小説掲示板『優しい嘘』のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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『優しい嘘』

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  • 1:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    旧掲示板で書かせてもらってた美愛です??もぅ1度読みたぃといぅ方達がいて下さったので、書きます?更新遅くなるかもしれませんが、頑張ります????

    2005-09-03 22:41:00
  • 100:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「あっ!あった!」
    〈?〇店の悠について?〉みたぃなスレを発見した。「ぅわぁ〜悠のやぁ!!」最初は何書かれてるんやろぉ〜とか思いながら、ドキドキして見てた。でも見ていくぅちに、美愛の顔は険しくなり、涙も流れた。
    「悠まじで最低…。」

    2005-09-15 00:13:00
  • 101:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ―悠はヤリチンやで―
    ―悠と付き合って半年☆――本彼は美佳ちゃんやん――悠に告られた―
    こんな話が次から次へと、出てきた。今までホンマに信じてきたから、訳わからんかった。一瞬でドン底に突き落とされた気分だ。
    これから悠にどぅ接すればイィのかもわからなくなった。知らないフリをするのがいいの?それともキレてやればいいのかな?
    わかんなぃよ…。

    2005-09-15 00:18:00
  • 102:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それから、しばらくして悠が帰ってきた。
    「ただぃま〜疲れたわぁ!どなぃしたん?元気なぃやん?大丈夫かぁ?」
    「う、うん!大丈夫☆」
    悠の笑顔を見ると、何も言う事ができなかった。

    2005-09-15 00:21:00
  • 103:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それからも悠に何も言い出せなかった。
    毎日サイトを見た。やっぱり色んな事が書かれてる。―本彼は美愛って子やで――美愛って子は、色彼やって!悠が言ってたでぇ!―
    もぅ嫌ゃ。ホンマ最低…。涙がいっぱぃ出た。今まで言うてくれた言葉も、優しくしてくれたんも、全部ウソやったんかなぁ?ずっと騙されてただけやったんかなぁ。何で、こんなツライ思いせなアカンのょ。もぅこんな事考えたくないっ!

    2005-09-15 00:27:00
  • 104:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛はスグ地元の男友達に電話をした。
    「ん。今から取りに行くから。着いたら電話する。」そう友達に告げ、家を出て地元へ向かった。

    2005-09-15 00:30:00
  • 105:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「おー美愛!久しぶり!」「久しぶり。」
    「お前またこんなんヤルんか?イイ加減止めゃー笑」「ごめん。ありがと。はいお金!じゃあまた。」

    5分も経たないうちに友達と分かれた。シンナーを売ってもらっただけだ。

    2005-09-15 00:33:00
  • 106:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    一人で近くの公園に行ってシンナーを吸った。泣きながら、いっぱい吸った。
    何もかも忘れたかくて、仕方なかった。
    美愛は、また逃げたんだ。シンナーも薬と一緒だ。時間がたてば、元に戻る。
    「あぁっ。」時計を見るともうすぐ悠の帰ってくる時間だった。美愛は売ってもらったシンナーを公園に捨てて、急いでタクシーで家まで帰った。

    2005-09-15 00:37:00
  • 107:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    家に帰ると、悠はまだいなかった。「良かったぁ。」
    シンナーを吸ってまで、悠の事を考えなぃよぅにしてるのに、気が付けば1番に悠の事を気にしてる。
    そんな自分が惨めにも思えた。こんなにスキなのに…

    2005-09-15 00:39:00
  • 108:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    急いで、ご飯を作り、それから、何回も歯磨きした。バレなぃよぅに。

    ガチャ。「ただいまぁ!」「お帰り!ご飯あるよ!」「あ、食う!食う〜!」
    悠と一緒にご飯を食べた。いつもより口数が少ない美愛に悠は「どしたん??」と何度も聞いてきた。
    「何もないよぉ〜。」

    2005-09-15 00:44:00
  • 109:

    名無しさん

    読んでるから頑張ってねッッ?

    2005-09-16 02:27:00
  • 110:

    かおり

    しおり?

    2005-09-16 02:35:00
  • 111:

    MJ

    頑張ってねッッッ??

    2005-09-16 14:02:00
  • 112:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    112サン?かおりサン?
    MJサン?ありがとうござぃます???

