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  • 1:

    うちの中のちっぽけなちっぽけなプライド。
    それを守る為 今日も必死で生きてます。
    負けたくない。
    いや、負けてたまるか。

    2005-12-11 20:51:00
  • 2:

    名無しさん

    ジャンジャカジャンジャカ♪

    携帯のアラームが鳴り響く。
    午前6時。まだ太陽は東の端に少しだけ頭をのぞかせているだけだ。
    アラームに設定しているトランスの曲は、聞く度に起きろと言われている気がして嫌いになってしまった。

    2005-12-11 20:56:00
  • 3:

    7

    あ、うちの名前?
    うちは唯です。18歳。まだ若いと自分に言い聞かせてますワラでもちょっと最近肌の調子が悪いです。

    ...鏡と体重計が最近嫌い。

    2005-12-11 21:00:00
  • 4:

    名無しさん

    こんな規則正しい生活を始めて2ヶ月がたった。
    バイトは朝8時入り。この時間に起きないと間に合わない。
    携帯に手を伸ばしてメールと着歴チェック。
    着信はあの頃に比べてかなり減った

    2005-12-12 14:22:00
  • 5:

    7

    あの頃ー。
    夜の世界にいたあの頃。携帯はうるさいほどあたしを呼んだ。
    客、ホスト、信用しきれない友達と彼氏。
    それはそれでよかった。寂しがり屋なあたしにはちょうどよかった。

    2005-12-12 14:25:00
  • 6:

    名無しさん

    「元風俗嬢」
    それがうちに貼られたレッテル。言わなければわからないだろう。
    でもそのレッテルは確かにあたしの体に貼ってある。一生消えることはない。

    2005-12-12 14:28:00
  • 7:

    7

    後悔?
    いやいや全然していませんよ。むしろ誇りみたいに思っていますよ。
    でも、世の中は違うみたいですね。
    変な世の中です。

    2005-12-12 14:30:00
  • 8:

    7

    あっそんなこと話してる暇はないです
    バイトバイト。バイトに行かなきゃ。
    朝ご飯にがっついてテキトーに化粧して...
    いざチャリにまたがってご出勤( ̄^ ̄)

    2005-12-12 14:34:00
  • 9:

    名無しさん

    朝の空気は もう耳がちぎれるかと思うほど冷たい。家から15分の距離を必死で爆走。原チャ買おうかなぁ...。
    15分後ー
    バイト先到着。
    事務所で煙草吸い、制服に着替えタイムカードを切って
    お仕事お仕事。(*´△`)

    2005-12-12 18:25:00
  • 10:

    名無しさん

    バイトはスタンドのねーちゃん。スマイルスマイル。キャバ嬢の時よりずっとスマイル。スマイル0円。
    お客さんは夜の時より好き。たまにキレたくなるのもいるけど。

    2005-12-12 20:43:00
  • 11:

    名無しさん

    バイトはだいたい5時間。時給1,000円以下。夜に比べたら糞みたいな額。
    それでも毎日やってます。
    バイト終わったら家帰って寝て、起きてご飯食べてまた寝る。んで朝。
    そんな生活。

    2005-12-12 20:46:00
  • 12:

    7

    たまに戻りたくなっていた。夜に。
    あの頃はしんどかったけどかまってくれる人が沢山いた。
    どんな形であれ。
    ひとりで眠るのはまだ慣れてない。ひとの温もりが欲しい。
    でもあたしは負けない。一生、孤独とひとりで戦ってやる。
    そぅ思っていた。
    そんなとき 匠と出会った。

    2005-12-12 20:58:00
  • 13:

    7

    〜♪♪♪〜
    携帯が鳴る。{はると}メールだ。[今からうちで飲まん?]
    はるとは昔からの友達。元スカウトであたしの話をよく聞いてくれた。兄貴のような存在。返信[うち歌いたいからカラオケ行こーやぁ]
    すぐ地元のカラオケに行った。男とふたりでカラオケ はると以外の男ならなんかいやらしいがはるととはそんなんではない。ふたりで一緒に寝ても別に何もなしワラ

    2005-12-12 21:04:00
  • 14:

    名無しさん

    ふたりで歌いまくる。はるとは笑かす変な歌ばっかり。はるとといると元気が出る。ほんと助かる。
    「あんな〜来たいって行ってる人おんねんけどどーする?嫌なら断るけど」「ええよええよ♪呼べ呼べ〜!!!」あまり気にせず返事した。
    人見知りするあたしを気にして言ってくれた。おもしろいけど周りもちゃんと気遣える こんないい子めったにいない。

    2005-12-12 21:30:00
  • 15:

    名無しさん

    2時間経過ー
    「あげあげフォー!」
    はると壊れてます。ブランデーの空のグラス。うちも酎ハイ飲みまくり。
    異様な二人。ワラ
    いつもこんなん。

    ガチャー

    2005-12-12 21:34:00
  • 16:

    7

    誰か入ってきた。
    「ん?」酔った頭で あぁ はるとの連れか。と2秒後に理解した。
    「なんやもう出来上がっとるやんワラ」
    顔が見えた。目があった。


    ー運命かと思った。

    2005-12-12 21:39:00
  • 17:

    名無しさん

    一番うちから離れたトコに座った。はるとと喋ってる。話が途切れたトコでここぞと自己紹介。「ども♪唯っす」「お〜君が噂の唯ちゃんか」「噂って!?('□';≡;'□')」「ははワラ何もないよ」はるとを睨みつける。はると 完全酔っ払い うちの殺気に気づかず歌う。

    2005-12-12 21:46:00
  • 18:

    名無しさん

    その後うちはドキドキしっぱなし。満足には話せてない。
    男にドキドキするなんて4年ぶり。チッ不覚。
    その日は何もなく朝方バイバイ。
    もぅ完璧匠の虜になってた。

