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愛したあなたへ…
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1:
梢
初めてで下手くそですが、頑張って書くので、良かったら読んで下さい☆〃あたしがすごく愛してた人との、実話です…
2005-08-17 20:58:00 -
151:
梢
勇はテレビのリモコンを床に投げた…と音がすると同時くらいに、あたしの胸ぐらを掴み、『いらんってどうゆう事やねん!?もう1回言ってみぃ!』あたしは勇の腕を払いのけ、突き飛ばした!梢『まともに話も出来んのかっ!』勇『痛いなぁ!ふざけんなっ!』バチッ…平手で左側の頭を叩かれる。…もう限界だ↓あたしも負けじと、勇の頭を叩き返す!
2005-08-20 01:48:00 -
152:
梢
何か、勇の中のスイッチが入った気がした…
また胸ぐらを掴まれ、あたしは肩を押したら、グイッ…髪の毛を引っ張られる。二人は睨み合う。そのあたしの反抗的な目がむかついたのか、すごい力でお腹にパンチされ、あたしは倒れ込んだ…そのあたしに容赦なく、勇は足で思いきり背中を蹴飛ばした…2005-08-20 01:54:00 -
153:
名無しさん
楽しみ〜(*^_^*)
2005-08-20 12:25:00 -
154:
まぁ?
?頑張って???
2005-08-20 12:46:00 -
155:
梢 ◆VE2vvcSGSs
157さん、楽しみにしてもらって…感激デス!!メッチャ励みになる〜☆〃
まぁ?さん、また?カキコありがと????これからも頑張って書くので、応援ヨロシクデス???
トリップ付けるょぅにしました。ちゃんと本人デスので。2005-08-20 20:31:00 -
156:
梢 ◆VE2vvcSGSs
そして勇は立ち上がって、『おもんないわぁ』と言い、ソファ-にどかっと腰をおろした。梢『…痛い』情けない声で言う。…無視だ。起き上がって勇の方を見ると、煙草を吸っていた。
2005-08-20 20:35:00 -
157:
梢 ◆VE2vvcSGSs
梢『少しは落ち着いたん?』勇『何がやねん?』梢『お互いもうちょっと、落ち着いて話しようや…』あたしはもう痛いのはゴメンだ★なるべく勇を怒らせないように話す。
2005-08-20 20:40:00 -
158:
梢 ◆VE2vvcSGSs
ここが外なら、あたしはどうにか逃げて、家へ帰っただろう…しかしここはラブホテル…勇をまくのは無理がある★梢『怒らんと話してな。とりあえず仕事はどうすんの?』勇『…』梢『勇がな、パチンコもしんと、無駄使いもしんと、それとかまだ学生やとかな。それなら仕事仕事って言わんで?』…以外に勇は、いつになく真剣に、話を聞いている。
2005-08-21 06:05:00 -
159:
梢 ◆VE2vvcSGSs
梢『でも勇はもう、いくら若くても、社会人やろ。自分が稼いだお金やったら、誰も何も言わんやん?最低限、仕事だけはしてえや』勇『…わかった』そして勇は、落ち着いた様子で続けた。『俺な、梢の近く住みたいねん。実家はうざいし、じいさん所行ってるやん?そこでも嫌な顔されんねん。だから嫌われてるなら、もうええわぁ思って、けっこう好き勝手した…心ん中では、悪いなて思ってんねんで、俺じいさん子やし』
2005-08-21 06:13:00 -
160:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇は小さい頃から、父親と二人暮らしだ。長距離運転手の父親は、あまり帰って来なくて、いつも祖父の家に預けられていたらしい。そして家を出たい勇は、寮付きの仕事を探していたらしい。しかしまだ16歳。そうそう簡単には見つからない。…少し話してくれて、勇の気持ちは理解した。梢『わかったよ!』勇は『ごめんな…』と言いながら、あたしの元へ、力なく歩いて来た…あたしは勇をギュッと抱きしめる…