    2005-09-16 18:07:00
  • 113:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ご飯を食べ終えて、悠がお風呂に入った。その間にまた歯磨きをした。
    寝る時、美愛は先にベッドに入り、寝たフリをした。「美愛ぃ〜」悠が後ろから抱きつぃてきた。ヤバィ。無理矢理、悠の方に体を向けられ、思わず目を開けてしまった。
    「もぉ寝るん〜?笑」
    そう言ってキスされた。

    2005-09-16 18:10:00
  • 114:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛は抵抗する事もできずに、されるがままだった。最初は軽いキスが、だんだん激しいキスになった途端、悠が突然、美愛から口を離した。
    「お前シンナー吸った?」真剣な顔で冷たく、言い放たれた。
    「す…吸ってなぃわ!!」「嘘つくなゃ!お前、ごまかせると思っとんか!?」悠は以前、美愛がシンナーを吸っていたのを知っていた。だから余計にバレた。

    2005-09-16 18:16:00
  • 115:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「お前、辞めるって約束したやんけ!何またコソコソやってるん!?そんな楽しいか!?」
    さんざんボロカスに言われた。悠は何もわかってないくせに…あんたのせぃで、こんなツラィ想いしてんねん。ホンマ腹立つ…。

    2005-09-16 18:18:00
  • 116:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛の怒りは爆発した。
    「美愛サイト見たから!」「え…?」
    悠は一瞬、動揺していた。「全部知ってんねん!どうせ美愛は色彼なんやろ!?じゃあ悠に関係ないやん!ヤリチンの悠にいちいち言われたくなぃわっ!!!」今まで溜めてたモノが一気に溢れ出した。美愛は気が狂ったよぅに泣きながら悠に色々な物を投げつけた。

    2005-09-16 18:22:00
  • 117:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    あの時、悠に何て言ってたのかは覚えてなぃ。でも、全て悠のせぃにしてた。
    「落ち着けやっ!」
    悠の怒鳴り声で、我に返った。
    「サイトの事はごめん。でも美愛が色彼とかちゃうからマジで。サイトに書いてあった事が全部、嘘ゃとは言わん。でも俺、お前と会ってからは、ちゃんとしてきた。信じてゃ。」

    2005-09-17 21:58:00
  • 118:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    何が嘘で、何が本当なん?美愛には、わからんゃん。そんな悲しい顔で訴えんとぃてゃ…また信じてまぅ。でも、もぅしんどぃねん。信じるん、恐いねん…。
    「ごめん。もぅ無理ゃわ。悠…別れょ…。」

    悠には一生言いたくなかった言葉を伝えた。
    こんな事になる日が来るなんて思っても見なかった。

    2005-09-17 22:03:00
  • 119:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「な…んで…ゃねん。」
    悠はそう呟きながら、うつむぃた。美愛は、泣くのをこらえて、部屋にある自分の荷物をまとめた。
    その間、悠は下を向いて、座っているだけだった。

    2005-09-17 22:06:00
  • 120:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「じゃ…あ、悠バイバイ。今までありがとぅ…。」
    泣きたくなかった。最後は精一杯の笑顔で挨拶した。
    「お前、笑ぇてなぃゃん」「笑えてるょ!」悠は、美愛のホンマの笑顔、覚えてくれてたんゃね…。
    美愛は今にも溢れそぅになる涙を抑えて、家を出た。

    2005-09-17 22:09:00
  • 121:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ドアを閉めた瞬間、一気に涙が出てきた。家の前で座り込んで、泣いた。
    悠が引き止めてくれるかもしれなぃ…追い掛けてきてくれるかもしれん…そんな事考えてた。もし、悠が追い掛けて来てくれてたら、きっと美愛は悠の元に戻ってたと思ぅ。
    でも悠は美愛を追い掛けてきてくれる事はなかった。

    2005-09-17 22:13:00
  • 122:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    自分で別れを告げたくせに期待して待ってぃる自分が惨めで仕方なかった。
    もぅ行こぅ。荷物を持って階段の方へ向かった。
    その時、悠と同じマンションの階に住むナオキの家のドアが開いた。そしてナオキが顔を除かせた。
    「美愛ちゃん…大丈夫?」「ぅん。何もなぃ。」
    「ちょっと話あるから、イイ?入ってや。」

    2005-09-17 22:16:00
  • 123:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「ぅ…うん。」涙を拭いてナオキの家に入った。
    「悠と喧嘩?さっき、スゴイ音聞こえとったから。」「うるさくしてゴメンな。悠と…別れた。」
    「別れたん!?喧嘩って…サイトの事じゃない??」「ぅん。知ってるん?」
    「うん。俺もめっちゃ書かれてたし、あいつが色々書かれてたんも知ってたからな。」

    2005-09-17 22:24:00
  • 124:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「あいつ、サイトに書かれてたよぅな事してない思うで?美愛ちゃんの事ホンマに大事に考えてたし、美愛ちゃんにはサイト絶対見られたくないって言うてた。絶対に不安がるからって。あいつ最近悩んでたんゃんか、美愛は俺とおってツライ想いしてるんちゃうかって。もし、悠の事スキなんやったら、ちょっとでもアイツの言う事は信じたってや。」

    2005-09-17 22:29:00
  • 125:

    名無しさん

    2005-09-18 04:28:00
  • 126:

    ??

    がんばれ

    2005-09-19 02:49:00
  • 127:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ??サン?ありがとうございます?