    2005-12-12 21:50:00
  • 19:

    7

    あの人をあたしのものにしたい。始めて男にそぅ思った。
    初恋並のトキメキ。
    でもうちは元キャバandセッキャバand風俗嬢。何も知らない子供じゃない。
    あたしのプライドにかけて落としてみせる。
    小さな小さなあたしの中の恋愛戦争スタート。

    2005-12-12 21:54:00
  • 20:

    名無しさん

    mission1
    アドレスをgetせよ
    これは難なくクリアー☆はるとはええ子じゃ(;△;)さっそくメールする。よしよし好調。

    2005-12-12 21:57:00
  • 21:

    名無しさん

    毎日メールするようになったとこで
    mission2
    次の約束をこぎ着けろ。
    ボーリングにメールで誘う。ドキドキドキドキ 来た!「ええよ♪」
    キター!!!!(・∀・)

    2005-12-12 22:01:00
  • 22:

    名無しさん

    実はボーリング大嫌いなあたくし。でも匠が得意って言うから。下手やから教えて攻撃したのさ。

    2005-12-16 22:02:00
  • 23:

    名無しさん

    とりあえず乗車。まともに顔見て話すのははじめてになります。いちお敬語を使いつつ必死で話をつなげます。あぁ、情けねぇ。

    2005-12-17 18:18:00
  • 24:

    名無しさん

    必死で目を見て話す唯。匠くんあまりあたしの顔見ず。
    ん〜あんまし女慣れしてない?
    そんなとこも別に気にならん。新鮮。ドキドキ

    2005-12-17 21:06:00
  • 25:

    名無しさん

    そんなこんなで
    ボーリング開始☆カーン
    「うるぁぁぁあ!!!」
    ふたりとも本気になってます。うちも恋心など忘れて下手ながら匠に食いついてやりましたワラ 「あークソ!!!初ストライクとられた!!」
    うしし。偶然ながらも好調好調。

    2005-12-18 20:52:00
  • 26:

    名無しさん

    激戦の後はカラオケへ(うちが惨敗したのは言うまでもない)
    それでも一定の距離をおいて座る。

    ・・・・・・・・


    あれ?

    2005-12-18 20:55:00
  • 27:

    名無しさん

    いや あのね。
    普通健康な男と女が密室?で2人きりになったら そーゆー雰囲気になりません?
    まさか匠くんがそんなチャラ男くんとは思ってないですよ。でもチャラ男じゃなくても 明らか自分に気のある女とふたりきりになったら、多少ブサくてもちょっとは迫ってくる.....ものだとうちは思ってました。

    自信喪失and紳士的な匠くんにまたも惚れる。
    がっかりのような嬉しいような....

    2005-12-18 21:00:00
  • 28:

    名無しさん

    その日はガストでご飯食べてバイバイ。
    し あ わ せ ...?
    まぁ進展やんな と自分に言い聞かせて眠りにつきました。

    2005-12-19 14:41:00
  • 29:

    名無しさん

    それから4日ほどたちましたでしょうか。
    一応匠くんとは毎日メールをしゃっぱしバイトに明け暮れる毎日でありました。

    ♪♪♪〜
    またも携帯が...
    {かずや}

    2005-12-19 14:44:00
  • 30:

    名無しさん

    電話でありました。
    かずや 元彼です。ミナミのホスト。つき合っていた頃は優しく客には友営だった彼ですが、風の噂では最近色枕が激しいみたいです。
    ピッ「はいはい?なんの用だ?」ほんとに久しぶり。うちが夜を上がった時にうちから切って以来です。「なんじゃ?」

    2005-12-19 14:49:00
  • 31:

    名無しさん

    読んでるよ☆がんばって♪

    2005-12-19 14:52:00
  • 32:

    名無しさん

    「仕事仕事仕事..ですが何か」
    ムカ。ムカムカムカ。「貴様に関係ないじゃろが」「は?」

    2005-12-19 14:53:00
  • 33:

    名無しさん

    >>33様ぁりがとぅござぃます☆(;△;)読んでいただけてとてつもなく嬉しいです(ノ_・。)

    2005-12-19 14:59:00
  • 34:

    名無しさん

    よほどフラれたんが悔しいんか知らんがわざわざ別れた女にイヤミを言いに電話なんて...ちっけぇ男や。
    でも...
    過去を知ったら...過去を知ったら捨てられる...
    わかってる。そんなこと。
    もぅあたしは誰にも愛されることはないだろう。ましてや匠みたいな普通の男の子に。

    2005-12-19 15:03:00
  • 35:

    名無しさん

    どうしようもない孤独。戦うと決めたはずやのに。飲み込まれそうになっていた。

    あたしは こーゆー時の対処方は酒に逃げることしか知りません。酒だ酒だ!!!!

    2005-12-19 15:10:00
  • 36:

    名無しさん

    PM11:00 ミナミ
    足はホストクラブへと向かっていた。今日だけ今日だけ...と自分に言い聞かし。右斜め前には夜時代の相棒が無駄に長い足にヒールで男バリの速さで歩いています。

    2005-12-19 15:13:00
  • 37:

    名無しさん

    「ま〜て〜〜〜〜」
    相棒の名前はかな。いわゆる2コ1でした。かなは男っぽくてガサツやけどほんとは寂しがり屋で素直な可愛い奴。今日は無理やり引っ張り出しました。

    2005-12-19 15:27:00
  • 38:

    名無しさん

    「はよこいやぁ!!!」
    短足な唯には到底追い付けないですよお姉様(Θ_Θ)
    とりあえず初回を荒らします。初回100円の○店とか最近できたボーイズとか かなとうちはミナミのホスクラはだいたい行ったんで初回を探すのはちと苦労;

