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本命
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1:
羽梨
羽梨、現在?歳。
恋ゎいっぱぃしたけど、めちゃめちゃ手に入れたかったんゎ?人だけ。
手に入らんかったんゎあんただけ?
2006-01-12 12:50:00 -
31:
ドキっとした…黙ってたら、『お前今どーせヒマやろ?』『どーせヒマでつよ』『お前の地元おんねんヶド飯オゴれや!』『あ??』『話ぐらいきーたるやんけぃッ!!』『…』『なッ!家の下いくわ!』ゴハン行くコトになった。
神田くんと会えば勇介のコトもちっぽけなコトって思える。あたしにとって神田くんは空みたいな存在――。くさすぎて鳥肌たった↓↓笑?用意してたらうっさい車の音きこえてきた。
『よッ?ぱん子』お願いやからせめて?声のボリュームを下げてくれ…車のってファミレスに迎う。神田くんゎ上戸彩と別れたぃのに別れられへんやら、引っ張る女が切れたとか、女ネタでしばかれそーなったとか延々喋ってた。2006-01-12 13:21:00 -
32:
店に着いたと思えば『コレとコレとコレ、あ、コレ一番始め絶対もってきて?』とか『コレ冷たくでけへん?』とかめんどくさい注文つけて注文してた。ありえへんぐらいの量を。。ウエートレスも『何こいつ』って顔してますよ、神田くぅん。?
『お前ゎ?』『あたしチーズハンバーグセットで?』『遠慮すんなや!』『うるさい、以上でお願いしマス』
『お前もっと食えや。俺おなかへって可哀相な子みたいやんけ!』あんたが可哀相とか…ナイわぁぁ。2006-01-12 13:22:00 -
33:
〈細く見えるヶド筋肉あるしぇぇ体よなぁ。〉って見てたら『なんやねん、ちょーだぃゆーたらやるやんけぇぇ?ぃ』『いらんから?』
食べながら神田くんが口開いた。『お前つきあってナイのにヤるな。』いきなりビックリした。『え?』『どんなけ好きでもハタから見たらアホやぞ』『でも…』言い掛けた時あたしの目ぇ見て、
『お前の女の価値が下がるねん。ゴチャゴチャゆわんとわかったゆーとけ』2006-01-12 13:23:00 -
34:
って言った。胸がすごい熱くなった。キュン死にやわ…笑 『わかったぁ。』『わかったか!じゃぁ食え!』ってゆーてまたガツガツ食い始めた。
〈神田くん、ありがとう〉
『お前の女の価値』ってゆーのがスゴイ嬉しかった。あたしにも価値があるってゆわれたみたい。神田くんがゆーから説得力あるんかな。2006-01-12 13:24:00 -
35:
食べ終えて?店出てブラっちしてた。『ホンマにあたしにオゴらすかぁ?笑』『えーやんけぇぇ?ぃ』なんか語尾にけぇぇ?ぃって上げてゆうの神田くんの中の今の流行みたいデス。『そろそろ帰るぅ?』ってゆわれて『そぉする?』ってゆったら『なぁ羽梨、今晩俺をレンタルせーへん?』ってゆってきた。
『はぁ?笑』『レンタルゥ〜しよぅ〜♪』『なんなん神田くん。笑』気付いたらラブホ街やん!『あんたさっきゆーたんは嘘か!』『何がや!俺は手ぇださんやんけ、レンタルしてゆーてるやん』『信用できんわ?』『絶対ヤらん!?万かけたるわ』神田くんにとってお金は一番大事なモノ。『…いいよ』ホテルに入った。
2006-01-12 13:24:00 -
36:
部屋に入った瞬間、神田くんが押し倒してきたやんか!『イヤー!嘘つきぃ!』って叫んだら、『アハハ!本気でビビってるやん!笑』『なんなんもぅ!』離れてタバコ吸い出した。
めっちゃ心臓ドキドキしてる…やばい、やばい。
『おちょくってるやろ?』『お前やっぱり?才やな』こん時は意味がワカランかった。反応がガキやったんやろーね。『羽梨ー』ってゆってあたしの膝にねっ転がってきた。可愛いなぁ…。そっから色んな話をした。2006-01-12 13:25:00 -
