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本命

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  • 1:

    羽梨

    羽梨、現在?歳。
    恋ゎいっぱぃしたけど、めちゃめちゃ手に入れたかったんゎ?人だけ。
    手に入らんかったんゎあんただけ?

    2006-01-12 12:50:00
  • 281:

    『おはよー?』『おはよーざぃまぁす?笑』闇でヤンキー達と顔見知りなあたし?笑 辺りを見渡す。
    『あの…神田くんは?』『きてへんで!アイツ最近何してんやろなぁ〜携帯も繋がらんし…』―そうなんや…――内心ガッカリしてたあたしの肩を誰かがポンっと叩く。
    『龍くん?』
    『久しぶりうりうり〜?』ニッコリ笑うちょんまげの龍くん。〈やっぱこの人可愛いなぁ〜。〉

    2006-01-12 20:21:00
  • 282:

    綺麗な顔のちょんまげ龍くんと他愛もナイ話をして
    『ほんじゃぁ?』学校に入ろうとすると、腕をグっと引っ張られた。『えッ?』龍くんの綺麗な顔があたしにもっそ近づく。
    〈ぇぇ???笑〉っと思った瞬間、あたしの耳元でちっさくこぅゆったんよ。 『ちょっと後でイイ?』あたしが頷くと、『車おるから?』と、ニコっと笑って手を離した。『はい…』としかゆわんあたしを残して龍くんはヤンキーの群れに帰っていった。

    2006-01-12 20:23:00
  • 283:

    あたしはドキドキしながら教室に向かった。 〈何??〉とりあえず授業を受ける。なんとなく、神田くんのコトかなぁと思った。――なんか、なんか胸騒ぎがする………。
    ――キーンコーンカーン?―――

    授業が終わり、あたしは即効で学校を出て龍くんの車を探した。〈何やねやろ…〉変にドキドキする胸を押さえながら、、
    『うりうり!??』―おった!?? 黒のワゴンから手を振ってる龍くん。 『乗って??』言われるがままに車に乗り込んだ。

    2006-01-12 20:25:00
  • 284:

    聞いたコトナイ洋楽を鳴らして、散らばってる変な薬…アンパンマンのぬいぐるみグッズ…ペイント。。
    〈やっぱこの人変コやな?〉車に乗るなり、『はいっ?』とミルクティをあたしに差し出す。なんて優しぃ…?さすがこの車女に貢がすだけありマスねぇ??
    龍くんも神田くんも優しいカラ、本来"こーゆー人"なんを忘れかけてまうねんな…

    『ありがとうございマス。』軽く頭を下げたら、龍くんはあたしのアゴをくぃっと持ち上げた。『何スか??』ビビルあたし?すると『神田とチューした唇ぅ!?』とケラケラ笑っておちょくり出した。―何なん??― 最近やっと気付いたヶド、この人やたら女慣れしてる上、天然?。。あたしのペース乱しよる、なぁんとなく男で苦手なタイプ。。

    2006-01-12 20:26:00
  • 285:

    しばらく笑うと龍くんは車のシートを倒して、タバコを吸い出した。『羽梨チャン、神田に電話した?』煙を吐くと同時に話し出す。 『ぇ…ぁ。ハイ。したんですけど繋がらナイんですよね。何回もかけてんのに??』『そっか?』一言そーゆってニッコリ笑ってあたしに携帯を渡してきた。
    『しゃべりたい?』ニカニカして聞いてくる。『連絡とれるんですか??』『まぁな。てか、だから学校きた癖に!?』とあたしのホッペタをツンツンしてきた。あたしはこのトキ思った。必要以上のボディタッチ!?これで女は落ちるんやなって??笑

    『で、しゃべりたいの??』『…?…しゃべりたい。』『どん位?』『かなりめさくさやばい位!!』あたしが半分切れた感じでそぅ怒鳴ると龍くんは転げ回って爆笑しだした。『ナイわ!ナイわ!?マヂナイわぁ〜?笑俺にキレるとかナイわ?』―何この自意識!??―そぅ思いつつ携帯を奪った。 『どれでかかんのよ?』

    2006-01-12 20:27:00
  • 286:

    『何のタメ口なん??ナイわぁ?キャハハ?』…このテンションはホンマに羨ましいと心底思う。『これやで、はい。』そぅゆって龍くんは携帯を渡してくれた。
    〈しゃべれるッッ――ッ…〉 そぅ思うだけで異様にドキドキする…―プルルッ…―
    『もォォォォ???し??』

    2006-01-12 20:28:00
  • 287:

    『ッ……―。』
    〈神田くんやぁ…。〉
    『もォォしもォォし????』『……ぁ。』
    ぁたり前やねんけど、そんなめっちゃ久しぶりとかちゃうねんけど、めっちゃ聞きたくてしゃぁなかった神田くんの声を急に聞いて、第一声が出てこぇへん―…〈ぅゎ…喋らなッ?!〉 『羽梨ィ??』ードキンッー…『ウン。。』

    2006-01-12 20:31:00
  • 288:

    『おぅ!羽梨かぁ〜!』………神田くぅん…??なんか軽く感動やわ!笑 『神田くん?なぁしてん?あたし何回も電話したんやでぇ!!?』テンション上がる魔法やわぁ…あんたの声。『あーゴメン?!ちょぉ色々あってあの携帯今手元ナイねん!龍之介おるんやろ?』『そーなん?隣おんでぇ?』〈ヨカッタ…。。〉いつもと変わらんあんたの声、早口な口調。。ヨカッタ。良かった………ッ。 変に安心した。

    なぁ神田くん、あたしに何でこの時ちゃんとゆってくれへんかったん‐―?あたしにだって、何かできたかもしらんやん?
    力になれたカモしらんやんか……―。。あんなん、ならんかったカモしらんやんかぁ……―――。

    2006-01-12 20:32:00
  • 289:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 290:

    『龍之介に変わって!』『はぁぃょ。』その後龍くんに電話を変わって、何やら?人喋ってはった。
    『ウン。了解。なんし俺もその辺調べとくし、ウン、わかってる!お前もな!ほなうりうりに変わるで!』そぅ言うと『ハイ??』と龍くんがあたしに携帯をまた渡して、車を降りてどっかに歩いていきはった。

    『もしもしィ?』
    『もし羽梨?』『龍くんどっか行った?笑』『そ。てか、どーなんお前は!なんか変わったコトある?仕事はどやねん?』―喋りたいコトはいっぱいあった。。 『ウーン…オカンとめさバトった?笑 あたし家出る準備でもするわ?』『マヂ?本気出んの?甘ナイで!』『本気やで。真剣出よ思てるし!』『ほ〜かぁ。まぁなんし困ったら龍之介にゆえな!』……あったんやけど、なんかこんなコトしか話されへんかった…数分間の電話。

    2006-01-12 20:35:00
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