    2005-12-19 15:31:00
  • 39:

    名無しさん

    AM2:00
    もぅあたしはベロベロ。弱いくせに無理に飲んだ焼酎が効いて効いて。
    酔った頭で匠からのメールを読み返してました。

    2005-12-19 15:33:00
  • 40:

    名無しさん

    過去を知ったら
    頭の中でグルグルまわるかずやの言葉。
    わかってるっちゅーねん。
    匠があたしを好きになってくれるはずかない。期待して期待して傷つくなら 今の段階なら....まだ大丈夫かな


    カチカチカチカチ

    2005-12-19 15:37:00
  • 41:
    2005-12-19 17:59:00
  • 42:

    名無しさん

    名無しサンぁりがとぅござぃます☆

    2005-12-19 18:22:00
  • 43:

    名無しさん

    [あたし 匠サンのこと好きになっちゃったんです。。よかったらつき合ってください。]
    メールをうってみた。

    ぷっ 一瞬自分で吹き出した。
    な〜んて言えるわけないっちゅーねん。あ〜あぁぁ.....

    ピッ

    2005-12-19 18:25:00
  • 44:

    名無しさん

    え..!?
    無意識に押してしまったボタン。....おそるおそる画面を確認する....
    [☆送信完了☆]

    「う、うそぉぉぉぉぉんっっっっ!!」
    思わず絶叫した。

    2005-12-19 18:30:00
  • 45:

    名無しさん

    ついてたホストくんもかなもビクッとしてこっちを見る。
    「どしたん唯?」
    「あぁぁぁあんな、こないなってあないなってどーんっ」

    「あほちゃうか」
    かなは何事もなかったかのように役職ホストくんと話し出す。唯はずっとワタワタ。無意味な抵抗ワタワタ。

    2005-12-19 18:33:00
  • 46:

    名無しさん

    ど、どないひょ。[冗談だぴょーん♪]いや、そんな最低な女にはなれん。[すいません 酔ってて...]もぅ恋に進展することはないな..
    あ〜〜〜ど〜しよ〜〜〜〜〜
    あたしの悩みなど知らん顔で朝日が昇り始めた。

    2005-12-19 18:37:00
  • 47:

    名無しさん

    ハッ
    気づいたら夕方。自分の部屋。ボサボサの頭に崩れたメイクと酒でむくんだ顔。携帯には匠からの返事はない。
    はぁ.....ふられちゃった.....か。

    2005-12-19 18:39:00
  • 48:

    名無しさん

    大丈夫。傷は深くない。のそのそ風呂に入ってその日はボケーと失恋の傷と過ごし 晩ご飯はママンの特製唐揚げを食って 夜は布団に入ってタバコを吸っていた。

    ♪♪♪〜
    ぇっ!?

    2005-12-19 18:42:00
  • 49:

    名無しさん

    流れた曲は大塚愛のプラネタリウム。匠からのメール着信音...
    「どうせ ごめん とかやろ..」魔のメール送信から10時間以上たっていた。OKなら返事はもっと早いやろ..
    そぅ思いながらもメールを一応ドキドキしながら開いた。

    2005-12-19 18:46:00
  • 50:

    名無しさん

    カチカチ
    [遅なってごめん!めっちゃ色々考えたんやけど つき合うことにしたわ☆]


    へ?

    2005-12-19 21:36:00
  • 51:

    名無しさん

    これは都合のいい夢でしょうか。
    匠とは二度しか会ったことはありません。
    カチカチ
    [でもお互いのことあんまり知らんから 時間作っていっぱい会ってこな]

    うそ…………。
    頭真っ白。
    喜びは3分後くらいに押し寄せた。ニタニタニタ....顔がにやけて仕方ない。

    2005-12-21 09:21:00
  • 52:

    名無しさん


    でも何故だろう。
    喜びより不安が大きかったのは。
    それはやっぱり あたしが汚れてるから。
    本当に愛してくれるだろうか 本当のあたしを知っても……

    2005-12-21 09:23:00
  • 53:

    名無しさん

    匠は忙しい人だった。学校にバイト 家の用事。週5日ほどバイトしかないあたしとあまり会っている時間はあまり無い。
    もともと極度の寂しがりなあたしにとっては 寂しくてたまらなかった。

    2005-12-22 17:34:00
  • 54:

    名無しさん

    人間は幸せなは鈍感で 不幸には敏感で……
    誰かが言ってた

    2005-12-23 20:54:00
  • 55:

    名無しさん

    「……わかった」
    あたしはため息をつきながら言った。
    12月始め。世の中はクリスマスムード。街はイルミネーションに飾られラジオではクリスマスソングばかり流れる。

    2005-12-24 16:02:00
  • 56:

    名無しさん

    匠のバイトは 一般ピーが休みの日に忙しくなるようなバイトで人数的にあまり休みの融通がきかない。
    クリスマスイブはどぅしても休めなく、他の日をクリスマスがわりにすると約束していた。

    あたしのため息の原因はそれ。

    2005-12-24 16:06:00
  • 57:

    名無しさん

    その日さえも休めないと言われたのだった。
    駄々をこねて無理矢理休みにしてもらう…それはあたしのプライドが許さなかった。
    聞き分けのいい いい女になりたかったのだろうか。

    2005-12-24 16:08:00
  • 58:

    名無しさん

    不満がたまっていく。
    ついポロッと出たセリフ。
    「あーしは約束守らん奴が一番嫌いや」
    そこから初めての喧嘩が始まった。本音が出てしまったものはしょうがない。とことん言った。

    2005-12-24 16:11:00
  • 59:

    名無しさん



    どのくらい言い合ったやろう。
    不意に悲しくなりまた本音が出た。
    「…ほんまはあたしのこと汚いとおもってるんやろ」

    2005-12-24 16:13:00
  • 60:

    名無しさん

    匠とはじめて結ばれたのはつき合って10日目ぐらいだろうか。
    はるとには私が元風俗嬢ということは口止めしといた。知られたくない…消したい過去。
    求められた時、素直に嬉しかった。大好きな人に欲しがられる これ以上に幸せなことはあるだろうか。

    2005-12-24 16:17:00
  • 61:

    名無しさん

    AM6:00 あたしたちは匠の車の中でバイバイのキスをしていた。すぐまた会える。わかっていてもどこか寂しい…
    その寂しさをお互い埋めるように長いキスをしていた。

    2005-12-24 23:36:00
  • 62:

    ?

