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本命
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1:
羽梨
羽梨、現在?歳。
恋ゎいっぱぃしたけど、めちゃめちゃ手に入れたかったんゎ?人だけ。
手に入らんかったんゎあんただけ?
2006-01-12 12:50:00 -
49:
『そーなん?やんなぁ。お前ゎしーひんよな。そんなん。香代がそれやから。』『そぉなん?』『アイツの腕やばいぞ!』あたしの隣のブランコに乗ってこぎながら喋りだした。『お前俺が香代とおんのが気にいらんねやろ!』『そんなんちゃうもん。』『心配すんな?アイツはこれ?だけやから。』『そーなん?』『うん、ほんで連れて歩いても様なるしゆーことなしやろ。』
『可愛いし好きやろ?』『可愛いけどパンコやん。腕きったりウジウジするよーなヤツゎ無理。あいつは本にゎ無理やわな。』『ふーん。ヒドイな、神田くん。』涙拭ってゆったら『別に。アイツもそれでイーねんからイんちゃぅ。俺も嫌いちゃうし。』冷めた目で言う。
『まぁなんしそんなウジウジしてたら俺に嫌われんぞ!』『はいはい?』それから少し喋ったら神田くんは帰っていった。イベントいくってウハウハやった。あたしはスゴイ元気になって家帰った。2006-01-12 13:39:00 -
50:
次の日の学校帰り。『ちょぃきてぇ。』香代チャンに呼ばれて駐車場に行った。
〈なんの用やねん―。〉
『アンタ昨日香代帰った後咲希とおったやろ。』〈げ…なんでしってんねん〉ミスったって思った。
『香代な、あの後咲希に車おろされて、まさかと思って公園戻ってんやんかァ』 『…』〈ダルイ…〉ヤンキー達はガン見やし、肝心の神田くんはおらへんし。。2006-01-12 13:40:00 -
51:
あたしはややこぃ話なるんがダルくて黙って聞いててんけど、香代チャンの遠回しなガッつき方にイライラしてきた。『てか、帰ってイイです?バイトなんで。』『はぁ?なんなぁん、自分。』周りが見てるカラ、強く出てくる
『てか、どーしたらイイんです?』あやまって神田くんの番号を消せって遠回しにゆーてきた。〈なんであたしがあやまらなアカンねん。〉美羽が耳打ちで『いっとく?笑 いっちゃぅ?笑』ってずっとゆーてた。笑
そんなこんなで話してたらイカツメの女出てきて、野次馬集まってきた。龍くんは『やれやれぇ?』ってゆーてはる。すると香代チャンが調子乗ったんかして『きーてんの?』ってゆってあたしの肩を押してきた。2006-01-12 13:41:00 -
52:
『キモッ…』多分美羽の声が香代チャンに聞こえたらしく、軽く美羽を蹴った。その瞬間どーでもよくなったあたしは『うっといねん!』っつって香代チャンを蹴飛ばしてしまってん。龍くん『わーをっ?』
香代チャン『何すんねん!お前ら先輩ナメてるやろ!』立ち上がってあたしの胸ぐら掴んできた。『やめて?パンコうつる!』あたし多分性格悪いカラキレたらえぐいコトゆーてまうねん?『お前こっちこいや!!』草村に連れていかれた。
一発目、顔しばかれてムカついたんもあって思ってたよりもしばきまわしてしまった。香代チャンが謝ってきたカラ、『ギブ?ギブ?ごめんなさいわ?土下座して。』美羽はケラケラ笑って『羽梨!アカンて羽梨!笑』ゆーてた。あたしはキレさしたらヤバキツイヵラ、美羽に連れられてその場を離れてん。2006-01-12 13:42:00 -
53:
?人でラーメン食べにいって『やったったな!笑』ゆーてずっと笑ってた。『やりすぎたカナ?』って思ったヶド、美羽の手ぇ出したコトが一線を越えたカラ、しゃーない……
