っていった。

    2006-01-12 20:23:00
  • 283:

    あたしはドキドキしながら教室に向かった。 〈何??〉とりあえず授業を受ける。なんとなく、神田くんのコトかなぁと思った。――なんか、なんか胸騒ぎがする………。
    ――キーンコーンカーン?―――

    授業が終わり、あたしは即効で学校を出て龍くんの車を探した。〈何やねやろ…〉変にドキドキする胸を押さえながら、、
    『うりうり!??』―おった!?? 黒のワゴンから手を振ってる龍くん。 『乗って??』言われるがままに車に乗り込んだ。

    2006-01-12 20:25:00
  • 284:

    聞いたコトナイ洋楽を鳴らして、散らばってる変な薬…アンパンマンのぬいぐるみグッズ…ペイント。。
    〈やっぱこの人変コやな?〉車に乗るなり、『はいっ?』とミルクティをあたしに差し出す。なんて優しぃ…?さすがこの車女に貢がすだけありマスねぇ??
    龍くんも神田くんも優しいカラ、本来"こーゆー人"なんを忘れかけてまうねんな…

    『ありがとうございマス。』軽く頭を下げたら、龍くんはあたしのアゴをくぃっと持ち上げた。『何スか??』ビビルあたし?すると『神田とチューした唇ぅ!?』とケラケラ笑っておちょくり出した。―何なん??― 最近やっと気付いたヶド、この人やたら女慣れしてる上、天然?。。あたしのペース乱しよる、なぁんとなく男で苦手なタイプ。。

    2006-01-12 20:26:00
  • 285:

    しばらく笑うと龍くんは車のシートを倒して、タバコを吸い出した。『羽梨チャン、神田に電話した?』煙を吐くと同時に話し出す。 『ぇ…ぁ。ハイ。したんですけど繋がらナイんですよね。何回もかけてんのに??』『そっか?』一言そーゆってニッコリ笑ってあたしに携帯を渡してきた。
    『しゃべりたい?』ニカニカして聞いてくる。『連絡とれるんですか??』『まぁな。てか、だから学校きた癖に!?』とあたしのホッペタをツンツンしてきた。あたしはこのトキ思った。必要以上のボディタッチ!?これで女は落ちるんやなって??笑

    『で、しゃべりたいの??』『…?…しゃべりたい。』『どん位?』『かなりめさくさやばい位!!』あたしが半分切れた感じでそぅ怒鳴ると龍くんは転げ回って爆笑しだした。『ナイわ!ナイわ!?マヂナイわぁ〜?笑俺にキレるとかナイわ?』―何この自意識!??―そぅ思いつつ携帯を奪った。 『どれでかかんのよ?』

    2006-01-12 20:27:00
  • 286:

    『何のタメ口なん??ナイわぁ?キャハハ?』…このテンションはホンマに羨ましいと心底思う。『これやで、はい。』そぅゆって龍くんは携帯を渡してくれた。
    〈しゃべれるッッ――ッ…〉 そぅ思うだけで異様にドキドキする…―プルルッ…―
    『もォォォォ???し??』

    2006-01-12 20:28:00
  • 287:

    『ッ……―。』
    〈神田くんやぁ…。〉
    『もォォしもォォし????』『……ぁ。』
    ぁたり前やねんけど、そんなめっちゃ久しぶりとかちゃうねんけど、めっちゃ聞きたくてしゃぁなかった神田くんの声を急に聞いて、第一声が出てこぇへん―…〈ぅゎ…喋らなッ?!〉 『羽梨ィ??』ードキンッー…『ウン。。』

    2006-01-12 20:31:00
  • 288:

    『おぅ!羽梨かぁ〜!』………神田くぅん…??なんか軽く感動やわ!笑 『神田くん?なぁしてん?あたし何回も電話したんやでぇ!!?』テンション上がる魔法やわぁ…あんたの声。『あーゴメン?!ちょぉ色々あってあの携帯今手元ナイねん!龍之介おるんやろ?』『そーなん?隣おんでぇ?』〈ヨカッタ…。。〉いつもと変わらんあんたの声、早口な口調。。ヨカッタ。良かった………ッ。 変に安心した。

    なぁ神田くん、あたしに何でこの時ちゃんとゆってくれへんかったん‐―?あたしにだって、何かできたかもしらんやん?
    力になれたカモしらんやんか……―。。あんなん、ならんかったカモしらんやんかぁ……―――。

    2006-01-12 20:32:00
  • 289:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 290:

    『龍之介に変わって!』『はぁぃょ。』その後龍くんに電話を変わって、何やら?人喋ってはった。
    『ウン。了解。なんし俺もその辺調べとくし、ウン、わかってる!お前もな!ほなうりうりに変わるで!』そぅ言うと『ハイ??』と龍くんがあたしに携帯をまた渡して、車を降りてどっかに歩いていきはった。

    『もしもしィ?』
    『もし羽梨?』『龍くんどっか行った?笑』『そ。てか、どーなんお前は!なんか変わったコトある?仕事はどやねん?』―喋りたいコトはいっぱいあった。。 『ウーン…オカンとめさバトった?笑 あたし家出る準備でもするわ?』『マヂ?本気出んの?甘ナイで!』『本気やで。真剣出よ思てるし!』『ほ〜かぁ。まぁなんし困ったら龍之介にゆえな!』……あったんやけど、なんかこんなコトしか話されへんかった…数分間の電話。

    2006-01-12 20:35:00
  • 291:

    そろそろ切ろうとした時、神田くんがゆった。
    『羽梨!俺のコト好き?』 『何さいきなし!笑』
    『イーからゆえや!』

    『………好きやで…』

    2006-01-12 20:36:00
  • 292:

    あたしの、うちらの、ある意味初めて気持ちが通じた瞬間やった。

    『俺も好き。めっちゃ好き!笑』『…あたしも!笑』『ハハッ?!笑 可愛いやんけ!笑 まぁなんし落ち着いたらまた会おな!約束!』『ウン。約束??』『じゃーまたな!バイバイ!』『は?ぃ?バイバイッ!』

    「約束」。。初めてうちらはこうゆう未来の「約束」をしたんよな、、いっつも行き当たりばったりやったうちらが…。。

    2006-01-12 20:37:00
  • 293:

    思い返したら出会って?年ちょっと――。出会いはあんたから声をかけてくれた…つきあった期間は?ヶ月。そこから別々に過ごしてきた今日まで――…。お互い新しい恋したり失恋したり、色ンなコトがあったと思う。その中であたしとあんたが一緒におった時間なんて、数える程しかなかったカモしらへん。それも全部偶然のよぅなモンやった。

    でもな、あたしは何回もあんたに助けてもらった。しんどい時、隣におってくれたんはいつもあんたやった…。
    神田くんが大好きやで? あんたの強さにあたしはひかれた、憧れた。誰よりも。でも、あんたにも弱さがある。泣くコトもある。しんどい時も、ある…。絶対。それにもっと早く気付けば良かった。あんたはいつでも"大丈夫"な事……。。

    2006-01-12 20:38:00
  • 294:

    電話を切ってすぐ龍くんが戻ってきた。
    『ラブ?テレフォン終わり??』『…?ありがとございマス。』携帯を返す。するとまた新しいミルクティをくれた。『え?笑』『もっこあげるから、俺のノロケ話きいて???』ニカーっと満面の笑みで聞いてくる。『いっすよ。笑』…でも何でこの人は違うのん買おとか思わへんのかしら??ミルクティを?本、膝に乗せた。

    『見ろ??』可愛い顔して…?みしてきたんは携帯の待ち受け?めさベッピンの髪巻いてるお姉な感じの女のコ。『かわいッッ?』思わずそーゆったら、龍くんは自慢気にニヤニヤ笑った。『彼女デスかぁ?』『ウン?可愛いやろ?俺の舞タン?』言いながら画面にチュゥ?………。『笑。でもアレでしょ?失礼デスけどすぐ別れるでしょ??』"そーゆー人"で通ってたから。。神田くんと龍くん。。

    2006-01-12 20:39:00
  • 295:

    でも、誰かがゆってた。 『神田は変わらんやろなぁ〜』〈………〉電話を終えた龍くんがあたしの横にきて笑って言う。
    『それはどぉかなァァ??笑』ナイス??龍くん!笑?あたしも龍くんと顔会わして笑った。
    ――人は変わる―。ホンマのホンマは、金とか薬とか、仕事とか以前に、"人"だけが人を変えるコトが出来るんやろうな――。。

    2006-01-12 20:41:00
  • 296:

    帰り、龍くんが家まで送ってくれる事になった?
    信号待ち。。『羽梨チャン、神田も変われると思う〜?』龍くんが遠くを見つめて聞いてきた。『…変われるでしょ。龍くんでも変わるんやし。笑』と、答えると『ナ〜マ〜イ〜キ〜?笑』ってむくれはった。『キャハハ?笑あ、青ッスよ。』 信号が変わった瞬間に龍くんが言った言葉、忘れもしいひん…。

    2006-01-12 20:42:00
  • 297:

    『光でもイイんやで…?』 ―――は?……。『え?』ゆってる意味がワカランかった。。―プップー!!―
    後ろの車がクラクション鳴らしてる。『神田はしんどいで。』一言そうゆうと、龍くんはまた車を走らせた。
    『あの…』『例えば。今の俺ラの状況とか無理。とか。』『え?』『それとか…』言い掛けて龍くんはフっと笑った。『色々な?』

    2006-01-12 20:43:00
  • 298:

    龍くんの言葉の意味もよく理解しんまま家の近くに着いた。『ありがとうございマス。』『何かあったらすぐ俺に連絡して?神田やと思って??』〈…ナイわぁぁ〉と思いつつ『はい?』って答えた。笑 『ほんじゃぁに?』龍くんが帰って行った―。。『ふ〜?』
    さぁ家に入ろうって思って振り向いたら、ありえへん光景が目に入った!?

    2006-01-12 20:44:00
  • 299:

    『帰ってゆーてるやろ!ポリ呼ぶで?』
    ――道端で怒鳴ってるのはウチのヒステリおかん!そしてその横には何年か振りのキチガイおとん…??一瞬、昔の光景を見てる様で心臓が早くなった。
    『おぉ?久しぶりやな?』あたしに気付いたおとんが普通に話しかけてきた。 『あぁ…』戸惑うあたしにおかんが怒鳴る。 『あんた家入っとき?はよ?』

    2006-01-12 20:44:00
  • 300:

    『ゥ、ゥン?』―言われた通り玄関に向かうあたしにおとんが近寄ってくる。
    『羽梨!飯いかんか??久しぶりにお前が好きなコンペイ党(お好み焼き屋ネ?笑)いくか?』
    『イヤ…いーわ?』…『あんた弁護士通してからゆぅてくれるかぁ??』すかさず怒鳴りまくるオカン?? 〈イヤとかイイヨとかの前に、あたしまでこのヒステリに怒鳴られるんよ??〉―巻き込まれたたまりませんヮ…―あたしはさっさと家に入ろーと早足で歩いた。。?

    2006-01-12 20:45:00
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