    おもろL1??
    頑張って完結してネ???

    2005-12-25 00:04:00
  • 63:

    名無しさん

    >>64サン ぁりがとぅござぃます☆頑張りますっ!よかったら最後まで見てやってください(o^U^o)

    2005-12-25 10:06:00
  • 64:

    名無しさん

    …不意に 匠の唇が首筋にきた…。
    「んっ…」
    ゾクッとする。キスした回数も数える程度。少し戸惑う自分もいた。

    2005-12-25 10:09:00
  • 65:

    名無しさん

    匠の手があたしの胸に触れる。
    「あ…ちょっ…」
    恥ずかしさと快感でドキドキする。
    匠が顔を上げた。
    「ごめんな辛抱なくてワラ」
    あはは…と顔を見合わせて笑った。

    2005-12-25 10:14:00
  • 66:

    名無しさん

    1時間後ー
    あたしたちはホテルの一室で繋がった。こんなに興奮して安心して穏やかなセックスははじめてだった…。

    2005-12-25 10:18:00
  • 67:

    名無しさん

    体の隅々まで愛してくれる匠がすごく愛おしかった。
    でもあたしの心のすみには汚くて申し訳ないという気持ちがあった。何百人の男がこの胸を舐めただろう…そぅ思うと逃げだしたくなった…

    2005-12-25 18:10:00
  • 68:

    名無しさん

    その日は夜まで一緒にいた。
    2人で車で抱き合ってるとき、どぅしても黙っておいてはいけないと思った。元風俗嬢のレッテルを…
    ふられるのは覚悟だ。ここで捨てられたら また新しいスタートをきればいい…
    不安5割 期待3割 諦め2割。
    よし、言うぞ。

    2005-12-25 18:14:00
  • 69:

    名無しさん

    「あのっ!!」
    いきなり大きな声を出したあたしに匠が驚く。ふーはーひー…深呼吸深呼吸…。
    「あんな、黙ってたことがあるねん。」「えっ!何…?」不思議そうな顔をする匠。「あんなっ!…」
    匠があたしの顔をのぞき込みながら手を握った。

    2005-12-25 18:18:00
  • 70:

    名無しさん

    その瞬間、あたしの目から涙がこぼれた。
    なんでうちはこんな汚いん…後悔なんてしないと思ってた。あたしは一生汚いまま。汚れてない子にはかなわない…匠も綺麗な子の方がいいに決まってる。元風俗嬢って知ったらあたしをゴミみたいに捨てるんや…そう思うと涙が止まらなかった。

    2005-12-25 18:23:00
  • 71:

    名無しさん

    でも、黙っていたらそんな汚いあたしを知らないで抱き続ける匠を騙しているような気がした。好きな人を騙す?そんなことあたしには出来ない…。たとえ自分が捨てられても。

    2005-12-25 18:27:00
  • 72:

    名無しさん

    なんか共感できる?頑張って?

    2005-12-25 18:56:00
  • 73:

    名無しさん

    >>74サン 共感してもらえて嬉しいです(*´艸`)バカなうちの体験談なのでわけわからんとこあるかもしれませんが最後まで読んでもらえるとありがたいです☆

    2005-12-25 22:44:00
  • 74:

    名無しさん

    「…あたし、前ヘルスで働いてたねん…」消え入るような声で暴露した。
    「ごめんな。汚くてごめんな…。しかもエッチした後に言うなんて最低やんな…」もぅ匠の顔がまともに見れない。

    2005-12-25 22:47:00
  • 75:

    名無しさん

    ぎゅーっ…
    いきなり匠があたしを抱き締めた。
    「知ってたで」
    えっ!あたしはびっくりして顔をあげた。「唯と会う前にはるとから聞いとってん。なんか元風俗嬢でおもろい女の子がおるって。元風俗嬢で俺がイヤになると思った?」あたしはうなずいた。

    2005-12-25 22:51:00
  • 76:

    名無しさん

    「そんなこと関係ないに決まっとるやん。始めから知ってて俺は唯が好きになったんやで?」

    ……この人はなんでこんなにあったかいんやろう。いったいどんな育ち方したん?ボンボンであたしには到底無理な賢い大学行っていい友達と家族に囲まれて…

    2005-12-25 22:57:00
  • 77:

    名無しさん

    やのに、こんな薄汚れた生ゴミまみれの野良猫みたいなあたしを受け入れてくれるの?
    涙がまた止まらない。今度は嬉し涙?安心したんや もぅこの体を恨まなくてもいい…誰かに受け止めてもらえたことで、自分を許せたような気がした…

    2005-12-25 23:02:00
  • 78:

    名無しさん



    そんな穏やかな気持ちはすぐに不安にかき消された。人を信じる。あたしはそこまで無防備になれなかった。夜の世界で得た人間不信。

    2005-12-26 09:16:00
  • 79:

