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『優しい嘘』

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  • 1:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    旧掲示板で書かせてもらってた美愛です??もぅ1度読みたぃといぅ方達がいて下さったので、書きます?更新遅くなるかもしれませんが、頑張ります????

    2005-09-03 22:41:00
  • 101:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ―悠はヤリチンやで―
    ―悠と付き合って半年☆――本彼は美佳ちゃんやん――悠に告られた―
    こんな話が次から次へと、出てきた。今までホンマに信じてきたから、訳わからんかった。一瞬でドン底に突き落とされた気分だ。
    これから悠にどぅ接すればイィのかもわからなくなった。知らないフリをするのがいいの?それともキレてやればいいのかな?
    わかんなぃよ…。

    2005-09-15 00:18:00
  • 102:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それから、しばらくして悠が帰ってきた。
    「ただぃま〜疲れたわぁ!どなぃしたん?元気なぃやん?大丈夫かぁ?」
    「う、うん!大丈夫☆」
    悠の笑顔を見ると、何も言う事ができなかった。

    2005-09-15 00:21:00
  • 103:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それからも悠に何も言い出せなかった。
    毎日サイトを見た。やっぱり色んな事が書かれてる。―本彼は美愛って子やで――美愛って子は、色彼やって!悠が言ってたでぇ!―
    もぅ嫌ゃ。ホンマ最低…。涙がいっぱぃ出た。今まで言うてくれた言葉も、優しくしてくれたんも、全部ウソやったんかなぁ?ずっと騙されてただけやったんかなぁ。何で、こんなツライ思いせなアカンのょ。もぅこんな事考えたくないっ!

    2005-09-15 00:27:00
  • 104:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛はスグ地元の男友達に電話をした。
    「ん。今から取りに行くから。着いたら電話する。」そう友達に告げ、家を出て地元へ向かった。

    2005-09-15 00:30:00
  • 105:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「おー美愛!久しぶり!」「久しぶり。」
    「お前またこんなんヤルんか?イイ加減止めゃー笑」「ごめん。ありがと。はいお金!じゃあまた。」

    5分も経たないうちに友達と分かれた。シンナーを売ってもらっただけだ。

    2005-09-15 00:33:00
  • 106:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    一人で近くの公園に行ってシンナーを吸った。泣きながら、いっぱい吸った。
    何もかも忘れたかくて、仕方なかった。
    美愛は、また逃げたんだ。シンナーも薬と一緒だ。時間がたてば、元に戻る。
    「あぁっ。」時計を見るともうすぐ悠の帰ってくる時間だった。美愛は売ってもらったシンナーを公園に捨てて、急いでタクシーで家まで帰った。

    2005-09-15 00:37:00
  • 107:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    家に帰ると、悠はまだいなかった。「良かったぁ。」
    シンナーを吸ってまで、悠の事を考えなぃよぅにしてるのに、気が付けば1番に悠の事を気にしてる。
    そんな自分が惨めにも思えた。こんなにスキなのに…

    2005-09-15 00:39:00
  • 108:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    急いで、ご飯を作り、それから、何回も歯磨きした。バレなぃよぅに。

    ガチャ。「ただいまぁ!」「お帰り!ご飯あるよ!」「あ、食う!食う〜!」
    悠と一緒にご飯を食べた。いつもより口数が少ない美愛に悠は「どしたん??」と何度も聞いてきた。
    「何もないよぉ〜。」

    2005-09-15 00:44:00
  • 109:

    名無しさん

    読んでるから頑張ってねッッ?

    2005-09-16 02:27:00
  • 110:

    かおり

    しおり?

    2005-09-16 02:35:00
  • 111:

    MJ

    頑張ってねッッッ??

    2005-09-16 14:02:00
  • 112:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    112サン?かおりサン?
    MJサン?ありがとうござぃます???

    2005-09-16 18:07:00
  • 113:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ご飯を食べ終えて、悠がお風呂に入った。その間にまた歯磨きをした。
    寝る時、美愛は先にベッドに入り、寝たフリをした。「美愛ぃ〜」悠が後ろから抱きつぃてきた。ヤバィ。無理矢理、悠の方に体を向けられ、思わず目を開けてしまった。
    「もぉ寝るん〜?笑」
    そう言ってキスされた。

    2005-09-16 18:10:00
  • 114:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛は抵抗する事もできずに、されるがままだった。最初は軽いキスが、だんだん激しいキスになった途端、悠が突然、美愛から口を離した。
    「お前シンナー吸った?」真剣な顔で冷たく、言い放たれた。
    「す…吸ってなぃわ!!」「嘘つくなゃ!お前、ごまかせると思っとんか!?」悠は以前、美愛がシンナーを吸っていたのを知っていた。だから余計にバレた。

    2005-09-16 18:16:00
  • 115:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「お前、辞めるって約束したやんけ!何またコソコソやってるん!?そんな楽しいか!?」
    さんざんボロカスに言われた。悠は何もわかってないくせに…あんたのせぃで、こんなツラィ想いしてんねん。ホンマ腹立つ…。