    2005-09-19 21:17:00
  • 128:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「…でももぅ美愛は信じられん。悠も何も言わへんかったし、これでいいねん。もぅ無理やわ。」
    「そっかぁ。まぁでも悠が美愛ちゃんの事、大事に思ってたって事だけは忘れたらんといてゃ。ごめんなー俺関係ないのに口挟んで。なんやゆうてもアイツは幼なじみやからなっ笑」
    「うん。ごめんね。悠と仲良くしてあげて。」

    2005-09-19 21:22:00
  • 129:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「おぅ、まかしとけ!笑」「じゃあ帰るね。」
    ナオキの家を出て、大きな荷物を抱えて、実家に戻った。家に帰ると、ちょうどお母さんがいた。
    美愛の荷物を見て、
    「もぅ帰ってきたんや。」とだけ言った。お母さんとの会話はそれだけだった。

    2005-09-19 21:30:00
  • 130:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「お父さんは?」
    「知らん。」
    ホンマに冷めた家ゃ。悠と一緒に住んでる時が、1番温かくて幸せだった。
    1人いればいるほど、涙が溢れてくる…悠の事ばっかり頭に浮かんでくる。
    美愛には、やっぱり悠が必要なんだょ。悠が側にいなぃ方が不安だょ。でも…。

    2005-09-19 21:39:00
  • 131:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛の涙は、どんだけあるんゃろぅ。泣いても、泣いても、涙が溢れるょ…。
    一人が堪えきれなくて、中学からの親友の瞳の家に行った。ピンポーン。
    「わっ。美愛どしたん〜?あんた何泣いてんの!?とりあえず入り入り!」

    2005-09-19 21:45:00
  • 132:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    瞳に悠との事を、全て話した。
    「…で何で泣いてるん?」「悠がムカつくから。…悲しいからかな?」
    「じゃあ戻ったら??」
    「無理ゃわっ今さら。それに戻ったとしても、いっぱぃ不安ぁるし、信じられる自信も、耐えられる自信もなぃもん…。」

    2005-09-19 21:55:00
  • 133:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「じゃあ、もぅこのままでいぃゃん?正直な、いくらスキやからって、そんなツラィ想いしてまで、付き合う事なぃと思う。そんなにしんどぃなら辞めとき。」
    瞳はいつでもズバッと正直な答えを出してくれる。瞳の言葉で、少しはフッきれたよぅな気がした。
    これでいぃんだ。うちらは決して、間違った道には進んでなぃんだ。

    2005-09-19 22:00:00
  • 134:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それからの美愛は、狂ったよぅに仕事に励んだ。悠を忘れる為には、何かに集中したかった。
    美愛は、あっという間にNO1になる事ができた。憧れのりんちゃんに少しは、近付けたよぅな気がした。

    2005-09-19 22:02:00
  • 135:

    名無しさん

    2005-09-20 02:14:00
  • 136:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠と離れた今、美愛には仕事しかなかった。仕事に励んでも正直、悠を忘れられる気なんてしなかった。
    でも少しでも気は紛れた。
    何度かナオキには会った。ナオキは普通に接してくれるけど、美愛は気まずくてしょうがなかった。

    2005-09-22 21:06:00
  • 137:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠に対して、全くケジメをつけれていなかった。
    なんだかスッキリしなぃ。モヤモヤした感じがずっと残ってた。

    もぅすぐ悠の誕生日だ…。美愛は悠の店に行こうと決めた。ケジメをつけたぃ、なんてのは口実でホンマは悠に会いたい一心やった。

    2005-09-22 21:10:00
  • 138:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    別れた後、悠の携帯番号を消してしまったから、直接店に行く事にした。
    悠に会えるから嬉しい反面もし嫌がられたら、どぅしょうとか恐い気持ちもあった。
    誕生日当日、美愛は仕事を終えて悠の店に向かった。途中、何回もやっぱり辞めよぅか悩んだけど、結局、悠に会いたい気持ちに負けてしまった。

    2005-09-22 21:14:00
  • 139:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠の店の下に着くと、ちょうどナオキがお客さんを送り出ししている所だった。「美愛ちゃぁ〜ん!よぅ会うなぁ〜笑!どしたん?」「今日、悠の誕生日ゃん?だから店来てん。」
    「え!そうゃったん!??アイツ喜ぶで〜!行こ♪」
    ナオキに連れられエレベーターに乗って店に行った。

    2005-09-22 21:21:00
  • 140:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    そしてエレベーターが開いた。そこには悠がいた。
    突然すぎて驚いた。もっと驚いてぃたのは悠だった。「美…愛。」悠は目を真ん丸にさせてボウ然としていた。悠はお客さんを送る為にエレベーターに乗った。美愛は先にナオキに店に、案内され座った。悠が来るまでナオキがいてくれた。楓くんとも喋った。