    名無しさん

    「ほんまはあたしのこと汚いと思ってるんやろ」
    そぅ言った瞬間、一瞬匠は黙った。その沈黙に耐えきれずあたしは電話を切った。

    2005-12-26 09:19:00
  • 80:

    名無しさん

    どぅしたらいいかわからない。
    ただ茫然と壁を見つめていた。その横で携帯はけたたましく鳴り響いていた…


    あたしはいつになったら幸せになれるん…

    2005-12-26 09:25:00
  • 81:

    名無しさん

    プッ 呟いた瞬間笑いが吹き出た。悲劇のヒロインかっつーの。かわいそうな子ぶるのは嫌い。

    2005-12-26 20:54:00
  • 82:

    名無しさん

    これまで、人並みに苦労もしたし病んで生きることから逃げた事もあった。
    あたしは弱い。でも人に弱さを見せたくない。
    そんな変なプライドがあるからこそここまで歩けてきたんやと思う。

    2005-12-27 22:47:00
  • 83:

    名無しさん


    匠の電話をブチッてあたしは化粧をはじめた。
    スッピンのあたしは…(Θ_Θ)←こんな感じワラ 化けるの大変な作業ですよ。
    身なりをあたしなりに完璧にする。

    2005-12-27 22:53:00
  • 84:

    名無しさん

    愛用のGUCCIのラッシュを臭いくらい自分にふりかけて家を出た。


    PM8:00 梅田

    2005-12-27 22:54:00
  • 85:

    名無しさん

    少し前はキャッチのホストやスカウトで溢れかえっていたHEP前は 大嫌いなお巡りさんのお陰でめっきり人が少なくなった。

    2005-12-27 22:57:00
  • 86:

    名無しさん

    座り込んでメールをうつ。カチカチ
    [着いたで。まだ?]
    待ち合わせてるのは男。

    2005-12-28 19:46:00
  • 87:

    名無しさん

    浮気?






    はいそうですとも!

    2005-12-28 19:47:00
  • 88:

    名無しさん

    と、言うのは冗談でただの愚痴り相手。黙ってあたしの話を聞いてくれる数少ない相手。はるとはやっぱし匠とツーツーやから絡みにくくなってしまった。けしてはるとを嫌いになったわけではないが。

    2005-12-28 19:49:00
  • 89:

    名無しさん

    「おいこら。そこの下品な女」
    わしのことかっ!?喧嘩か!?久々乱闘か!!
    顔を上げると懐かしい顔。

    2005-12-28 19:51:00
  • 90:

    名無しさん

    「何やっとんねん☆」ニカッ☆
    その男はあたしと同じ目線になるようにしゃがんだ。

    2005-12-28 19:53:00
  • 91:

    名無しさん

    「たつやぁぁ…」ふぇぇぇん…あたしは子供みたい泣き出した。人目なんて頭にない。泣きたかった。

    2005-12-28 22:22:00
  • 92:

    名無しさん

    「うんうん。よしよし」たつやはずっと頭を撫でてくれていた。
    たつやと出会ったのはあたしがまだ短いスカートにルーズソックスをはいていたころ。スカウトマンだったたつやは仕事中にもかかわらず制服姿だったあたしをひっかけた。

    2005-12-28 22:25:00
  • 93:

    名無しさん

    それ以来友達のような関係。たつやに仕事を紹介してもらったことはない。
    とりあえず居酒屋に入ってあたしは夜をあがってから今までのことを全て愚痴った。

    2005-12-28 22:27:00
  • 94:

    名無しさん

    話終えてあたしはカルチューをぐぃっと飲みほした。たつやは生。ふたりの間にはわけのわからんおいしい創作料理が並んでいる。

    2005-12-28 22:29:00
  • 95:

    名無しさん

    たつやはいつも黙ってあたしの話を聞く。たまにウンウンと頷くだけ。未だにこいつが何を考えてるのか掴みきれない。

    2005-12-28 22:31:00
  • 96:

    名無しさん

    「夜上がったら幸せに近づけるんやと思ってた…」あたしはポツリと呟いた。

    2005-12-28 22:32:00
  • 97:

    名無しさん

    「あんな唯、夜やっとるときのおまえは顔が死んどるように見えた。でも今はその時よりひどい顔しとるわ」たつやが珍しく口を開いた。あたしは枝豆を口に詰め込んだとこやった。

    2005-12-28 22:35:00
  • 98:

    名無しさん

    ひやク

    2005-12-28 22:36:00
  • 99:

    名無しさん

    「俺考えとってん。おまえ、あたしはひとりぼっちやって思ってるやろ。ほんまにそうなんか?よく考えろ」
    あたしの動きは止まった。

    2005-12-28 22:37:00
  • 100:

    名無しさん

    >>100 カキコぁりがとぅです(o^冖^o)

    2005-12-28 22:38:00
  • 101:

    名無しさん

    「まぁあれや、おまえの彼氏のことはよぅ知らんが。おまえ、相手の話ちゃんと聞いたんか?何を思ってるんか聞いたんか?おまえの頭の中で作ってもーた答えやなくてほんまの答え聞いてからでも傷つくんは遅くないって。傷ついたら俺が慰めたるがな☆」

    2005-12-28 22:42:00
  • 102:

    名無しさん


    頭ではわかっていたこと。全てたつやに言われた。

    2005-12-28 22:43:00
  • 103:

    名無しさん

    そぅや。あたしはずっとひとりぼっちやと思って生きてきた。


    でも違うかったんや。

    2005-12-28 22:44:00
  • 104:

    名無しさん

    ひとりぼっちの思いこみ、捨ててみたら人の暖かさを思い出した。
    誕生日すごす相手のいなかったあたしにたつやは大好きなエクレアを誕生日ケーキやって買ってくれた。男と別れてへこんでた時ハンバーグの嫌いなかながビクドンに一緒に行ってくれたこと。道端で泣き崩れてたらあったかいミルクティーをくれてあっというまに消えてった変なおっさん。泊まるとこがない時に部屋に泊めてくれた愛さん。音信不通なあたしをずっと心配してくれてたはると。

    2005-12-28 22:52:00
  • 105:

    名無しさん

    別に不幸な家庭環境に生まれたわけではない。なんでこんな思いこみをずっと背負ってきた?
    手首を切り刻み続けたあの日々。寂しくて眠れない夜。泣き叫んでも泣き叫んでも枯れない涙。
    孤独に震えていた。怖かった…何もかもが。

    2005-12-28 22:56:00
  • 106:

    名無しさん

    ☆☆しおり☆☆

    2005-12-29 01:49:00
  • 107:

    ???