2005-08-21 06:20:00 -
161:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇『どついて本間にごめんなさい…』泣きながら言った。梢『もういいよ。』さらにギュッと抱きしめた。
あたしはこれで少し、二人の関係が、前進したと思っていた…少しは変わってくれるかな…なんて思っていた。
甘い考えだが…2005-08-21 06:23:00 -
162:
梢 ◆VE2vvcSGSs
そしてエッチをして、その日は眠りについた…
━次の日━あたしはたまたま仕事が休みだったので、昼くらいまでホテルにいた。勇とは体の相性が良かった…と思う。毎回3回はしていた。そのたびに、あたしは勇が愛おしくなっていた…あたしがしっかりして、勇を変えてあげな!2005-08-21 06:33:00 -
163:
梢 ◆VE2vvcSGSs
タイムアウトの時間になり、バタバタと出た。梢『今からどうするん?』勇『じいさんに梢の事紹介するわ!ついてきて!』そして二人で、祖父の家へと向かった…
━到着━ピンポーン…返事がない。祖父の家は、綺麗なマンションの二階だった。ピンポーン…ピンポーン…出ない。30分ほどかけて来たのに…そうすると勇が、『ちょっと付いてきて』と言い、1階へおりた。2005-08-22 10:27:00 -
164:
梢 ◆VE2vvcSGSs
ちょうど上を見上げると、祖父の部屋の下だ。すると勇は、1階のベランダの柵に登り、スルスルと柱を登り、祖父の部屋のベランダへ到着した。梢『…』いつもしてんのか?手慣れた様子だった。ベランダの窓が開いており、中に入る。しばらくして勇がベランダから顔を出す。勇『梢!鍵あけたし、玄関からおいで!』
2005-08-22 10:33:00 -
165:
梢 ◆VE2vvcSGSs
良かった…登ってこいって言われなくて…そして玄関に向かうと、勇が待っていた。梢『お邪魔しまぁす』中へ入ると、祖父がいた。いたんや…梢『こんにちは』勇『俺の彼女!』祖父は『あぁ』と愛想なく言い、チラリとあたしを見ただけだった。
2005-08-22 10:37:00 -
166:
梢 ◆VE2vvcSGSs
気まずいなぁ…勇『じいさん!親に俺来てる事ゆうたやろ?言うなてゆうてんのに』祖父『だって…もうお金ないし、勘弁してくれや』弱々しく言って、『あんた彼女なら、勇がもうこっちに来おへんように頼むわ』と、深々と頭を下げた。
2005-08-22 10:45:00 -
167:
梢 ◆VE2vvcSGSs
梢『ちょっと待って下さい…』祖父が勇を、あまり好いていないのは、何となく伝わった。勇だとわかったから、玄関も開けなかったんだろう。何となく勇がかわいそうになる…梢『なんで勇は来たら駄目なんですか?』祖父はゆっくりと話し始める。自分が勇が小さい頃から、甘やかしすぎた事。今は年金生活で、お金の余裕はない事。勇に近所にお金を借りに行かされて、最近は近所の人達に、良く思われてない事。
2005-08-22 10:54:00 -
168:
梢 ◆VE2vvcSGSs
すると勇が口を挟む…『近所のやつて誰やねん?何か言うとるんか?むかつくなぁ!』祖父『お前なぁ…あ、後ベランダ登るんやめとけ。誰が見てるやわからん』勇『ほな玄関開けろやっ!』あたしはいつもこんな感じなんかなぁ…とボーッとしていた。
2005-08-22 10:58:00 -
169:
梢 ◆VE2vvcSGSs
祖父『とりあえずもう来んといてくれ!母親からもうるさく言われるし、もうかなわんのや』勇の母親、父親の再婚相手で、あたしにも何回か文句を言ってきた人…あの人は確かにうるさい↓勇が『やっぱあの女うざい…』ボソッと言った。祖父はチラチラと時計を見ている。あたしは『そろそろ帰ろう』と言うと、祖父は『そうしてくれ!』と嬉しそうに言った…
2005-08-22 11:06:00 -
170:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇は『もう来おへんわ!手切れ金くれや!』と言った。それはアカン…という気持ちはあったが、祖父の勇への愛情のなさに、少しイライラしていたあたしは、放っておいて、先に外へ出た。フウーッと溜息をつきながら、『これじゃぐれるかもな…』そう思った。
2005-08-22 11:11:00 -
171:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇が出て来た。手に持った1万5千円をヒラヒラさせ、『取ったった!』とあたしを見て、ニッと笑った。…本当はそんな心境じゃないだろうなぁ。何となく思った。笑顔を返して、車に乗り、あたしの地元へと帰って行った…
2005-08-22 11:15:00 -
172:
梢 ◆VE2vvcSGSs
その日はお互い、何となくイライラしていたのだろう…二人してパチンコへ行った。あたしは銀行へ行って、お金をおろして、お互いが自分のお金で打った。結果は二人してボロ負けだった。勇は明日から、お金どうするんやろう…そう思いながらも、お互い家へ帰った。
2005-08-23 01:16:00 -
173:
梢 ◆VE2vvcSGSs
家へ帰ると、親はご立腹だった↓母親『最近ちょっと外泊多いんちゃう?』実際元彼の時と比べ、確実に外泊は増えていた。元彼は何やかんやで、『親が心配するで』とか、『月に1回泊まれるだけでも幸せや』とか言って、あたしをきっちり家へ帰していた。あたしはもっと一緒にいたかったが、今思えば、そういう優しさが有り難かったな…しかし勇は違う。自分が家に帰りたくないから、お金があれば、必ずホテルへ行こうと言う。たまにうっとうしくなったし、帰りたい事もあった。明日から少し控えよう…
2005-08-23 01:23:00 -
174:
梢 ◆VE2vvcSGSs
次の日、あたしは朝から仕事へ行った。商店街の周年で、1日中バタバタしていた。勇から電話やメールがあったが、返す暇もなかった。メールに『何で無視やねん?』と最初は入っていたが、何件かある最後の方は、『浮気してんか?』とか、『返事くらい返せや、アホ』などと入っていた。仕事やのに…うざいなぁ↓あたしは終わるまで、無視し続けた。
2005-08-23 01:31:00 -
175:
梢 ◆VE2vvcSGSs
結局終わる時には、10件以上のメールと、不在着信は全部勇で埋まっていた。本間にうざい…正直思った。そしてその日は、仕事のあがりが1時間遅れて、あたしは急いで、居酒屋のバイトへ向かった。車で居酒屋へ向かう時に、1度勇に電話したが、出なかった。『もうええわ』
2005-08-23 01:37:00 -
176:
梢 ◆VE2vvcSGSs
居酒屋へ着くと、店長に呼ばれる。店長『悪いけどなぁ、今週フルで入ってくれへんか?学生がテスト期間やねん』昨日パチンコで負けた痛手と、しばらく勇とのデートは控えようと思っていたあたしは、『わかりました』と快く引き受けた。
その日の居酒屋も忙しいく、電話を気にしている暇もなかった。2005-08-23 01:44:00 -
177:
梢 ◆VE2vvcSGSs
終わった頃には、あたしはくたくただった。今日は1日中、動き回っていた…着替えて携帯を見る。数え切れないほどの、電話とメール、全て勇からだ…それをチェックしている最中に、電話がなる…プルルルル…
梢『もしもし?』2005-08-23 01:49:00 -
178:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇『何でお前は出えへんのじゃっ!?』ひどく切れている…梢『仕事忙しかってん』勇『そんなずっと忙しい事なんかあるかっ』仕事してない、お前に言われたくない…めっちゃムカついた。梢『あたし1回かけたやん?』勇『俺何回かけたと思ってんねん?ちょっと今から来いっ!』あたしは切れた…
2005-08-23 01:54:00 -
179:
まぁ?
?読んでるょ??頑張れ?
