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『優しい嘘』

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  • 1:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    旧掲示板で書かせてもらってた美愛です??もぅ1度読みたぃといぅ方達がいて下さったので、書きます?更新遅くなるかもしれませんが、頑張ります????

    2005-09-03 22:41:00
  • 168:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠の胸に飛び込んだ。
    「悠ずっと一緒にいょ。」悠はキツク抱きしめてくれて、何度も「ありがとう」と言ってくれた。
    久々に感じた、悠の体温はやっぱり温かくて、美愛には1番居心地のイィ場所やった。
    これからは、うちらに何があっても絶対に離れへん。そぅ誓い合った夜だった。

    2005-09-26 23:50:00
  • 169:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それから悠はスグに建設の仕事を始めた。朝早く起きて、毎日頑張っていた。
    「悠、仕事楽しい?」
    「ん?楽しいで!」
    「ホストょりも?」
    「何やねんソレッ笑!ホストとは全くちゃう仕事ゃからな〜でも楽しいで!不満はなぃから大丈夫ゃっ!!心配すんなっ笑。」

    2005-09-26 23:53:00
  • 170:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    悠は昼の仕事を始めたけれど、美愛はまだキャバクラで働いたままだった。
    悠とは仕事の時間も、寝る時間も違うけど、すれ違う事なく過ごしていた。

    でもやっぱりもっと一緒の時間が欲しい…。だから、美愛はキャバクラを辞める事にした。

    2005-09-27 00:01:00
  • 171:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    たくちゃんに店を辞めたいと言った。始めは、引き止められたけど、全て本当の理由を話したら、
    「幸せになれょ。」と認めてくれた。たくちゃんにはホンマにお世話になった。美愛のお兄ちゃんみたぃな、お父さんみたぃな、そんな心強い存在ゃった。
    店は1ヶ月後に辞める事になった。

    2005-09-27 00:06:00
  • 172:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    夜の仕事は思ってたょり大変で、でも楽しかった。
    たまにはウザィおっさんもいたけど、色んな人と喋れて、色んな事が学べた。
    それに、この仕事をしたおかげで、りんちゃんゃ、たくちゃん。悠にナオキ。
    ホンマに大好きになれた人達とも出会う事ができた。なんかこの仕事を辞めるんは、ちょっぴり寂しかったけど悠とおれるならイィ。悠も美愛の為に辞めてくれたんゃから。
    全然、悔いはなぃ。

    2005-09-27 00:11:00
  • 173:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    つぃに美愛が店を辞める日がきた。お客さん達には、昼の仕事をするから、夜を上がると言った。
    ラストの日には誕生日以上にお客さんが来てくれた。みんな花束を抱えて、
    「美愛ちゃんお疲れ様☆」と祝ってくれた。
    やっぱり最後まで、お客さんには嘘をついたのが申し訳なぃ気になった。今までただの金にしか見てなかったけど、ホンマにホンマに嬉しかった。

    2005-09-27 00:15:00
  • 174:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    ラストの客が帰り、営業が終了した。その時点で、美愛は涙で顔がグシャグシャやった。前の美愛なら、絶対にこんな事で泣いたりしぃひんかった。これも悠のおかげで感情が豊かになったからゃと思う。
    「お疲れさん〜☆」たくちゃんゃ店の女の子が、花束をくれた。また涙が出た。
    たくちゃんは「また絶対にご飯でも食べに行こな!」と言ってくれた。

    2005-09-27 00:20:00
  • 175:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    店でみんなで写真を撮って、みんなにもらった花束を抱えて家に帰った。
    ちょうど日曜の朝だったので悠がぃた。
    「美愛、お疲れさんっ♪それにしてもお前、化粧ボロボロゃでっ笑」
    「だってぇ〜泣。」
    その日は悠が作ってくれたオムライスを食べながら、延々と今までのたくちゃんの話とかをした。悠はずっと笑顔で「うん、うん。」と聞いてくれた。

    2005-09-27 00:25:00
  • 176:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    それからの悠は仕事に励み美愛は家事に励んだ。
    ナォキは、しょっちゅう家に来て仕事のグチをたくさん話して帰る。
    「もぉ〜美愛ちゃん〜俺、女の気持ちマジわからんわぁ。ホンマ何考えてるんかわからへんってぇ。」
    「そぅかぁ?それは男も女もお互いゃでぇ。で何??彼女と喧嘩したん?」

    2005-09-29 01:19:00
  • 177:

    美愛 ◆HU7XfvOYA2

    「彼女ちゃぅし!色彼!」「ナオキ最低ゃなぁ。」
    「ちょ、ちょっとそんなん言わんとぃてゃぁ〜!」
    「ぃゃ最低ゃで…。ナオキ真剣に彼女作ったらぁ?」「俺なぁ…無理ゃねんっ!なんか好きとかゅぅのわからんねん!なぁ、どぅ思ったら、好きなん!?」

    ナオキの言う言葉は、昔の美愛そのまんまやった。

    2005-09-29 01:24:00
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