    しおり?

    2005-12-29 02:16:00
  • 108:

    名無しさん

    ↑の方々 しおりしてくれて嬉しいです(>∀

    2005-12-29 17:11:00
  • 109:

    名無しさん

    ただたんに臆病すぎただけ。考えすぎただけ。マイナス思考すぎただけ。誰とも本音でぶつからなかったあたしがいけない…
    よく聞く偽善臭いセリフ。その意味がやっとわかった気がした。

    2005-12-29 17:14:00
  • 110:

    名無しさん

    「うち……彼氏と話してくる…!!」
    あたしはいきなり席を立った。
    「おー頑張ってこいやぁ☆」

    2005-12-29 17:15:00
  • 111:

    名無しさん

    あたしは走って電車に飛び乗った。
    匠に電話をかける。一方的に駅に来いって言って切った…わからないけど涙がでた。地元に着くまでずっと泣いていた。
    何かが怖かった。怖くてたまらなかった。

    2005-12-29 17:18:00
  • 112:

    名無しさん

    満員電車の中でメソメソ泣いてる変な女。チクショー恥ずかしいけど涙が止まらん。
    あっという間に地元の駅に着いた。走って改札を出ると匠が立っていた。見慣れた優しい目。あたしとは違う系統の服装。
    あたしはゆっくり匠の傍に歩いて行った…

    2005-12-29 17:22:00
  • 113:

    名無しさん



    その日は雪が降ってた。あまり雪の降らないこの地方で積もるほど降った。
    寒い寒いこの日、あたしたちは終わった。

    2005-12-30 20:42:00
  • 114:

    名無しさん

    匠は、あたしのことを汚いとは思ってないと何度も何度も繰り返した。
    匠が好きやった。どうしようもないくらい。

    2005-12-30 20:44:00
  • 115:

    名無しさん



    ただそれだけのこと。離れたくなかった。けどもぅ無理やった。何もかもが限界で。

    2005-12-30 20:46:00
  • 116:

    名無しさん

    「あたしは大丈夫…」
    雪の中呟いてみた。足を一歩踏み出す。ほら、ちゃんと歩けるし。

    あたしは真っ暗な未来に向かって歩き始めた。この先が晴れるかわからない。でも歩かないといけない。


    ひとりぼっち。平気やもん。

    2005-12-31 18:42:00
  • 117:

    名無しさん

    2005-12-31 18:43:00
  • 118:

    名無しさん

    2006-01-02 21:18:00
  • 119:

    名無しさん


    女は裏切るから嫌い。
    あたしはあまり女友達がいない。集まれば男の話か悪口しか話さない、そんな人種[女]を毛嫌いしていた。

    2006-01-02 21:20:00
  • 120:

    名無しさん

    はたから見ればただの友達のいない寂しい女。バカにすんならバカにしろ。
    でもあたしにも大切な大切な友達が確かにいた。
    それが かな だった。

    2006-01-02 21:22:00
  • 121:

    名無しさん

    2006-01-02 23:50:00
  • 122:

    ???

    頑張ってな?

    2006-01-03 01:24:00
  • 123:

    名無しさん

    >>124様ぁりがとぅござぃます(*^□^*)二章は雰囲気違う話してくんでょろしくです(*u_u)

    2006-01-03 17:35:00
  • 124:

    名無しさん

    あたしらの出会いは職場でした。当時セク嬢だったあたしはミナミでひとりぐらしをはじめたばかり。

    2006-01-03 17:37:00
  • 125:

    名無しさん

    友達と呼べる人もいない。たまに世話してくれるのは案内所の素敵?なおじさまとお金目当てのホストくんたちくらい。
    寂しい?より毎日生きるの必死で泥まみれ(正しくはおやじの唾まみれ)になりながら生きていた。

    2006-01-03 17:39:00
  • 126:

    名無しさん

    「はよござーまーす」
    いつものように職場に出勤すると、いつもあたしが座っているところに真っ黒なギャルが座っていた。
    [あら!何かしらこのギャルちゃん?(Д`;ノ)ノ]
    「唯サンおはよぅッス。こいつ今日体験のかなって奴です」

    2006-01-03 17:42:00
  • 127:

    名無しさん

    あら体験サンなのね。なら優しくしないとね。てかあたし同性には気ぃ使っちゃうのよね。小心やから。??
    かな「ども」
    あ〜〜ら〜〜フテこ!!なにこのギャル!フテこいわ!!ちゃんと言うとふてぶてしいわ!!