2005-08-23 01:58:00 -
180:
梢 ◆VE2vvcSGSs
梢『本間しんどいし無理!後あたし親に言われたし、しばらく泊まりとか出来んし。居酒屋も毎日入らなアカンから、しばらく会えへんから!』…言ってやった。勇『はぁ?ふざけんな。俺はお前が終わるん待っててんぞ?もう終電ないやんけ?だからホテル行くから来いや!』誰も待ってて何て、言っていない…昨日の今日やのに。自分勝手すぎる。梢『無理やし!』そう言って電話を切った…
2005-08-23 01:59:00 -
181:
梢 ◆VE2vvcSGSs
電話を切った後も、絶え間なく携帯は鳴りっぱなしだった…あたしは話す気にもなれず、放っておいた。家に着いた頃には、もう鳴っていなかった。メールをチェックする…『他の男とおるんやろ?』『浮気か?なめやがって!』『お前ん家押しかけるぞ!』…あたしん家知らんくせに↓他にも数々の、あたしを罵るメールばっかりだった。ちょっとおかしい…初めて勇に、不信感を抱いた。
2005-08-23 02:06:00 -
182:
梢 ◆VE2vvcSGSs
まぁ?さん?Thanks???最近ダラダラ書ぃてる感じで、全く話進まんし、ツマランやろぅ???
なるだけ頑張って、話進めまぁ?す???
カキコ本間、励みなりやす???2005-08-23 02:12:00 -
183:
梢 ◆VE2vvcSGSs
寝る前に、勇にメールだけ送っておいた。『別に浮気とかしてないから。本間に最近外泊しすぎやし、親に怒られました。しばらくは仕事頑張りたいから、勇も早く仕事見つけて』…返事はなかった。終電にも乗れずに、一体何してるんやろう…
2005-08-23 02:17:00 -
184:
梢 ◆VE2vvcSGSs
不思議と浮気の心配はなかった。毎日毎日一緒にいて、勇はそんなそぶりもなかったし、あたしと一緒にいたい!そんな感じだったし。まぁ適当に時間潰して、始発で帰るんやろな…そう思いながら、眠りについた…
2005-08-23 02:21:00 -
185:
梢 ◆VE2vvcSGSs
朝起きると、メールが入っていた。『お前のせいで、夜通しコンビニおって、始発で帰ったわ!』…やっぱり。それにしても、嫌みなメールやな。『本間早く仕事探し』そう返事しておいた。
2005-08-23 02:25:00 -
186:
梢 ◆VE2vvcSGSs
その1週間は、目が回るほど、昼も夜も、仕事は忙しかった。相変わらず勇からは、『会おう』という内容のメールが多く、返事が遅れると、『浮気か?』『家行くぞ!』と続いた。うんざりしながら、『忙しい』『早く仕事見つけて』といったメールを返しておいた。
2005-08-23 02:29:00 -
187:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇と会わずに過ごして、ホッとしているあたしがいた。その反面、やっぱり気にはなったし、好きなんやろうなぁ、あんな奴でも。なんて思っていた。3日くらいで、勇のメール攻撃は落ち着いた。ようやく気付いたのか、『真剣に仕事探すわ』という、前向きなメールが届いた。良かった…わかってくれたんや!
2005-08-23 02:34:00 -
188:
梢 ◆VE2vvcSGSs
それからは普通にメールのやり取りをして、1週間が過ぎていった…ようやく居酒屋のフル出勤も終わる。そんな時、勇からメールが届く。『仕事決まったよ!次いつ会える?』あたしは喜んで返事をした。『あさってのあたしが昼の仕事終わった後に会おう!』
そうして次に会う日が決まった。2005-08-23 02:39:00 -
189:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇との約束の日。あたしは朝からウキウキしていた。久しぶりに会える♪やっぱり好きなんやなぁ…しみじみ思った。
仕事中、元彼から電話があった。忙しくて、後から気付いた。でも放っておいた。もうすぐ勇に会える♪2005-08-23 02:42:00 -
190:
まぁ?
つまらんことないよ??一生懸命?更新してくれてるし?少なくとも私は?楽しみにしてるから無理せず自分のペースで?頑張ってね??