    2005-09-22 21:24:00
  • 141:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛は悠の為にピンドンを頼んだ。今まで悠が美愛の為に使ってくれたお金を思えば安いもんだと思った。「ありやぁ〜す!美愛ちゃんからピンドン頂きやしたぁ〜!!!」
    悠はそれを聞いて、スグに美愛の席に来た。
    「そんなんいいからッ!」「たまには、いーやん!」「まじでエェってば!」
    「誕生日やねんから、黙っときぃや!」
    「もぉ…ぁりがと。」

    2005-09-22 21:37:00
  • 142:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠は照れくさそぅに笑ってくれた。シャンパンコールも終わり悠が隣に座った。なんか2人になると緊張して、何を喋っていぃんかわかれへんかった。しばらく沈黙が続いて、悠が喋り出した。
    「ごめんなぁ。なんかいっぱぃ嫌な思いさせて…。」「…ん。悠だけが悪いわけちゃうし。美愛にも根性たりんかったわっ笑」

    2005-09-22 21:40:00
  • 143:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛は軽く笑ったけど悠は全然笑ってくれんかった。
    「俺、お前と別れてから、いっぱぃ考えたけど、やっぱり美愛おらな嫌ゃ…。不安にさせんよぅにもっと頑張るから、戻ってきて…」悠の目から涙がこぼれた。ホンマにビックリした。

    2005-09-22 21:45:00
  • 144:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「な…何ゆぅてるんっ!もぅ無理ゃって。笑」
    「笑わんとぃてゃ。俺、真剣ゃで…なぁお願いゃ。」「ごめん、美愛は悠と付き合えるほど強くなぃから。もっと悠の事も仕事の事もちゃんと理解してくれる子はおるから…。」
    「…俺はお前がいぃってゆってるゃん。」
    「ごめん。」

    2005-09-22 21:51:00
  • 145:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛ホンマ何しに来たんゃろ…あんなに悠に会いたくて来たのに。また、弱い人間になっちゃった。
    何でこんな意地っぱりなんゃろ、素直になられへん。「美愛、帰るわ…。急に来てごめんな。」
    「…うん、ありがと。ホンマに嬉しかった。」

    2005-09-22 21:55:00
  • 146:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    結局、悠は美愛にお金を払わさなぃまま店を出た。エレベーターに乗るまで、どちらも喋る事はなかった。エレベーターの扉が閉まると、悠が突然キスをしてきた。あまりにも急すぎて美愛は驚きを隠せなかった。でも抵抗はしなかった。

    エレベーターが1階に着くと悠は唇を離し、寂しそぅに笑った。美愛はその顔を見る事ができひんかった。

    2005-09-23 22:18:00
  • 147:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「じゃ帰るな。」
    「ぅん。ホンマにありがとぅな。また絶対に連絡するからな。ありがとぅ。」

    最後まで悠の顔を見る事ができひんかった。美愛は、振り返らずに、帰った。

    2005-09-23 22:21:00
  • 148:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それから3ヶ月ほどが経った。でも悠からの連絡は、一切なかった…。
    悠が言ってくれた言葉は、全部嘘やったんかなぁ。。自分で突き放したくせに、まだ悠を忘れられなぃ。
    美愛ホンマ自己中ゃわ…。

    2005-09-23 22:26:00
  • 149:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠から連絡がなぃまま、美愛は誕生日を迎えた。
    悠と別れてから、仕事に励んできた。
    今日は絶対に頑張りたぃ。たくちゃんは美愛の誕生日プレゼントに赤のゴージャスなドレスをくれた。その気持ちにも応えたぃ。
    美愛はかなり気合いが入っていた。

    2005-09-23 22:30:00
  • 150:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    お客さんが被る事を予想して、同伴はしなかった。
    店のオープンと同時に、続々と指名客が来てくれた。この調子だと、閉店まで余らずに済むなと思った。

    「美愛さんリストまで!」「ごめんな〜ちょっと行ってくるわ☆」

    2005-09-23 22:35:00
  • 151:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    リストまで行くと、たくちゃんがいた。
    「美愛またお客さん来てんで!ホスト!お前の彼氏ちゃぅんか〜笑!?」
    「まさかぁ〜!笑。もぅ別れたもぉ〜ん!!!泣。」「はは笑!じゃ行こか!」

    2005-09-23 22:38:00
  • 152:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    お客さんでホストの人は何人かいたけど、誕生日の事は誰にも言うてなぃのになぁ〜と思いながら席に向かった。
    「美愛さん入りまぁす!」遠目でもスグわかった。
    悠だった…。美愛はビックリしすぎて無言のまま、席に座った。
    「誕生日おめでと〜☆☆」悠は笑顔で言った。少し、酔っ払ってるよぅだった。