37:
神田くんはお兄ちゃんと妹がいてるらしい。あたしと一緒や。ほんで母子家庭。似てるなーあたしと。?人兄弟の真ん中はしっかりしてるってゆう。親に甘えたりしーひん子多いってうちのオカンとかがゆーてた。うちらは多分ホンマは寂しくて寂しくてしょーがナイんや。
神田くんは金持ってるヶド最強にシビアやった。『金は神様や』ってゆーのが口癖やった。『金なんか多少あればいーんちゃうの?』この頃あたしの考え。欲があんまりなかった。でも神田くんは『もーちょい年とればお前にもわかるわ。』ってゆーてた。
『愛で米ゎかえん。しかもつきあってもいずれ絶対別れるやん』永遠なんてない。『そりゃそーやけど…』神田くんの女遊びは『ヒマ潰し』らしい。『でも俺?年半くらいつきあってた女おったけどな』うそん!箱入りのお譲様やったらしい。どんな人かスゴイ興味があった。2006-01-12 13:26:00 -
38:
あたしの恋愛体験を話したら笑って、『お前はこれからや。イー女なれよ。』ってゆわれた。『イー女って?』『まず働け。金持て。』『また金なん。』『そーや、まず金や。今のお前やったら寄ってくる男のレベルなんかしれてんぞ』そんなにお金が大事なん?みんながみんな金目当て?純粋にそー思った。『よくわからん。でも働こかなって思ぅねんな。』
『紹介したるわ!』『いらんわ!』『俺お前真剣に夜であがっていけるヤツやと思うねんけどな〜。』あたしを引っ張る気やと思った。神田くんはあたしを怒る時も誉める時も何でも素で喋るから、心に響くんかな。
しらん間に寝てたみたい。ん――?神田くんおらん!!『え!』起き上がって『神田くん、神田くーん!?ぇ、ちょっとまってぇ…』なんとなしに泣きそうになった。そしたら風呂場カラ出てきて『羽梨お風呂入ろー♪』おった…『え!てかお前なんで半泣きなんキモッ!笑』『キモくて悪かったなぁ!』ってゆったらあたしの手繋いで『俺ここやんけぇぇ?ぃ?』って笑った。2006-01-12 13:27:00 -
39:
『風呂とかイヤやし!』『いーやんけぇぇ?ぃ、不潔!ハズヵシイーん?』ニヤニヤ笑いやがって。。『そりゃぁなぁ。』『俺を信じろ!』信じてどないなん!半強制で風呂場に向かったヶド、あたしはバスタオル?枚巻いてがっちり押さえてた??
神田くんが電気暗くしてくれた『しゃーないなぁ、お前は。』でもあたしゎ、男の子と風呂なんか入ったコトなくて、しかも中途半端な暗さと熱気でハンパなくドキドキきしてた。『何興奮してんねん!』『黙って!笑』湯槽に神田くんが後ろであたしを掴んでる感じでつかった。
『めっさきもちー!』〈はっ!?〉変に"きもちー"って言葉に敏感なる。あかん、あたしアタマがエロい!笑 『熱いカラあがってよろし?』『まだぬくもってへんやろッ』ギュってキツく抱き締められた。〈もぅ無理やって!笑〉神田くんの手が胸にちょっと触れてる。2006-01-12 13:28:00 -
40:
『Cやな!』『ぇっ!!?』ビクってした。『当たりやろ?』軽くもまれた!『やめてや!』って神田くんの方向いたらチューされた。『んッッ…』『もぅ!』唇離して睨んだら、ニコって可愛い顔して笑った。〈ヤられるかも?〉軽くビビったあたしは警戒して湯槽からジャンピングダッシュした。『待て!あほ!』って手延ばされけど逃げたった。フゥ?危ない?…
あたしは神田くんと近いよーで遠いんやな ッて感じた――。
ダッシュで拭いて着替えた。服は風呂場おいて湿気ちゃったからラブホにあったちょぃエロちっくなんをキタ。『これゎちょっとヤバイか?んん。。』あたしはテンパってた。神田くんが出てきーひんから、こそっと見にいったら2006-01-12 13:29:00