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ココロの真ん中
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1:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
夢で終わった方がよかった?それとも…
これから先、こんな出来事はきっとなぃ。。。2006-02-16 09:37:00 -
2:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
私、春菜は20サイになった。相変わらずの毎日、そんな時、人生を大きく変える出来事があった。。
「春菜ぁ〜、早くぅぅ」
仲良しの理恵が私を呼んで手を振っていた。2006-02-16 09:40:00 -
3:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
今日ゎ、遊び半分で通った美容専門学校の卒業式。。18の頃から通いなれた道。ここからはみんな、一流の美容師を目指し旅立つ。
2006-02-16 09:44:00 -
4:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
理恵ゎ東京の美容室で働く事が決まっていた。。すごくセンスがあって、人一倍努力をし、多分誰ょりも美容師と言う仕事に誇りを持っていた。。。そんな理恵との出会いは…
2006-02-16 09:48:00 -
5:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
しゃべりにくいオーラだったので黙っていたら、肩がぶつかった。「ごめーんッッ」なんともカワィィ声で謝られた。それからはずっと2人で過ごしてきた。。
2006-02-16 09:55:00 -
6:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
何をするにも2人で、先生達にもまちがわれるくらぃ何から何まで似ていた。。一つ違っていたのが、美容師になると言う意気込みだけだった。
2006-02-16 09:58:00 -
7:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
私は何をするにも中途半端で、今まで何かを達成した試しがなく、「美容師になりたぃ」と思ったのは、ただ、肩書きがほしかったから。。
2006-02-16 10:00:00 -
8:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
理恵がいたから、裕也と信人がいたから…続けてこれたんだと思う。。裕也は私の彼氏で理恵と一緒で春から東京行きが決まった。。信人は家の美容室を継ぐ。そんな3人とは、ずっと一緒にいた。
2006-02-16 10:04:00 -
9:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也「自分ってさぁ、なんかいつも遅れて登校してるけど、やる気ないんやったら辞めたら?」初めて裕也と話した会話。。
2006-02-16 10:06:00 -
10:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
春菜「やる気はあるけど、楽しくないねん。みんなみたいに器用じゃないし。」裕也「じゃあ、俺が楽しくさしたるわ。だから毎日来いょ。一回でも遅れたら相手せんから」
正直、何コイツ?と思った。2006-02-16 10:09:00 -
11:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
それからの私は、休む事、遅刻なんてしなかった。。誰かにかまってほしかったのかな??それとも裕也に恋心を覚えていたんかな?
2006-02-16 10:12:00 -
12:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
毎日、毎日忙しく過ぎていった。裕也と私の距離は、【友達】の枠からは外れる事なく過ぎて行った、ある日の放課後…
2006-02-16 10:14:00 -
13:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也「春ちゃんさぁ、俺と髪の毛切りあいせぇへん?春の髪の毛は俺好みで、俺の髪の毛は春好みで…?」春菜「えっ?私めっちゃ、変にするかもやから止めたほうがいいで」と言ったのにも関わらず裕也は勝手に私の髪の毛を切りだした。
2006-02-16 10:18:00 -
14:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也は器用で、最近習いだしたシャギーゃレィァーをいれだして見事にカワィくなった。。春菜「ゃっぱり裕也は上手いょなぁ〜」感心してい私をよそに裕也は自分もと私の方に頭をだしてきた。
2006-02-16 10:21:00 -
15:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
いつか〜彼氏が出来たら、自分好みの髪形にしたぃなぁ〜と思っていた私は、緊張しながら裕也の髪の毛を切りった。。結果は見事に散々な結果だった。
2006-02-16 10:23:00 -
16:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
春菜「裕也、ごめん。ちょっと失敗かもしらん〜」と泣きそうに話しかけたら、裕也は「春ちゃん、個性的ゃょなぁ〜。みんなが真似できゃんょうな個性がでてる。」と笑いながら答えていた。
2006-02-16 10:26:00 -
17:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也はその髪形が気に入ったのか、みんなに自慢していた。裕也は、顔は誰れもが認めるオトコマエやったからきっとどんな髪形でも似合ってたんやね。