美羽とバイバイ?した後、携帯見たら《着信?件アリ》…神田くんや。神田くんが?回以上かけてくるなんて珍しい。ちょっと気まずいヶド掛けなおした?プルルルル…
『もしもしぃ??』『お前よぉやってくれたなぁ。』〈ぇ…。〉いつもと感じが違う…『ぇ?』『コレ以上香代になんかしたらお前学校もこられへんよーするから。』『は?』―神田くん?怒ってんの?なんでなん…?―あたしの胸にデッカイ石が降ってきた感じやった。2006-01-12 13:42:00 -
54:
『なんで?』思わず聞いてしまった。『なんし、お前地元も歩かれへんよーになんで。』―ちょっと待ってや。―確かにアンタの"彼女"しばいたヶド…美羽が…あたしの親友が香代チャンに…彼女ゆぅてもその子…――『まぁそーゆーコトやから、もぅ掛けてこんとって。番号も消しといて。』―ブチッ―。ツーツー……電話は一方的に切られた。
『あんたの"本命"じゃナイやんか……。』あたしはドキドキとズキズキがとまらんくて、道路の脇にずっと立ち尽くしてた。周りの雑音が遠くに聞こえて、急にひとりぼっちになった気がして、、美羽に電話してた。多分声は震えてたと思う。。
美羽はスグ戻ってきてくれて、あたしの話を黙って聞いてくれた。ほんで聞き終えた後に、『羽梨は神田くんが好きやねやろ?』って優しくあたしに聞いてきた。『うん…好き。』答えた瞬間に涙がこぼれた。『美羽は気付いてたで?』ニカッて笑って美羽が言った。あたしは初めて美羽に抱きついた。笑 『好きゃぁぁあ〜!!!?』『キモイキモイキモイ!笑』?月の肌寒い夜やった。2006-01-12 13:43:00 -
55:
神田くん、あたしは出会ったその日カラあんたに恋してたんやわ。でもそれに気付かんとつきあって、あっとゆーまに別れた。別れてカラも、勇介とつきあってた時も、一秒一秒ごとにあんたを好きになってた。だんだん、どんどん魅かれて、離されて、近づいて。神田くんがあたしの心の中住み着いてるのに気付かんかった。美羽、ありがとう?でも、ちょぴっと遅かったンかなぁ……
美羽は『大丈夫やって?!』って何回もゆって、あたしはその日バイトサボって美羽とカラオケ?オール言って歌いまくった。失恋ソングを……笑
次の日、あたしらは寝やんと学校に向かった。ホンマは行きたくなくてしゃーなかってんヶド、『香代チャンに負けたみたぃやん!』って?人共ゆーてたから、根性出して行くコトにした?そぅ、あたしら?人かなり負けず嫌い。笑2006-01-12 13:44:00 -
56:
運良く香代チャンも神田くんも来てなかった。でも昨日香代チャンの味方してたイカツイ女の人らが謝ってきた。『龍に聞いたンゃけど、羽梨チャン別に悪なかったよなぁ。ごめんなァ。香代自分が可哀相な風にゆぅから。。』『全然イーですよ?』龍くん『やるなぁお前!笑 先輩やろ?笑 もっそエグイ顔しとったぞアイツ!』『ちょっとやりすぎました?笑』
『神田もコレ聞いたら"俺も見たかった!"とかゆーねやろなぁ〜笑』 ズキッとくる。。龍くんはしらんみたいやな…
それから?週間ぐらい経っても、神田くんも香代チャンも学校にくるコトゎなかった。〈今頃?人でラブラブしてんかなぁ…。〉なんだかんだで神田くんも香代チャンのコト好きやったんやろ?――あたしは神田くんの番号を消した。2006-01-12 13:45:00 -
57:
胸にモヤモヤを残したままでも、毎日は過ぎる。あたしは、隣のクラスの光太郎って子と仲良くなった。美梨は光太郎の友達のタダシって子と仲良くなって、毎日?人で遊ぶよーになった。楽しい毎日。なんか足りひん理由はわかってる…。
神田くぅん、番号消してもあんたの中にちっさくても残ってる?『羽梨』ってゆー存在。それだけが気掛かりやわ、あたしは。。?