    2006-01-03 17:46:00
  • 128:

    名無しさん

    「どぉもーニコニコ」
    こんなことでは怒りません。そこまで子供じゃありませんはず。あまり気にもとめず仕事仕事。かなチャンとやら なかなか場内入ってるみたい。やるじゃないのか。この仕事初めてじゃないわけね。ボーイさんに聞いたけど。

    2006-01-03 17:49:00
  • 129:

    名無しさん

    あ〜〜ち○びが痛い…仕事終わって家に帰るとドンキで購入したオキニのソファーに転がる。タバコに火をつけると灰皿を探した。…つか灰皿パンパンやんかぁーこれじゃ灰皿の意味ないやんかー

    2006-01-03 17:52:00
  • 130:

    名無しさん

    典型的なO型のうちは掃除が嫌い。料理は好きだが片付けが嫌い。いわゆる めんどくさがり ってやつ。何度か「灰皿吸い殻貯めすぎて煙突モクモク事件」とか「ゴミ袋から変な香りがする!?事件」とかをおこしてるわけ。

    2006-01-03 17:56:00
  • 131:

    名無しさん

    お掃除ロボットが切実に欲しいわけ(ドラちゃんでも可)
    まぁこのように薄汚い部屋でひとり寂しく暮らしてたわけ(男を毎日連れ込んでたとかいう噂もあったりなかったり)

    2006-01-03 18:00:00
  • 132:

    名無しさん

    次の日も出勤。ダルいけど働かな飯が食えまへん。
    リストへ行くとまた黒ギャルがいた。2人きりやんけ。
    かな「はよーございまぁぁす」
    この子がフテこく見える理由がわかった。喋り方ね。
    2人きりやから話すしかないやないけっ!!

    2006-01-03 19:39:00
  • 133:

    名無しさん

    喋り始めて数分。意気投合ー。
    ただたんにホスクラ話が合っただけやけど。

    2006-01-03 19:41:00
  • 134:

    名無しさん

    2006-01-03 22:40:00
  • 135:

    名無しさん

    仕事後。
    かなに引きずられるようにホストへ行く。うそぉん。うちにとっては未開の地、新地へ。
    あらまぁ。新地ってこんなかんぢなのねぇ〜。

    2006-01-04 16:18:00
  • 136:

    名無しさん

    と、関心しつつホロ酔いでミナミへ戻ってくる。

    2006-01-04 16:19:00
  • 137:

    名無しさん

    さっきから携帯がブーブーうるさいので見てみると

    2006-01-04 18:06:00
  • 138:

    名無しさん

    あたしが只今オラオラ色満載店ぐるみ本営され中という最悪な状態のホストくんからでした。未収金額何十万。毎日半ば脅され店に連行される。まだホストにあまり免疫のないあたしは 色と気づきながらも拒絶できずにいました。

    2006-01-04 19:25:00
  • 139:

    名無しさん

    この日はかなといたので電話をブチっていたのでカンカンのご様子。かなと共にそのオラオラホストくんの店へ。

    2006-01-04 19:26:00
  • 140:

    名無しさん

    「らっしゃいませー!!!」
    店へ入ると無意味に気合いの入ったあまり揃っていない怒鳴り声が聞こえてきた。

    2006-01-04 19:28:00
  • 141:

    名無しさん

    「遅いやんけ」
    あたしのそばへ来たホストがキレ顔で言う。
    「…ごめん」
    無意味に謝ってしまう。その瞬間かなの顔がピクッと反応していた。
    席へ案内されお絞りを貰う。かなは初回で男メニューを見始めた。

    2006-01-04 19:31:00
  • 142:

    名無しさん

    うちのとなりに口座サンがドカッと偉そうに腰掛けた。その瞬間またかなの顔がピクッとした。
    「お前何しとってん」
    「かなとおったんやん」
    「嘘こけや。他のホスト行っとったんちゃうんか」

    2006-01-04 19:34:00
  • 143:

    名無しさん

    図星です。でもここで はいそうでございます と言うバカ女はまずいないであろう。必死でごまかすあたし。

    店内でバトルが始まりました。

    2006-01-04 19:35:00
  • 144:

    名無しさん

    「やから行っとらんゆーとるやないけ!!」
    「やから嘘とかいらんねんぼけっ」
    「誰が嘘こいとんねんっ!行ってないもんは行っとらんのじゃ!!」
    この言い合いの延々繰り返し。こどもの喧嘩のようでした。

    2006-01-04 19:38:00
  • 145:

    名無しさん

    「じゃぁ今日使えるよな」
    「は?」
    「他のホスト行っとらんのやったら金あるしなんか卸せるよな」

    2006-01-04 19:40:00
  • 146:

    名無しさん


    彼が言った瞬間殺意を覚え、ミネをぶちまけてやろうかと思った時

    バシャッー
    隣の偉そうにほざいていた男にヨギパが降り懸かりました。

    2006-01-04 19:42:00
  • 147:

    名無しさん

    えっ('□';)見るとかなが空のグラスをもって鬼のような顔で立ち尽くしていた。「おどれさっきから黙って聞いてりゃ調子こいとんちゃうぞゴルァァ!!!」

    2006-01-04 19:44:00
  • 148:

    名無しさん

    ーー。
    店内が一瞬凍り付いた。かなは怒鳴り続ける。
    「女なめよるんもえー加減にしんかいっ!貴様なんぼのもんじゃ ぶっさいくなツラして偉そうにしてもえーんと思っとんか?あ?」

    2006-01-04 19:48:00
  • 149:

    名無しさん

    かなちゃんそれ禁句やわ(*´艸`)ププ

    じゃなくておいっ!そんなことゆーたらマヂギレするやんけっ!……恐る恐る隣を見ると…
    …(ОロО)…
    うちの口座放心中。ブサイクが相当きいたらしい。

    2006-01-04 19:51:00
  • 150:

    名無しさん

    とりあえず意識を取り戻す前に逃げなくてわ!!机の上に諭吉チャンを寝転がせてかなの手を引いてダッシュをかけた。
    何人かのホストくんがあたしの名前を呼んだような気がしたがしるか。たぶんこの日の支払いは諭吉チャンひとりじゃ済まなかったけどしるか。