2005-08-23 02:45:00 -
191:
梢 ◆VE2vvcSGSs
会うなり勇は、『梢!会いたかったぁ!』と抱き着いてきた…めっちゃかわいい♪そうしてご飯を食べに行った。梢『仕事何に決まったん?』勇は『工場』とだけ言った。まぁいいか。やっと見つかったんやし。と思い、他愛もない話をして、お店を出た。
2005-08-23 02:47:00 -
192:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇は『今日は泊まれる?』と聞いてきたが、『まだ親うるさいし』と断った。勇はあまりいい顔はしなかったが、『あっそ』と納得はしたようだった。勇の終電までの30分ほど、駅前で話をしていた。勇が、『携帯見せて?』と言った。あたしは普通に携帯を差し出す。何するんやろう…
2005-08-23 02:53:00 -
193:
梢 ◆VE2vvcSGSs
まぁ?さん?そぅ言ってくれて、安心したぁ???
何かモリ?書ける時と、全く進まん時あるし????
でも読んでくれてるって事に、すごぃ励まされるょ???
今日は後1コか2コで、もぅ寝ますぅ???2005-08-23 03:00:00 -
194:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇は携帯を開き、着信記録を見た。梢『えっ?何するん?』携帯を取ろうとした…バンッ!携帯を地面に投げ付けられた…勇『治樹て誰やねんっ?』怒鳴って、あたしの胸元を掴んだ。梢『元彼やけど…』バチッ!…言い終わらないうちに、平手が飛んできた。あたしはヨロヨロッとなる。そんなあたしのお腹に、勇のキックが入った…ボコッ!っ、息が出来ない…
2005-08-23 03:08:00 -
195:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇を落ち着かせたいが、言葉が出てこない…すると勇は、あたしの首を、両手で思いっきり握る…力が入る…『っ、苦しい…』勇はさらに力を入れ、『やっぱり浮気しとったんか!?』と怒鳴った。『っ、離して…』と言うと同時に、人が来た。『何してるんやっ?』
2005-08-23 03:13:00 -
196:
梢 ◆VE2vvcSGSs
勇はびっくりして手を離した…今やっ!あたしは携帯を拾い、5メートルほど先の車へ走った!乗るなり鍵を、急いで閉めた!一気にエンジンをかけ、車を出した!『助かった…』勇が追ってきたが、幸いにも道は直線で、しばらくすると見えなくなった。携帯はひっきりなしに鳴っていたが、無視した…
2005-08-23 03:18:00 -
197:
梢 ◆VE2vvcSGSs
家に着く。鏡を覗くと、左目の横が、青くなっていた。周りに何て言おう…
煙草を吸いながら、ボーッとしていると、しばらく大人しかった携帯が、また鳴り出した…勇からだ。梢『もしもし』勇『やっぱり浮気しとったんやな?』梢『してないよ。電話も出てないし』勇『ほな何で逃げるねん?』お前が殴るからやろう…と思った。梢『あたしの話、聞こうとしいひんやん』勇『何やねん?今聞くわ』じゃあ最初から聞けよ…2005-08-24 01:41:00 -
198:
梢 ◆VE2vvcSGSs
梢『元彼からの電話は出てないし、最近のあたしは、勇以外の男とは、誰とも連絡取ってへん。』勇『じゃあ何で会わんねん?』梢『それは説明したやろ?』…イライラする。勇『俺の事はどう思ってんねん?』梢『好きやけど、最近は仕事しんとことか、すぐ殴るとことか、嫌な部分が多すぎる。一緒におっても楽しないし』勇は黙っていた…
2005-08-24 01:47:00 -
199:
梢 ◆VE2vvcSGSs
梢『まともに仕事して、殴った事反省するまで、もう会わへん!』勇『反省はしてる…ごめん。俺には梢しかおらんから。頑張るし、嫌いにならんといてくれ』梢『しばらく頭冷やして!』…そう言って電話を切った。
2005-08-24 01:52:00 -
200:
梢 ◆VE2vvcSGSs
この頃は、完全にあたしの方が、立場が上だった。殴ったりはするが、勇が本気であたしを好きなのもわかっていたし、どうしたら直るんやろう、と考えていた。
しかし、そんな立場が逆転する…2005-08-24 01:55:00