そのうち美羽は彼氏と別れてタダシとつきあった。美羽のめちゃくちゃタイプらしぃゎ?前の彼氏のコトは『好きやけど働かんし先が見えへん』かったらしい。好きでも別れるコトってあるんやなってその時のあたしわ思ってん。2006-01-12 13:46:00 -
58:
あたしはというと、光チャン(光太郎)と付き合うん秒読みやった。スゴイ複雑なキモチやったヶド、好きやったし、何より連絡もマメで優しすぎるくらい優しくて男らしくて中身が好きやったカラ。それにもぅ引き返されへんトコまできてたんよな。
そんなこんなで文化祭の日がきた。こんなチャライ学校やけどイベントはちゃんとしとったんよ?あたしは美羽とクラスでやってるたこ焼きを手伝ってた。『男前おらんかな。』『おらんでしょ〜』世間話してたら入り口らへんに人だかりが見えた。『男前か?』『まさか』
『ちょー見て!羽梨!!』美羽があたしの肩をボンボン叩く。『やめろっ!待て!』あたしはタコ焼きひっくり返すん必死やって美羽を無視した。そしたら『待ってて!』ゆーて入り口の方へと走っていった。2006-01-12 13:47:00 -
59:
あたしはタコ焼きを見つめながら考えてた。〈光チャンそろそろ告ってくるやろな。〉そん時、一瞬神田くんの笑った顔が浮かんだヶド、考えるのをヤメた。
『くお。』タコ焼きを?つ口に突っ込む。『バリうまい。』
『羽梨!お客さん!?個チーズ入り!』美羽が戻ってきた。『はぁ?チーズ今ムリ!ノーマルや…。』顔あげた時、時間が一瞬とまった。
『なんやねん!笑 お前ハムスターやんけぇぇ?ぃ!』2006-01-12 13:48:00 -
61:
美梨が気ィ遣ってくれてタダシのトコ行ってくる?ってスキップしていった。『はょ作れや!』『ウン…てか、てかなんなん!自分!』『へ?』『こないだ、ヒドくナイ!?』『お前が俺の女しばいたからやんけ。お前が悪いンちゃん?』―ズキッ。痛い。でも『あたし悪いと思てへん。』 『…』『…』
デコピンされた。『ぃった…何する…ッ』『嘘じゃ!ボケ!』『はぁ?』『アイツにあーゆえゆわれてんやん。隣おってんやん。』いつもの素の早口口調で喋る。『だからってするか?』『アイツまだまだ引っ張れとったからあそこで切ったらもったいなかったの!』『ふーん。』あたしは会えたコトが嬉しくて怒ってなんかなかったヶド、怒ってるフリしてみた。
『そーなん、でもあたし結構ショックやってんヶド。』タコ焼き作りながらゆってみた。『あー、あの後すぐお前に電話しよ思ててンけど喧嘩なって携帯おりよってんやん、あの女。』『マヂ?』『おん。マヂ焦るやろ。大人しそーなフリしてやりよったわ。まぁその分引っ張らしてもらったヶド。てか、はょひっくり返せや。』『あーっ、うんうん。』2006-01-12 13:50:00 -
62:
内心ウハウハやったあたし?
『まぁなんしだから連絡できんかってん。てか、お前が信じる思わんかったし!』『信じるやろ!』『ふーん。ゴメンな。』許すやんか神田くん??