    2005-09-23 22:42:00
  • 153:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「ありがとぅ…てか、マジでビックリしてねんけど!何で悠来てるんっ!?」
    「お前の誕生日ゃからゃんけ!俺の誕生日来てくれたお返し!ピンドン!笑。」
    まさか悠が来てくれるなんて思ってもなかった。悠と乾杯して15分ほど喋った頃、悠の携帯に店から電話があり、店に戻らなぃとダメになったみたぃやった。

    2005-09-23 22:47:00
  • 154:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「ごめん戻るわ。チェックしてぇ。あっ美愛、今日仕事終わってから会える?」「あ〜…まぁ大丈夫。」
    「俺んとこ今日イベントやから、ちょっと遅くなるけど終わったらスグに連絡するから!待っててな!」

    悠はお金だけ払って、さっさと帰っていった。

    2005-09-23 22:50:00
  • 155:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それから閉店まで、余る事なく頑張った。
    「ありがとう〜ね☆」ラストのお客さんを送り出し、やっと店の営業が終わった。いつもょり、いっぱぃ飲んだから疲れたけど、この後、悠に会える嬉しさからか元気やった。
    それにしても悠が来るなんて思わへんかった。絶対に連絡するからとか言っときながら、1回も連絡してこんかったのにっ。

    2005-09-23 23:53:00
  • 156:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠の店が終わるまで、まだまだ時間があったから、自分の店で寝る事にした。

    「…おぃっ。美愛!!!」たくちゃんに起こされて、目が覚めた。

    2005-09-23 23:56:00
  • 157:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「お前、約束あるんやろ?時間、大丈夫かぁ〜?」
    「あっ!ありがと!めちゃめちゃ爆睡してたわぁ。」携帯を見ると朝の9時だった。でも悠からの着信は、なかった。それから1時間待った。でも電話はかかってこなかった。
    イベントやって言うてたし酔い潰れて寝たんかな〜。もぅいいや、帰ろ。

    2005-09-23 23:58:00
  • 158:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    たくちゃんは店のソファーで、いびきをかいて寝てぃたので、美愛は静かに店を出て、駅に向かった。
    ちょうど駅に着いた時、携帯がなった。
    「はい。」
    「もし?美愛?ごめん!今終わった!今どこ?」

    2005-09-24 00:01:00
  • 159:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    電話は悠からやった。
    「今、駅着いたところ。」「え!?待って待って!!ホンマごめん!話あるから帰らんといてや!」
    「ん〜わかったぁ。」
    悠とHEPで待ち合わせしたので戻った。美愛が着いて、スグに悠が来た。
    「ごめんなぁ〜!!!」

    2005-09-24 00:04:00
  • 160:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「えーよぅ。悠、顔めっちゃ赤いでっ笑。」
    「だって、かなり飲んでんもん!は〜どこ行こかぁ。俺の家でえぇかぁ?」
    「ん。早よ行こ。寒い。」そぅ言うと、悠はスーツの上着を美愛に貸してくれた。そしてタクシーで悠の家に向かった。

    2005-09-24 00:08:00
  • 161:

    名無しさん

    書きなおしてるんやから早く更新してほしいわ。ほったらかしすぎ。

    2005-09-26 10:46:00
  • 162:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    164サン、すぃません?

    2005-09-26 21:45:00
  • 163:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    久しぶりに悠の家に入る事になった。同棲してた時とは何も変わってなかった。悠と美愛お揃いのコップも壁に貼った2人の写真も、何もかもそのままだ。
    あの頃の楽しかった日々が頭を駆け巡った。また前みたぃに一緒に暮らせたらいぃのになぁ。
    「どしたん?」
    「ん?何もなぃょ!」

    2005-09-26 21:52:00
  • 164:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「美愛、ここ座ってや!」美愛は言われた通り、悠の向かいに正座で座った。なんか久しぶりに家に来たから、なんか緊張した。

    「俺なぁ今日でホスト辞めてんっ!!」

    2005-09-26 21:59:00
  • 165:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「は?まじで言ってんの?何で急に辞めたん?」
    「急にじゃないで!3ヶ月ぐらぃ前から店には話してたし。俺、お前がな誕生日来てくれてホンマ嬉しかってん!」
    「いやいや、美愛も悠が今日来てくれてホンマに嬉しかったから!ありがと!でも、何で辞めたん?悠、仕事楽しそうやったやん!」

    2005-09-26 23:31:00
  • 166:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「…俺な、やっぱりお前とおりたぃ。ホスト辞めたら、お前が戻ってきてくれるってのは、セコィ考えかもしらんけど。」
    「美愛のせぃで辞めたんちゃうん?ホンマは、辞めたくなかったんちゃうん?」「お前のせぃちゃうわっ!仕事なんか何でもえぇ。なぁ、俺もぅ絶対、嫌な思いさせんよぅに頑張るから。だから…もぅ1回だけ俺の事信じてゃ。俺とずっと一緒におってゃ…。」