2006-02-16 10:28:00 -
18:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
その帰りに、裕也に告白された。裕也「春ちゃんといたら毎日、ハラハラ、ドキドキするから〜楽しい」と【好き】の一言もなしで〜。。。付き合うまでは、知らなかった裕也の本性を目の当たりにする出来事があった。
2006-02-16 10:30:00 -
19:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
―夢みたキモチ―
それからと言うもの、学校での裕也しか知らない。。理恵らには「本間に、あんたら付き合ってるん?」と言われるおちやった。。。裕也は学校が終わりすぐにバイト?朝方寝ずに学校に来るような生活で会うのは学校だけだった。2006-02-16 10:40:00 -
20:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
春菜「裕也ってバイト何してんの??」疑問を持った私はすかさず裕也に問い掛けた。裕也「居酒屋ゃで。日曜日以外は休みなしやからさぁ」と私の不安をよそに淡々と答えている。
2006-02-16 10:43:00 -
21:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
春菜「そんな生活してたら体壊すから辞めたら??」と何度も言う私をよそに、「こんなんでしんどいって言ってたらどんな仕事も勤まらんわ。」と言う始末。その時すでに付き合って1ヵ月になっていた。
2006-02-16 10:46:00 -
22:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
そんな生活が続いていたある日曜日に裕也から遊びの誘いがあった。。浮かれていた私は待ち合わせの時間30分前には着いていた。。その日は裕也の家に行き、2人で晩御飯を作り、夢にまでみたキモチでいた。。
2006-02-16 10:53:00 -
23:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
―不安な波―
裕也の部屋は、あちらこちらにネクタイゃら、スーツゃらが転がっていた。。不審に思った私は裕也に問い掛けた。春菜「裕也のバイトって何なん?」次の裕也の一言で変に納得した自分がいた。2006-02-16 10:56:00 -
24:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也「言わなあかんなぁと思っててんけど、中々言われへんかってんけど〜。実はホストしてんねん。」
【ホスト】と聞かされた私は、ホストと言う仕事を全く知らなかった。2006-02-16 10:58:00 -
25:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
おばさん達と一緒に飲むだけ〜みたぃな軽い理解だけだった。春菜「そぅなんゃ。おばさんと飲むん、しんどぃやろ?裕也よぅ続くなぁ」と笑ってたら裕也「おばさんと言うより、若い子のがよぅ来るで〜」と軽い口調で言ってきた。
2006-02-16 11:04:00 -
26:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
その瞬間、私の中で、石みたいな重い何かが、音もなく落ちていく気がした。。紛れも無く、心のどこかで不安な波が押し寄せていくような、何とも口には出来ないキモチになった。。
2006-02-16 11:07:00 -
27:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
―信じるキモチ―
それからの出来事は、あまり深くまで覚えていなかったが、心のどこかでは裕也の事を軽蔑した眼差しで見ていたのは事実。。。美容師の夢のためには、何かを犠牲にしないといけなぃ事くらぃ、すくなくともわかっていたはず。2006-02-16 13:04:00 -
28:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
そんなおかぁさんを見て来た裕也は人一倍、美容師になりたぃと思うょうになっていった。「俺がおかんの髪の毛を綺麗に切ってあげたい。」そぅ、強く思っていた。
2006-02-16 13:11:00 -
29:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
卒業するまでにかかるお金はかなりのものだ。。裕也は自分の夢の為に働いていると聞かされた時、私の単純な動機で美容師になろうと思った事が恥ずかしくなった。
2006-02-16 16:25:00 -
30:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
私は普通の家庭だったが何不自由なく、育てられて、したい事はなんでもさせてくれた。。私がどうしても頑張ると言い、授業料も親が払ってくれている。。本間になりたいん?と聞かれたら別に…と答えるだろう。そんな私と彼はその時点からして違っていた。
2006-02-16 16:29:00 -
31:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也「黙ってるつもりじゃなかったんやけど、言うタイミングがなかってん。」そう話しを切り出した彼の目は真剣そのものだった。裕也の生い立ちを聞き、彼を応援したいキモチでいっぱいになった。春菜「話してくれてありがとう。体壊さず頑張ってなぁ」自然とそぅ言ってた。
2006-02-16 16:34:00 -
32:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也「春菜と初めて会った時、俺さぁ、なんでコイツはやる気なぃねん。辞めたらぇぇねん」って思っててん。だって、美容師になりたいって心底思ってへんかったやろ?