    2005-09-16 18:18:00
  • 116:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    美愛の怒りは爆発した。
    「美愛サイト見たから!」「え…?」
    悠は一瞬、動揺していた。「全部知ってんねん!どうせ美愛は色彼なんやろ!?じゃあ悠に関係ないやん!ヤリチンの悠にいちいち言われたくなぃわっ!!!」今まで溜めてたモノが一気に溢れ出した。美愛は気が狂ったよぅに泣きながら悠に色々な物を投げつけた。

    2005-09-16 18:22:00
  • 117:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    あの時、悠に何て言ってたのかは覚えてなぃ。でも、全て悠のせぃにしてた。
    「落ち着けやっ!」
    悠の怒鳴り声で、我に返った。
    「サイトの事はごめん。でも美愛が色彼とかちゃうからマジで。サイトに書いてあった事が全部、嘘ゃとは言わん。でも俺、お前と会ってからは、ちゃんとしてきた。信じてゃ。」

    2005-09-17 21:58:00
  • 118:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    何が嘘で、何が本当なん?美愛には、わからんゃん。そんな悲しい顔で訴えんとぃてゃ…また信じてまぅ。でも、もぅしんどぃねん。信じるん、恐いねん…。
    「ごめん。もぅ無理ゃわ。悠…別れょ…。」

    悠には一生言いたくなかった言葉を伝えた。
    こんな事になる日が来るなんて思っても見なかった。

    2005-09-17 22:03:00
  • 119:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「な…んで…ゃねん。」
    悠はそう呟きながら、うつむぃた。美愛は、泣くのをこらえて、部屋にある自分の荷物をまとめた。
    その間、悠は下を向いて、座っているだけだった。

    2005-09-17 22:06:00
  • 120:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「じゃ…あ、悠バイバイ。今までありがとぅ…。」
    泣きたくなかった。最後は精一杯の笑顔で挨拶した。
    「お前、笑ぇてなぃゃん」「笑えてるょ!」悠は、美愛のホンマの笑顔、覚えてくれてたんゃね…。
    美愛は今にも溢れそぅになる涙を抑えて、家を出た。

    2005-09-17 22:09:00
  • 121:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ドアを閉めた瞬間、一気に涙が出てきた。家の前で座り込んで、泣いた。
    悠が引き止めてくれるかもしれなぃ…追い掛けてきてくれるかもしれん…そんな事考えてた。もし、悠が追い掛けて来てくれてたら、きっと美愛は悠の元に戻ってたと思ぅ。
    でも悠は美愛を追い掛けてきてくれる事はなかった。

    2005-09-17 22:13:00
  • 122:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    自分で別れを告げたくせに期待して待ってぃる自分が惨めで仕方なかった。
    もぅ行こぅ。荷物を持って階段の方へ向かった。
    その時、悠と同じマンションの階に住むナオキの家のドアが開いた。そしてナオキが顔を除かせた。
    「美愛ちゃん…大丈夫?」「ぅん。何もなぃ。」
    「ちょっと話あるから、イイ?入ってや。」

    2005-09-17 22:16:00
  • 123:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「ぅ…うん。」涙を拭いてナオキの家に入った。
    「悠と喧嘩?さっき、スゴイ音聞こえとったから。」「うるさくしてゴメンな。悠と…別れた。」
    「別れたん!?喧嘩って…サイトの事じゃない??」「ぅん。知ってるん?」
    「うん。俺もめっちゃ書かれてたし、あいつが色々書かれてたんも知ってたからな。」

    2005-09-17 22:24:00
  • 124:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「あいつ、サイトに書かれてたよぅな事してない思うで?美愛ちゃんの事ホンマに大事に考えてたし、美愛ちゃんにはサイト絶対見られたくないって言うてた。絶対に不安がるからって。あいつ最近悩んでたんゃんか、美愛は俺とおってツライ想いしてるんちゃうかって。もし、悠の事スキなんやったら、ちょっとでもアイツの言う事は信じたってや。」

    2005-09-17 22:29:00
  • 125:

    名無しさん

    2005-09-18 04:28:00
  • 126:

    ??

    がんばれ

    2005-09-19 02:49:00
  • 127:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ??サン?ありがとうございます?

    2005-09-19 21:17:00
  • 128:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「…でももぅ美愛は信じられん。悠も何も言わへんかったし、これでいいねん。もぅ無理やわ。」
    「そっかぁ。まぁでも悠が美愛ちゃんの事、大事に思ってたって事だけは忘れたらんといてゃ。ごめんなー俺関係ないのに口挟んで。なんやゆうてもアイツは幼なじみやからなっ笑」
    「うん。ごめんね。悠と仲良くしてあげて。」

    2005-09-19 21:22:00
  • 129:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「おぅ、まかしとけ!笑」「じゃあ帰るね。」
    ナオキの家を出て、大きな荷物を抱えて、実家に戻った。家に帰ると、ちょうどお母さんがいた。
    美愛の荷物を見て、
    「もぅ帰ってきたんや。」とだけ言った。お母さんとの会話はそれだけだった。

    2005-09-19 21:30:00
  • 130:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「お父さんは?」
    「知らん。」
    ホンマに冷めた家ゃ。悠と一緒に住んでる時が、1番温かくて幸せだった。
    1人いればいるほど、涙が溢れてくる…悠の事ばっかり頭に浮かんでくる。
    美愛には、やっぱり悠が必要なんだょ。悠が側にいなぃ方が不安だょ。でも…。

    2005-09-19 21:39:00
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