    2005-09-26 23:40:00
  • 167:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    真剣な悠の顔を見ると、何でかわかんなぃけど、涙が出た。今まで押し殺してきた気持ちが一気に溢れた。美愛だって、悠とずっと一緒にいたかった。
    離れたくなんかなかった。美愛の為に、ここまでしてくれる人なんてこれから先絶対におらんと思った。
    こんな美愛に精一杯、真っ直ぐに気持ちをぶつけてくれるんは、悠しかおらん。
    悠が好きゃ。大好きゃ。

    2005-09-26 23:45:00
  • 168:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠の胸に飛び込んだ。
    「悠ずっと一緒にいょ。」悠はキツク抱きしめてくれて、何度も「ありがとう」と言ってくれた。
    久々に感じた、悠の体温はやっぱり温かくて、美愛には1番居心地のイィ場所やった。
    これからは、うちらに何があっても絶対に離れへん。そぅ誓い合った夜だった。

    2005-09-26 23:50:00
  • 169:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それから悠はスグに建設の仕事を始めた。朝早く起きて、毎日頑張っていた。
    「悠、仕事楽しい?」
    「ん?楽しいで!」
    「ホストょりも?」
    「何やねんソレッ笑!ホストとは全くちゃう仕事ゃからな〜でも楽しいで!不満はなぃから大丈夫ゃっ!!心配すんなっ笑。」

    2005-09-26 23:53:00
  • 170:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠は昼の仕事を始めたけれど、美愛はまだキャバクラで働いたままだった。
    悠とは仕事の時間も、寝る時間も違うけど、すれ違う事なく過ごしていた。

    でもやっぱりもっと一緒の時間が欲しい…。だから、美愛はキャバクラを辞める事にした。

    2005-09-27 00:01:00
  • 171:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    たくちゃんに店を辞めたいと言った。始めは、引き止められたけど、全て本当の理由を話したら、
    「幸せになれょ。」と認めてくれた。たくちゃんにはホンマにお世話になった。美愛のお兄ちゃんみたぃな、お父さんみたぃな、そんな心強い存在ゃった。
    店は1ヶ月後に辞める事になった。

    2005-09-27 00:06:00
  • 172:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    夜の仕事は思ってたょり大変で、でも楽しかった。
    たまにはウザィおっさんもいたけど、色んな人と喋れて、色んな事が学べた。
    それに、この仕事をしたおかげで、りんちゃんゃ、たくちゃん。悠にナオキ。
    ホンマに大好きになれた人達とも出会う事ができた。なんかこの仕事を辞めるんは、ちょっぴり寂しかったけど悠とおれるならイィ。悠も美愛の為に辞めてくれたんゃから。
    全然、悔いはなぃ。

    2005-09-27 00:11:00
  • 173:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    つぃに美愛が店を辞める日がきた。お客さん達には、昼の仕事をするから、夜を上がると言った。
    ラストの日には誕生日以上にお客さんが来てくれた。みんな花束を抱えて、
    「美愛ちゃんお疲れ様☆」と祝ってくれた。
    やっぱり最後まで、お客さんには嘘をついたのが申し訳なぃ気になった。今までただの金にしか見てなかったけど、ホンマにホンマに嬉しかった。

    2005-09-27 00:15:00
  • 174:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ラストの客が帰り、営業が終了した。その時点で、美愛は涙で顔がグシャグシャやった。前の美愛なら、絶対にこんな事で泣いたりしぃひんかった。これも悠のおかげで感情が豊かになったからゃと思う。
    「お疲れさん〜☆」たくちゃんゃ店の女の子が、花束をくれた。また涙が出た。
    たくちゃんは「また絶対にご飯でも食べに行こな!」と言ってくれた。

    2005-09-27 00:20:00
  • 175:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    店でみんなで写真を撮って、みんなにもらった花束を抱えて家に帰った。
    ちょうど日曜の朝だったので悠がぃた。
    「美愛、お疲れさんっ♪それにしてもお前、化粧ボロボロゃでっ笑」
    「だってぇ〜泣。」
    その日は悠が作ってくれたオムライスを食べながら、延々と今までのたくちゃんの話とかをした。悠はずっと笑顔で「うん、うん。」と聞いてくれた。

    2005-09-27 00:25:00
  • 176:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それからの悠は仕事に励み美愛は家事に励んだ。
    ナォキは、しょっちゅう家に来て仕事のグチをたくさん話して帰る。
    「もぉ〜美愛ちゃん〜俺、女の気持ちマジわからんわぁ。ホンマ何考えてるんかわからへんってぇ。」
    「そぅかぁ?それは男も女もお互いゃでぇ。で何??彼女と喧嘩したん?」