『はい。』タコ焼き渡した。『見ろ、カッコいーやろ。』最新機種の携帯。『貢ぎモン?笑』『うん、香代の最後のな。』―別れたんや。―『番号かわってん。はぃ』携帯渡されたカラ、ワンコしたら『きゅーりでえーやろ。』ってゆってきたから『なんでもえーわ。笑』ってゆった。2006-01-12 13:51:00 -
63:
『あそ!ほな俺可愛い子探して番号いれなアカンから!』携帯おられて女の番号が消えたんが世程イヤやったみたい?。『あっそ!』
神田くんは人だかりの中に帰って行った。―相変わらずやな。―でも、なんし良かった……。
美羽は『だから大丈夫ゆーてたやん!』ってゆーてた?笑 『だって羽梨、絶対神田くんのお気に入りやもん。』"お気に入り。"あたしはそれだけでイイってその時思ってしまってん。2006-01-12 13:51:00 -
64:
光チャンはタイミング良く仕事でこられへんってメールがきてた。『フゥ?』タメ息が出る。後夜祭?。タダシと美羽は踊りに行ったから、あたしはクラスの子とタコ焼き食いあさってたら、『全然ァカンゎぁ〜!』って神田くんがまたきた。
『可愛いの全然おらへん!』『そーなん!』なんであたしが口ン中にいっぱいハイってる時にくんの?『まぁ?人だけ番号きけたけど!』『ほーなん!どんな子なん?』口頬張って必死で喋ったら携帯見せられた。あたしの口からまたタコ焼きが出た。2006-01-12 13:52:00 -
65:
『?うり?』―――――
『汚いねん!笑』『ゴメッ…笑』神田くんはニカーって笑って『照れてるぅ〜』ってチョクってきた。胸きゅんやわぁ…もぅ…『コレやるわ!』偽物の500円玉のストラップ。『何これ。笑』『いーやろ、さっきサッカーのんして貰ったからやるわ。』『ありがとぅ。笑』『ほなまたな!』神田くんは帰っていった。
2006-01-12 13:53:00 -
66:
その夜あたしは光チャンに告られた。OKした………。
あのストラップは財布の中に入れた。あたしのお守り。神田くんへの想いはこの500円玉に封印した。…つもりやったのに………
あたしは毎日光チャンと遊んだ。光チャンは仕事忙しい子やって、夜しか一緒におられへんかったから、あたしはバイトを辞めた。思ったよりもあたしは光チャンのコトが好きになってたし、美梨とタダシとも仲良くて楽しかったし、『光チャンとつきあってよかった』って思ってん…2006-01-12 13:54:00 -
67:
幸せやった。送り迎えもしてくれて、ずーっと一緒にいてくれた。仕事で疲れてるハズやのに。あたしが帰ろってゆわな帰らんかった。おそろのストラップつけて、ネックつけて。あたしはそーゆー彼氏彼女チックなコトするんは初めてやったから新鮮で嬉しかったな。
―大丈夫。あたしは間違ってナイ、幸せになれる――。神田くん、アンタいつかゆーてたやんなァァ?『恋愛するん飽きた。』って。人は恋愛に飽きるコトがある?恐いモンなしに見えるあんたも、傷つくんが恐いんかな?
ある日光チャンが学校にきた。『なぁ、神田くんと龍くんにつきあってんのバレたぁ〜笑』『ぇっ…』光チャンは?人の後輩やから、話しててんやろぅな。若干きまずぃってゆーかそわ?する?龍くんは感づいてて、神田くんに『光太郎、お前の妹とつきあってるらしーでぇ。笑』『うそやろ!』ってゆーてたらしぃ。2006-01-12 13:55:00 -
68:
光チャンと廊下を歩いてたら、あたしのマフラーを後から引っ張られた。『ぅっ!死ぬ!』神田くんが『羽梨!光太郎!えいえいっ』とかゆーてうちらをマフラーで巻いた。笑 やめてくれ。笑 『なんなん!笑』『なんもナイわ!あほぉ!』神田くんはいつもと変わらず。あたしと神田くんの言い合いを光チャンは笑って見てた。
ちょっと切なく感じたりする。でも、これでイーよな?神田くんはあたしがダレとつきあっても態度かえんと接してくれる。それはあたしも一緒やで。でもな、それができるんは多分、あんたが誰も愛さへんから。
それに、もちろんあたしのにも愛なんてナイから…。2006-01-12 13:56:00