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?いまつかまえて?
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1:
もりやまはな
早く来て…今日もまた?錠買ってしまった…4500円…相場より500円安かったから…別にやめれない訳じゃなぃんだけど…薬で自分をつかまえとけば…自分を自分でつかまえとけば…誰も来なくても生きていける。
2005-10-25 12:03:00 -
611:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
負けるわけにはいかん…。ここで負けたら、隆弘みたいな人とは二度とめぐりあわれへん。隆弘はまるで薬中がうつったかの様に、しばらく狂い泣きした。2005-12-02 16:16:00 -
612:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
夜になり、隆弘とあたしは真っ暗の箱の中で向かいあわせに座りながら、お互いひとつづつ好きな話をすることにした。隆弘もあたしも落ちのないしょうむない話ばかりを繰り返した…。
野球を止めたくなかったこと、先輩のこと、初恋、好きな服、雑誌、地元、バイト…
ばーちゃんのこと、お母さんの写真を見つけたものの恐くて父さん内緒にしたこと、友達のこと、セックスのこと、ラブレターをもらったこと…2005-12-02 16:22:00 -
613:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
「すごいやん、華ラブレターもらったことあんねや」「…すごいか?その子誰にでも告白する子やったから…こ、こんな話…おもももんないやろ?」「ライバルかー…しばきにいかなあかんなぁ」「つつつ…次隆弘の番!」どもっているあたしの頭を優しく撫でながら話すあたしの知らない隆弘の話を、一生懸命聞いた。
2005-12-02 16:28:00 -
614:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
今まで誰も読もうとはしなかったあたしの本を、1ページ1ページ2人でめくる。
最後に覚えているのは、隆弘が堤防で友達と飼ってた野良犬の話…。
多分それが最後…。2005-12-02 16:34:00 -
615:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
もう夢は見なかった…。見たかもしらんけどまったく覚えてない…。家の前を登校する小学生達の声で目を覚ます。深く溜息をつき目をこすると、目ヤニがポロポロと落ちた。
あたしの膝には、ポカンと口を開けた隆弘の寝顔。2005-12-02 16:37:00 -
616:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
一瞬死んでるのかと思い、体を揺する。
「隆弘!隆弘!隆弘!隆弘!隆弘!」
「なにーな…連呼せんでもぼく隆弘ですが(笑)」
「死んでるかと思った。」「うん。腹減って死にそう」目を閉じたまま、固いであろうあたしの膝まくらにしがみつく。2005-12-02 16:41:00 -
617:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
「…うん。あたしも腹減って死にそう。」2005-12-02 16:42:00 -
618:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
大きな目をぱちりと開け、驚いた顔であたしを見上げる。
「でもいきなりは無理(笑)とりあえずゆず茶飲みたいなぁー」
首を横にかしげておどけるあたしを、これまでにないくらい強く抱きしめ、隆弘はまた泣いた。静かにしんしんと息を殺しながら…。2005-12-02 16:46:00 -
619:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
隆弘がしてくれたみたいに、声を殺して泣き続ける隆弘の頭を何度も何度も優しく撫でた。2005-12-02 16:49:00 -
620:
森山華 ◆DEP4IVx7X6
ガガガガガガガ…二人で重い扉を開けて、そのままお風呂に入った。エクステは髪をむしった時に取れてしまったらしく、真っ黒の長い髪が寂しくなった胸元にかかる。正気に戻るとなんだか今までのことがありえへんくらい恥ずかしくて、お風呂の中での会話はほとんどなかった。まるで酒の勢いで一発やったあとみたいな気恥ずかしさ…。頭も体も別々に洗い、隆弘はすぐ風呂を出た。「ゆっくり入れよ、ドアちょっと開けとくわな」…目も合わさずにそう言って…
2005-12-02 16:55:00