    2005-09-29 01:19:00
  • 177:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「彼女ちゃぅし!色彼!」「ナオキ最低ゃなぁ。」
    「ちょ、ちょっとそんなん言わんとぃてゃぁ〜!」
    「ぃゃ最低ゃで…。ナオキ真剣に彼女作ったらぁ?」「俺なぁ…無理ゃねんっ!なんか好きとかゅぅのわからんねん!なぁ、どぅ思ったら、好きなん!?」

    ナオキの言う言葉は、昔の美愛そのまんまやった。

    2005-09-29 01:24:00
  • 178:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「難しい質問ゃなぁ〜。でも、この人とずっと一緒におりたぃなぁとか、守ってあげたぃなとか思ったらスキなんちゃぅ?言葉で言うたら難しいけど、ホンマにスキになったら自分の気持ち変わるで!たぶん!」

    「へぇ〜そぅなんゃ。俺、どの子と付き合っても、そんなん思った事なぃわ。」「ナオキもいつかは、そんな人できるょ!美愛も昔は今のナオキみたぃやったけど今は変わったもん!」

    2005-09-29 01:29:00
  • 179:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「アイツのおかげ?笑。」「そぅゃな〜悠のおかげゃなぁ☆☆」
    「フンッ。ホンマ、ラブラブゃな!なんか見てたら、腹立つわっっ笑」
    「ラブラブゃもん♪笑っ」
    ナオキの話を聞いてると、ひどぃ奴ゃな〜とか思ったりするけど、ホンマはイィ子ゃってわかってる。悠がずっと仲良くしてるんゃから。絶対に悪い子とかじゃなぃ。いつのまにか、美愛にとってもナオキは何でも話せる大親友になってた。

    2005-09-29 01:34:00
  • 180:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    そして、ぁる日。
    悠も仕事から帰り、美愛は晩御飯の支度をしてぃる時だった。ゥッ、ゲホッゲホッ。急に吐き気に襲われた。
    「どしてん!大丈夫か?」悠が飛んできた。最近ずっと体調が悪かった。ょく頭が痛くなったり、体がだるかったりしてぃた。
    「はぁ…ビックリしたぁ〜大丈夫、大丈夫。ホンマ最近なんかしんどぃわぁ。」

    2005-09-29 05:22:00
  • 181:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「…ぉ前、妊娠とか!?」―妊娠―??!!
    「…え!?あっ!美愛、生理…来てへんわぁ。」
    「うっそぉ!?まじで!?絶対、妊娠ゃって!!!」何故か悠が大騒ぎしてた。「妊娠…そぅかなぁ?」
    「明日、ちゃんと産婦人科行ってみろゃ!」
    「…せゃな。行ってみる」

    2005-09-29 05:27:00
  • 182:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    その日の夜は、なかなか眠る事ができひんかった。
    ホンマに妊娠なんかなぁ。そんなん思ってもみんかった。でも妊娠してても、ぉかしくはなぃよなぁ。
    もし赤ちゃんできてたら…悠は何て言うんゃろぅ。
    想像がつかへんわ。

    2005-09-29 05:31:00
  • 183:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ―次の日の朝―
    「ほな、俺行くから!ちゃんと病院行けょ!」
    「うん。わかった。いってらっしゃぃ!」
    悠を送り出して、美愛は朝の9時からスグに近くの産婦人科に向かった。

    2005-09-29 05:34:00
  • 184:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    産婦人科につくと、お腹の大きな人ゃ美愛ぐらぃの年齢の女の子もいた。
    自分の名前が呼ばれるのをドキドキしながら待った。

    「中へどぅぞ〜。」
    看護婦さんが美愛に笑顔で言った。

    2005-09-29 05:37:00
  • 185:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    中に入るとスグに診察が行われた。先生は50才ぐらぃのおばさんだった。
    「おめでたですょぅ。」
    先生がそぅ言った。その時美愛は嬉しさと不安も同時に感じた。
    でもやっぱり嬉しさの方が何十倍も大きかった。なんか今、美愛の体の中にもぅ1つの命があると思ったらスゴク緊張した。
    美愛と悠の赤ちゃん。ホンマにホンマに嬉しかった。

    2005-09-29 05:42:00
  • 186:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    病院で赤ちゃんの写真をもらって家に帰った。
    すぐにでも悠に報告したかったけど、我慢した。
    悠は喜んでくれるかなぁ?
    夜7時。悠が帰って来た。「ただぃまぁ!美愛!お前病院行ったんかぁ!?」
    「うん。行ったよ。」

    2005-09-29 13:59:00
  • 187:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「…どぅやってん?」
    「はぃ、これ。」美愛は悠に病院でもらった赤ちゃんの写真を渡した。
    「ぅわぁーーー!まじで!これ赤ちゃん!?えぇー!まじで、できてたん!?」悠は、めっちゃ驚いてた。「ぅん。できててんっ!」「まじでかぁ〜これ俺らの赤ちゃんゃねんなぁ!なんか変な感じゃなぁ〜笑。」そぅ言って、悠は美愛を優しく抱き寄せた。