    2006-01-04 19:54:00
  • 151:

    名無しさん

    少し離れたセブイレまで来てかなの手を離した。
    ハァハァー運動不足で息が切れる。
    かなと顔を見合わせて笑った。お腹痛くなるくらい笑った。笑ってる間中携帯がブーブー言ってたけどずっとずっと笑っていた。

    2006-01-04 19:57:00
  • 152:

    名無しさん

    そんなバカホストからあたしを救ってくれたかなに、あたしは惚れてしまった。無理矢理?家に引っ張りこみ同棲生活をはじめた。

    2006-01-05 16:20:00
  • 153:

    名無しさん

    「起きろー」
    ゲシゲシと腰あたりを踏みつけられる感覚。
    「…かなさんSやわぁ」
    毎晩かながあたしを起こす。

    2006-01-05 16:22:00
  • 154:

    名無しさん

    「もぉちょい寝たいっす」
    あたしは布団に丸まった。
    「もぉ7時半やけど」
    「うそんっ!!!」

    2006-01-05 16:24:00
  • 155:

    名無しさん

    出勤は8時。急がねば遅刻。
    「何回も起こしたんやけどな(^皿^)あんた起きへんからやん」
    かなの仕事はいまいち不明。いろいろ体験行っちゃー食いつないでる。あたしの店にも入店しなかった。

    2006-01-05 16:26:00
  • 156:

    名無しさん

    バタバタと家を出る。
    歩きながら着信チェック。不在5件 メール3件。電話全ては客。
    「あんたらと生活真逆やから寝てるっつーねんワラ」

    2006-01-05 20:49:00
  • 157:

    名無しさん

    メールを逆がほとんど。
    [唯チャン寝てんの?][飯行かへん?]…
    うっさいうっさい。カチカチ

    [今家帰ってきたわーバリ疲れた↓唯に会いたいわ(;_;)]

    2006-01-05 20:52:00
  • 158:

    名無しさん

    訂正 を逆→も客
    あほですすいません…

    2006-01-06 09:48:00
  • 159:

    名無しさん

    受信時間 AM11時…
    ポ…(*´艸`)
    あのバカホストと別れた直後からつきあい始めた男から。某店No.2。あたしはベタ惚れしていました。

    2006-01-06 09:51:00
  • 160:

    名無しさん

    ニヤニヤしつつ仕事へ。

    仕事が終わるとかなと毎日遊びに行く。そんな生活でありました。

    2006-01-06 09:53:00
  • 161:

    名無しさん

    仕事が終わってミナミを歩いていた
    「疲れた〜明日はかなとマッサージでも行こかな」
    こった肩をグルグル回す。〜♪♪♪〜
    ? パカッ [かな]

    2006-01-07 00:15:00
  • 162:

    名無しさん

    ?

    2006-01-07 02:15:00
  • 163:

    名無しさん

    >>164サン しおりかな?ありがとうございます☆笑顔が素敵(*´艸`)

    2006-01-07 11:55:00
  • 164:

    名無しさん

    ピッ「はーいはいはい?」[ゆ゛い゛〜…]んっ!?かなの声がおかしい…[だずげで…]えぇぇぇえっ!('□';≡;'□')「今どこやっ!?」

    2006-01-07 11:59:00
  • 165:

    名無しさん

    […A店…]
    A店とは最近ミナミにできたホスクラ。まだうちは行ったことがない。
    「待ってろすぐ行く」
    その辺の案内所に押し入りA店の場所を無理矢理聞くと 走ってA店に向かった。
    何があったんやっ!?まさか無理矢理いけない薬打たれたとか!?リシャール勝手に卸されて帰れないとか!?

    2006-01-07 12:04:00
  • 166:

    名無しさん

    何があってもおいらがかなを守るんやぁぁぁ!!!人目を気にせず無我夢中で走った。
    「確か四階やったな…」
    エレベーターの中でかな救出大作戦を考える。

    2006-01-07 12:07:00
  • 167:

    名無しさん

    2006-01-07 12:09:00
  • 168:

    名無しさん

    ーチーンー
    結局いい作戦も思いつかないまま着いてしまった。
    ふーはーひー…深呼吸。(+Д+)…キッ(`-´)グイッ!どでかい扉を開けた。

    2006-01-07 12:10:00
  • 169:

    名無しさん

    「ごめんやっしゃぁぁぁ!!!」
    無意味に大股で肩を揺らし店内にズカズカ入り込む。え〜い正面切って対決じゃ!かなを泣かせるならわしが許さん!!ヾ(`Д´)ノ

    2006-01-07 12:13:00
  • 170:

    名無しさん

    ホストくんたちがビックリしてこっちを見る。そりゃ〜見たことない女がいきなり偉そうに怒鳴りながら入ってきたらビックリやわな。あら 美形多い♪…じゃなくて かな!!!

    2006-01-07 12:15:00
  • 171:

    名無しさん

    box席を見渡すと奥の席に横たわるかなを見つけた。
    「かなっ!!」
    慌てて近寄ると
    ………クーカースーピー。

    2006-01-07 12:16:00
  • 172:

    名無しさん

    ……ね て る?
    テーブルの上には鏡月の空瓶がゴロゴロ。


    酔っぱらっただけかい!!!!

    2006-01-07 12:18:00
  • 173:

    名無しさん

    走ってきた疲れでソファーに座り込んだ。なんやこいつ…まぁ…よかった…
    そこへひとりのホストが近づいてきた。
    「かなの連れ?」

    2006-01-07 12:20:00
  • 174:

    名無しさん

    「あっ!はぃはぃそぅでございます」顔を上げるとこれまたかな好みな美形クン。

    2006-02-21 23:24:00
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