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『優しい嘘』
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1:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
旧掲示板で書かせてもらってた美愛です??もぅ1度読みたぃといぅ方達がいて下さったので、書きます?更新遅くなるかもしれませんが、頑張ります????
2005-09-03 22:41:00 -
111:
MJ
頑張ってねッッッ??
2005-09-16 14:02:00 -
112:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
112サン?かおりサン?
MJサン?ありがとうござぃます???2005-09-16 18:07:00 -
113:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
ご飯を食べ終えて、悠がお風呂に入った。その間にまた歯磨きをした。
寝る時、美愛は先にベッドに入り、寝たフリをした。「美愛ぃ〜」悠が後ろから抱きつぃてきた。ヤバィ。無理矢理、悠の方に体を向けられ、思わず目を開けてしまった。
「もぉ寝るん〜?笑」
そう言ってキスされた。2005-09-16 18:10:00 -
114:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
美愛は抵抗する事もできずに、されるがままだった。最初は軽いキスが、だんだん激しいキスになった途端、悠が突然、美愛から口を離した。
「お前シンナー吸った?」真剣な顔で冷たく、言い放たれた。
「す…吸ってなぃわ!!」「嘘つくなゃ!お前、ごまかせると思っとんか!?」悠は以前、美愛がシンナーを吸っていたのを知っていた。だから余計にバレた。2005-09-16 18:16:00 -
115:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
「お前、辞めるって約束したやんけ!何またコソコソやってるん!?そんな楽しいか!?」
さんざんボロカスに言われた。悠は何もわかってないくせに…あんたのせぃで、こんなツラィ想いしてんねん。ホンマ腹立つ…。2005-09-16 18:18:00 -
116:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
美愛の怒りは爆発した。
「美愛サイト見たから!」「え…?」
悠は一瞬、動揺していた。「全部知ってんねん!どうせ美愛は色彼なんやろ!?じゃあ悠に関係ないやん!ヤリチンの悠にいちいち言われたくなぃわっ!!!」今まで溜めてたモノが一気に溢れ出した。美愛は気が狂ったよぅに泣きながら悠に色々な物を投げつけた。2005-09-16 18:22:00 -
117:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
あの時、悠に何て言ってたのかは覚えてなぃ。でも、全て悠のせぃにしてた。
「落ち着けやっ!」
悠の怒鳴り声で、我に返った。
「サイトの事はごめん。でも美愛が色彼とかちゃうからマジで。サイトに書いてあった事が全部、嘘ゃとは言わん。でも俺、お前と会ってからは、ちゃんとしてきた。信じてゃ。」2005-09-17 21:58:00 -
118:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
何が嘘で、何が本当なん?美愛には、わからんゃん。そんな悲しい顔で訴えんとぃてゃ…また信じてまぅ。でも、もぅしんどぃねん。信じるん、恐いねん…。
「ごめん。もぅ無理ゃわ。悠…別れょ…。」
悠には一生言いたくなかった言葉を伝えた。
こんな事になる日が来るなんて思っても見なかった。2005-09-17 22:03:00 -
119:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
「な…んで…ゃねん。」
悠はそう呟きながら、うつむぃた。美愛は、泣くのをこらえて、部屋にある自分の荷物をまとめた。
その間、悠は下を向いて、座っているだけだった。2005-09-17 22:06:00 -
120:
美愛 ◆HU7XfvOYA2
「じゃ…あ、悠バイバイ。今までありがとぅ…。」
泣きたくなかった。最後は精一杯の笑顔で挨拶した。
「お前、笑ぇてなぃゃん」「笑えてるょ!」悠は、美愛のホンマの笑顔、覚えてくれてたんゃね…。
美愛は今にも溢れそぅになる涙を抑えて、家を出た。2005-09-17 22:09:00