    2005-09-29 14:03:00
  • 188:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「なんか嬉しいなぁ…。」「悠…産んでいぃん??」「当たり前ゃんけ!俺らの子供ゃで?一緒に頑張ろぅゃぁ。なっ?」
    「うん!」
    嬉しかった。悠も喜んでくれたし、2人の赤ちゃんも産めるっ。

    2005-09-29 14:08:00
  • 189:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それからのうちらは毎晩、赤ちゃんの話ばっかりしてぃた。
    「俺、女の子がいぃな!」「ぁ〜女の子かぁ。でも男の子もいぃょなぁ〜!」
    「ん〜どっちも可愛ぃやろぅなぁ!名前なにする?」「何しょっかぁ〜。」
    「名前は大事ゃもんなぁ。一生モンゃからなぁ!めっちゃ悩むょなぁ!」

    2005-09-29 14:14:00
  • 190:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「そぅゃなぁ!」
    「なぁ美愛、結婚しょ!」「え!?急に何ゆぅんよ〜ビックリするゃんかぁ!」「赤ちゃんも大事ゃけど、俺らだってちゃんとせなァカンゃろ?…結婚して。」「…うん。」

    2005-09-29 14:20:00
  • 191:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    うちらは10月の美愛の誕生日に結婚する事になった。美愛は瞳にも、たくちゃんにも電話してその事を話した。天国のりんちゃんにも報告した。
    これからもずっとずっと、悠と一緒におれるんゃぁ。悠と結婚して、悠との赤ちゃんも産まれる。
    なんか、幸せすぎて恐いぐらぃやった。

    2005-09-29 14:25:00
  • 192:

    ゆぃ

    マジ感動?

    2005-09-29 21:38:00
  • 193:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ゆぃサン?ありがとぅございます?これからも読んで下さいね?

    2005-09-30 01:47:00
  • 194:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ナオキにも、美愛が妊娠した事、誕生日に結婚する事を報告する事になった。
    日曜の夜、うちらの家にナオキを呼んだ。
    「お前これ、見てみろ!」悠がナオキに赤ちゃんの写真を渡した。
    「……!まっまじで!?お前ら子供できたんか??」「ぅん!美愛の誕生日に籍入れる事にしたからっ!」

    2005-09-30 01:51:00
  • 195:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「……ぉめでとぅ。なんか俺ホンマ嬉しいわぁ。お前らには幸せになってほしぃわぁ〜なんか。」
    ナオキは少し涙ぐみながら祝福してくれた。
    次の日、早速ナオキはベビー服を買ってきてくれた。いくら何でも気が早ぃゃろとか思ったけど、嬉しかった。

    2005-09-30 01:53:00
  • 196:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ちょこちょこ産婦人科に通うよぅになって、赤ちゃんの写真をもらぅたびに、すくすくと成長を感じる。
    写真をもって帰るたびに、悠とナオキにも1枚ずつあげた。悠もナオキも自分の財布にしまって大切にしてくれてぃた。
    「なんか俺も、かなりお父さん気分ゃわぁ〜!!笑」ナオキはいつもそぅ言って笑ってぃた。

    2005-09-30 01:57:00
  • 197:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ―9月―
    少し肌寒くなってきた頃。今日も朝の6時に起きて、悠のお弁当を作っていた。悠はシャワーを浴びて、朝ご飯を食べ、6時半すぎにはいつも仕事に向かう。
    「行ってくんで!今日は寒いから温かぃ格好しとかなァカンで!!なっ?」
    「もぅわかってるよぅ笑」悠はいつもお母さんみたぃに美愛の世話をやく。

    2005-09-30 02:01:00
  • 198:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「じゃ、いってきます!」「いってらっしゃ〜ぃ!!気ぃ付けてなぁ!」

    ごく平凡な日。
    いつもと何も変わらなぃ。これからもずっとこんな幸せで温かい家庭が続く。
    きっとそぅだ。
    うちらは大丈夫ゃから…。

    2005-09-30 02:05:00
  • 199:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛はいつも通り、洗濯ゃ掃除をして、昼ご飯を食べてテレビを見てぃた。
    その時、なんだかお腹の中がピクッて動いた感じがした。赤ちゃんがお腹を蹴るのには少し早いかな?って思ったけど、絶対に赤ちゃんだ!美愛達の赤ちゃんが動いた!
    早く悠に話したぃ!悠の喜ぶ姿が早く見たいょ。
    ねぇ今日も、悠に話したぃ事ができたょ…。

    2005-09-30 02:12:00
  • 200:

    名無しさん

    ?あげ?

    2005-09-30 14:36:00
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