2006-02-16 16:39:00 -
33:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
でもみんなが出来てる事やのに何回やっても出来てなかったやん。口では「ダルイゎ」とか言ってたのに、休み時間も真剣に練習してたやん?そん時、「なーんやコイツちゃんと頑張ってるんゃん。」って思って、春菜ばっかり目につくようになってん。
2006-02-16 16:44:00 -
34:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
春菜「そぅやったんやぁ。初めて裕也とそんな話しするょなぁ〜、私は裕也みたいに器用になりたいっていっつも思ってたょ」
そぅ、多分裕也に、裕也みたいになりたいって思ってたんかもしらん。。。2006-02-16 16:50:00 -
35:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
少なくとも裕也は頑張っているんだ。そう、私も頑張ろう。そして裕也を信じよう。【夢】って言葉を初めて意識した日、そんなキモチでいた。。
2006-02-16 17:53:00 -
36:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
―もう1つのキモチ―
裕也とは不安もありながら毎日学校で顔を合わせていたある日の帰り道、、、
学校の近くを通っているといきなり前を歩いてくる一人の女の子を見て、裕也が立ち止まった。2006-02-16 17:56:00 -
37:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也「かおり………?」
香織「やっぱりな、ゆうき彼女おってんやん。香織が1番って言ってたん、あれ嘘なん!?」
もの凄い剣幕で女は怒っていた。2006-02-16 17:59:00 -
38:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也「コイツはただのクラスメートやん。香織、それくらいわかるやろ?」
――――――――――――今なんて言った!?
【ただのクラスメート】2006-02-16 18:00:00 -
39:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也から思ってもみやん事を言われた私は、ただ、立ちすくんでいた。
香織「ふーん。まぁ!ゆうきにはこんな女似合わんしなぁ、心配して損したわ」私を見て鼻で笑った。。2006-02-16 18:03:00 -
40:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
裕也「お前、こんな所までくんなや!本間に分かれや」と裕也は怒っていた。。香織「だって……心配やったんやもん。香織、今日行くから、イチャイチャしょな」と私の方を見ながら言い放って帰っていった。
2006-02-16 18:06:00 -
41:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
どぅやら、ホスト「ゆうき」の客なんやろう。。。
香織が帰ったあと、裕也は「春菜、本間にごめんなぁ、あいつにしつこく付きまとわれてんねん」とずっと謝ってきた。やっぱりホスト「ゆうき」と言う人物は私の知らない所で存在しているんだろう。2006-02-16 18:09:00 -
42:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
《理解なんてしてないわ》ただ裕也の店での顔がわからんから…、何をして、どんな世界にいてるのか、わからんだけ。。。きっと、裕也が居てる世界には、私が入っても、きっと小さすぎて見えないんやと思ったから――――
2006-02-16 18:39:00 -
43:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
駅に着いて、裕也とバイバイした。今から私の知らない、ホスト【ゆうき】と言うもう一つの顔へと変わるんだろう―――――ホームで電車を待っていると後ろから「わぁ〜」っと驚かされた。
2006-02-16 18:49:00 -
44:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
春菜「あーっ、信人かぁ、びっくりしたやん。」
信人「春菜が見えたから、ダッシュで走ってきてん」ニコニコしながら話す信人……信人は裕也の1番の仲良しで私ともよく話す。。2006-02-16 18:52:00 -
45:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
ワイルドな顔つきには似合わず、やたらおしゃべりでお調子者。。。
実家が美容室なだけに、クラスで1番何でも器用にできる。みんなには「通信で勉強せぇや〜」と言われるくらい学校に来ても意味ないくらい何でもできた。2006-02-16 18:56:00 -
46:
???
読んでます?頑張って??
2006-02-17 00:40:00 -
47:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
???サンありがとぅござぃます?頑張って完結するのでまた覗いてくださいね?
2006-02-17 12:27:00 -
48:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
信人に「うちの美容室、最近アシスタントの子が辞めて探してる最中やねんけど、春菜1回手伝いに来てくれやん?家も近いし…」そう話してきた。私は即答で「働きたい。私でいいん?」と働く意欲に燃えていた。
2006-02-17 12:31:00 -
49:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
「まぢっ?おかんら喜ぶゎぁぁ。今から少し寄りやぁ?時間いけるんやったら」とニコニコ顔の信人につられて「うん。行く」と笑顔の私がいた。
2006-02-17 12:34:00 -
50:
春菜 ◆zzgJAR2yBA
正直、学校に通うだけでもいっぱいいっぱいやのに、バイトできるんやろかぁ?と不安でいっぱいだったけど裕也も信人もそうやって頑張ってる。だから私も頑張ろうと自然に思えた。
2006-02-17 12:37:00